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高校野球を中心に、自分の興味のあることだけを追求する、ひとりよがりなブログです。

 

2012春のセンバツ特集

第84回選抜高校野球大会・まとめ

2012春のセンバツトーナメント表(クリックで拡大)
2012春のセンバツトーナメント表(クリックで拡大)

<第84回選抜高校野球大会>
主催:日本高等学校野球連盟、毎日新聞社
後援:朝日新聞社 特別協力・会場:阪神甲子園球場
期日:2012年3月21日(水)〜4月4日(水)

出場校:32校(一般選考29校、21世紀枠3校)
出場校決定:1月27日(金) 組合せ抽選:3月15日(木)

<組み合わせ・結果>
■第1日(3/21)
▽開会式(選手宣誓:石巻工・阿部翔人主将)
▽1回戦
三重6-5鳥取城北、浦和学院10-2敦賀気比、大阪桐蔭9-2花巻東
■第2日(3/22)
九州学院6-0女満別、健大高崎9-3天理、神村学園9-5石巻工
※3/23は雨のため中止
■第3日(3/24)
鳴門2x-1洲本<延長10回>、作新学院7-3倉敷商、近江(ノーゲーム)高崎
■第4日(3/25)
光星学院3-0北照、履正社5-2地球環境、愛工大名電8-0宮崎西、近江7-2高崎
■第5日(3/26)
横浜4-0高知、聖光学院2-0鳥羽、智弁学園5-2早鞆
■第6日(3/27)
関東一1-0別府青山
▽2回戦
浦和学院2-0三重、大阪桐蔭5-3九州学院
■第7日(3/28)
健大高崎3-1神村学園、鳴門5x-4作新学院<延長10回>、光星学院13-1近江
■第8日(3/29)
愛工大名電9-2履正社、横浜7-1聖光学院、関東一2-1智弁学園
■第9日(3/30)
▽準々決勝
大阪桐蔭3-2浦和学院、健大高崎9-1鳴門
※3/31は雨のため中止
■第10日(4/1)
光星学院5-2愛工大名電、関東一4-2横浜
■準決勝(4/2)
大阪桐蔭3-1健大高崎、光星学院6-1関東一
※4/3は雨のため中止
■決勝(4/4)
大阪桐蔭7-3光星学院 【優勝】大阪桐蔭(初優勝)

<トピックス>
出場校入場行進曲司会進行&国歌斉唱始球式最近10年チケット観戦ガイド

<関連ページ>
2012春のセンバツ特集センバツ行進曲メモリー毎日jpMBS毎日放送NHKオンラインスポーツナビ阪神甲子園球場日本高等学校野球連盟 (外部へのリンク先は全てHP内の高校野球サイト)

<アーカイブス>
・春(2011,2010,2009,2008,2007,2006,2005
・夏(2011,2010,2009,2008,2007,2006,2005

第84回選抜高校野球・決勝の結果

▽決勝
光 星 学 院(青_森)002 010 000 = 3
大 阪 桐 蔭(大_阪)203 000 11X = 7
【優勝】大阪桐蔭(初優勝)

 3月21日の開幕から、3日の順延を経て15日目。夏並みの長さとなった第84回センバツもいよいよ決勝戦。昨日は爆弾低気圧の影響で中止となりましたが、今日は天候も回復。ともに初優勝をかけた戦いは、桐蔭・藤浪、光星・城間の先発で、12:32にプレーボールしました。
 1回、桐蔭は2死から3番・水本が出塁すると、4番・小池がレフトへ2ランホームラン。1回戦で負傷した田端の代役として4番に座るも、ここまで苦しんできた主砲の一発で桐蔭が先制。3回、光星はクリーンナップの3連打で同点としますが、その裏桐蔭は2つのタイムリーで再び勝ち越し。なおも1死1・3塁で、光星は金沢にスイッチ。金沢も犠牲フライを打たれますが、後続を断ちます。5回、光星はまたも3番・田村、4番・北條の連打で1点を返し、その後2死満塁としますが走塁ミスなどもあり追加点はならず、5-3と桐蔭リードで後半へ。
 4回以降、金沢の前に0点に抑えられていた桐蔭打線でしたが、7回に無死3塁から水本の犠牲フライで待望の追加点を挙げ、8回にも1番・森の犠牲フライで7点目。藤浪は光星打線に12安打を浴びながらも、要所を締めたピッチングで3点に抑え、最後は武田をレフトフライに打ち取り完投。ゲームセットは14:43。両チーム合わせて25安打の打ち合いを制した大阪桐蔭がセンバツ初優勝、大阪勢としては実に19年ぶりの優勝となりました!

