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2011夏の甲子園特集

第93回全国高校野球選手権大会・まとめ

2011夏の甲子園代表校マップ(クリックで拡大)
2011夏の甲子園代表校マップ(クリックで拡大)

<第93回全国高校野球選手権大会>
主催:日本高等学校野球連盟、朝日新聞社
後援:毎日新聞社 特別協力:阪神甲子園球場

期日:2011年8月6日(土)〜20日(土)
会場:阪神甲子園球場

出場校:49校(各府県1校。北海道は南北、東京は東西各1校ずつ)
組み合わせ抽選:8月3日(水)

地方大会:6月18日(土)沖縄から開幕
参加校数:4,014校(連合チームは1校で計算。昨年比-14)

<トピックス>
代表校司会進行先導&始球式チケット観戦ガイド最近10年キャッチフレーズ夏の高校野球応援ソング朝日新聞CM大会歌歌手

<関連ページ>
2011夏の甲子園特集夏の甲子園名曲の殿堂
asahi.comABC朝日放送NHKオンラインスポーツナビ阪神甲子園球場日本高等学校野球連盟 (外部へのリンク先は、全てHP内高校野球特集サイト)

<アーカイブス>
夏(2010,2009,2008,2007,2006,2005
春(2011,2010,2009,2008,2007,2006,2005

<組み合わせ・結果>
■第1日(8/6)
▽開会式(選手宣誓:金沢・石田翔太主将)
▽1回戦
健大高崎7-6今治西、金沢4-0伊勢工、聖光学院5x-4日南学園<延長10回>
■第2日(8/7)
習志野6-1静岡、明徳義塾3x-2北海、
帝京8-7花巻東、八幡商8-1山梨学院大付
■第3日(8/8)
作新学院11-1福井商、唐津商9-4古川工、
如水館3x-2関商工<延長13回>、東大阪大柏原8-1至学館
■第4日(8/9)
英明4-1糸満、能代商5-3神村学園、
白樺学園3-2鳥取商<延長11回>、智弁和歌山11-1花咲徳栄
■第5日(8/10)
日大三14-3日本文理、開星5-0柳井学園
▽2回戦
新湊4-1龍谷大平安
■第6日(8/11)
東洋大姫路4-0海星、光星学院16-1専大玉名、
徳島商3-1藤代、関西3x-2九州国際大付<延長12回>
■第7日(8/12)
明豊6-3東京都市大塩尻、智弁学園2-1鶴岡東、
横浜6x-5健大高崎<延長10回>、金沢4-2聖光学院
■第8日(8/13)
習志野9-3明徳義塾、八幡商5-3帝京、
作新学院3-2唐津商、如水館7-4東大阪大柏原<延長10回>
■第9日(8/14)
能代商2-0英明、智弁和歌山8x-7白樺学園<延長10回>、日大三11-8開星
■第10日(8/15)
▽3回戦
東洋大姫路11-1新湊、光星学院6-5徳島商、
関西7-1明豊、智弁学園9-4横浜
■第11日(8/16)
習志野2-1金沢、作新学院6-3八幡商、
如水館3x-2能代商<延長12回>、日大三6-4智弁和歌山
■第12日(8/17)
▽準々決勝
光星学院2-1東洋大姫路、関西8-3如水館
■第13日(8/18)
作新学院7-6智弁学園、日大三5-0習志野
■準決勝(8/19)
光星学院5-0作新学院、日大三14-4関西
■決勝(8/20)
日大三11-0光星学院 【優勝】日大三(10年ぶり2回目)

「がんばろう!日本」…頑張った選手たち

熱戦の連続で、連日多くの観客が来場した夏の甲子園(2011.8.16)
2011.8.16 熱戦の連続で、連日多くの観客が来場した夏の甲子園

 日大三の10年ぶり2回目の優勝で、昨日幕を閉じた第93回全国高校野球。本来ならまだまだ残暑が厳しい時期ですが、先週末あたりから雨が多く降り、気温も急激に下がってもう秋が来たような感じがします。あまりに涼しい、というより寒いので、昨日までの熱戦が随分前のことのようにも感じられます。

