みなさん、こんにちは。
羽生一月(@habuhitotsuki)です。
前回の続きを書きます。
橋本と佐藤という2人の担当がつき、
水○大家さんという会社で、
収益物件の一棟目を購入しよう、と思い、
橋本と佐藤という2人の担当がついたところまで、
前回書きました。
なぜか僕を動かさないようにする担当者
融資付けに動き出して、
橋本がすぐに、
「○○さんのような初心者には、
オ○ックス銀行がおすすめです。
○○さんのような年収が1000万円以上ある人なら、
間違いなく簡単に融資は通りますよ。
すぐにいいご連絡ができると思うので、
(何もしないで)少しお待ちください」
と言われ、待つことになりました。
橋本と佐藤からは、
物件の現地調査をしてください、
とは言われていませんでした。
いやむしろ、僕たちに任せてくれれば安心なので、
余計なことはしないでください、
という雰囲気すらありました。
ただ全く初心者だった僕は入居付けができるのか、不安になり、
現地を見にいきたい旨を橋本と佐藤に伝えたところ、
佐藤が同行してくれることになりました。
明言を避ける近隣の不動産業者たち
佐藤と向かったのは都内某所。
紹介された物件は、
鉄骨の新築物件で、
部屋は狭めのワンルームのみ、
表面利回りは8%程度でした。
敷地延長の土地で、
確かに場所はいいのですが、
物件としての銀行評価は出ない、
そんな土地でした。
(もちろん当時の僕はそんなことは全く知りませんでした)
佐藤は一緒に近くの不動産業者を回ってくれ、
そこはとても好印象でした。
ところが、
近くの不動産業者はあまりいいリアクションをしません。
皆苦笑いをして、明言を避けるのです。
「不動産投資は早く始めた方がいい」
とは皆言うのですが、
肝心の物件が埋まるかどうかに関しては、
何も言いません。
「とりあえず募集してみないとわからないですね」
という感じで、
そういうのもの、と僕も納得してしまいました。
想像もできない驚きの手口だった
今ではわかるのですが、
実は物件の想定家賃を、
わざと相場よりも高く設定して、
都内の新築の鉄骨でありながら、
利回りが8%を超えているように見せかけた物件で、
いざ募集をしてもそんな設定家賃で決まるわけがない、
という物件だったのです。
この、
想定家賃を相場より高く設定するのは、
新築物件で非常によく使われる、
初心者を騙す手です。
近くの不動産業者も僕だけで回っていれば、
「こんな家賃では決まらないよ」
と教えてくれたと思うのですが、
水○大家さんの営業さんが同行していたために、
同業者の商売を邪魔する指摘をすることを避けたのです。
僕は佐藤がいい営業さんだと、
勝手に思っていましたが、
物件の水増しされた家賃の実態を把握されないための、
常套手段に引っかかっていただけだったのです。
どうでしょう?
これが何も知らない初心者を騙すのは、
赤子の手をひねるより簡単な不動産投資の怖い面の一例です。
もし何も知らないで不動産投資を始めようとすれば、
簡単にこういう手段に引っかかります。
1億円を超える価格の10室の不動産を購入したとして、
必死に初心者がシミュレーションをして、
月に20万円儲かると思っていたとしても、
それぞれの部屋の家賃が相場より8000円高く設定されていたら、
実際に儲かるのは12万円だけです。
表面利回りも激減します。
しかも大体のシミュレーションは、
固定資産税の支払いが加味されていなかったり、
空室損の想定が甘かったりなど、
穴だらけのシミュレーションが多いです。
不動産投資を失敗しないコツは、
精度の高いシミュレーションをするに尽きます。
今ではインターネットの情報だけで、
精度の高いシミュレーションをすることは可能です。
シミュレーションのやり方はまた今度書きますね。
ところが、
橋本と佐藤が僕にやった悪さは、
これだけでは済まなかったのです。
銀行融資の方でもとんだ恥をかかされ、
下手したら大きな損失につながったかもしれない、
出来事がこの後起きます。
実際の業者名もほぼそのまま出していますが、
全て実話です。
こんなことが詐欺事件にもならずに、
日々起きているのが、
不動産投資の現場なのです。
だからこそ、
知識を蓄え、
決して騙されないように、実例を知り、
きちんとしたメンターに最初は教えてもらうのが大切なのです。
長くなってきたので、次に続きます。
羽生一月
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