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高校野球を中心に、自分の興味のあることだけを追求する、ひとりよがりなブログです。

 

2006夏の甲子園特集

第88回全国高校野球選手権大会・まとめ5

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2006夏の甲子園代表校マップ(クリックで拡大)
2006年夏の甲子園代表校マップ(クリックで拡大)

<第88回全国高校野球選手権大会>
主催:日本高等学校野球連盟・朝日新聞社
会期:2006年8月6日(日)〜21日(月)
場所:阪神甲子園球場

出場校:49校(各府県1校。北海道は南北2校、東京は東西2校)
組み合わせ抽選:8月3日(木)

地方大会:6月17日(土)沖縄大会から開幕
予選参加校:4112校(前年比-25校)

<トピックス>
代表校司会先導&始球式ABC高校野球テーマ曲朝日新聞CM大会歌歌手キャッチフレーズ最近10年のデータ観戦ガイド

<組み合わせ・結果>
■第1日(8/6)
▽開会式(選手宣誓:三重・中村浩樹主将)
▽1回戦
高知商10-7白樺学園、早稲田実13-1鶴崎工、大阪桐蔭11-6横浜
■第2日(8/7)
清峰22-3光南、福井商8-1福岡、
仙台育英5-1徳島商、日大山形6-2開星
■第3日(8/8)
文星芸大付11x-10関西、今治西11-8常総学院、
松代7x-6倉吉北<延長11回>、八重山商工9-6千葉経大付<延長10回>
■第4日(8/9)
智弁和歌山4-1県岐阜商、金沢9-3浦和学院、
静岡商8-2八幡商、福知山成美6-4愛工大名電
■第5日(8/10)
熊本工6-4三重、天理7-5本荘
▽2回戦
駒大苫小牧5-3南陽工
■第6日(8/11)
青森山田7-0延岡学園、桐生第一6-5佐賀商、
東洋大姫路4-2甲府工、福岡工大城東4-0専大北上
■第7日(8/12)
帝京10-2如水館、香川西2-1日本文理、
鹿児島工3-2高知商、早稲田実11-2大阪桐蔭
■第8日(8/13)
福井商7-6清峰、日大山形6-3仙台育英、
今治西12-3文星芸大付、八重山商工5-3松代
■第9日(8/14)
智弁和歌山5-2金沢、福知山成美4-0静岡商、熊本工5-3天理
■第10日(8/15)
▽3回戦
駒大苫小牧10x-9青森山田、東洋大姫路5-2桐生第一、
帝京5-4福岡工大城東<延長10回>、鹿児島工9-3香川西
■第11日(8/16)
早稲田実7-1福井商、日大山形11x-10今治西<延長13回>、
智弁和歌山8-3八重山商工、福知山成美6-3熊本工
■第12日(8/17)
▽準々決勝
駒大苫小牧5-4東洋大姫路、智弁和歌山13x-12帝京
■第13日(8/18)
早稲田実5-2日大山形、鹿児島工3-2福知山成美<延長10回>
■準決勝(8/19)
駒大苫小牧7-4智弁和歌山、早稲田実5-0鹿児島工
■決勝(8/20)
駒大苫小牧1-1早稲田実<延長15回規定引き分け>
■決勝再試合(8/21)
早稲田実4-3駒大苫小牧 【優勝】早稲田実(初優勝)

<関連ページ>
2006夏の甲子園特集夏の甲子園名曲の殿堂
asahi.comABC朝日放送熱闘甲子園速報!甲子園への道NHKオンラインYahoo!JAPANgooスポーツ×Number(外部へのリンク先は全てHP内の高校野球サイト)
<アーカイブス>
2005春のセンバツ特集2005夏の甲子園特集2006春のセンバツ特集

