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2014夏の甲子園特集

第96回全国高校野球選手権大会・まとめ

2014夏の甲子園代表校マップ(クリックで拡大)
2014夏の甲子園代表校マップ(クリックで拡大)

<第96回全国高校野球選手権大会>
主催:日本高等学校野球連盟、朝日新聞社
後援:毎日新聞社 特別協力・会場:阪神甲子園球場
期日:2014年8月11日(月)〜25日(月)

出場校:49校(各府県1校。北海道は南北、東京は東西各1校ずつ)
組み合わせ抽選:8月6日(水)

地方大会:6月21日(土)南北海道、沖縄から開幕
参加:3,917校(前年比-40校)※連合チームは1校でカウント

<トピックス>
代表校 ・司会進行 ・先導&始球式 ・チケット
キャッチフレーズ ・夏の高校野球応援ソング ・今年の『栄冠は君に輝く』

<関連ページ>
2014夏の甲子園特集 ・夏の甲子園名曲の殿堂
朝日新聞デジタル ・ABC朝日放送 ・NHKオンライン ・スポーツナビ
阪神甲子園球場 ・日本高等学校野球連盟
(外部へのリンク先は全てHP内高校野球特集サイト)

<アーカイブス>
・夏(2013,2012,2011,2010,2009,2008,2007,2006,2005
・春(2014,2013,2012,2011,2010,2009,2008,2007,2006,2005

<組み合わせ・結果>
※8/9,10は中止
■第1日(8/11)
▽開会式(選手宣誓:作新学院・中村幸一郎主将)
▽1回戦
春日部共栄5-1龍谷大平安、敦賀気比16-0坂出商、富山商2-0日大鶴ヶ丘
■第2日(8/12)
東邦11-3日南学園、星稜5-4静岡、
日本文理5-2大分、大垣日大12-10藤代
■第3日(8/13)
健大高崎5-3岩国、鹿屋中央2x-1市和歌山<延長12回>、
利府4-2佐賀北、三重5x-4広陵<延長11回>
■第4日(8/14)
佐久長聖3-1東海大甲府、東海大四6-1九州国際大付、
聖光学院2-1神戸国際大付、山形中央9-8小松
■第5日(8/15)
明徳義塾10-4智弁学園、大阪桐蔭7-6開星
▽2回戦
二松学舎大付7-5海星
■第6日(8/16)
近江8-0鳴門、城北5-3東海大望洋、
盛岡大付4-3東海大相模、八頭6-1角館
■第7日(8/17)
沖縄尚学3-1作新学院、八戸学院光星4-2武修館、
富山商3-1関西、敦賀気比10-1春日部共栄
■第8日(8/18)
三重4-2大垣日大、日本文理3-2東邦、
星稜4-1鹿屋中央、健大高崎10-0利府
■第9日(8/19)
山形中央2-0東海大四<延長10回>、聖光学院4-2佐久長聖、
大阪桐蔭5-1明徳義塾
■第10日(8/20)
▽3回戦
八戸学院光星5-1星稜<延長10回>、沖縄尚学6x-5二松学舎大付、
三重7-5城北、敦賀気比16-1盛岡大付
■第11日(8/21)
日本文理6x-5富山商、大阪桐蔭10-0八頭、
聖光学院2x-1近江、健大高崎8-3山形中央
■準々決勝(8/22)
三重9-3沖縄尚学、敦賀気比7-2八戸学院光星、
大阪桐蔭5-2健大高崎、日本文理5-1聖光学院
※8/23は休養日
■準決勝(8/24)
三重5-0日本文理、大阪桐蔭15-9敦賀気比
■決勝(8/25)
大阪桐蔭4-3三重 【優勝】大阪桐蔭(2年ぶり4回目)

第96回全国高校野球・決勝の結果

苦しみながらも、大阪桐蔭が2年ぶり全国制覇!(2014.8.25)
2014.8.25 苦しみながらも、大阪桐蔭が2年ぶり全国制覇!

