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高校野球を中心に、自分の興味のあることだけを追求する、ひとりよがりなブログです。

 

2009春のセンバツ特集

第81回選抜高校野球大会・まとめ5

2009春のセンバツトーナメント表(クリックで拡大)
2009春のセンバツトーナメント表(クリックで拡大)

<第81回選抜高校野球大会>
主催:日本高等学校野球連盟、毎日新聞社
日程:2009年3月21日(土)〜4月2日(木)
場所:阪神甲子園球場

出場校:32校(一般選考29校、21世紀枠3校)
出場校決定:1月23日(金)
組み合わせ抽選:3月13日(金)

<トピックス>
出場校入場行進曲歴代)/司会と国歌斉唱始球式前売券データ『キセキ』&『今ありて』CD通販甲子園観戦ガイド

<組み合わせ・結果>
■第1日(3/21)
▽開会式(選手宣誓:今治西・高市廉主将)
▽1回戦
倉敷工11x-10金光大阪<延長12回>、中京大中京5-1神村学園、
今治西2x-1光星学院
※3/22は雨のため中止
■第2日(3/23)
報徳学園2-0高崎商、清峰4-0日本文理、福知山成美5-2国士舘<延長15回>
■第3日(3/24)
開星4-1慶応、箕島7-3大分上野丘、PL学園1-0西条
■第4日(3/25)
南陽工4-3前橋商、花巻東5-0鵡川、明豊5-1下妻二
■第5日(3/26)
富山商2-0興南<延長10回>、早稲田実4x-3天理、習志野5x-4彦根東
■第6日(3/27)
利府10-4掛川西
▽2回戦
中京大中京6-5倉敷工、報徳学園15-2今治西
■第7日(3/28)
清峰1-0福知山成美、箕島4-3開星<延長11回>、
南陽工2-1PL学園<延長10回>
■第8日(3/29)
花巻東4-0明豊、早稲田実9-2富山商、利府2x-1習志野
■第9日(3/30)
▽準々決勝
報徳学園6-5中京大中京、清峰8-2箕島
■第10日(3/31)
花巻東5-3南陽工、利府5-4早稲田実
■準決勝(4/1)
清峰4-1報徳学園、花巻東5-2利府
■決勝(4/2)
清峰1-0花巻東 【優勝】清峰(初優勝)

<関連ページ>
2009春のセンバツ特集センバツ行進曲メモリー
毎日jpMBS毎日放送NHKオンラインYahoo!JAPAN(外部へのリンク先は全てHP内の高校野球サイト)

<アーカイブス>
2008夏2008春2007夏2007春2006夏2006春2005夏2005春

第81回選抜高校野球・決勝の結果5

▽決勝
清峰(長崎) 1-0 花巻東(岩手)→詳細
【優勝】清峰(初優勝)

 3年前のリベンジを果たし、長崎に初めて優勝旗を持って帰れるか。それとも中等野球大会開始から、94年越しの悲願である東北勢の初優勝なるか。清峰と花巻東による決勝戦は、今大会を象徴する緊迫した試合となりました。
 清峰先発はここまで4試合(35回)で1失点の今村、花巻東先発は同じく4試合(31回)で2失点の菊池。まず1回表、清峰は先頭打者が出塁し、その後2死3塁のチャンスを作りますが、ここは菊池が踏ん張り無得点。花巻東もその裏、ランナーを出しますが牽制死もあり、得点に至りません。
 2回以降も互いにランナーを出し、特に清峰は毎回のように得点圏まで進めるものの、両投手の粘りの前にホームを踏むことができず、0-0のまま7回まで進みます。
 7回表、清峰はわずか3球で2死になりますが、続く嶋崎がストレートの四球で出塁。ここで、9番橋本が左中間を深々と破る打球を放ちます。嶋崎が生還して、ついに清峰が先制。均衡が破れます。花巻東も8回裏に3本のヒットを連ねますが、どうしても1点が取れません。
 そして9回裏、花巻東は2死ランナーなし。ここで菊池がセンター前ヒットで出塁すると、続く横倉の叩きつけた打球は内野安打を誘い、1・2塁と同点、サヨナラのチャンスを迎えます。ここで代打佐々木大は、今村に対してファールで粘ります。しかし、最後はレフトフライに倒れ、ついに試合終了。熱戦を清峰が制し、長崎県勢として春夏通じて初めての優勝を成し遂げました!
 この試合を含め、1点差は今大会14試合。サヨナラゲームは5試合、延長戦も5試合と緊迫したゲームが多い大会となりました。ちなみに決勝のスコアが1-0となったのは、春は1984年(第56回)の岩倉(1-0)PL学園以来、ちょうど10回目となります。