 今大会はセンバツ同様、東日本大震災で被災された方々にエールを送る大会として、「がんばろう!日本」をスローガンに掲げて、電力消費のピークに配慮して試合開始時間を前倒し(第2日〜準決勝は8:00、決勝は9:30試合開始)、照明の点灯もできるだけ減らすなど、節電に積極的に取り組みました。
 センバツでは正直淡白な試合が多かったのですが、夏は開幕戦からいきなり9回の逆転劇があり、延長戦は歴代最多タイの8試合、サヨナラも7試合。花巻東は帝京戦で3度も同点に追いつき、八幡商は同じ帝京戦で逆転満塁ホームランが飛び出し、白樺学園も強豪の智弁和歌山戦で同点満塁ホームランを放ち2度までもリード、開星は優勝した日大三を相手に5点差を一度はひっくり返し、智弁学園も横浜戦で9回に大逆転をして奈良県勢初の対神奈川県勢初白星を飾りました。
 また、能代商は昨夏大敗時のランニングスコアを室内練習場に大きく貼り出して猛練習に励み、再び甲子園に挑んだ初戦で見事な逆転勝利。秋田県勢夏の初戦の連敗を13で止めただけでなく、2回戦ではエースの保坂が試合時間わずか1時間21分の完封劇。3回戦の如水館戦で延長12回の末に惜しくも敗れはしたものの、2度までもサヨナラのランナーをホームタッチアウトにするなど、「秋田も凄いんだぞ」という強い印象を残しました。
 その能代商を倒した如水館は、3回戦まで3試合連続で延長戦勝利という史上初の記録を経験。エースの浜田は3戦ともリリーフ登板ながら、すべて9回以上を投げて通常の完投以上のピッチングで勝ってきました。さすがに消耗は否めず、準々決勝で打ち込まれてしまい、試合終了後には涙が止まりませんでしたが、その熱投でチーム初のベスト8という新たな歴史を刻みつけました。

 優勝した日大三、準優勝した光星学院、そしてこの大会に参加した4,014校が頑張った夏。テレビで、そして甲子園などで試合を見ていて、「野球ができる喜びをかみしめつつ、絶対に最後まであきらめない」という選手たちの強い気持ちがひしひしと伝わってきました。被災された方々だけではなく、日本国中に「がんばろう」という思いを引き出させてくれた、まさにスローガン通りの夏になったと思います。昨日も書きましたが、選手たちには感謝の一言です。本当にありがとう!

第93回全国高校野球・決勝の結果

優勝を決め、歓喜の輪を作る日大三ナイン(2011.8.20)
2011.8.20 優勝を決め、歓喜の輪を作る日大三ナイン

▽決勝
光 星 学 院(青_森)000 000 000 = 0
__三(西東京)003 010 52X = 11
【優勝】日大三(10年ぶり2回目)

 15日間に渡って熱戦が繰り広げられてきた、第93回全国高校野球もついに決勝。満員の47,000人の観衆を集めて、例年より大幅に早い9:31にプレーボールしました。
 先発は光星が2日連投となる秋田、日大三は3日連投となる吉永の両エース。序盤、秋田は1回から飛ばして強打の日大三打線を抑えれば、吉永は疲れも考慮した緩めの立ち上がり。しかし、要所では140km/h半ばの直球と決め球のシンカーで、こちらも得点を許しません。
 先制したのは日大三。3回、2死から死球とポテンヒットでランナー1・3塁として、5番高山がバックスクリーンへの3ランで3-0。光星も5回、2死1・2塁のチャンスで秋田がライト前のヒットを放ちますが、高山が好返球を見せて2塁ランナーがホームタッチアウト。その裏、日大三は再び高山の内野ゴロの間に1点を追加。高山の攻守に渡る活躍で、前半は4-0で終えます。
 光星はランナーを出すものの、吉永の好投の前に依然として得点できません。逆に7回、日大三は畔上、横尾、高山のクリーンナップの3連続タイムリー、さらに鈴木の左中間への2ランで、一挙5点を追加して9-0。ここで光星は秋田が降板。李に後を託します。日大三は8回にも李を攻めて、2点を追加。この試合も13安打を放ち、史上4校目となる6試合2桁安打を達成しました。
 吉永は9回になっても球威が衰えず、最後のバッター・代打の荒屋敷を三振に打ち取って、3塁も踏ませず5安打完封。投打に圧倒した日大三が、10年ぶり2回目の優勝を飾りました!