▽決勝
___重(三_重)020 010 000 = 3
大 阪 桐 蔭(大_阪)011 000 20X = 4
【優勝】大阪桐蔭(2年ぶり4回目)

 いきなり雨で2日順延した第96回全国高校野球。その後も雨で開始時間繰り下げや、試合の中断がありながらも以降は順延がなく、ついに決勝戦を迎えました。3,917校の頂点に立つのは、三重か、大阪桐蔭か。平日ながら、三重の応援を中心に早くから観衆が詰めかけ、満員の観客の中で13:01にプレーボールしました。
 先発はともに準決勝を完投した、三重・今井、桐蔭・福島。初回はともにランナーを出しながらも無得点。先手を取ったのは三重。2回に1死1・2塁として、中林がレフトへのタイムリーを放って2点を先制。1塁アルプスのみならず、ライトスタンド、1塁側からネット裏の席にかけて埋まった三重の大応援団が沸きます。しかし、桐蔭はその裏に福田のタイムリーで1点を返し、さらに3回に香月の犠牲フライで同点に追いつきます。
 5回、三重は相手のエラーなどから無死1・3塁のチャンスを得て、宇都宮のタイムリーで勝ち越し。しかし、直後のチャンスで送りバントを失敗し、7回にも1死3塁で宇都宮がスクイズを失敗。今日はなかなかバントが決まらず、福島を攻めきれません。
 スクイズ失敗があったその裏、桐蔭は四死球2つと福田のヒットで1死満塁とします。福島は三振に倒れますが、続くキャプテンの中村がしぶとくセンター前に落とすヒットを放って、2者が生還。ついに桐蔭が試合をひっくり返しました。
 9回、三重も1死1・2塁とチャンスを作り、スタンドのボルテージも上がりますが、福島が粘って、最後は宇都宮をショートゴロに打ち取って14:42に試合終了。大阪桐蔭が2年ぶり4回目の優勝を決めました!

 栄冠は大阪桐蔭の頭上に輝きました。一昨年春夏連覇したときの藤波晋太郎(阪神)、森友哉(西武)両選手のような超高校級の選手はおらず、秋は府大会でライバル履正社にコールド負けするという屈辱を味わいましたが、そこから厳しい練習を重ねて、夏は大阪大会準決勝で履正社にリベンジ。甲子園では、投手力、機動力、打力に秀でたチームを次々に攻略。決勝では三重への大声援でアウェー状態となりましたが、エースの福島を中心に粘り強く戦い、逆転勝ち。優勝を決めた瞬間、福島とキャプテンの中村は涙、涙。名門チームという重荷の中、見事な優勝でした。
 一方、三重はスクイズ失敗などのミスもあり、惜しくも準優勝。三重県勢として、59年ぶりの深紅の優勝旗を持ち帰ることはできませんでした。こちらも東海地区では無敵の強さを見せながら、昨夏、春の甲子園は初戦敗退。この夏も、事前の評判は高くありませんでしたが、広陵に延長戦の末に下すと、そこからエース今井を中心に勝ち上がり、決勝まで進みました。今井は決勝では最後まで投げ切ることができず(7回で降板)に、こちらも試合後に悔しさに涙しました。優勝の夢は、次代に受け継がれていきます。

 今大会は、石川大会決勝の8点差逆転(元をたどれば、神宮大会決勝の沖縄尚学の8点差逆転が基点ですが)や、大垣日大の8点差逆転のように派手な逆転が展開され、決勝も大阪桐蔭が鮮やかな逆転劇で優勝を決めました。
 また、昨年に続き東北勢が5校初戦突破して、2校がベスト8に進出。北信越勢は史上初めて5校とも初戦を突破し、19年ぶりに2校がベスト4に進みました。残念ながら、私が2009年に予想した5年以内の「雪国同士による決勝戦」はなりませんでしたが、今度こそ5年のうちに雪国同士による決勝が来ると信じています。

 この夏も「THP blog×2014夏の甲子園特集」へのアクセス、ツイッターへの参加等、本当にありがとうございました。高校野球は今後、9月にタイで行われる第10回U-18アジア野球選手権、10月の長崎国体があり、新チームによる秋季大会の予選もすでに始まっています。またこれからも、高校野球を楽しく伝えていければと思います。
 今大会のキャッチフレーズ「キラキラ輝く、キミの夏」の通り、球児がとても輝いた2014年の夏でした。頑張った選手たちに、感謝!

