April 2006

April 22, 2006

f2173605.jpg僕の仕事はピアノを弾くこと。
この素晴らしい音楽を「どうして職業にしてしまったのか?」、ふとそう自問自答することがある。

音楽との付き合い方には様々な形がある。
聴衆として音楽の素晴らしさにただただ身を委ねる
人々に聴いてもらう作品を創作する
今昔東西の作曲家の創作した作品を、また創作した作品を自ら演奏する・・・などなど。

音楽はまったく平等に人々に語り掛ける。全ては聴く側の感覚や価値観でその意味は多様に変化する。
プロとアマチュアの境目とは何か。プロとは単純に、その作品や演奏でお金をもらい、生活の糧にしている人のこと。
決して、上手、下手の区別でプロの概念が決まるのではない。
実際、全くの楽しみの為に楽器を弾いているが、すぐに演奏会を開催したら?と勧めたくなるようなハイレヴェルな演奏を聴かせてくれるアマチュア奏者を僕は何人も知っている。

たまたま両親が音大を卒業し、ピアノや管楽器、声楽、日本琴まで弾いてしまう音楽家だったこと、生家にピアノという名の得体のしれない黒い箱が存在していた事、いつもピアノ曲を筆頭にオペラや交響曲、ドイツリートなどが流れていて、聴覚と感覚を刺激していたこと、、、色々考えられるのだが、若い頃から苦労を重ねてきた両親としては音楽家への道だけは歩ませたくなかったそうだ。
いつも流れているオペラアリアの旋律をまだ3歳くらいの僕が一本指でなぞり出し、いつしかそれに伴奏を勝手に作って弾き出した時は、僕がいつピアノを習いたいと言い出すかと、両親はゾッとしたそうだ。未だ記憶が無いのだが、4歳半になった頃のある日、僕は両親に土下座して「ピアノをやらちてくらはい!」と頼んだそうだ。うーん、本当かな??

とにもかくにも僕はピアノを学び、それを自分の職業にしてしまった。その世界は実に厳しく、しかし素晴らしい。
世の中に存在する偉大な作品を、自分の手で空間に再構築していくその作業は、終わりの無い挑戦であるし、また僕の生きがいにもなっている。
これからどんな自分に会えるのか、どんな音楽との向き合い方をしているのか、正直それが楽しみである。


(10:07)

April 17, 2006

fffc495b.JPG同居猫第一号メイぽん。一言で言うなら、「人間みたい」です。
その表情、しぐさ、雰囲気すべてが感情豊か。
僅かな感情の変化やうつろいが本当に判り易く、見ていてとても楽しい猫なのです。
とっても優しくておっとりしている反面、とても嫉妬深くすぐに拗ねてしまいます。
前に書いたように、獣医さんの前にぽつねんと捨てられてしまった幼い頃の記憶が、一身に受けている愛情がいつ逃げていくか分からない、というトラウマになっているのだと思う。後からやってきた天真爛漫箱入り娘のムーちゃんがちょっとでも話題の中心になったり、なでられていただけでもうパニック!ひと昔前にTV放映されていた冬彦さんまりおさん状態。ハッと気が付き振り返ると決まってメイぽんがドアの向こうから顔を半分だけ出してジィ・・・・・・とこちらを冷たくねっとりとした目で見つめているのだ
性格的に長所も短所も、コンプレックスも感じさせる、とっても人間臭さをもっている、そんなメイぽんは本当に可愛い。

まったく不思議なのだが、メイぽんと最初に出会った時に、僕はこの子猫に初めて会ったとは思えない、郷愁の念というものを確かに感じた。学生時代から、ペットを飼うのを禁止されていたアパート生活の頃にこっそりと飼っていた猫、留学時代に我が物顔で家に入り込んでいた半野良猫達、その中にこのメイぽんがひっそりといたのではないか?そんな感覚さえ感じてしまう。
静まり返った真夜中の静寂の中、時々メイぽんと二人っきりになって無言の会話を目ですることがある。「ねぇ、メイぽん。前にどこかで会っているよね?」と問い掛けると「やっと気がついた?そうにゃにょよ。会いに来たにょよ(微笑)」なんてメイぽんが喋り出すのではないか、、、そんな時はいつも、とても不思議な畏怖の念が入り混じった期待感を感じている。