 日大三ナインのみなさん、全国制覇おめでとうございます。昨春準優勝、この春はベスト4とあと一歩頂点に届きませんでしたが、この夏は10年前同様、平均10得点以上と打って打って打ちまくって頂点に立ちました。エースの吉永は、開星戦などで集中打を浴びるような場面も見られましたが、準々決勝は完封、準決勝は5回途中から登板で10奪三振、そして決勝は再び完封と、まさにエースの投球でした。奥島高野連会長ではありませんが、「あっぱれ」です。
 一方、光星学院は東北勢として6校目の夏決勝に挑みましたが、惜しくも深紅の優勝旗の「白河越え」はなりませんでした。しかし、こちらも投打にバランスの取れたチームで、少ないチャンスも確実にものにして決勝まで勝ち進みました。ナインの大半が県外(特に関西)出身で、「青森のチーム」としてどうかという批判もありますが、冬の厳しい環境で練習を積んできたのは事実。特に学校のある八戸も、東日本大震災で大きな被害を受けており、それを乗り越えての準優勝でした。

 この夏もたくさんのアクセス、そしてツイッターでのコメント等、本当にありがとうございました。今大会は延長戦が最多タイの8試合、サヨナラ7試合、劇的逆転ゲーム多数と内容が濃く、観客動員も848,000人に達したそうです。「被災地にエールを」という大会の目的は、十分に果たされたのではと思います。
 「2011夏の甲子園特集」は8月下旬で終了しますが、この先もアジアAAAや国体、来年のセンバツを占う秋季大会が控えています。引き続き、高校野球情報を発信していきますので、これからもよろしくお願い致します。
 この夏の選手たち、すべてに感謝!

深紅の優勝旗が日大三・畔上主将の手に授与される(2011.8.20)
2011.8.20 深紅の優勝旗が日大三・畔上主将の手に授与される

第93回全国高校野球・準決勝の結果

劇的ホームタッチアウトで光星学院が初の決勝進出(2011.8.19)
2011.8.19 劇的ホームタッチアウトで光星学院が初の決勝進出

▽準決勝
光星学院(青森) 5-0 作新学院(栃木)
日大三(西東京) 14-4 関西(岡山)

 甲子園もいよいよクライマックス、決勝へ駒を進めたのはどのチームか? 今日は準決勝が行われました。
 まず、どんより曇りの中で始まった第1試合。先発は作新・大谷、光星・秋田。いきなり1回、光星が大谷の立ち上がりを攻めて1死満塁として、北條のタイムリーで2点を先制。しかし、試合開始後から降り出した雨が、作新攻撃中の3回表1死2塁に一層強くなり中断。一時はグラウンドが完全に水浸しとなりましたが、雨が止みグラウンド整備を行った結果、1時間32分後に試合が再開されました。
 中断の影響は特になく、両先発が踏ん張り2回からはゼロ行進。6回途中から作新は飯野に継投しますが、光星は暴投と内野ゴロで2点を追加。8回には川上のホームランが飛び出し5-0。作新も9回に2死1・2塁で鶴田がヒットを放ちましたが、ライト沢の好返球でホームタッチアウトでゲームセット。秋田は6安打完封。光星が初の決勝進出、青森県勢としては1969年(第51回)の三沢以来の決勝となりました。
 続く第2試合、先発は日大三・斉藤、関西・堅田。1回、日大三が畔上のタイムリーで先制するも、関西が2回に内野ゴロで同点としますが、それ以降は両先発の好投で得点が入りません。5回、関西が1死1・2塁のチャンスで日大三はエース吉永を投入。後続を断ち、1-1のまま後半に入ります。
 7回、日大三が金子のタイムリーで待望の勝ち越し。なおも1死満塁で関西は水原に継投しますが、畔上のセカンドゴロでセカンドがゲッツーを焦り悪送球し、さらに2点。完全に火がついた日大三打線は、菅沼のホームランなどでこの回一挙8点。関西も8回に渡辺のホームランなどで3点を返しますが、その裏日大三は高山のホームランなどで5点を追加。16安打14得点の日大三が大勝で、10年ぶりの決勝進出。2番で登板した吉永は、アウト14個のうち10が三振でした。