深紅の優勝旗を授与される大阪桐蔭・中村主将(2014.8.25)
2014.8.25 深紅の優勝旗を授与される大阪桐蔭・中村主将

第96回全国高校野球・準決勝の結果

県勢59年ぶりの決勝進出に沸く三重アルプス(2014.8.24)
2014.8.24 県勢59年ぶりの決勝進出に沸く三重アルプス

▽準決勝
三重(三重) 5-0 日本文理(新潟)
大阪桐蔭(大阪) 15-9 敦賀気比(福井)

 第96回全国高校野球はいよいよ準決勝。日曜ということもあり、早くから多くの観客が詰めかけ、試合開始1時間半前には満員となりました。
 まず第1試合、先発は三重・今井、文理・飯塚。文理が初回に併殺でチャンスを潰したその裏、三重は1死2塁として宇都宮のタイムリーで先制。三重は4回にも1死1・3塁から、中林のスクイズで2点目を挙げます。文理は2回以降もランナーを出しますが、今井のスライダーなど緩急をつけたピッチングの前に内野ゴロを連発。なかなか得点を挙げることができません。
 飯塚も粘りのピッチングをしていましたが、三重は6回に2死からエラーを足掛かりに満塁として、長野のタイムリーで2点を追加、さらに8回には山井のソロでダメ押し。今井は最後まで文理打線に的を絞らせず、9回は三者凡退で締めて5安打完封。三重が夏は初めての決勝進出、三重県勢としては59年ぶりの決勝となりました。
 続く第2試合、先発は桐蔭・福島、気比・平沼。ここまで4試合すべて2桁安打の気比打線が初回から爆発して、1死から4連打で先制し、なおも満塁で御簗がホームランを放って、この回5点。しかし、桐蔭はその裏に中村の先頭打者ホームランなどで3点を返して、2回に峯本の2ランで追いつきます。気比は御簗の2打席連続ホームランで再びリードしますが、4回に桐蔭が同点に追いつき、さらに正随のタイムリーで勝ち越し。続く森がライトポール際に2ランを放って、10-6とリードを広げます。
 気比も5回に2点差に詰め寄りますが、平沼が6回に制球を乱して、山本に交替。桐蔭はこの回、香月のタイムリーなどで3点を取り、8回にも2点を追加。両チーム合わせて27安打24得点。5本のホームランが飛び出した打撃戦は桐蔭が制して、2年ぶりの決勝進出。気比は5試合連続2桁安打も、初の決勝進出はならず。今大会大躍進の北信越勢は、これですべて姿を消しました。

<明日の予定>
▽決勝
(13:00)三重-大阪桐蔭
▽閉会式
司会:石井寛人さん、雜晴香さん(ともに兵庫・小野)

 明日の決勝は三重×大阪桐蔭となりました。1回戦の逆転劇から勢いに乗って、堂々たる勝ちっぷりで初の決勝に駒を進めた三重。初戦こそ苦戦したものの、好投手(明徳義塾)、機動力(健大高崎)、打力(敦賀気比)という異なるタイプのチームを攻略してきた大阪桐蔭。どちらも投打に優れたチームです。
 三重が勝てば初優勝で、県勢としては59年ぶり2回目。大阪桐蔭が勝てば2年ぶり4回目の優勝となります。果たして3,917校の頂点に立つのはどちらなのか? プレーボールは13時です!

<明日のテレビ放送予定>
12:44-15:55 ABCテレビ(最大延長18:15)
12:55-15:25 テレビ朝日系全国ネット(最大延長17:54)
12:55-15:55 BS朝日(試合終了まで放送)
14:00-15:25 テレビ山梨、山陰放送、宮崎放送

13:00-16:00 NHK総合(延長あり)

第96回全国高校野球・準々決勝の結果

健大高崎・平山が大会通算最多盗塁タイ記録達成(2014.8.22)
2014.8.22 健大高崎・平山が大会通算最多盗塁タイ記録達成

▽準々決勝
三重(三重) 9-3 沖縄尚学(沖縄)
敦賀気比(福井) 7-2 八戸学院光星(青森)
大阪桐蔭(大阪) 5-2 健大高崎(群馬)
日本文理(新潟) 5-1 聖光学院(福島)