興奮収まらず…早実・駒苫凱旋4

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 あの決勝戦から2日経ちました。いつもなら2日経つと夏の甲子園のムードは優勝報告等がある地元以外は、幻のように消え去ってしまいます。しかし、テレビなどの扱いを見ても分かるように今年はまだまだその余韻が消えていません。
 優勝した早稲田実、準優勝した駒大苫小牧のナインはそれぞれ地元に帰り、学校などで優勝報告会を行いました。まずは駒大苫小牧から。
輝く笑顔の連打 選手ら「応援に感謝」 駒苫準V報告会(北海道新聞)
 夏の甲子園で史上2校目の3連覇に挑戦し、一歩届かなかった駒大苫小牧ナイン。22日夜の同校での準優勝報告会では、本間篤史主将が「夢の甲子園で優勝と準優勝も変わらない接戦ができ、本当にもう最高です」と話すなど、ナインの真っ黒に日焼けした笑顔はきらきらと輝いた。
 報告会では、香田誉士史監督が開口一番、「キャプテンの本間です」とおどけながら自己紹介をすると、本間主将が「総監督の香田です」と掛け合い、ナインは延長15回引き分けと再試合の死闘を繰り広げた疲れも見せずリラックスした雰囲気。会場はどっと沸き、なごやかな雰囲気に包まれた。
 香田監督、本間篤主将は風貌が似ていて、2ちゃんねるでは完全に親子扱い。本当の親子と勘違いしている方も多いのですが、母校の報告会でこんなギャグを(しかも監督の方から)かますなんて、チームの雰囲気の良さがわかりますよね。
 今日の北海道庁での報告会には1万人が集まったそうです。駒大苫小牧は北海道の誇りと言っていいでしょう。ただ、香田監督が十二指腸潰瘍のために検査入院。アメリカ派遣の代表コーチを辞退されたそうです。この1年間で体重が15kgも落ちたそうで、心労も並々ならぬものがあったんですね。今は静養に努めてほしいと思います。

 一方、早稲田実も新幹線で帰京。祝賀会が行われました。
母校でV実感新た 早実選手ら笑顔の帰京(朝日新聞)
 早実の選手たちが22日、笑顔で母校に帰ってきた。第88回全国高校野球選手権大会で劇的な試合を重ね、悲願の初優勝を果たした。国分寺市の母校では生徒らが偉業をたたえ、活躍に魅了された3千人の市民が学校に駆けつけた。冷めやらぬ熱気のなかで、新チームは秋の大会に向けて始動する。
 新大阪駅で約200人、東京駅では1000人、そして学校前には4000人のファンが詰め掛けたそうです。大半のお目当てはやはり7試合を投げぬいた斎藤佑樹投手だったようで、黄色い声援が飛び交っていました。甲子園でも同様に斎藤に女性の声援が多かったのですが、これだけ多かったのは最近では記憶にありません。早実ナインは明日、東京都庁で石原都知事などに優勝報告をする予定です。

 決勝のあたりから、特に東京のワイドショーでは斎藤がやたら取り上げられるようになり、あの青のハンドタオルで顔の汗を拭う姿から“ハンカチ王子”とつけられた「愛称」もすっかり定着してしまいました。駒大は悪役とまでいかないものの、引き立て役扱いにされてしまった感は否めません。やはり、東京というより「早稲田」だからかなと思うのですが…。

この夏のホームラン60本全部紹介4

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 あの大熱戦から一夜明けました。再試合は平日にも関わらず、視聴率は関東・関西などで約30%。北海道では約45%(いずれもNHK・民放の合計)に達するなど、関心の高さをうかがわせたこの夏の大会でした。
 さて、今大会の最大の特徴はなんと言ってもホームラン。16日間・49試合で出たホームランの総数は60本!それまでの記録が1984年(第66回)の47本だったので、大幅な記録更新となりました。今回は全ホームランをドドっと紹介したいと思います。BGMはプロ野球ニュースの「今日のホームラン」のやつでどうぞ。