<明日の予定>
▽決勝
(9:30)光星学院-日大三
▽閉会式
司会:前田なつみさん(兵庫・小野)、森田翔吾さん(同・龍野)
 全試合2桁安打、1試合平均10得点と打線好調、連投ながら吉永も乗ってきた“王者”日大三に、光星がどう挑むかという決勝になると思われます。光星は先発が予想される秋田が初の連戦。秋田は緩急ある投球で、甲子園わずか1失点のピッチングで日大三打線を抑えれば、少ないチャンスを確実にものにしてきた光星有利な状況も生まれてくると思います。
 4,014校の頂点に立つのは、東北勢悲願の初優勝か、10年ぶり2回目の栄冠か。プレーボールは午前9時半です!

<明日のテレビ放送予定>
9:00-12:15 ABCテレビ(延長あり)
9:25-11:45 テレビ朝日系全国ネット(延長あり)
※「朝だ!生です旅サラダ」はABCは60分、他は85分の短縮バージョン
9:25-12:25 BS朝日(試合終了、閉会式まで放送)
9:25-11:15 福井放送(延長あり)
9:25-11:30 宮崎放送
9:25-11:45 山陰放送、テレビ高知
9:30-11:45 テレビ山梨(延長あり)
9:55-11:45 富山テレビ(延長あり)

9:00-11:54 NHK総合
11:54-12:30 NHKEテレ(延長あり)

第93回全国高校野球・第13日(準々決勝)の結果

▽準々決勝
作新学院(栃木) 7-6 智弁学園(奈良)
日大三(西東京) 5-0 習志野(千葉)

 甲子園は今日も、ベスト4をかけた準々決勝2試合が行われました。
 まず第1試合、先発は智弁・小野、作新・大谷。智弁が初回に3点を先制しましたが、作新は2回に2点を返すと、3回には山下のタイムリーなどで逆転。しかし、智弁は4回からエースの青山が登板して作新打線に得点を許さず、打線も3回にノーヒットで1点差に詰め寄ると、5回に横浜のタイムリーで同点、6回に2死3塁から相手の暴投で逆転に成功します。
 終盤はともに無得点で6-5で迎えた9回、作新はついに青山をとらえて3連打で同点に追いつき、なおも1死2・3塁から内藤の犠牲フライで再逆転。このリードを8回から2度目の登板をしていた飯野が三者凡退で抑えて、作新が優勝したとき以来49年ぶりのベスト4進出を決めました。栃木県勢としてもそれ以来となります。
 続く第2試合は関東勢同士の対戦で、先発は日大三・吉永、習志野・在原。試合は2回、日大三が清水のタイムリーなどで3点を先制。習志野も6回まで毎回ランナーを出しますが、スクイズ失敗などもありなかなか得点まで至りません。一方、在原も3回以降は日大三に追加点を許しません。
 次に得点が入ったのは日大三でした。9回、2死から2番手の木村光を攻めて2死2・3塁として、畔上が左中間を破る2塁打を放って2点を追加してリードを広げます。吉永は7回以降はパーフェクトで、4安打8奪三振の完封。日大三は優勝した2001年(第83回)以来のベスト4進出となります。

<明日の予定>
▽準決勝
(8:00)作新学院-光星学院
(10:30)日大三-関西
 明日はいよいよ準決勝。作新は49年ぶり、日大三は10年ぶり、そして光星と関西は初の決勝進出がかかります。雨が心配されますが、できるだけいいコンディションで行われることを願っています。

第93回全国高校野球・第12日(準々決勝)の結果

▽準々決勝
光星学院(青森) 2-1 東洋大姫路(兵庫)
関西(岡山) 8-3 如水館(広島)

