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今ありて(谷村新司)●今ありて(2008.3.19発売)
 <第65回大会(1993年)入場行進曲>
 作詞:阿久悠/作曲:谷村新司
 歌:神戸山手女子高校(甲子園開会式など)、谷村新司(CD版)
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 この春も、過去のさまざまなセンバツ行進曲を紹介してきた「センバツ行進曲メモリー」。今春はこれで最後となります。ちょうど30回目となる今回は、3代目センバツ大会歌である『今ありて』。これまでも当ブログで何度か触れていますが、改めて、そしてじっくりと紹介したいと思います。
 『今ありて』は1993年、第65回の記念事業として、同大会から登場しました。34年(第11回)から60年近く使われた、2代目大会歌(通称「陽は舞いおどる甲子園」)を変えるにあたって、主催者は21世紀を見据えて「時代にマッチした、そして長く愛される歌を」というコンセプトで、作詞を高校野球の大ファンである阿久悠に依頼しました。阿久は作曲に谷村新司を指名。数多くのヒット曲を手掛けた2人が、強力なタッグを組みました。
 阿久は歌詞に春の幕開けを告げるだけではなく、「今」の大切さを盛り込みました。未来は想像はできても、実際にあるものではない。しかし、後悔しないよう今を生きることで、未来へ必ず繋がっていく。今ありてこそ、未来がある…『今ありて』というタイトルは、そこから生まれた阿久のメッセージです。これに谷村の爽やかなメロディーが乗って、春の新しい名曲が誕生。同年の入場行進曲にも採用され、新しい大会歌をアピールしました。
 しかし、『今ありて』は開会式での神戸山手女子高生徒による合唱以外では、あまり流れる機会がなく(大抵はその年の行進曲が使われる)、今までCD化(毎日新聞社がセンバツの時期に通販されるCDに収録されるのみ)もされなかったため、夏の『栄冠は君に輝く』と比べて、ややマイナーなところに留まっていました。しかし、発表から15年が経った今日、ついにCDが発売されました! 歌は作曲をした谷村が担当しています。同日発売された谷村のリクエストライブアルバムの投票でも、『今ありて』は未発表曲の1位だったそうで、いかにCD化が望まれていたかがわかります。
 そして3日後に控えた、第80回記念センバツ開幕の日。開会式に先立ち、8:30から行われるプレイベント「今ありて 未来も扉を開く」で、神戸山手女子高の現役・OGと谷村がコラボレート。甲子園中を巻き込んで『今ありて』を合唱します。昨年8月に亡くなられた阿久も、天国からきっと見守っていると思います。ぜひ甲子園に行って、一緒に『今ありて』を歌いましょう!

【大会プレイバック】
 第65回を記念して34校が出場。森山真弓文部大臣が女性で初めて、甲子園のマウンドで初めて始球式を行った。この大会は“ヒグマ打線”駒大岩見沢が快進撃を見せて、北海道勢としては30年ぶりにベスト4に進出したが、準決勝で上宮に完敗。惜しくも頂点には届かなかった。
 決勝は上宮と初出場の大宮東が対戦。上宮は大宮東・青木勝久に4安打に抑えられながらも初回にタイムリーで先制、4回に2点を追加する効率の良い攻めを見せる。一方、大宮東も再三チャンスを作るが、上宮・牧野光将の前に3-0と完封を喫する。上宮は4年前にあと一歩のところで優勝を逃したリベンジを果たして、悲願の初優勝を飾った。

(関連ページ)
スポーツニッポン−谷村新司、センバツ大会歌「今ありて」聖地で歌う(『今ありて』の秘話など。本文はこの記事を参考に作りました)
谷村新司 SHINJI TANIMURA OFFICIAL SITE
THP blog−甲子園で谷村新司が『今ありて』熱唱!(続報)