 優勝は大阪桐蔭の頭上に輝きました。上記のように、4番を打っていた田端が1回戦の花巻東戦で死球を受け骨折するアクシデントに見舞われましたが、ナイン全員でその穴をカバー。決勝は先発全員出塁、特に4番の小池はあわやサイクルヒットという活躍で、光星の城間、金沢両投手を打ち崩しました。そして、大会注目の投手である藤浪も、初戦で花巻東の大谷との投げ合いを制すと、身長197cmの恵まれた体を生かした150km/h超のストレートにスライダーが冴え、そのまま頂点に登りつめました。夏は大阪のみならず、全国のチームから目標にされることになりますが、ぜひ夏も見てみたいチームです。
 一方、光星学院は新チーム結成以来の連勝がここでストップ。東北勢悲願の甲子園初優勝、さらに昨夏決勝での大敗のリベンジを果たすことができませんでした。それでも、田村、北條の両打者を中心とした打線は相手に脅威を与え、金沢、城間の投手2枚看板も有効に機能。2季連続の決勝進出はお見事と言っていいのではないでしょうか。こちらも夏に帰ってきてほしいチーム。3度目の正直に期待したいと思います。

 今大会は天候不順に悩まされ、雹も降ったりした日がありましたが、鳴り物応援が復活して本来の華やかなセンバツが帰ってきました。延長戦は2試合で、いずれも鳴門がサヨナラで勝利という珍記録が誕生した一方で、前評判の高いチームが軒並み上位に進出して、最後まで白熱した展開となりました。
 この春も当ブログやツイッターへのアクセス、本当にありがとうございました。雨のおかげ(?)でいつもよりちょっぴり長かった春も、これにて幕。今度は夏に向けての戦いが始まります。一旦通常モードに戻り、今度は6月下旬ごろ「2012夏の甲子園特集」がスタートする予定です。楽しみはまだまだ始まったばかりです!

▽応援団賞(1回戦のアルプスの様子で審査)
最優秀賞:宮崎西(宮崎)
優秀賞:石巻工(宮城=21世紀枠)、高崎(群馬)、愛工大名電(愛知)、三重(三重)、洲本(兵庫=21世紀枠)

第84回センバツ決勝、天候不良で明日に順延

 急速に発達した「台風並み」の低気圧が、日本列島を縦断している今日。全国各地で暴風雨など大荒れの天気になっています。
 この影響で、本日16時に予定されていた第84回選抜高校野球の決勝・大阪桐蔭×光星学院戦は、10時45分に中止を決定。明日に順延されることになりました。これで大会日程は3日順延することになり、14年ぶり。決勝戦が順延となったのは1986年(第58回)の池田×宇都宮南戦以来、26年ぶりとなります。なお、明日の決勝は12時30分から行われます。
 甲子園は6日から阪神タイガース戦が控えていて、主催者側は今日は16時に繰り下げてでも試合をしたかったと思いますが、仮に雨が止んだとしても強風がプレイに明らかに影響するレベルでしたから、この判断は妥当だと思います。明日は風は残るかもしれませんが天候は回復、しかも両チームとも休養が取れましたので、良いコンディションで決勝戦が行われそうです。

<明日の予定>
▽決勝
(12:30)大阪桐蔭-光星学院
▽閉会式
司会:緒方桃子さん(鹿児島・甲南)

<決勝戦テレビ放送予定>
12:25-15:30 NHKEテレ(延長あり)
12:00-14:55 MBSテレビ(延長あり)
12:00-14:50 青森テレビ(延長は未定)
18:54-19:00,23:49-23:59 MBSテレビ「みんなの甲子園」
12:00-16:00 GAORA(延長あり)

第84回選抜高校野球・準決勝の結果

最速151km/h、7安打完投した大阪桐蔭・藤浪(2012.4.2)
2012.4.2 最速151km/h、7安打完投した大阪桐蔭・藤浪

▽準決勝
大阪桐蔭(大阪) 3-1 健大高崎(群馬)
光星学院(青森) 6-1 関東一(東京)