▼第88回全国高校野球選手権大会・全ホームラン
▽8月6日
1号 高知商・筒井和哉(対白樺学園戦)
2号 高知商・前田竜太(同)
3号 大阪桐蔭・謝敷正吾(対横浜戦)
4号 大阪桐蔭・中田翔(同)=2者連続
5号 横浜・越前一樹(対大阪桐蔭戦)
▽7日
6号 清峰・大津智(対光南戦)
7号 福井商・吉村圭司(対福岡戦)
8号 福井商・吉村圭司(同)=1試合2本目
9号 仙台育英・菅田侑弥(対徳島商戦)
▽8日
10号 関西・山本直哉(対文星芸大付戦)
11号 関西・熊代剛(同)
12号 今治西・宇高幸治(対常総学院戦)
13号 今治西・崎原悠介(同)
14号 常総学院・宮本大輔(対今治西戦)
15号 倉吉北・本川翔太(対松代戦)
▽9日
16号 智弁和歌山・廣井亮介(対県岐阜商戦)
17号 浦和学院・赤坂和幸(対金沢)
▽10日
18号 三重・中西良(対熊本工戦)
19号 天理・高橋佑介(対本荘戦)
20号 本荘・東海林潤(対天理戦)
▽11日
21号 青森山田・大東憲司(対延岡学園戦)
22号 青森山田・野田雄大(同)
23号 青森山田・本田誠矢(同)
▽12日
24号 帝京・不破卓哉(対如水館戦)
25号 帝京・中村晃(同)
26号 帝京・塩沢佑太(同)
27号 帝京・雨森達也(同)=チーム1試合4本の最多タイ記録
28号 早稲田実・船橋悠(対大阪桐蔭戦)
29号 大阪桐蔭・小杉太郎(対早稲田実戦)
30号 早稲田実・川西啓介(対大阪桐蔭戦)
▽13日
31号 清峰・佐々木優介(対福井商戦)
32号 八重山商工・金城長靖(対松代戦)
▽14日
33号 福知山成美・駒谷謙(対静岡商戦)
34号 天理・藤原宏文(対熊本工戦)
▽15日
35号 青森山田・野田雄大(対駒大苫小牧)=2本目
36号 駒大苫小牧・鷲谷修也(対青森山田戦)
37号 駒大苫小牧・中沢竜也(同)
38号 東洋大姫路・林崎遼(対桐生第一戦)
39号 鹿児島工・榎下陽大(対香川西戦)
▽16日
40号 早稲田実・船橋悠(対福井商)=2本目
41号 早稲田実・斎藤佑樹(同)=2者連続
42号 日大山形・舟生源太(対今治西戦)
43号 今治西・宇高幸治(対日大山形戦)=2本目
44号 今治西・桑原大貴(同)
45号 今治西・青野翔太(同)
46号 智弁和歌山・廣井亮介(対八重山商工戦)=2本目
47号 智弁和歌山・廣井亮介(同)=3本目、1試合2本目
▽17日
48号 東洋大姫路・林崎遼(対駒大苫小牧戦)=2本目、大会総本塁打記録更新
49号 智弁和歌山・馬場一平(対帝京戦)
50号 智弁和歌山・上羽清継(同)
51号 智弁和歌山・馬場一平(同)=2本目、2打席連続
52号 智弁和歌山・廣井亮介(同)=4本目
53号 帝京・塩沢佑太(対智弁和歌山)=2本目
54号 帝京・沼田隼(同)
55号 智弁和歌山・橋本良平(対帝京戦)=1試合7本、チーム1試合5本の新記録
▽18日
56号 鹿児島工・鮫島哲新(対福知山成美戦)
▽19日
57号 早稲田実・後藤貴司(対鹿児島工戦)
▽20日
58号 駒大苫小牧・三木悠也(対早稲田実戦)
▽21日
59号 駒大苫小牧・三谷忠央(対早稲田実戦)
60号 駒大苫小牧・中沢竜也(同)=2本目

第88回全国高校野球・決勝再試合の結果5

歓喜の早稲田実ナイン、最後のバッターとなった駒大苫小牧・田中(2006.8.21)
2006.8.21 歓喜の早稲田実ナイン、最後のバッターとなった駒大苫小牧・田中

