高校野球で3年生にとっての最後の公式戦となる、国民体育大会の高校野球競技。今年は「福井しあわせ元気国体」として、福井県で開催。硬式は福井市の福井県営野球場で行われました。
 出場校は夏の甲子園代表校の中から、ベスト8と開催県、さらに地域性で選ばれた、金足農(秋田)、浦和学院(埼玉)、日大三(東京)、常葉大菊川(静岡)、高岡商(富山)、敦賀気比(福井=開催県)、近江(滋賀)、大阪桐蔭(大阪)、報徳学園(兵庫)、下関国際(山口)、済美(愛媛)、高知商(高知)の12校です。
 今年は台風24号の影響を受けて、第1日となるはずだった9月30日が全試合中止。翌日もグラウンドコンディション不良のために2試合しか行えず、準決勝と決勝を開催できませんでした。準々決勝に勝った浦和学院、金足農、大阪桐蔭、近江の4校が、優勝扱いとなりました。金足農はエースの吉田輝星投手が準々決勝で先発して、5回を11奪三振の無失点。2回には自己最速の152km/hをマークしました。大阪桐蔭はセンバツ、選手権に続いての三冠を達成。公式戦を41勝1敗、府大会や近畿大会を含めて、8度の優勝を記録しました。8試合中5試合が逆転で、4試合がサヨナラと、最後までわからない試合が続出しました。
 なお、福井市のフェニックススタジアムで行われた軟式の部は、決勝で中京学院大中京が3-0で能代に勝って、2年連続7回目の優勝。昨年に続いて、夏と秋の連覇を果たしました。

▼第73回国民体育大会・高校野球競技(硬式)
※9/30は中止
■第1日(10/1)
▽1回戦
大阪桐蔭2-0下関国際
済美3x-2高岡商
■第2日(10/2)
▽1回戦
日大三7x-6敦賀気比
近江6-4高知商
▽準々決勝
浦和学院4x-3報徳学園
金足農7-0常葉大菊川<7回コールド>
■第3日(10/3)
▽準々決勝
大阪桐蔭5-3済美
近江13x-12日大三<延長10回タイブレーク>
【優勝】浦和学院、金足農、大阪桐蔭、近江(大阪桐蔭は5年ぶり3回目、他は初優勝)