August 2007

August 18, 2007

b49b04ec.jpg千葉県の山武市にある成東町のぎくプラザホールで、ピアニストの山田武彦さんとご一緒する『名曲巌流島』がありました。

この演奏会は、ピアノの為に作られた名曲のみならず、交響曲やオペラなどの名作を僕と山田さんとで片っ端から弾きまくるというちょっと(かなり!笑)楽しい演奏会です。

巌流島名曲対決、というととても仰々しいですし、何だか怖い感じがしますね。
実際我々ピアニスト二人がガチンコで対決しちゃうイメージを持たれた方も実際いましたし、実際雑誌の取材の時も「勝敗はお客さんが決めるのですか?」とか「事前に○×のプレートを配るんですか?」など、こちらが思ってもいなかった質問を受けた事もありました(笑)。

しかし実は観点はそこにあらず。
例えばトルコ行進曲はモーツァルト×ベートーヴェン、ワルツ×タンゴ、オペラなら序曲×間奏曲、オーケストラの作品はベートーヴェンの『運命』×ファリャ『火祭りの踊り』などなど…名曲同士を対決させて、それぞれのキャラクターの違い、又は共通性を聴き比べて頂く為の対決なのです。

長く弾き続けられてきた名曲を沢山のお客様に聴いて頂きたい、より多くの方達にクラシックの楽しさを感じて頂きたいと願い、昨年11月に浜離宮朝日ホールで『名曲巌流島其の壱』が初めて開催されました。
この公演についてが音楽雑誌ショパンや月刊モーストリーで大きく取り上げられたのがきっかけになり、数多くの地方のホールや自治体から演奏会の依頼が入ってきています。これはとても嬉しい事です。
今回は地方での巌流島としては初の巌流島in千葉となりました。

公演は祭日という事もあって午後14時から。
台風の影響で連日続いた雨も当日は朝から嘘のように晴れ渡りました。僕は基本的に晴れ男なのですが。

客席は沢山のお客様で溢れかえり、序曲フィガロの結婚で華やかに開演しました。
それぞれのソロあり、2台あり、連弾あり…そしてそれぞれの即興を披露し対決するコーナー(唯一このコーナーだけはまさに「対決」でした!楽しかったぁ!)ありと、大変盛り沢山な演奏会になりましたが、お客様は最初から最後までとても楽しく聴いて下さっているのがステージまで伝わってきてとても嬉しい時間を過ごす事が出来ました。

山田さんとご一緒するのはコンサート・イマジンの七夕ガラコンサート以来3回目になりますが、その素晴らしい柔軟性と発想の豊さ、感性と耳の良さ、おおらかさに共演していてもとても幸せな気持ちにさせてくれます。

山田さんとの次の共演は『名曲巌流島in福岡アクロス』。とても楽しみです。


※写真は昨年11月浜離宮朝日ホールでの巌流島初公演の広告


(13:09)