 49代表校が集まって始まった第93回全国高校野球も、残るは8校。今日から準々決勝で、まず2試合が行われました。
 まず第1試合、先発は姫路・原、光星・秋田。姫路が3回の前田のタイムリーで先制しますが、光星は5回に沢の併殺崩れの間の得点で追いつき、1-1と1点を争う接戦となります。
 勝ち越したのは光星。7回、ヒットと相手のバッテリーエラーで1死2・3塁のチャンスを作り、松本の高いバウンドのショートゴロの間に3塁ランナーがホームインして勝ち越し。秋田は8安打を浴びながらも、3併殺に打ち取るなど粘り強いピッチングで今大会初完投。少ないチャンスを生かした光星が、11年ぶりのベスト4進出を決めました。原は大会通じて3失点(すべて内野ゴロの間の得点でタイムリーはなし)と好投も、惜しくもここで甲子園を去ることになりました。
 中国地方の隣県対決となった第2試合、先発は関西・水原、如水館・島崎。2回、関西が関貴と福井のタイムリーで2点を先制。如水館も4回に1点を返し、5回に金尾のタイムリーで同点に追いつきます。
 如水館は4回途中から3番手にエースの浜田を投入しましたが、同点に追いついたその裏、無死2・3塁で妹島のサードゴロが悪送球となり、ランナーがすべて還って関西が2点を勝ち越し。関西はさらにタイムリーやスクイズでこの回計4点を挙げて突き放し、7回にも2点を追加して勝負を決めました。如水館はのべ5投手を継ぎ込み、9回に1点を返しましたが及ばず。関西が夏初めてのベスト4に進みました。

<明日の予定>
▽準々決勝
(8:00)智弁学園-作新学院
(10:30)日大三-習志野
 明日は準々決勝残り2試合。近畿勢で唯一残っている智弁と、関東・東京勢3校が登場。第2試合は関東勢同士の対戦となります。
 なお本日の第1試合終了後、準決勝の組み合わせ抽選がグラウンド上で行われて、以下のように決まりました。
■準決勝(8/19)
(8:00)智弁学園×作新学院の勝者-光星学院
(10:30)日大三×習志野の勝者-関西

第93回全国高校野球・第11日の結果

24年ぶりのベスト8を決め、校歌を歌う習志野ナイン(2011.8.16)
2011.8.16 24年ぶりのベスト8を決め、校歌を歌う習志野ナイン

▽3回戦
習志野(千葉) 2-1 金沢(石川)
作新学院(栃木) 6-3 八幡商(滋賀)
如水館(広島) 3x-2 能代商(秋田)<延長12回>
日大三(西東京) 6-4 智弁和歌山(和歌山)

 今日も第1試合の早々にはほぼ満員となった甲子園。ベスト8をかけての3回戦残り4試合が行われました。
 まず第1試合は、金沢・釜田が153km/hを投げ込めば、習志野・在原は超スローカーブで翻弄する投げ合い。試合は習志野が3回に先制。7回に金沢が同点に追いつきましたが、その裏に習志野が片桐のタイムリーで再び勝ち越し。9回、金沢は1死1・3塁のチャンスを作りましたが、木村光に継投した習志野が抑えて逃げ切り。千葉県勢は昨年に続き、習志野は24年ぶりのベスト8進出。
 第2試合、作新が3回に先制。八幡も4回に追いつきますが、作新が6回に鶴田のタイムリーで勝ち越すと、7回以降も小刻みに加点。八幡は9回に遠藤のホームランで3点差に迫りましたが、2回戦の大逆転の再現はならず。作新先発・大谷が投げきり、優勝した1962年(第44回)以来のベスト8。栃木県勢としては14年ぶり。
 第3試合も見応えある投手戦。序盤に1点ずつを取り合った後は、能代・保坂、如水館・宇田、3回からは浜田が無失点に抑えて、今大会8試合目の延長戦に突入。延長12回、能代が相手のエラーで勝ち越しましたが、その裏如水館は同点に追いつき、なおも2死1・3塁で木村がレフト前のヒットを放って逆転サヨナラ。如水館は3試合連続の延長勝利で、初のベスト8を決めました。広島県勢は4年ぶり。
 第4試合、日大三が序盤に和智弁先発・青木の立ち上がりを攻めて、1回に3点、2回に2点を先行。和智弁も徐々に点を返し、7回についに1点差に詰め寄り、なおも2死3塁としましたが日大三キャッチャー・鈴木がファウルフライを好捕。8回に日大三が菅沼のホームランが飛び出して勝負あり。日大三先発・吉永は12奪三振、最速149km/hの熱投で和智弁打線を抑えて、6年ぶりのベスト8を決めました。