(11:08)

April 12, 2006

a547c45e.jpgさて、後輩猫のムーちゃんのこと。
超寂しがりやのメイぽんにお友達を作ってあげよう!という発作的なアイディアにより、様々な場所に出掛けて行って子猫探しが始まった。
条件はおっとりとした優しい性格のメイぽんと仲良くなれそうな子、だった。
とりあえず、女の子同士にしてあげようと決め、ブリーダー関係や里親募集の掲示板を物色した。なかなか条件に合う子が見つからなかったが、たどり着いたのがムーちゃんが居たブリーダーさんだった。
アメリカンショートヘヤーシェーテッドシルバーという猫種。この猫を扱っているのは日本ではまだ2〜3人しかいないそうで、非常にめずらしい種類らしいのだが、僕はそんなことよりも、メイぽんと良いお友達になってくれそうな、この天真爛漫でマイペースなムーちゃんがとても気に入ったのだ。初対面後、ほとんど即決で家族になることを決定。数日後には、新しくムーちゃん用のキャリーバックを持参して迎えに行ったのだった。

そしていよいよメイぽんとのご対面!果たしてその結果は・・・・・
大失敗 一人っ子の生活を満喫していたメイぽんは、思わぬライヴァル出現にキレた!おっとりとしたメイぽんから繰り出されるとは思えない、閃光の猫パンチ!それに負けず威嚇するムーちゃんの「フーッ!」こ、これは・・・大失敗??と大いに焦ったワタクシ。
しかし、数日間観察していたら、メイぽんの猫パンチが優しくなり、ムーちゃんの「フーッ!」が「う〜〜〜。。。」くらいに、なんとなく二匹の距離が縮まり始め、そしてついに!一週間後には一緒にお昼寝するように。

今ではすっかり仲良しになりました。良かった良かった
ムーちゃんが来てからはメイぽんの悲痛な叫びもすっかりなくなりました。
ムーちゃん、ありがとう。

(15:08)

April 10, 2006

僕のうちには2匹の猫が住んでいる。

ハンガリーでの留学生活を終え、帰国して間もない頃に先輩猫であるメイぽんが我が家にやってきた。僕が現在の住まいに引っ越したばかりで、周囲の地理がまだおぼろげだったので、自転車であてもなくフラフラと町を探索していた時の事だ。
とある獣医さんの前を通り過ぎようとした時、僕はある光景を目にして慌ててブレーキを掴んだ。なんとも愛らしい子猫が、その獣医さんと一緒に外で日向ぼっこ中だったのだ。その可愛らしい子猫と目が合ってしまった僕はまるで魔法に掛かったように目が離せなくなってしまった。そしてひと言、僕に向かって「ニャー♪」
これでノックアウト!気が付いたら僕は自転車から降りてその子猫をひしっ!と抱いていた。その様子を笑いながら見ていた優しそうな初老の獣医さんがとどめを刺した。「飼います?」「エェー?!」その直後、僕はその足で雑貨屋さんに走り、子猫の為の籠やごはん用のお椀を買い漁ったのだった。その時はメイぽんは約3ヶ月。ちいちゃくて可愛かったですよ。肩に乗ってきたりとかね。。。
獣医さん曰く、メイぽんは恐らくロシアンブルーから生まれた子だが、近所の野良猫がパパだったのだろう。恐らく明らかに雑種と判るこの子を見たロシアンブルーの飼い主がその処理に困り、そうだ!獣医さんなら何とか可愛がってくれるに違いない!と思い立ち、そっと夜中に立派な籠に、蝶ネクタイでお洒落したメイポンを入れ置き去ったのだろう、という事だった。
一般的な感覚として、獣医さんに押し付ければ良きに計らってもらえると思いがちだが、実は獣医さんこそ、即保健所に引き取ってもらうのだそうだ
たまたま、この獣医さんはあまりにメイぽんの性格が穏やかで優しいので、輸血用のドナーとして病院で飼おうか、と思っていたそうで、ある意味メイぽんはその性格の良さに命運を救われたともいえる。