▽決勝(再試合)
早稲田実(西東京) 4-3 駒大苫小牧(南北海道)→詳細
 4連投となる斎藤がこの試合も完投。駒大は2本のHRも及ばず

 私は昨日に引き続いて朝7時過ぎに甲子園に到着。前日とほぼ同じ位置の座席を確保しました。再試合、さすがに駒大・田中は疲れが見え、気力で投げていたような気がしました。一方の早実・斎藤は全然変わらないピッチング。正直日程等の関係もあり、駒大有利と思っていたのですが、斎藤の神ピッチングの前には全く関係ありませんでした。試合の詳細にも書きましたが、あれは松坂大輔以来のバケモノ認定です。また、ともに大学系列という関係かOB以外に大学OBらしき人も見受けられ、応援合戦はアルプスだけではなくスタンド全体を巻き込んだ派手なものでした。
 今大会は話題校が多数出場し、派手な逆転劇やHR合戦も見られ、その決勝は再試合。当然のごとく満員の日が多く、観客数で見れば松坂世代の1998年(第80回)以来という盛り上がりを見せた2006年の夏でした。

▼1大会最多ホームラン(60)
2006年(第88回)
▼チーム大会最多2塁打(19)
1983年(第65回)PL学園
2006年(第88回)早稲田実
▼個人大会最多投球イニング(69)
2006年(第88回)早稲田実・斎藤佑樹
▼個人大会最多犠打(8)
1969年(第51回)三沢・小比類巻英秋
1998年(第80回)豊田大谷・山瀬正明
2006年(第88回)早稲田実・小柳竜巳

 この夏も「THP blog×2006夏の甲子園特集」にたくさんのアクセス、コメント、トラックバックを頂き、本当にありがとうございました。今大会のまとめを記事でアップした後、8月末ごろにこの特集を終了させていただきます。次回は来年の1月末「2007春のセンバツ特集」でお会いしましょう。もちろん、通常のTHP blogは引き続きやっていきますよ。

4連投斎藤が神ピッチ!早実悲願の夏初優勝5

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斎藤が田中を三振に抑え、24イニングの熱戦に決着!(2006.8.21)
2006.8.21 斎藤が田中を三振に抑え、24イニングの熱戦に決着!

▽決勝(再試合)
駒大苫小牧(南 北 海 道)000 001 002 = 3
早 稲 田 実(西__京)110 001 10X = 4

 37年ぶりとなった決勝戦の再試合。平日ながらやはり関心は高く、やや出足が遅かった程度で開門は8:50(予定より70分早い)。ネット裏の中央特別自由席は9:27で売り切れ。今日も満員(5万人)の観衆を集めました。
 先発は駒大は昨日に続いて2年生の菊地。早実はこれで4連投となる斎藤。早実・和泉監督は朝まで誰を先発にするか迷ったそうですが、本人の意気込みを酌んで斎藤を送り込みました。
 1回裏、さっそく早実は菊地を攻めて、船橋のタイムリーで1点先制。なおも2死1・2塁の場面で、早くも昨日165球を投げた田中が登板します。田中は続く斎藤をレフトライナーに抑え、最小失点で切り抜けます。しかし、田中はやや連投の疲れが残っていたのか、2回裏に川西にタイムリーを浴びて2-0とリードされます。
 斎藤は4連投の疲れを感じさせず、ストレートにスライダーなどの変化球を巧みに混ぜて4回2死までパーフェクト。以降も0点に抑えます。一方、田中も3回からは変化球主体の配球に切り替えて、早実に追加点を許しません。
 6回表、駒大先頭の三谷が左中間へ今大会59号のソロホームラン。2-1と1点差に詰め寄ります。しかしその裏、早実は白川のあわやホームランとなるレフトへの2塁打で1点を追加。7回にも4番後藤のタイムリーでさらに1点を取って4-1と突き放します。斎藤の球威は終盤も衰えず、駒大は三振の山を築くばかり。4-1のままいよいよ最終回を迎えます。
 3連覇へ後がなくなった駒大。しかし、この土壇場で公式戦48連勝の王者の意地を見せます。まず先頭の三木がヒットで出塁。続く中沢は斎藤の初球をセンターへ運び、これが新記録を大幅に更新する大会第60号の2ランホームラン! これで4-3。5万人の観衆は極限の興奮状態に達します。なおも打席は4番・本間篤でしたが、斎藤は落ち着いて三振にきって取り、5番・岡川もセカンドフライ。ついに早実夏初制覇まであと1人。
 この場面で打席に入るのは田中。ここまで投げ合ってきたエース同士、お互いの意地と意地がぶつかります。斎藤が147km/hの速球を投げれば、田中もファウルで粘り、1球ごとに甲子園がどよめきます。そして7球目、斎藤この大会948球目は144km/hのストレート。田中のバットは空を切り三振!この瞬間、早稲田実が夏の大会3度目の正直で初優勝!合計24イニングに及ぶ球史に残る大決勝戦でした。