 第96回全国高校野球はいよいよ準々決勝。ベスト4を決める4試合が、今日行われました。
 まず第1試合、4回に安里のホームランなどで沖尚が1点差とした直後の5回、三重は西岡のホームラン、さらに2死満塁として今井の走者一掃の2塁打などで一挙5点を追加。沖尚先発・山城をマウンドから引きずり降ろします。三重先発・今井は沖尚の後半の反撃を1点に抑えて、3失点完投。三重は夏初めてのベスト4、三重県勢としても59年ぶりのベスト4進出となりました。
 続く第2試合、気比が初回に峯の3ランで先制。4回と5回にも追加点を挙げて、試合の主導権を握ります。気比は大会タイ記録となる4試合連続2桁得点はならなかったものの、4試合連続の2桁安打を記録。投げては先発・平沼が光星の反撃を7回の2点に抑えて、4安打10奪三振の完投。気比は1995年(第77回)以来のベスト4となりました。
 第3試合は、健大が初回にノーヒットで先制するものの、桐蔭が3回に正随の3塁打で逆転。健大も4回に追いつき、さらに2死1・3塁で盗塁を仕掛けて勝ち越しかと思われましたが、守備妨害を取られて勝ち越しならず。桐蔭は7回に中村のレフトへの2ランで勝ち越し、8回にも中村のタイムリーで追加点。桐蔭先発・福島は健大に4盗塁を許すものの、5回以降は無失点に抑えて逃げ切り。桐蔭は2年ぶりのベスト4進出です。
 そして第4試合、序盤は点の取り合いとなりますが、聖光・船迫、文理・飯塚の両先発がともに中盤以降は、ピンチを背負いながらも互いの好守もあって得点を許さず、2-1と文理リードのまま終盤を迎えます。7回、文理が小林のタイムリーで待望の追加点。さらに9回にも2つの死球押し出しで得点を重ね、最後は飯塚が締めて、文理が5年ぶりのベスト4。聖光は3度目の準々決勝も、またも白星はなりませんでした。

<あさっての予定>
▽準決勝
(11:00)三重-日本文理
(13:30)大阪桐蔭-敦賀気比
 ベスト4が出揃い、この夏好調が続く北信越勢に日本文理と敦賀気比の2校が残りました。これは1995年(第77回)以来のこととなります。準決勝の組み合わせでは両校はばらけたため、北信越勢同士による決勝戦の可能性もあります。また、三重県勢も1955年(第37回)に優勝した四日市以来のベスト4。この3校を、3回優勝経験のある大阪桐蔭が迎え撃つような構図となりました。
 果たして、決勝へ駒を進めるのはどのチームか? 明日は休養日なので、試合はありません。準決勝はあさって、24日に行われます。

個人1大会最多盗塁(8)
1921年(第07回)京都一商(現・西京)・原田安次郎
2014年(第96回)健大高崎・平山敦規

第96回全国高校野球・第11日の結果

▽3回戦
日本文理(新潟) 6x-5 富山商(富山)
大阪桐蔭(大阪) 10-0 八頭(鳥取)
聖光学院(福島) 2x-1 近江(滋賀)
健大高崎(群馬) 8-3 山形中央(山形)

 甲子園はベスト8をかけた、3回戦の残り4試合が行われました。
 まず第1試合、3-1と文理リードで迎えた8回、富商は代打攻勢が当たり1死2・3塁とチャンスを作ると、横道のタイムリーで同点に追いつき、続く坂本のタイムリーで逆転して、さらにもう1点を追加して5-3とします。しかし、文理は富商2番手の岩城を攻めて、8回に1点を返すと、9回に1死1塁で新井がレフトへ2ランを放って、逆転サヨナラ勝ち。文理は準優勝した2009年(第91回)以来のベスト8。
 第2試合は、桐蔭が4回に1死満塁から3つの四死球押し出し、さらに香月のタイムリーで5点を先制。これで火が付いた桐蔭打線は6回に1点、8回に4点を追加して、16安打10得点。桐蔭先発・田中は八頭打線を3安打無四球完封。桐蔭は2年ぶりのベスト8進出です。
 第3試合、近江・小川、聖光・今泉、4回途中から船迫の投げ合いで0-0で迎えた6回、近江が犠牲フライで先制点。小川の前に8回まで無得点だった聖光は、9回に1死2・3塁として、代打・海老沼の緩いセカンドゴロで3塁ランナーが生還(記録はフィルダースチョイス)。1・3塁で、続く石垣がセーフティースクイズを成功させ、聖光が9回逆転サヨナラ。4年ぶりのベスト8進出を決めました。
 そして第4試合、1-1の3回に健大が打者一巡の猛攻で一挙4点を勝ち越し、この後も自慢の足を絡めた攻撃で追加点を挙げます。山形は5回に高橋隆のタイムリーなどで2点を返しますが、健大は4回からリリーフした高橋がそれ以上の得点を許さず、健大が夏は初めてのベスト8。この試合、健大は7盗塁を決め、大会通算で22盗塁となりました。