さて、このメイぽん、前述の通り稀にみるおっとりした優しい性格なのだが、非常に淋しがりや。猫は皆そうなのかもしれないですね。
どこへ行くにも後をつけてくる。寝る時はササっと布団の中にもぐり込んできます。ちょっと姿が見えなくなるだけでこの世の終わりみたいな声で「ビャーン、ビャーン!」と絶叫。これではおちおちとトイレやお風呂にも入れやしない。おまけに僕が家を空ける時になると「アオーン!いかないでーん(イメージ笑)!」と数百メートル先にまで聞こえる悲痛な叫び。。。
僕は考えました。「そうだ!メイぽんにお友達を連れてきてあげよう!」
そして間もなくやってきたのがムーちゃん。アメリカンショートヘヤーなのですが、一般に知られる渦巻きシマシマ模様のあのアメショーではなくて、一見綺麗に真っ白で毛先だけまるで少し焦がしたみたいにグレーになっているシェーテッドシルバーという猫です。一応血統書もあります。約2ヶ月ちょっとでした。初めてやって来る家と先輩猫のメイぽんに緊張していていつでもフーッ!と怒って可愛かったなぁ。。。
良かれと思ってメイぽんに作ってあげたお友達、ムーちゃん。これが最初は大変でした。それはまた明日・・・
dbd80fa7.jpg

(13:30)

April 09, 2006

fe636eb7.JPG絵文字が使えるんですね、初めて知りました。

さてさて、お待たせしました(待っていなかったですか?)
現在の愛車は初のトヨタの車。ウィンダム3.0G リミテッドエディション、ブラックセレクションと何だか長い名前の付いた車。シルビア以来のFRを、と最初は考えていたのですが、結果的にまた室内広々のFF車に。
最近、今年の9月にお目見えするレクサスLSの記事を読んだのですが、あれだけ車体が大きいのに完全に4人乗りなんだそうです。最も後部座席中央にはオーディオやエアコンのコントロールセンターがデーン!と装備されていて、完全に社長グルマですな、あれは。レクサスの人も自分で運転するのはちょっと恥ずかしいかも・・・、と言っていました(笑)。
5人乗りのバージョンも出るらいしいですが、中央席は殆ど膝を抱えて乗るようなイメージで、少々がっかりしたし、FR車の欠点を改めて感じてしまいました。とは言ってもアリストやGSはやはり素晴らしい車だと思いますけど。

話が途中で膨らんでしまいました。ごめんなさい。
という訳で、ウィンダムのパワフルかつスマートな走りとエレガントで力強い外観、リッチなインテリアなど、全てに満足しています。
リミテッドエディションなので、大体の装備は付いてしまっています。しかし、またプリメーラの時のように、少しづつ自分好みの車にしていく喜びは僕を止める事は出来ません。少しずつ、ばれないように(誰に笑?)我が愛しのウィンダムを改造(改良?)していくのが当面の楽しみになりそうです。

 

(19:14)

April 08, 2006

5bfd9704.jpg僕は車が大好きだ。
ドライブするのも好きだが、それと同じくらい車そのもが好きだ。もし捨てるほどにお金があったら・・・世界中の気に入った車をコレクションしたいと思うなぁ。。。
セダン、クーペ、SUV、スポーツカー、欲を言えば果てしない。
車の運転は楽器を操作する作業に通じるものがあると思う。
人それぞれ性格の違いがあるように、車や楽器のコントロールにそれが如実に表れる。これは間違い無い。
用心のあまりついついブレーキを踏んでしまう守り型、信号無視もなんのそので、かっ飛ばす直進型、、、などなど様々だろうけど、僕はどちらかというと結構スピード大好き人間らしい。放って置くとかなりのスピードでぐいぐい走ってしまう。事故など起こさないように気を遣わなければと反省する今日この頃。
けれど、発進と停止、その繋ぎ目が自分で言うのもなんだけれどとても上手だと思う。これは性格なのだと思う。普段演奏している時も、生徒さんの演奏を聴いている時もこの点は非常に気になってしまう。いや、そんなことはさて置き・・・。