 斎藤はこの試合118球で6安打3失点で13奪三振。大会通算では78奪三振となり、1958年(第40回)の板東英二(徳島商)の83奪三振に次ぐ記録。また、投球イニング69回は新記録となりました。春と合わせると、106回(11試合)で1502球、104奪三振という、複数投手が当たり前となった現代では異例の投球内容となりました。これは“神ピッチング”というしかありません。はっきり言ってバケモノです。ただ「クールな豪腕」「ハンカチの王子」などいう異名を持ち、常に冷静だった斎藤も最後田中を三振に取るとガッツポーズ。そして、試合を終えて思わず涙が出ました。
 早稲田実は1915年の第1回から出場して、夏は出場27回。王貞治(ソフトバンク監督)、荒木大輔(西武コーチ)などの先輩もいる古豪中の古豪というのは、並々ならぬプレッシャーだったかもしれません。それをはねのけての優勝。本当に立派というしかありません。とにかくおめでとうございます。そして、ゆっくり体を癒して下さい。特に斎藤…。
 そして、惜しくも3連覇にあと一歩届かなかった駒大苫小牧。決勝ではミスもあり、73年ぶりの夏の快挙は逃しましたが、それでも夏14連勝は北海道の、日本の高校野球の歴史を変えたと言っていいでしょう。9回には見せ場を作ってくれました。負けん気の強さが強調されがちな田中も、再試合の練習中に斎藤の真似をしてハンドタオルで顔を拭いたりして、豪腕だけではない茶目っ気もあるピッチャーでした。表彰式では涙も見せましたが、球場を引き上げるときには笑顔で観客の声援に応えていました。

 決勝生観戦はあれこれ都合をつけて4年連続6回目ですが、『栄冠は君に輝く』に乗って両チームが場内を一周するときは、毎回本当に胸がいっぱいになります。今回は今までで一番熱くこの一周を見守っていました。この夏も選手たちから、本当にたくさんの感動・感激をもらいました。このブログを通じて感謝します。

再試合は早稲田実が常に主導権を握る展開(2006.8.21)
2006.8.21 再試合は早稲田実が常に主導権を握る展開

優勝インタビューを受ける早稲田実の後藤主将と斎藤(右)(2006.8.21)
2006.8.21 優勝インタビューを受ける早稲田実の後藤主将と斎藤(右)

深紅の優勝旗は早稲田実・後藤主将の手に(2006.8.21)
2006.8.21 深紅の優勝旗は早稲田実・後藤主将の手に

3連覇ならずも、すがすがしい表情で球場を去る駒大苫小牧ナイン(2006.8.21)
2006.8.21 3連覇ならずも、すがすがしい表情で球場を去る駒大苫小牧ナイン

第88回全国高校野球・決勝の結果5

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延長15回決着つかず!37年ぶりに決勝再試合(2006.8.20)
2006.8.20 延長15回決着つかず!37年ぶりに決勝再試合