<明日の予定>
▽準々決勝
(8:00)三重-沖縄尚学
(10:30)敦賀気比-八戸学院光星
(13:00)健大高崎-大阪桐蔭
(15:30)聖光学院-日本文理
 ベスト8が出揃いました。今大会好調の東北、北信越からはともに2校が勝ち上がってきました。優勝経験があるのは大阪桐蔭のみ。頂点まであと3勝、これからの厳しい戦いを制するのは果たしてどこなのか? 明日は準々決勝4試合が行われます。

第96回全国高校野球・第10日の結果

▽3回戦
八戸学院光星(青森) 5-1 星稜(石川)<延長10回>
沖縄尚学(沖縄) 6x-5 二松学舎大付(東東京)
三重(三重) 7-5 城北(熊本)
敦賀気比(福井) 16-1 盛岡大付(岩手)

 甲子園は今日から3回戦。ベスト8をかけた試合の、まず4試合が行われました。
 まず第1試合、星稜が5回に谷川のタイムリーで挙げた1点を、星稜先発・岩下が7回まで守っていましたが、8回に深江にホームランを浴びて追いつかれ、延長戦に突入。10回、光星が2死満塁から暴投で勝ち越し、さらに新井勝貴と馬場のタイムリーで計4点。光星先発・中川は1失点の完投。光星がベスト8一番乗りを決めました。
 続く第2試合、沖尚が初回に相手の守備の乱れもあって一挙4点を先制しますが、二松は小刻みに加点してリードを縮め、5回にスクイズ失敗で挟殺プレーになるもののホームインして逆転。二松は5回途中から1年生の大江がリリーフ登板しますが、沖尚は6回に暴投で追いつき、9回1死2塁で安里が左中間を破る2塁打を放ってサヨナラ勝ち。沖尚は夏初めてのベスト8進出。
 第3試合は、三重が2回に4安打を集中、四球も絡んで5点を先制し、3回にも追加点。城北は5回に4点を返して、8回に菓のタイムリーで1点差に迫りますが、その裏に三重が犠牲フライで再び突き放し、9回は三重先発・今井が三者凡退に抑えて、ベスト8へ。三重のベスト8は46年ぶりとなります。
 そして第4試合、ホームランで同点に追いつかれた直後の3回、気比は浅井のホームランで再び勝ち越すと、この回打者12人の猛攻で一挙8点を挙げて、盛岡先発・松本は降板。その後も気比打線は止まらず、20安打で16得点。3試合連続の2桁得点で大勝した気比が、17年ぶりにベスト8に駒を進めました。

<明日の予定>
▽3回戦
(8:00)富山商-日本文理
(10:30)八頭-大阪桐蔭
(13:00)聖光学院-近江
(15:30)健大高崎-山形中央
 明日は3回戦残りの4試合が行われ、ベスト8がすべて出揃います。第1試合は、北信越勢同士の対戦で、春季北信越大会決勝の再戦。春は12-7で文理が勝ちましたが、今回はどうなるか。また、第4試合では前の試合に11盗塁を決めた健大が登場。山形の石川、佐藤僚両投手はどう立ち向かうでしょうか。

第96回全国高校野球・第9日の結果

▽2回戦
山形中央(山形) 2-0 東海大四(南北海道)<延長10回>
聖光学院(福島) 4-2 佐久長聖(長野)
大阪桐蔭(大阪) 5-3 明徳義塾(高知)