 清峰が甲子園に初めて出たのは2005年夏(第87回)。優勝候補を次々となぎ倒し、旋風を巻き起こしました。翌年春には、長崎県勢として春夏通じて初めて決勝に進みましたが、このときは横浜に21-0と屈辱的な大敗。そのリベンジを果たした今回、大会通じて1失点の今村を中心に、本当に見事なチームを作り上げました。おめでとうございます! 今度は春夏連覇を目指して、鍛え上げてきて下さい。
 一方、花巻東は惜しくも東北に優勝旗を持ち帰ることはできませんでしたが、岩手県勢初の決勝進出で、確かな一歩を記しました。また夏も菊池の雄叫びが見られることを、期待しています。

 なお、応援団賞は以下の通りです。

▽応援団賞
最優秀賞:彦根東(滋賀=21世紀枠)
優秀賞:習志野(千葉)、掛川西(静岡)、PL学園(大阪)、今治西(愛媛)、大分上野丘(大分=21世紀枠)

 この春も「THP blog×2009春のセンバツ特集」にたくさんのアクセス、コメント、トラックバックを頂き、本当にありがとうございました。この特集は今週いっぱいで終了して、引き続き「THP blog 熱闘!高校野球」として甲子園・高校野球ネタを紹介していきます。また夏には「2009夏の甲子園特集」をやる予定ですので、ご期待?下さい!

遠かった「あと1点」…またも東北勢優勝ならず4

▽決勝
___峰(長_崎)000 000 100 = 1
__東(岩_手)000 000 000 = 0

 春夏の高校野球大会の歴史の中で、東北6県のチームが決勝に進んだのは、これまで春1回、夏5回。すべて2点差以内での敗戦(1969年夏(第51回)の松山商×三沢の再試合を含む)で、大敗は一度もありません。しかし、そのわずかの点差がとてつもなく大きな壁となっていて、みちのくの優勝の夢を阻んできました。
 7回目の挑戦となった今回。勝ち上がってきたのは、岩手県勢では初めて決勝に挑む花巻東。チームはこれまで「岩手」というだけで、屈辱的な思いを何度も味わったそうです。例え勝ったとしても、「岩手のチームなんかに負けやがって」と叱責する相手監督の声…。
 「岩手をなめるな」。花巻東のこの春の快進撃は、ここから始まったと言ってもいいでしょう。とにかく攻めの姿勢で試合に臨む。エースの菊池が打者を一人抑えるたびに雄叫びを上げたのは、まさにその攻めの姿勢の表れだったと思います。

 とはいえ、初戦であわやパーフェクトの快投を見せた菊池も、3連投の疲れは隠せませんでした。肩や肘に痛みを抱えた決勝は終始、清峰にランナーを得点圏に進められる苦しい展開。それでも、持ち前の気合いで無失点で切り抜けていきます。しかし、7回に2死からストレートの四球を出したのが微妙に影響したのか、橋本に直球を左中間に運ばれてしまい、先制点を許してしまいました。
 終盤、花巻東も必死に粘りましたが、東北勢が過去何度も泣かされた「あと1点」の壁に阻まれました。みちのくへ優勝旗の夢はまた持ち越しです。
 菊池は試合後、「野球の神様が優勝はまだ早い、日本一の投手になって甲子園にまた戻ってこいと言っているんだと思う。夏に向け、またあしたから頑張りたい」と語ったそうです。夏は春以上にハードな戦いになりますが、ぜひ夏も甲子園でその雄姿を、そして勝利の雄叫びを見せてほしいと思います。