▽決勝
駒大苫小牧(南北海道) 1-1 早稲田実(西東京)<延長15回引き分け>→詳細
 駒大・田中、早実・斎藤ともに譲らず、37年ぶり決勝戦引き分け

 1958年(第40回)に延長規定ができて以降、夏の大会の規定による引き分けは4試合目。2000年(第82回)に15回に短縮されてからは初めて(春は2試合あり)。決勝での延長引き分けは1969年(第51回)の松山商×三沢以来となります。また、早実はこの春にも対関西戦で延長15回引き分けになっていて、史上初の春夏連続引き分け経験となります。
 この決勝戦の再試合は明日13:00から行われます。

▼夏の甲子園延長規定引き分け再試合(カッコ内は再試合の結果)
1958年(第40回)徳島商 0-0(3-1) 魚津<延長18回>
1964年(第46回)掛川西 0-0(7-2) 八代東<延長18回>
1969年(第51回)松山商 0-0(4-2) 三沢<延長18回>
2006年(第88回)駒大苫小牧 1-1(?) 早稲田実<延長15回>

<決勝戦再試合テレビ放送予定>
 明日の決勝再試合ももちろんABC・テレビ朝日系、NHKで生中継します。ネット局と放送時間は以下のようになっています。なお、時間等は変更の場合があるので、必ず当日の朝刊などでお確かめ下さい。また、「熱闘甲子園」も23:10から放送します。

12:30-15:49 ABCテレビ(最大延長18:16まで)
12:30-15:49 北海道テレビ(最大延長17:54まで)
※12:00-12:30は「イチオシ!スペシャル」を放送
12:50-15:49 テレビ朝日系列22局(最大延長17:54まで)
12:50-15:55 BS朝日(試合終了まで放送)

13:20-15:49 福井放送(最大延長16:24まで)
14:00-15:50 テレビ山梨、山陰放送、宮崎放送
14:00-15:53 テレビ高知
14:05-15:49 富山テレビ(最大延長16:55まで)

13:00-16:00 NHK総合、NHKBS2(延長の場合あり)

死闘15回!決着つかず37年ぶり再試合5

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決勝戦、第1球を投じる早稲田実・斎藤。これが激闘の始まり…(2006.8.20)
2006.8.20 決勝戦、第1球を投じる早稲田実・斎藤。これが激闘の始まり…

▽決勝<延長15回規定引き分け>
駒大苫小牧(南 北 海 道)000 000 010 000 000 = 1
早 稲 田 実(西__京)000 000 010 000 000 = 1

 第88回全国高校野球決勝戦・駒大苫小牧×早稲田実。私はこの夏3回目(4日目)の甲子園生観戦に行ってきました。3連覇をかける駒大苫小牧と夏初優勝&神宮のリベンジを目指す早稲田実の決勝戦は、延長15回規定引き分けで再試合。間違いなく球史に残る戦いとして、今後に語り継がれるでしょう。

 私は夜行バスで行って7:00に甲子園に到着したのですが、すでに球場前の高架よりも先まで入場券購入の列ができていました。結局11:30に満員札止め。日曜日である上に注目のカード。満員は当然ですよね。
 駒大の先発は智弁和歌山戦に続いて菊地。早実の先発は3連投となる斎藤で13:01にプレイボール。斎藤は先頭の三谷にヒットを打たれるものの、あとは要所を締め3連投の疲れを感じさせないピッチングを見せます。一方、菊地もランナーを出しながらも得点を許しませんが、3回に連打を浴びたところで早くも田中にスイッチ。田中は後続を三振で断って、ホームランが乱舞した今大会では見られなかった投手戦になります。
 8回、駒大が三木のバックスクリーンへの今大会58号となるホームランで、ついに均衡を破ります。しかしその裏、早実も桧垣がレフトへ長打。レフトの渡辺が返球を誤る間に3塁まで達し、続く後藤が犠牲フライ。すかさず同点に追いつきます。
 試合はこのまま延長戦に突入。田中、斎藤ともランナーを背負う場面がありながらも気合のピッチングで得点を許しません。15回表、斎藤は2死で本間篤を147km/hの速球を交えて三振に封じると、田中も15回裏は四球でランナーを出すものの後藤をショートフライにきって取り、ついに延長15回が終わって1-1。規定により引き分け再試合となりました。決勝での引き分け再試合は1969年(第51回)の松山商×三沢(延長18回0-0)以来、史上2度目。田中は12回2/3を7安打1失点10奪三振で165球。斎藤は15回を7安打1失点16奪三振で178球の完投でした。

