December 2008

December 01, 2008

152a03f0.jpg昨日は朝早くから表参道カワイでピアノ教育連盟のオーディションの審査と大学で試験前の合同レッスンが夜遅くまであり、ご報告が一日遅くなってしまいました。


代官山ヒルサイドプラザホールでのシューベルトの「鱒」が終わりました。
客席は200席ほどですが、とてもお洒落で温かい雰囲気を持つホールで、ピアノはベーゼンドルファのフルコンが装備。92鍵盤あります。

実は、このピアノには嫌な思い出がありました。
14歳の時に、ザルツブルクでモーツァルテウム音楽院のメインホールでのリハーサルなしのガラコンサートに出演した僕は、インペリアル97鍵のベーゼンが存在する事を知らなかったのです。
メフィストワルツの冒頭を1オクターブ低くスタートしてしまい、すぐに戻すと恥ずかしいので前奏部分を丸々そのまま弾き通した、という苦い記憶が…(笑)。


それはさておき、素晴らしい共演者に恵まれて、本当に楽しく幸せな演奏会でした。
ウ゛ァイオリンの梅津美葉さんの力強く推進力のある流れ、ウ゛ィオラの佐々木亮さんの豊かで温かい音色と的確なセンス、チェロの石川祐支さんの美しい音色と豊かな音楽性、最年少のコントラバスの遠藤祐平さんの的確で安定感のある通奏低音、それぞれ質感の高い素晴らしい演奏家でしたので、安心して作品に集中する事が出来た事が有り難かったです。
二楽章のウ゛ィオラとチェロのデュエットなど至福の瞬間で、「あぁ、室内楽っていいなぁー!!」と感銘を受けてしまいました。あっ、自分もその時一緒に弾きながらですけど(笑)。


是非また共演したい仲間ができて、とても嬉しい演奏会でした。
どうもありがとうございました。


(12:54)