第81回選抜高校野球・準決勝の結果4

▽準決勝
清峰(長崎) 4-1 報徳学園(兵庫)
花巻東(岩手) 5-2 利府(宮城=21世紀枠)

 3月21日に出場32校で開幕した今年のセンバツも、残るは4校。今日は準決勝が行われました。
 まず第1試合、報徳は宮谷、清峰はここまで3試合26イニングス無失点と、好投を続ける今村が先発。試合は2回、清峰が山崎のホームランで先制。さらに3回にも2死2・3塁で再び山崎が、センター前ヒットを放ち2者が生還。リードを広げます。報徳は宮本をリリーフに送り、流れを食い止めようとしますが、5回にも山崎がこの試合4打点目となるタイムリーで、さらに点差が広がります。
 報徳打線は今村の前に完全に沈黙し、8回に西郷のタイムリーで連続イニング無失点を33で止めるのがやっとでした。清峰が快勝し、3年ぶりの決勝進出。この時点で、今まで優勝旗が渡ったことがない県に行くことが確定しました。
 続く第2試合は、高校野球史上初の準決勝での東北勢同士の対決。先発はここまでチームを引っ張ってきた、花巻東・菊池と利府・塚本。菊池は前の試合まで22イニングス無失点で、この試合も2回まで順調に抑えますが、3回に1死2塁から遠藤が右中間へ先制ホームラン。この大会初失点を記録します。
 先制された花巻東は、5回に1点を返し、さらに6回に2死満塁のチャンスを作ると、菊池自らがセンター前にタイムリーを放ち逆転。さらに代わった高橋を攻め、8回には菊池のスクイズなどで2点を追加。勝負を決めました。菊池は最後のバッターを併殺に打ち取ると、いつもの雄叫び。花巻東が勝ち、岩手県勢として春夏通じて初めて決勝に駒を進めました。利府は21世紀枠として、初の決勝進出はなりませんでした。

<明日の予定>
▽決勝
(12:30)清峰-花巻東
▽閉会式
司会:副島萌生さん(青森・弘前)
 両校とも前評判は高かったものの、ここまで素晴らしい試合を見せてくれるとは思いませんでした。35回で1失点の清峰・今村、31回で2失点の花巻東・菊池。この両エースを盛り立てる打線も、ともに好調です。連戦の疲れはあると思いますが、互いに初めて県に優勝旗を持ち帰る大チャンス。最高のパフォーマンスを、甲子園で見せてほしいと思います。決勝戦のプレーボールは12時30分です。

<明日のテレビ放送予定>
12:30-15:30 NHK総合、NHKBS2、NHKBShi(延長あり)

12:00-15:25 毎日放送(最大延長17:50)
12:00-15:35 IBC岩手放送(延長あり)
14:00-14:55 長崎放送(延長あり)
12:00-16:00 GAORA(延長あり)
24:00-24:30 毎日放送「みんなの甲子園」(琉球放送でも放送)

