コンクール

June 13, 2010

__36月6日に第一回情熱の日・芸術祭 コンクールシューレのセミファイナルが札幌サンプラザコンサートホールで開催され、審査をしました。

カテゴリーは導入、初級、中級、上級、コンチェルトと部門が分かれ、第一回なのにもかかわらず沢山の参加者が押し寄せました。

審査員はコンクールの創立に関わっておられる札幌コンセルヴァトワールの院長である宮澤功行先生を始め、道内の著名な演奏家や先生方で構成され、ピアノ、ヴァイオリン、チェロなど様々な楽器奏者が審査に臨みました。

審査委員長は、素晴らしいピアニストでモスクワ音楽院教授のヴラデミール・オフチニコフ先生が招かれました。

全カテゴリーで135名の参加者朝9時半から夜9時半過ぎまで審査が続きとてもハードでしたが、隣りの席のオフチニコフ先生と次々と登場する若い音楽家達の演奏について感想を言い合ったり、審査員控え室でも冗談を言い合ったりと、終始和やかな雰囲気の中で演奏を聴く事が出来、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。

何より、生徒さん達のひたむきで情熱的な演奏が素晴らしく、本当ならば全員にファイナルでもう一度演奏してもらいたい気持ちになりました。

ファイナルは来月17日で、札幌キタラ大ホールでの演奏となります。
入賞者にはモスクワでの演奏の機会が与えられ、コンチェルト部門上位3名には、再び札幌キタラ大ホールで、宮澤先生が指揮するオーケストラHARUKAとの共演の機会が与えられます。

来月またファイナルの審査をしますが、生徒さん達の素晴らしい演奏を聴くのが、素晴らしい音楽家で教育者であり人格者であるオフチニコフ先生、強く情熱的な理念を貫いていらっしゃる宮澤先生とお会いするのがとても楽しみです。

※写真はセミファイナル終了後に、刺身系では札幌でNo.1と宮澤先生お勧めのお店で。お刺身大好きなオフチニコフ先生も「まるで喜びの島にいるようだ!」と、ずっと唸りっぱなしでした。


(22:06)

September 04, 2008

2302b100.JPG先月30、31日はジュニア国際音楽コンクールの本選会でした。

今回は、審査委員長の音楽評論家・百瀬喬先生をはじめ、ピアニストで国立音楽大学教授の安井耕一先生とご一緒しました。
安井先生は今回初めてお会いしましたが、とても気さくで温かい方で、ご一緒出来てとても光栄でした。
ちなみに二日間とも同じ館内でウ゛ァイオリン部門の本選会が開催されており、音楽評論家の真嶋雄大先生が審査していらっしゃいました。違う会場だったので残念ながらほとんどお話出来ませんでしたが、両部門の合同会議で久し振りにお会い出来て良かったです。

さて、本選での課題曲は予選と同じく自由曲でした。つまり、予選で演奏した曲を約2ヶ月さらに研き込み、本選でその成果を披露する事も出来るというもので、実際にかなり多くの本選進出者が同一曲を演奏しました。

残念ながら中にはあまり変化がみられない人もいましたが、ほとんどの演奏者が素晴らしい成長を聴かせてくれましたので、課題曲の意義と成果を確認する事が出来ました。

ピアノ部門、ウ゛ァイオリン部門ともに2名ずつアメリカのカーネギーホールの舞台に立つ事となりました。
惜しくも賞にもれた人達の中にも非常に才能豊かな人が数人いました。
今後もさらに良い音楽との付き合いをして、また素晴らしい演奏を聴かせてくれる事を期待しています。頑張って下さい。


(02:18)

June 30, 2008

21日は先日紹介したジュニア国際コンクールの予選最終日だった。

前回も車で会場まで行ったが晴天のせいかディズニーランド組が多数発生し、高速を使って一時間程のはずが予想通り浦和の辺りで大渋滞で約3時間も掛かってしまった。

その教訓から、昨日も用心して朝早く出たら雨のためか道路はガラ空き。
ナント50分で美浜に着いてしまった。これは大誤算!