最初の車は日産のシルヴィアS13。もちろんMT車。
日産の歴史の中で最も売れた人気クーペだ。免許を取得した最初の車は絶対にマニュアル車と決めていた。新車登録1991年というからレトロですよね(汗)。エアバックもABSも何も付いていません。保険会社からブラックリストに載せられていて車両保険には入れてくれないある意味危険な車。
ディーラーのお兄さんに「あのぉ、エアバック付いてないのが不安なんですけど。。。」と言ったら「大丈夫っす!エアバック出る時はどうせ死ぬ時ですっ!」「あ、そうかぁ・・・(震)」というやり取りの後すんなり購入。それを2年弱乗った。

その後は同じ日産のプリメーラセダン。途中小さなマイナーチェンジがあったが、その前の現行型である。現モデルには無くなってしまった、急な発進時や高速での加速の際にターボエンジン感覚で使えるスポーツモードを装備しているのが自慢だった。パソコンの様なコントロールパネルに惹かれて買った。シフトはCVT。段差の無いスマートなキビキビとした走りはかなり気に入っていた。最初のFRからFF車への乗り換えは、当初慣れない感覚に戸惑ったりもしたけれど、都会の渋滞にはうってつけですっかり好きになってしまった。
純正の木目ハンドル、インテリアは木目調パネル、もちろん18インチ扁平タイヤ&アルミホイール、リアガラスはスモークフィルムを貼って、、、かなりお洒落なプリメーラでした(笑)。ETCはもちろんのこと、GPSレーダー探知機、走行中のTV&ナビの操作を可能にするキット、エンジンスターター、などなど、完全装備!!
プリメーラをそんなにいじる人、あまりいないですよね。。。
写真は2台目の愛車、プリメーラ。

現在の愛車は・・・。それはまた明日に(笑)。


(20:47)
7b508a1b.jpg演奏会終了後のサイン会の模様です。50人以上の方が列に並んで下さいました。

中には遠く北海道や栃木、岐阜など遠方からからわざわざいらした方や10年振りに会う古い友人もいて、とても感激しました。
本当にありがとうございました!


(12:01)

April 07, 2006

56939558.jpg先月、26日にヤマハ銀座店でストアイヴェントコンサートに出演した。
これは桐朋高校時代からの古い友人でヴァイオリニストの権龍模(こんたつのり)が作曲した作品集を収録したデビューCDアルバム『祈り〜Le Priere〜』の為のストアイヴェントだった。僕は本アルバムでピアノを担当している。
このアルバムに収められている「雨上がりの空」「風を追いかけて」「緑の風」「ノスタルジー」「忘却」等多くの曲はすでにファンも多く、数多くの機会で演奏、放送されていた。まさに待望のCDリリースといえる。
そのせいか、イヴェント当日はリハーサルの段階から熱気を帯びていて、本番は230人を超える観客で大賑わい。アンコールに至っては、ブラボーの嵐が飛び交う素晴らしいステージとなった。僕はこの会場の興奮した雰囲気を忘れないだろう。
権龍模のイヴェントデビューはこれ以上無い、最高の成功を収めたといえるだろう。
演奏終了後のサイン会には、数十名のお客さんがCDを手に並んでくれた。
イヴェント後は権龍模に関する問い合わせが殺到したという。今後彼の名前を耳にする機会が増えてくるだろう。

最後に、この成功を支えてくれたチェロの茂木ちゃん、シンセのマキちゃん、本当にどうもありがとう。
それから、僕をデビュー以来応援して下さっている方々、支えて下さっているファンの方達が沢山、会場に足を運んで下さった事に感激しました。特にお知らせをしていなかったので、尚更驚きましたし嬉しかったです。
本当にありがとうございました。


(22:29)

April 06, 2006

b5d2326f.JPG皆さん、こんにちは。ほしPこと、ピアニストの干野宜大(ほしのたかひろ)です。
実はすでに、自分の演奏活動の為のホームページhttp://www.thoshino.comを持っているのですが、気軽に自分の思う事や日常に起こった事などを綴っていけたらいいなぁ、と思うようになり、遂にブログデビューすることにしました。よろしくお願いします。

今日は簡単に自己紹介をしたいと思います・・・。
ピアニストで大の猫好き、車好き、映画好きです。
多分、猫2匹や車などの呟きが増えていくかなぁ、と思っています。
でも、まずはピアノ弾きとして本職についても書かなきゃいけませんね。
これから、気ままなペースで書いていきますので、気が向いたら覗きにきて下さいね。宜しくお願いします。


(14:00)