第81回選抜高校野球・第10日(準々決勝)の結果4

▽準々決勝
花巻東(岩手) 5-3 南陽工(山口)
利府(宮城=21世紀枠) 5-4 早稲田実(東京)→詳細

 春のセンバツもいよいよ終盤。今日は準々決勝、残りの2試合が行われました。
 第1試合、花巻東の先発はここまで甲子園無失点の菊池ではなく猿川。試合は前半、花巻東が2回に先制するも、3回に南陽工が竹重のタイムリー3塁打などで、3点を奪って逆転します。しかし、6回から菊池が登板すると、流れが一気に花巻東に。7回に猿川のセンターバックスクリーンへのホームランで同点に追いつくと、さらに菊池自らのタイムリーで逆転。8回にも追加点を挙げた花巻東が、初のベスト4に進出。岩手県勢としても25年ぶりの快挙となります。
 第2試合は、早実が2回に磯網のタイムリーで2点を先制。利府は毎回ランナーを出しながら、得点に結び付けられませんでしたが、5回に1死2・3塁のチャンスで、主将の遠藤のタイムリーで同点。さらに1死満塁として、4番井上のセンター前への逆転タイムリー、さらに桜田のスクイズで、この回一挙5点。試合の主導権を握ります。早実もその裏に1点を返し、9回は2死から3連打で1点差に詰め寄りますが、反撃もここまで。初出場の利府がベスト4。宮城県勢のベスト4進出は、2001年(第73回)の仙台育英(準優勝)以来。21世紀枠のベスト4進出は、同じ年の宜野座以来となりました。また、東北勢2校がベスト4に残ったのは、センバツ史上初となります。

<明日の予定>
▽準決勝
(11:00)報徳学園-清峰
(13:30)花巻東-利府
 明日は準決勝。第1試合はともに甲子園を知り尽くした、報徳と清峰の試合。報徳は7年ぶり、清峰は3年ぶりの決勝進出をかけます。第2試合は東北勢同士の試合となり、東北勢の8年ぶりの決勝進出は確定しています。勝てばともに初の決勝進出。特に花巻東は、岩手県勢春夏通じて初の甲子園決勝進出がかかります。

<明日のテレビ放送予定>
11:00-11:53,13:05-16:00 NHK総合(延長あり)
11:53-13:05 NHK教育
11:00-16:00 NHKBS2(11:53-12:15[天][N]中断、延長あり)、NHKBShi(延長あり)

11:00-11:30,12:00-15:55 毎日放送(最大延長17:50)
10:55-16:30 GAORA(延長あり)
24:00-24:30 毎日放送「みんなの甲子園」(琉球放送でも放送)

21世紀枠から8年ぶり4強!利府耐え切った4

▽準々決勝(第10日第2試合)
___府(宮_城)000 050 000 = 5
早 稲 田 実(東_京)020 010 001 = 4

 すでにご存じの方も多いと思いますが、利府のある選手が携帯電話サイトのブログで、今大会に対戦した相手チームに対して「変な顔のやつばっか、笑 昭和くさい」と侮辱する書き込み(現在は削除)をして、大会本部から厳重注意を受けるとともに、その相手校へ謝罪しました。この件については、もちろん反省して今後改めてほしいと思います。

 どういう状況で引き起こされるにせよ、こういったトラブルが起きると、なかなか次の試合で集中できずにあっさり負けてしまうケースが多いのですが、利府はそうではありませんでした。3年前に春ベスト8、夏は優勝した早稲田実に対して、堂々と渡り合い、集中打で見事に勝利をつかみました。
 この試合、2回に早実が2点を先制しますが、利府は早実先発の小野田を再三攻め、点には結びつかないものの、毎回安打を放ちます。そして5回、利府は先頭の加藤秀が死球で出て、内野安打と犠打で1死2・3塁。ここで1番キャプテンの遠藤が、3塁線への2塁打を放ち同点。さらに、1死満塁と攻め立て、4番井上がセンター前にしぶとく抜けるヒットで4-2と逆転。早実は小野田から鈴木に継投しますが、再び満塁とした利府は桜田がスクイズに成功。結局この回、打者11人を送り5安打に3四死球で一挙5点。試合の流れを一気に引き寄せました。
 利府は6回以降、鈴木の前に1安打に抑えられ、早実に1点差に詰め寄られますが、最後は先発塚本がしのぎ切り、初出場にして初のベスト4進出。21世紀枠出場のチームとしては、2001年(第73回)の宜野座以来、2校目の快挙となりました。
 勝利の瞬間飛び跳ねて、甲子園を目一杯楽しんでいる感じがする利府。次の相手は菊池を擁する花巻東。「みちのく決戦」を制し、東北勢初の大旗に王手をかけるのはどちらになるでしょうか?