「審査に備えてもっとゆっくり寝てから出るべきだったぁ!」と後悔しつつも、遅刻するよりはずっとマシだよねぇ、と自分を慰めしばらくドトールで好物のミラノサンドイッチを食しながらコーヒーをすする。


やっと集合時間になり会場に戻ると、A部門を控えた小さい子達がホールのピアノでリハーサル中。

審査員控え室のモニターで観ていると、それぞれ先生が横についていて、アドバイスをしている。
そのまま先生が熱くなってきてレッスンが始まったりしてなかなか面白かった。
リハーサルの持ち時間は一人5〜6分。
子供達にとって本番直前の6分間はなかなか長い。
普段とは異なるホールの響きと、緊張や高揚感も作用して、素晴らしい成長をこの瀬戸際の瞬間に遂げる事だって考えられる。先生も、生徒さんが本番で少しでも良い演奏をして欲しいから、自然と熱が入るのだろう。
中には同じパッセージを何度も繰り返し弾かせられて疲れてしまう子もいて、心配になったりもした。

コンクールは棄権者もなく、予定通り進んだ。先週と同じように、皆さん伸び伸びと楽しそうに演奏してくれた。

D部門に参加したある生徒さんがコンクールの後でおしえてくれたのだが、リハーサルの時からとにかくコンクールの雰囲気がとても温かく、スタッフの方々もすごく優しくとてもリラックスしてステージに臨めたのだという。
参加者が集う控え室も終始和やかで、とても居心地が良かったのだというのだ。

これも主催者やスタッフの「皆が評価され、気持ち良く演奏出来るコンクール、音楽をもっと好きになるきっかけになるコンクールを作ろう」という願いや愛情が込められているからこその空気なのだろう。


次はいよいよ本選だ。8月30〜31日の二日間に渡り開催される。ピアノ、ウ゛ァイオリン部門からそれぞれニューヨークのカーネギーホールでの演奏者が選ばれる事になる。

また彼らの伸び伸びと演奏を心から楽しんでいる姿を見られるのがとても楽しみである。


(22:57)

June 15, 2008

1c5af028.JPG昨日14日は国際コンクールの審査で千葉市の美浜まで行ってきた。

14歳までの、出来るだけ沢山の音楽家の卵達に、綺麗なホールで、美しい音色を持った楽器で演奏してもらい、そして本番までの努力を評価してもらう喜びを知ってもらいたい、という願いが込められた今回第一回目の開催。

「批判される」のではなくて「評価される」のが、このコンクールの大きなコンセプトなのだ。


ピアノ部門だけで100名近くの申し込みがあり、予選も三日間に分けられて開催されている。

ウ゛ァイオリンと部門が分かれていて、ピアノ部門と同じように申し込みが殺到していると聞く。

アメリカでも同時に予選が開催されており、最優秀者はカーネギーホールでリサイタルする権利を与えられる。


ピアノ部門の審査は午前11:20からとゆっくりめ。
これは、参加者一人一人に6分のリハーサル時間が与えられる為で、数多くある国際コンクールでは珍しい親切さ!である。

そのお陰か、参加者は皆伸び伸びと落ち着いて演奏出来たのではないかと感じた。

審査員は音楽評論家の百瀬さんを中心に演奏家や音大関係者で構成されており、アカデミックな視点ではなく、アーティストを育てていきたいというこのコンクールの主旨を感じさせる。
だから、他のコンクールの審査とはまた違い、いい意味で和やかで温かい空気が会場にも審査員室にも終止漂っていた。

来週21日には再び三日目の予選が行われ、10月の本選への出場者を選ぶ事になる。


まだ補助ペダルが必要な小さな身体でリストやプロコフィエフの難曲をノーミスで弾ききってしまう子がいたり、明らかに楽しみの為にピアノを弾いていて喜びに溢れた古典のソナチネを懸命に弾く子がいたり…。

とても楽しく演奏を聴くことが出来たのは、このコンクールの持つ温かさならではなのかもしれない。


早くも来年の第二回に向けて準備が始められていると聞く。
音楽人口の増加とクラシック分野の大きな発展の為にも、更なる飛躍と充実を心から願っています。


(10:43)