 私事ですが、私は甲子園生観戦がこの夏でちょうど20年になります。20年のうち生で見た中で文句なしに一番凄い試合でした。8回に同点になってからはずっとハイテンション。暑さと疲れを忘れさせてくれる3時間37分でした。終わってからゲッソリしましたけど(笑)
 明日再試合ですが、田中も斎藤も疲労が心配です。特に斎藤はセンバツでも関西戦で延長15回引き分け再試合を完投。西東京大会決勝の日大三戦も延長11回完投。そして3連投目の今日…。板東英二(徳島商)を彷彿とさせる“延長大好きタフマン”ですが、いくらなんでも疲れていないわけがないでしょう。しかし泣いても笑っても、これがこの夏最後の試合。両チームとも精一杯のプレーを見せてほしいと思います。明日も行きます!

8回、駒大苫小牧が三木のホームランで待望の先制(2006.8.20)
2006.8.20 8回、駒大苫小牧が三木のホームランで待望の先制

早稲田実もその裏、犠牲フライですかさず追いつく(2006.8.20)
2006.8.20 早稲田実もその裏、犠牲フライですかさず追いつく

延長13回、ピンチに「ナンバーワン」をやった駒大苫小牧内野陣(2006.8.20)
2006.8.20 延長13回、ピンチに「ナンバーワン」をやった駒大苫小牧内野陣

延長15回引き分け再試合を記したスコアボード(2006.8.20)
2006.8.20 延長15回引き分け再試合を記したスコアボード

第88回全国高校野球・準決勝の結果4

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▽準決勝
駒大苫小牧(南北海道) 7-4 智弁和歌山(和歌山)
 駒大が逆転で3年連続決勝進出。2回から登板した田中は1失点
早稲田実(西東京) 5-0 鹿児島工(鹿児島)
 早実・斎藤が毎回の13奪三振で鹿工を3安打完封。26年ぶり決勝へ

 明日の決勝戦は駒大苫小牧×早稲田実と決まりました。駒大は3年連続3回目の決勝進出。勝てば1931年(第17〜19回)の中京商(現・中京大中京)以来、実に73年ぶり2校目の大会3連覇。一方、早実は25年(第11回)、80年(第62回)に続いてやはり3回目の決勝進出。ただ、過去2回はいずれも決勝は敗れていて、勝てば悲願の夏初優勝となります。
 今大会以前に甲子園を経験し、大会前から注目を浴び続けてきた駒大・田中将大と早実・斎藤佑樹の両投手。いよいよ深紅の優勝旗をかけての直接対決です。両者は昨秋の神宮大会の準決勝で対戦していて、このときは駒大が5-3と逆転勝ちしています。早実のリベンジか? それとも駒大の返り討ちか? とにかく両チームとも悔いのない戦いを見せて、素晴らしい決勝戦になることを祈ってます。プレーボールは13:00です!!

<決勝戦テレビ放送予定>
 決勝戦はABCとNHKのほか、ABCのネットを受けて全国のテレビ朝日系などでも放送されます。ネット局と放送時間は以下のようになっています。なお、時間等は変更の場合があるので、必ず当日の朝刊などでお確かめ下さい。

12:30-15:55 ABCテレビ(最大延長18:56まで)
12:30-15:55 北海道テレビ(最大延長17:30まで)
※12:00-12:30「イチオシ!SP めざせ3連覇!駒大苫小牧直前生中継」
12:55-15:55 テレビ朝日系列22局(最大延長17:30まで)
12:55-15:55 BS朝日(試合終了まで放送)

12:55-15:00 富山テレビ(延長の場合あり)
12:55-15:00 宮崎放送
13:00-15:00 テレビ山梨
13:00-15:55 福井放送(最大延長17:30まで)
13:00-14:54 テレビ高知
13:00-15:00 山陰放送