 第84回センバツ、今日は準決勝の2試合が行われました。
 まず第1試合は、先発が桐蔭・藤浪、健大・三木。身長197cmの藤浪、170cmの三木と好対照の両先発ですが、互いに持ち味を発揮。ヒットは打たれるものの、要所を締めた投球で7回まで藤浪は無失点。三木も2回の1失点に抑え、1-0と桐蔭リードで終盤を迎えます。
 8回、健大がこの回先頭の1番・竹内がレフトポール際へのホームランを放ち、同点に追いつきます。しかし、桐蔭はその裏に3番・森がレフトへ叩き込んで再び勝ち越し。さらに5番・笠松にもホームランが飛び出してリードを広げます。9回、健大も2死2塁と粘りますが、最後は藤浪が後続を断ち試合終了。大阪桐蔭が初のセンバツ決勝に駒を進め、大阪勢としても14年ぶりの決勝となりました。藤浪は9奪三振、最速151km/h、準々決勝までで16盗塁を記録した健大に対して盗塁をさせませんでした。
 続く第2試合、先発は光星・城間、関東一は背番号10の醍醐。醍醐は100km/hに満たないスローカーブと130km/h台の直球のコンビネーションで序盤は光星打線を抑えますが、2巡目となった4回に田村に先制ホームランを許します。光星打線はこの回さらに1点を追加、5回にも追加点を挙げます。
 関東一は6回からエースの中村が登板。打線も毎回のようにランナーを出しますが、光星の好守もありなかなか得点を奪えません。逆に光星は8回、中村を攻めて北條と大杉のタイムリーでさらに3点を追加。関東一はようやく9回に3安打を放って1点を返しますが、反撃もここまで。光星は城間が11安打を浴びながらも完投。昨夏に続いての決勝進出で、青森県勢にとっては初のセンバツ決勝となります。

▽決勝
(16:00)大阪桐蔭-光星学院
▽閉会式
司会:緒方桃子さん(鹿児島・甲南)
 明日は午前から昼にかけて低気圧が近畿地方を通過する予報が出ていて、この時間帯の天候不良が予想されます。すでに2日順延しており、出場校と応援団の滞在日程を考慮して、決勝戦は12時30分から、16時に繰り下げることになりました。決勝戦の時間繰り下げといえば、2004年(第76回)の愛工大名電×済美戦(16時45分試合開始)を思い出します。おそらく、点灯試合での決勝になるでしょう。
 どちらが勝っても初優勝ですが、東北勢としては悲願の甲子園初優勝がかかります。これまで2度跳ね返された壁、光星にとっては昨夏も跳ね返されています。北條、田村などを擁する自慢の打線が、藤浪をどう攻略していくのか。とにかく、全力でのぶつかり合いを期待したいと思います。

<決勝戦テレビ放送予定>
16:00-18:00 NHK総合
18:00-18:55 NHKEテレ(延長あり)
15:55-17:45 MBSテレビ、青森テレビ
18:54-19:00,23:49-23:59 MBSテレビ「みんなの甲子園」
4/4 12:00-16:00 GAORA(延長あり)

第84回選抜高校野球・第10日(準々決勝)の結果

バックネット際のフライを捕ろうとする愛工大名電・中村(2012.4.1)
2012.4.1 バックネット際のフライを捕ろうとする愛工大名電・中村

▽準々決勝
光星学院(青森) 5-2 愛工大名電(愛知)→詳細
関東一(東京) 4-2 横浜(神奈川)

 昨日雨で流れたセンバツ。今日は天候も回復し、準々決勝残りの2試合が行われました。
 第1試合は昨秋の神宮大会決勝と同じカード。先発は光星・城間、名電・浜田。光星は初回、2死から田村が2塁打を放ち、北條のタイムリーで先制。名電は4回に追いつき、6回に相手のエラー絡みで勝ち越します。光星は2回以降、浜田の前に無安打でしたが、7回に城間のタイムリーで追いつくと、8回に2死2・3塁で大杉がランニング3ランで突き放します。このリードを5回途中からリリーフしていた金沢が守りきり、光星がセンバツ初のベスト4に進出。青森県勢の春ベスト4は56年ぶり。
 続く第2試合は関東勢同士の対戦。先発は横浜・柳、関東一・中村。試合は関東一が4回に秋山の2ランで先制。横浜は5回に宍倉のタイムリーで1点差とし、なおも1死1・3塁で高橋がセーフティースクイズを決めたかに見えましたが、3塁ランナーがホームを踏んでいないとアピールがありアウト。それでも横浜は7回に尾関の犠牲フライで追いつく執念を見せましたが、関東一は9回1死1・2塁で伊藤の左中間を破る3塁打で2点を奪って、試合を決めました。関東一は25年ぶりのベスト4です。

<明日の予定>
▽準決勝
(11:00)大阪桐蔭-健大高崎
(13:30)光星学院-関東一
 明日はいよいよ準決勝。関東一以外は初のベスト4となります。第1試合は、BIG3の一角である桐蔭・藤浪に対して、機動力でかき回してきた健大がどう攻略するか。そして第2試合は、神宮王者の光星vs.関東一の2年生エース・中村という構図でしょうか。決勝に駒を進めるのはどのチームか!?