 今日も夏らしい天気だった甲子園。今日は2回戦最後の3試合が行われました。
 まず第1試合は、山形の佐藤僚、6回からは石川、東海の西嶋による投げ合いで、0-0のまま延長戦へ。10回に、山形は四球によるランナーを、相手の牽制悪送球2つで3塁まで進め、高橋のタイムリーで均衡を破ると、その高橋も盗塁からの牽制悪送球2つで一気に生還。延長戦を制した山形が、3回戦に進出しました。なお、西嶋は7回に2死でスローボールを1球披露しています。
 第2試合、佐久が初回に田辺のタイムリーで先制しますが、聖光が2回に犠牲フライで同点。さらに聖光は4回に犠牲フライと石垣のタイムリー3塁打で勝ち越し、5回にも追加点。聖光先発・船迫は、佐久の反撃を1点に抑えて、5安打2失点の完投。聖光も3回戦に進みました。
 そして第3試合は夏史上初となる3年連続の対戦、初回に桐蔭が香月の2ランで先制。2回に明徳も安田のソロホームランで反撃しますが、桐蔭は3回、4回と追加点を挙げて、明徳先発・岸の攻略に成功。明徳も9回に2死から粘り、岸の2ランで2点差としますが及ばず。桐蔭先発・福島は154球の完投。桐蔭がベスト16最後の1枠に飛び込みました。

<明日の予定>
▽3回戦
(8:00)八戸学院光星-星稜
(10:30)沖縄尚学-二松学舎大付
(13:00)三重-城北
(15:30)盛岡大付-敦賀気比
 明日から、ベスト8をかけた3回戦が始まります。第1試合と第4試合は、好調の東北勢と北信越勢による対戦。第2試合の「琉球のライアン」山城の沖尚と、1年生バッテリーが控える二松の対戦も注目です。

第96回全国高校野球・第8日の結果

▽2回戦
三重(三重) 4-2 大垣日大(岐阜)
日本文理(新潟) 3-2 東邦(愛知)
星稜(石川) 4-1 鹿屋中央(鹿児島)
健大高崎(群馬) 10-0 利府(宮城)

 今日も夏空が輝いた甲子園。2回戦4試合が行われました。
 まず第1試合、三重が初回に西岡のタイムリーなどで3点を先制し、2回にも長野のタイムリーで追加点。1回戦で8点差を逆転した大垣、3回に2点を返しましたが、三重の好守もあって、4回以降は得点をできず。三重先発・今井は163球を投げて6安打完投。東海勢同士の対戦を制し、三重が22年ぶりに3回戦に進みました。
 第2試合は、東邦が4回に相手の守備の乱れで先制し、5回にも追加点を挙げて2-0とリードします。東邦先発・1年生の藤嶋は5回まで文理を無失点に抑えますが、6回に捕まり池田のタイムリーなどで文理が逆転。文理先発・飯塚は6回以降は無失点に抑え、最後は三者空振り三振で締め。文理は5年ぶりの3回戦進出。
 第3試合、初回に1点ずつを取り合った3回、星稜が無死1塁で村上の送りバントの際に、相手守備が乱れてボールデッドが適用されて、2塁に達したランナーが生還して勝ち越し、さらに1点を追加。3点差の9回、鹿屋も1死2・3塁としますが、再びマウンドに上がった星稜エース・岩下がこのピンチをしのぎ、16年ぶりの3回戦進出。北信越勢は依然負けなしで、これで9連勝となりました。
 そして第4試合、健大が初回に長島の犠牲フライなどで3点を先制し、この後も着実に足を絡めた攻撃で得点を重ねて、15安打10得点。盗塁は11。投げては4人の投手リレーで、利府打線を完封。健大が夏は初めて、3回戦に駒を進めました。

<明日の予定>
▽2回戦
(9:30)山形中央-東海大四
(12:00)佐久長聖-聖光学院
(14:30)明徳義塾-大阪桐蔭
 明日はベスト16への最後の椅子をかけた3試合。第1試合、東海・西嶋は1回戦に続いて超スローボールを投げるのか? 第3試合は、3年連続の対戦となる明徳×桐蔭。過去1勝1敗ですが、この夏はどちらがものにするでしょうか。

第96回全国高校野球・第7日の結果

▽2回戦
沖縄尚学(沖縄) 3-1 作新学院(栃木)
八戸学院光星(青森) 4-2 武修館(北北海道)
富山商(富山) 3-1 関西(岡山)
敦賀気比(福井) 10-1 春日部共栄(埼玉)