<準々決勝の予定>
 ベスト8が出揃いました。北から光星学院、作新学院、習志野、日大三、東洋大姫路、智弁学園、関西、如水館の8校です。さすがというか、投打のバランスがとれたチームばかりです。正直、どこが勝ち上がってもおかしくはないと思います。明日から準々決勝、果たしてベスト4に駒を進めるのはどのチームか? 今日の第1試合終了後に組み合わせ抽選が行われ、以下のように対戦カードが決まりました。
■第12日(明日)
(8:00)東洋大姫路-光星学院
※準決勝組み合わせ抽選
(10:30)如水館-関西
■第13日(8/18)
(8:00)智弁学園-作新学院
(10:30)日大三-習志野

第93回全国高校野球・第10日の結果

▽3回戦
東洋大姫路(兵庫) 11-1 新湊(富山)
光星学院(青森) 6-5 徳島商(徳島)
関西(岡山) 7-1 明豊(大分)
智弁学園(奈良) 9-4 横浜(神奈川)

 終戦記念日で、正午に第2試合を中断して黙祷が行われた甲子園は今日から3回戦。ベスト8進出をかけて、今日はまず4試合が行われました。
 まず第1試合、姫路が序盤足を絡めた攻撃で2点を先制。新湊も5回に内野ゴロの間に1点を返し、7回まで2-1の緊迫した展開となりましたが、8回姫路は1死満塁から原の飛球を、センターが目測を誤って2塁打として2点を追加。これで火がついた姫路打線は、この回打者13人で一挙9点を奪う猛攻で試合を決め、ベスト8一番乗り。兵庫県勢は昨年に続き、姫路としては5年ぶりのベスト8。
 第2試合、光星が2回に和田の2ランで先制。その裏徳島が逆転しますが、光星が3回に3連続の長打で4点を挙げて再逆転。徳島もその裏1点差に詰め寄り、3回までに6-5という点の取り合いとなりますが、4回以降は光星2番手・秋田、徳島・龍田が無失点でしのぎ、結局そのまま光星が逃げ切ってベスト8進出を決めました。青森県勢は前回の光星以来8年ぶりのベスト8で、逆に四国勢は4年連続でベスト8に進めませんでした。
 第3試合は、関西が2回無死満塁から2つの犠牲フライと押し出し2つで4点を先制し、中盤にも追加点。明豊は関西を上回る12安打を放って再三に渡りチャンスを作りますが、関西先発・水原の粘りのピッチングでの前に1点しか奪えず、15残塁。関西は24年ぶりのベスト8で、岡山県勢としては12年ぶり。九州勢もこれですべて姿を消しました。
 そして第4試合、横浜が初回にダブルスチールで先制し、小刻みに加点。智弁は8回まで横浜先発・柳の前に3安打1点しか奪えませんでしたが、9回に柳、代わった相馬を攻めて1点を返し、なおも2死満塁で代打・西村が同点タイムリー。横浜は向井を投入しますが、智弁は大西のタイムリーでついに勝ち越し。さらに連打を浴びせて、この回打者13人で一挙8点。大逆転で智弁が16年ぶりのベスト8進出。奈良県勢が神奈川県勢に甲子園で初勝利となりました。

<明日の予定>
▽3回戦
(8:00)金沢-習志野
(10:30)八幡商-作新学院
(13:00)如水館-能代商
(15:30)智弁和歌山-日大三
 明日でベスト8がすべて出揃います。準々決勝の組み合わせは、第1試合の終了後にグラウンド上で行われます。

第93回全国高校野球・第9日の結果

▽2回戦
能代商(秋田) 2-0 英明(香川)
智弁和歌山(和歌山) 8x-7 白樺学園(北北海道)<延長10回>
日大三(西東京) 11-8 開星(島根)