神宮決勝再戦…ランニングホームランで決着

ランニングホームランを放ちガッツポーズの光星学院・大杉(2012.4.1)
2012.4.1 ランニングホームランを放ちガッツポーズの光星学院・大杉

▽準々決勝(第10日第1試合)
愛工大名電(愛_知)000 101 000 = 2
光 星 学 院(青_森)100 000 13X = 5

 9年ぶりの神宮大会決勝カードの再現。神宮では光星が3点差を7回に追いつき、8回に北條のタイムリーで勝ち越して、6-5で光星が勝って優勝しました(詳細)。名電のリベンジか、光星が返り討ちか。注目の一戦はやはり熱戦になりました。

 試合は光星が好投手の名電・浜田の立ち上がりをとらえて、3番・田村がセンターオーバーの2塁打を放って、4番・北條がきっちりレフト前へ先制タイムリー。しかし、2度同じ相手には負けられないと、2回以降は立ち直りヒットを許しません。名電は4回に鳥居の長打で同点として、5回にも2死1・2塁のチャンス。ここで光星は先発・城間から金沢にスイッチ。ここは後続を断ちますが、6回に名電は2死2塁として7番・中村が打った緩いゴロが内野安打となり、さらに金沢が1塁へ悪送球。これで2塁ランナーが還って、名電が勝ち越します。
 浜田の前に2回から6回までノーヒットに抑えられ、三振の山を築かれていた光星打線。しかし、各打者は際どい球には手を出さず、球数を投げさせていました。その疲れが微妙に出てきた7回、光星は一気に攻勢に出て、1死3塁から7番・城間がライト前にタイムリー。同点に追いつきます。
 続く8回、先頭の2番・村瀬が2塁打を放ち、1死3塁で4番・北條はフルカウントからのスクイズバントが空振りしたかに見えましたが、球が足に当たり死球の判定で出塁。2死2・3塁となって、6番・大杉はカウント3-0から浜田の甘く真ん中に入ったストレートをセンターへ強打。センターが必死に飛びつきますが打球はグラブの先。ボールがフェンスに達する間に2人のランナー、そして大杉も一気にホームイン。大会第13号となるランニングホームランで光星に大きな3点が入り、勝負を決めました。最後は金沢が三者凡退に抑え、光星が昨夏に続いて春もベスト4に進出。青森県勢がセンバツでベスト4に進んだのは1956年(第28回)の八戸以来で、3勝したのは初めてのこととなります。

 結果的に「光星が7回に追いつき、8回に勝ち越し、リリーフの金沢が抑える」展開が再現されました。浜田は11奪三振でしたが、リベンジはならず。浜田は「秋と春で相手を打ち取るイメージができた。夏にもう一度甲子園で戦い、今度こそリベンジしたい」と、“3度目の正直”を誓いました。

11奪三振も一発に泣いた愛工大名電・浜田(2012.4.1)
2012.4.1 11奪三振も一発に泣いた愛工大名電・浜田

第84回センバツ、本日は雨で中止

 第84回選抜高校野球は本日、雨のために準々決勝2試合とも中止で明日に順延となりました。大会日程はすべて1日ずれ、決勝は4月3日となる予定です。

第84回選抜高校野球・第9日(準々決勝)の結果

▽準々決勝
大阪桐蔭(大阪) 3-2 浦和学院(埼玉)→詳細
健大高崎(群馬) 9-1 鳴門(徳島)

 32校が出場して開幕したセンバツも、残るは8校のみ。今日は準々決勝2試合が行われました。
 まず第1試合、浦学は山口、桐蔭は沢田が先発。浦学が1回に笹川のタイムリーで先制しましたが、2回以降は両チームとも無得点で後半へ。6回からは浦学・佐藤、桐蔭・藤浪の両エースが登板。7回、桐蔭が笠松のタイムリーで同点とするも、浦学は8回に相手のパスボールで再び突き放します。しかし土壇場の9回、桐蔭が安井のタイムリーで追いつき、さらに白水のタイムリーで逆転。このリードを藤浪が守りぬき、桐蔭が春初めてのベスト4に駒を進めました。
 第2試合は健大は生井、鳴門は小林が先発。いきなり初回に健大が長坂、内田の連続タイムリーで2点を先制。健大は5回にも2点を追加し、7回には長坂の3ランなどで一挙5点を挙げて圧倒。健大はこの試合も5盗塁と足でかき回し、打線も15安打を記録。投げては生井が6回を1失点。その後、3投手の継投で鳴門打線を抑えて、初出場の健大がベスト4進出を決めました。

