ブログネタ
高校野球 に参加中!
▽2回戦(第7日第1試合)<延長12回>
__工(熊_本)001 000 020 003 = 6
千葉経大付(千_葉)001 010 001 000 = 3

 昼休みに11回裏〜試合終了までこの試合を見ていたのですが、よく似た展開のある試合を思い出しました。熊工にとっては忘れられないあのゲームです。
 1996年夏(第78回)の決勝・松山商×熊本工戦。熊本工が9回裏土壇場で追いついて、延長に突入。11回裏に1死満塁のチャンスを作って、ライトへ大飛球。「犠牲フライでサヨナラ。熊本工初優勝」と思われたそのとき、あの奇跡のバックホーム。チャンスを逃した熊工は次の回に勝ち越しを許して、惜しくも深紅の優勝旗を逃しました。

 この試合は3-2と熊工リードで迎えた9回裏、2死から千葉が同点に追いついて延長戦に。そして11回裏、千葉は2死ながら1・2塁とサヨナラのチャンスを迎えます。ここで千葉の5番・飯窪がレフトへクリーンヒット。微妙なタイミングではありましたが、2塁ランナーの松本は一気に本塁へ。しかし、熊工レフトの二殿が見事なバックホーム。松本は本塁でタッチアウトになり、サヨナラはなりません。11年前とは逆の立場で熊工はピンチを逃れたのです。私は熊工の勝ちを予感しました。
 その予感通り、12回表に熊工が相手の守備の乱れもあって3点を勝ち越し。結局6-3で熊工が勝ち、あの夏以来(春は20年ぶり)のベスト8進出を果たしました。

 単なる偶然には思えなかったあのシーン。今度は逆の立場になった熊本工がそれをものにしました。準々決勝の相手は今大会旋風を起こしている室戸。勝てば春は49年ぶりのベスト4進出になります。
スポンサードリンク