第81回選抜高校野球・第9日(準々決勝)の結果4

8回10奪三振で箕島打線を封じた清峰・今村(2009.3.30)
2009.3.30 8回10奪三振で箕島打線を封じた清峰・今村

▽準々決勝
報徳学園(兵庫) 6-5 中京大中京(愛知)→詳細
清峰(長崎) 8-2 箕島(和歌山)

 いよいよ今日から準々決勝。まずは2試合が行われました。
 第1試合は、ともに複数回の優勝経験がある古豪同士の対戦。それにふさわしく、点を激しく取り合い、二転三転する試合となりました。4-2と報徳リードで迎えた5回、中京は2死からクリーンアップの3連打で同点。さらに6回に連続長打で勝ち越しましたが、土壇場の9回、報徳は2死満塁のチャンスで、4番西郷がレフト前に運び2者が生還。伝統の逆転で、報徳がベスト4一番乗り。優勝した2002年(第74回)以来のベスト4です。
 第2試合は近年力をつけている清峰と、27年ぶりにベスト8に進んだ復活の箕島による、県立校同士の対戦。試合は3回に清峰が先制して、その後も小刻みに加点。8回には一挙4点を加えて、勝負を決めました。箕島は清峰先発今村の前に、10三振と打線が沈黙。9回に代わった中野から、2点を奪うのがやっとでした。試合の主導権を終始握った清峰が、準優勝した06年(第78回)以来のベスト4に駒を進めました。

▼個人連続打数安打(8)
1956年(第28回)中京商(現中京大中京)・富田虎人
1984年(第56回)享栄・ 藤王康晴
2009年(第81回)報徳学園・平本龍太郎
▼個人大会最多塁打(21)
2009年(第81回)報徳学園・平本龍太郎

<明日の予定>
▽準々決勝
(11:00)南陽工-花巻東
(13:30)早稲田実-利府
 明日は準々決勝残り2試合。2校が残っている東北勢は、4年ぶりのベスト4に挑みます。

“逆転の報徳”健在!7年ぶりベスト44

9回土壇場で試合をひっくり返し、報徳学園がベスト4(2009.3.30)
2009.3.30 9回土壇場で試合をひっくり返し、報徳学園がベスト4

▽準々決勝(第9日第1試合)
報 徳 学 園(兵_庫)010 210 002 = 6
中京大中京(愛_知)011 021 000 = 5

 報徳学園と言えば「逆転の報徳」。これまで、甲子園で何度も印象に残る逆転劇を繰り広げてきた伝統は、この春も健在でした。
 かたや春出場29回、53勝、優勝4回の中京大中京。かたや出場17回、28勝、優勝2回の報徳。ともに甲子園をよく知る古豪は、序盤から点を取ったら取り返す、がっぷり四つの試合を展開。4-4の同点で迎えた6回、中京は金山のタイムリーで勝ち越し、5-4で終盤を迎えます。
 試合後半は中京先発堂林の前に、打線が沈黙した報徳。しかし9回、堂林の疲れを報徳は見逃しませんでした。先頭の代打坂元がヒットで塁に出て、2死ながら2・3塁と食い下がります。3番籾山は追い込まれますが、堂林が痛恨のデッドボールを与えて、2死満塁。ここで4番西郷が、仕事をしました。レフト前へ2者を還すタイムリーで逆転! その裏、中京も1人ランナーを出しますが、7回途中からマウンドに上がっている宮本が後続を断ちゲームセット。伝統の逆転劇で、優勝した2002年(第74回)以来のベスト4に進出しました。
 報徳のここぞの集中力は、見事と言うほかありません。センバツ3回目の優勝まで、あと2勝。古豪に新たな歴史を刻むことができるでしょうか。
 また、2回戦の今治西戦で1試合6安打の大会タイ記録、1試合16塁打の大会新記録を樹立した報徳・平本は、打順を6番に上げたこの試合でも大暴れ。第2打席までヒットを続け、8連続打席安打の大会タイ記録。大会通じての塁打も21まで伸ばし、個人大会最多塁打の新記録と、また一つ記録を塗り替えました。