13:00-16:00 NHK総合、NHKBS2(延長の場合あり)

 福井放送を除く系列外各局は、15:00(14:54)までの放送となっています。これはTBS系はバスケットボール世界選手権、フジ系は競馬中継が控えているためですが、放送時間内に試合が収まるかは微妙なところです。

第88回全国高校野球・第13日(準々決勝)の結果4

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▽準々決勝
早稲田実(西東京) 5-2 日大山形(山形)
 早実が1点差の8回に集中打で逆転。山形・青木好投も力尽きる
鹿児島工(鹿児島) 3-2 福知山成美(京都)<延長10回>→詳細
 延長10回、鮫島が特大の勝ち越しHR。鹿工が初のベスト4進出

 これでベスト4が出揃いました。智弁和歌山、駒大苫小牧、鹿児島工、早稲田実、もうここまで来ればどこが優勝してもおかしくありません。明日はいよいよ準決勝。智弁和歌山×駒大苫小牧、鹿児島工×早稲田実の2試合です。試合開始予定は11:00です。

<準決勝テレビ放送予定>
10:30-16:00 ABCテレビ(最大延長18:25)
10:25-13:30 北海道テレビ(11:45-11:57[N]中断、最大延長15:00)
13:25-15:25 鹿児島放送(最大延長17:25)
10:30-15:55 BS朝日(試合終了まで放送)
※北海道テレビ、鹿児島放送は地元校応援実況

11:00-11:54,13:50-16:00 NHK総合(最大延長18:00)
11:54-13:50 NHK教育(延長の場合、18:00から放送の場合あり)
11:00-16:00 NHKBS2(11:54-12:10[天][N]中断、延長の場合あり)

 例年準決勝を13:55から2時間中継しているテレビ朝日は、パンパシフィック水泳のため今年は中継がありません。

叫ぶ!笑う!泣く!鹿児島工ベスト4!5

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▽準々決勝(第13日第2試合)<延長10回>
鹿 児 島 工(鹿児島)100 000 100 1 = 3
福知山成美(京_都)101 000 000 0 = 2

 どこのチームよりも、今最も高校野球を楽しんでいるのはこのチームではないでしょうか。そのチームとは鹿児島県立鹿児島工業高校です。
 3強(鹿児島実、鹿児島商、樟南)が相次いで敗れた波乱の鹿児島大会を制して、53年ぶりに県立高校として鹿児島代表に輝いた鹿児島工。組み合わせ抽選は大会開幕まで相手の決まらない49番目。しかも決まった相手は古豪の高知商。しかし、初戦でその高知商に競り勝つと、続く香川西戦も猛打爆発で圧勝。史上初めて49番目登場のチームがベスト8に進出しました。
 そして迎えた準々決勝の福知山成美戦。試合は鹿工が先制するも、成美がすぐ追いついて3回に勝ち越し。鹿工は成美・駒谷の前に2〜6回はわずか2安打と手も足も出ない状態でした。この重苦しい雰囲気をぶち破ったのは、“吼える代打男”としてすっかりブレイクした背番号11・今吉晃一。7回の先頭で代打で登場して、執念の内野安打。もちろん塁上で雄叫び&ガッツポーズ。ここからヒットが続き、宿利原のタイムリーで同点に追いつきました。
 そして、延長10回表。鹿工は4番・鮫島が今大会56号となるホームランをセンターバックスクリーンへ打ち込みついに勝ち越し! その裏成美も粘りますが、榎下が抑えて3-2で勝利。初出場の県立高校がとうとうベスト4まで登りつめてきました。
 試合後のインタビューで中迫監督は「あの子たちがこんなにやってくれるとは」と思わず号泣。人間味が溢れるいいチームですよね。準決勝は早稲田実との対戦。勝てば県勢としては1994年(第76回)の樟南以来の決勝進出。その先には初めての深紅の優勝旗が待っています。2006年夏、「鹿工旋風」はまだ終わりません。
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