 今日も満員となった甲子園。2回戦最後の3試合が行われ、ベスト16がすべて出揃いました。
 まず第1試合は、試合時間1時間21分という超スピーディーゲーム。能代が少ないチャンスをものにして、英明の好投手・松本から4回と6回に1点ずつを取り、能代先発・保坂の粘りの投球と堅い守りで英明打線を完封。能代は初めて3回戦に進出して、秋田県勢としても16年ぶりの2勝となりました。
 第2試合は6-1と和智弁リードの7回、白樺がこの回から登板した智弁2番手・古田を攻めて、小林の満塁ホームランなどで同点。続く8回、佐々木のホームランで勝ち越します。和智弁もその裏にすぐ追いつき、延長戦に。白樺は10回、佐藤のタイムリーで再び勝ち越しましたが、和智弁はその裏宮川のタイムリーで追いつき、なおも1死1・2塁で小笠原の送りバントがサードの一塁への悪送球となってサヨナラ勝ち。2度リードした白樺でしたが、最後はあっけない敗戦となってしまいました。
 そして第3試合、日大三打線が開星先発・白根を攻めて3回までに5点を取りましたが、開星は5回に4点を返し、さらに6回に安田のタイムリーで6-5と試合をひっくり返します。しかしその裏、日大三は打者12人の猛攻で6点を奪い再逆転。開星も8回に2点を返して、9回も2人ランナーを出しましたが及ばず。両チーム合わせて28安打の乱打戦は、日大三が制しました。

<明日の予定>
▽3回戦
(8:00)新湊-東洋大姫路
(10:30)光星学院-徳島商
(13:00)関西-明豊
(15:30)智弁学園-横浜
 明日からベスト8進出をかけた3回戦。まずは4試合が行われます。

第93回全国高校野球・第8日の結果

▽2回戦
習志野(千葉) 9-3 明徳義塾(高知)
八幡商(滋賀) 5-3 帝京(東東京)
作新学院(栃木) 3-2 唐津商(佐賀)
如水館(広島) 7-4 東大阪大柏原(大阪)<延長10回>

 お盆休みの土曜日。甲子園は第1試合早々に満員になり、熱気あふれる2回戦4試合が行われました。
 まず第1試合、習志野が明徳先発・尾松の立ち上がりを攻めて3点を先制。2回にも2点を追加して試合の主導権を握ります。明徳も3回に1点、4回に北川の2試合連続アーチで反撃しますが、その裏習志野はさらに3点奪って突き放し、13安打9得点の快勝。習志野先発・背番号11の大野は6安打3失点の完投。
 第2試合、帝京が3回に松本の2ランで先制。5回に追加点を挙げて3-0とリードを広げます。帝京先発・渡辺は8回まで八幡打線を2安打に抑えますが、八幡は9回1死から高森のヒットをきっかけに3連打で満塁。4番坪田のショートゴロエラーで1点を返し、なおも満塁で遠藤がライトポール際への満塁ホームランを放ち一気に逆転。その裏、八幡は2番手真野が1人四球を出したものの0点に抑えて、劇的な逆転勝ちで3回戦に進出しました。
 第3試合は、唐津が序盤に2点を先制。作新は4回に1点を返し、続く5回に1死1塁で石井の2塁打で同点、さらに板崎の内野安打で逆転に成功。唐津は7回以降、毎回同点のチャンスを作りましたが、作新先発・大谷、9回途中からは飯野が抑えて逃げ切り。唐津の好投手・北方悠は最速153km/hで10奪三振でしたが、5回の2失点に泣きました。
 そして第4試合、2-1と柏原リードで迎えた7回、如水館は2死満塁から相手のエラーとタイムリーで4-2と逆転しますが、その裏柏原も1死1・3塁でこちらも相手のエラーがあり同点として、今大会6試合目の延長戦に突入。10回、如水館が1死1・2塁から4番島崎、さらに木村のタイムリーで3点を勝ち越して勝負あり。2回途中から登板した如水館・浜田が最後は抑えて、2試合連続の延長戦での勝利となりました。

<明日の予定>
▽2回戦
(8:00)英明-能代商
(10:30)白樺学園-智弁和歌山
(13:00)日大三-開星
 明日でベスト16がすべて出揃います。第1試合は秋田県勢14年ぶりの甲子園勝利を挙げた能代商が、次は16年ぶりの県勢2勝目を目指します。また、第3試合はともに1回戦好投した日大三・吉永、開星・白根の投げ合いにも注目です。
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