第81回選抜高校野球・第8日の結果4

ベスト8をかけた熱戦!(テレビ中継アングル風)(2009.3.29)
2009.3.29 ベスト8をかけた熱戦!(テレビ中継アングル風)

▽2回戦
花巻東(岩手) 4-0 明豊(大分)
早稲田実(東京) 9-2 富山商(富山)
利府(宮城=21世紀枠) 2x-1 習志野(千葉)

 今日は2回戦最後の3試合が行われました。
 第1試合は、1回戦に続き花巻東・菊池が好投。明豊打線に9安打を打たれるものの、要所を締めたピッチングで、12奪三振で2試合連続の完封。打線も中盤に加点して援護しました。花巻東は初のベスト8。岩手県勢としても、1984年(第56回)の大船渡以来のベスト8進出となりました。
 第2試合は、序盤から早実打線が爆発して、富山商を圧倒。投げては小野田、鈴木の継投で富山商打線を抑え、3年ぶりにベスト8に駒を進めました。
 第3試合は、習志野が6回に犠牲フライで先制しましたが、その裏利府もスクイズで同点。そのまま1-1で迎えた9回、利府が2死2塁のチャンスを迎え、習志野は1番遠藤を敬遠。ここまで無安打の2番藤原との勝負にかけますが、藤原の放った打球はセンターの頭を越え、2塁ランナーが還りサヨナラ。21世紀枠で初出場した利府が、ベスト8最後の枠に滑り込みました。

<明日の予定>
▽準々決勝
(11:00)中京大中京-報徳学園
(13:30)清峰-箕島
 ベスト8には花巻東、利府、早稲田実、中京大中京、報徳学園、箕島、南陽工、清峰が残りました。優勝経験のあるチームは4校。一方、初のベスト8は東北勢の2校。果たしてより上に進むのはどこか。明日、明後日と準々決勝の4試合が行われます。

第81回選抜高校野球・第7日の結果4

▽2回戦
清峰(長崎) 1-0 福知山成美(京都)
箕島(和歌山) 4-3 開星(島根)<延長11回>
南陽工(山口) 2-1 PL学園(大阪)<延長10回>→詳細

 2度目の週末を迎えたセンバツ。今日も熱戦続きの3試合でした。
 第1試合は、清峰が5回に1死3塁で嶋崎のスクイズで先制。得点はこの1点のみ。清峰がほぼ唯一のチャンスをものにして、投げては今村がほぼ毎回ランナーを出しながらも、ピンチを乗り切り完封。清峰が3年ぶりのベスト8に進出しました。
 第2試合は今大会4試合目の延長戦。11回、箕島が1死3塁で沼のタイムリーで勝ち越し。接戦をものにした箕島が、27年ぶりにベスト8に駒を進めました。開星は島根県勢26年ぶりのベスト8に、あと一歩及びませんでした。
 第3試合も息詰まる熱戦。PL・中野は9回終了時点でノーヒットノーラン。しかし、打線が南陽工・岩本の前に得点を奪えず、0-0で延長戦に突入。10回、中野は1死から初ヒットを許すと、その後も3連打を浴びて2失点。その裏、PLも2死から食い下がって1点を返しますが、反撃もここまで。南陽工は津田恒実投手(元広島)を擁した1978年(第50回)以来、31年ぶりのベスト8進出となりました。

<明日の予定>
▽2回戦
(9:00)花巻東-明豊
(11:30)富山商-早稲田実
(14:00)習志野-利府
 明日でベスト8がすべて出揃います。熱戦は中盤から、いよいよ後半に入ってきます。
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