<明日の予定>
▽準々決勝
(11:00)光星学院-愛工大名電
(13:30)横浜-関東一
 明日は準々決勝の残り2試合。第1試合が神宮大会決勝戦の再現。神宮では光星が逆転勝ちしましたが、名電はリベンジできるか? 第2試合の横浜は、勝てば渡辺監督が甲子園通算51勝となり、歴代3位タイとなります。ただ、雨が心配です…。

無死満塁で三者三振!大阪桐蔭・藤浪は諦めない

▽準々決勝(第9日第1試合)
大 阪 桐 蔭(大_阪)000 000 102 = 3
浦 和 学 院(埼_玉)100 000 010 = 2

 このセンバツで前評判の特に高い「BIG3」。そのうちの一人である大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手。1回戦はBIG3の一角、花巻東・大谷との直接対決を制し、2回戦は自らがホームランを放つ活躍を見せ、今日の準々決勝は圧巻のリリーフでチームをセンバツ初のベスト4進出に導きました。
 今日の桐蔭の先発は沢田。5回1失点で試合を作り、藤浪にバトンを渡します。味方も7回表に同点に追いつき、いよいよ残り3イニング。しかし、7回裏に大きな試練が立ちはだかります。この回の浦学の先頭バッター、4番の笹川にヒットを許し、続く山根、明石にも打たれて、無死満塁の大ピンチ。桐蔭は守備のタイムを取り、「攻める気持ちで」とベンチからの指示を伝えます。
 藤浪は攻めました。吉川を外角のスライダーで空振り三振。また守備のタイムを挟み、石橋を外角のストレートで空振り三振(石橋に対しての初球でセンバツ最速タイの153km/hを記録)。3回目となる守備のタイムを取って、緑川にはカットボールで空振り三振。タイムの規定回数を使い切る慎重なベンチワーク、そして藤浪の気持ちで3者連続三振に抑え、絶体絶命のピンチを脱しました。
 桐蔭は8回に守備の乱れ、そしてパスボールで勝ち越し点を許し、9回に先頭の森がヒットを放つも2塁タッチアウトになるなど嫌な流れになりかけましたが、諦めずに逆転に成功。その裏、浦学も2死1・2塁と粘りますが、藤浪が抑え切り、秋の関東チャンピオンの浦和学院をうっちゃりました。
 4番・田端を骨折で欠く桐蔭ですが、藤浪をはじめナインの諦めない力で、ここまで3試合連続の逆転勝利。夏は2度優勝していますが、最高成績を更新して春のてっぺんも見えてきました。

第84回選抜高校野球・第8日の結果

▽2回戦
愛工大名電(愛知) 9-2 履正社(大阪)
横浜(神奈川) 7-1 聖光学院(福島)
関東一(東京) 2-1 智弁学園(奈良)→詳細

 第84回センバツは2回戦残りの3試合が行われ、ベスト8がすべて出揃いました。
 まず第1試合、名電が3回に3連続のタイムリーで4点を先制。履正社も4回にタイムリーなどで2点を返しますが、名電は後半にも追加点を挙げ、13安打の猛攻で終始履正社を圧倒。名電先発・浜田は4回以外は得点を与えず、7安打完投。名電が優勝した2005年(第77回)以来のベスト8に進出しました。
 第2試合は、横浜が初回から4安打を浴びせて先制。2回以降も小刻みに追加点を奪い、先発全員の17安打7得点で大勝。横浜先発・柳は聖光打線に11安打を打たれながらも、堅い守りで8回の1点のみに抑えて、6年ぶりのベスト8。横浜・渡辺監督はこれで甲子園春夏通算50勝に到達しました。
 そして第3試合は、関東一が4回に1死2・3塁から松谷のタイムリーで2点を先制。両チームともほぼ毎回ランナーを出しますが、智弁・青山、関東一・中村の両先発が踏ん張り、なかなか得点に至りません。智弁は8回に犠牲フライで1点を返し、9回も1死2塁としましたが、中村の直球勝負が勝り、関東一が25年ぶりのベスト8を決めました。

<明日の予定>
▽準々決勝
(11:00)浦和学院-大阪桐蔭
(13:30)健大高崎-鳴門
 ベスト8の地区別の内訳は、東北1、関東・東京4、東海1、近畿1、四国1です。4大会連続で決勝に駒を進めるなど、好調が続いている関東勢がこの春もベスト8の半分を占めました。前評判の高いチームが順当に残っている一方、新鋭の健大高崎、古豪復活の鳴門も見逃せません。明日からは準々決勝。まずは明日2試合が行われます。
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