 久しぶりに一日中好天に恵まれた甲子園。今日は2回戦4試合が行われました。
 まず第1試合、初回に作新が朝山、沖尚が西平のホームランで1点ずつを取り合って1-1で迎えた4回、沖尚が1死1・3塁で久保のセカンドゴロを作新守備が併殺できず、その間に勝ち越し。沖尚は6回にも、安里の野選で追加点。沖尚先発・山城は2回以降は得点を許さず、3安打14奪三振の完投。沖尚が初戦を突破しました。
 第2試合、武修館が4回に相手のエラーなどで得た1死3塁のチャンスで、早坂が犠牲フライを放ってノーヒットで先制。武修館は継投で無失点に抑えていましたが、8回に3番手の徳橋が捕まり、4安打を集中されて逆転。武修館もその裏1点を返しますが及ばず。光星は6大会連続の初戦白星となりました。
 第3試合は、富商が初回に先制し、7回に富川、岩瀬の連続タイムリーで2点を追加。富商先発の森田はこの試合もスライダーが冴え、連続完封こそ逃したものの、関西打線を4安打11奪三振の1失点に抑えて、同校に41年ぶりの夏2勝をもたらしました。富山県勢が2年連続で2勝したのは、初めてのことです。
 そして第4試合、気比が初回に岡田の2ランで先制し、2回にも4安打を集中して4点を追加。3回以降は共栄先発・金子の前に無得点でしたが、8回に4点を重ねて、2試合連続の2桁得点。投げては先発の2年生・平沼が、9回に3連打を浴びて連続完封はならなかったものの、1失点の完投。気比が3回戦に進みました。

<明日の予定>
▽2回戦
(8:00)三重-大垣日大
(10:30)日本文理-東邦
(13:00)鹿屋中央-星稜
(15:30)健大高崎-利府
 第1試合はともに逆転で勝ち上がった、東海勢同士の対戦。好調が続く北信越勢からは、第2試合に日本文理、第3試合に星稜が登場。連勝を伸ばすことができるでしょうか。

第96回全国高校野球・第6日の結果

▽2回戦
近江(滋賀) 8-0 鳴門(徳島)
城北(熊本) 5-3 東海大望洋(千葉)
盛岡大付(岩手) 4-3 東海大相模(神奈川)
八頭(鳥取) 6-1 角館(秋田)

 今日も雨に悩まされた甲子園。第2試合の途中で18分間の中断があったほか、第3試合直前にも強い雨が降って、ぬかるんだグラウンドの状況で2回戦4試合が行われました。
 まず第1試合、近江が2回に3連続のタイムリーで5点を先制。さらに6回にも4連打で3点を追加して、大量リードを奪います。近江先発・小川は9安打を打たれたものの、強打の鳴門打線を完封。近江が初戦を突破しました。
 続く第2試合、点を取り合って2-2で迎えた8回に、城北が1死満塁から諸冨のスクイズで同点。さらに、2死2・3塁で辻上の左中間へのタイムリーで2点を勝ち越し。望洋も9回に2死3塁と粘りましたが及ばず。城北は19年ぶりの初戦突破。特に強い雨が降り続いた中でしたが、8回まで両チームノーエラーと好守が光りました。
 第3試合は、相模が初回に2点を先制。2回に遠藤のホームランで1点を返した盛岡は、相模先発・青島の疲れが見えた6回に2死ランナーなしから、四球などでランナーを貯めて、遠藤のタイムリーで追いつくと、立波のタイムリーで勝ち越し。盛岡先発・松本は緩急を重視した投球で相模打線を封じ、9回に1点差に迫られたものの逃げ切り。盛岡は夏8回目の出場で初勝利となりました。
 そして第4試合、角館が初回に先制しますが、八頭が3回に追いつき、5回に勝ち越し。続く6回に4安打を集中して3点を奪って突き放し、8回にはスクイズで追加点。八頭は先発・鎌谷が11安打を打たれながら、2併殺など要所を締めて2回以降は得点を与えず、11年ぶりに夏勝利を挙げました。

<明日の予定>
▽2回戦
(8:00)沖縄尚学-作新学院
(10:30)八戸学院光星-武修館
(13:00)関西-富山商
(15:30)春日部共栄-敦賀気比
 第1試合は神宮大会を制し、センバツでもベスト8の沖縄尚学と、4年連続出場の作新学院という注目カードがあります。第3試合の関西の登場で、8月17日にしてようやくすべての代表校が初戦を消化します。
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