今週月曜日からの出張初日の午前中のミーティング終わりに右くるぶしに違和感。だんだん酷くなって翌朝はベッドからしっかり立てず。足を引きずったまま日中の予定から深夜に至る会食まで乗り切り(相当ネタにされたけど)、最終日はいろんな人からの可哀想なモノに対してだけ向けられる視線を浴びながら帰国。本日の夕方になってようやく、日本人医師に診てもらいに行って参りました。
火曜日に部下から「痛風じゃないですか?」と半笑いで言われていて半ば信じたのは事実。なぜかというと、ぶつけたり捻ったりした覚えが全くないから。それを正直に伝えると、その医師はろくに患部も触りもせず
「あー、そうですかー、じゃあ痛風ってことでいいですかね?」
とのコメント。いいですかね?って何だよ。…いや、それを診てもらいに来てるんですが、とやっとの思いで伝えると、炎症止めの点滴をして、そのあいだに血液検査しときましょう、とのこと。
最終的には尿酸値は基準値を上回っていたので、疑いは強いね、ということで落ち着いた。ただし腫れている今やれることは痛みと炎症を止めることだけ、と飲み薬も処方される。
僕的には予防法も聞きたい。シンガポールに来て尿酸値が上がった要素なんてひとつしか考えられない。ホッピー+焼酎からタイガービールへの急激なシフトだ(補記しておくが僕はエビ・カニはほとんど食べない)。ところが、医師からは僕の聞きかじった「定説」を次々と覆していく。
・尿酸値は参考値でしかない。確かに高いとリスクは上がるかもしれないが、高いから発症するわけではない。発症との直接の因果関係は分からない。
・むしろ仕事のストレスが関係することも多い。シンガポールの日本人によくあるのは頻繁に海外出張して会食が続くパターン。
・したがって、今日の時点で尿酸値を下げる薬は投与しない。どうしても欲しければ腫れが引いてからまた来て欲しい。腫れているときにその薬を飲むと逆効果だというのが最大の理由だけど。
・今後の予防といっても、尿酸値を下げることが発作を止める直接的な原因とは言えないので、特にない。
・プリン体は体内でも自然に作られるし、エビ・カニだけでなく肉や魚にも入っているから、どうせ摂取する。ビールは確かに数値が高いかもしれないが、ビールを断てばリスクが大きく下がるとも言えない。
・再発のサイクルも不明なので、最善の策は、ちょっとでもヤバいなという痛みを感じたらすぐ痛み止め、炎症止めの薬を飲むこと。早めの措置が大切。
どうしていいのか分からない。僕は、僕のままでいい、ってことなのかな、ドクター? っていうか僕は本当に痛風なの?
とりあえず薬と湿布をもらって今日のところは退散。でも点滴と最初の薬の効果は抜群だったようで、オフィスを出る頃にはほとんど普通に歩けた。医学って凄い。
痛風って「内側を針で刺されているような」とか「足の指の付け根を万力で締め付けられているような」とか「骨折より痛い」ってよく聞いてた。それらのいずれの経験もしたことのない僕だけど、火曜日の夕方から水曜日の朝にかけての痛みは、それらではなく、「サッカーで試合続行不可能になるくらい強く捻挫をしたとき」に近く、想像よりは痛くない感じ。実際、人に痛風を疑われるまでずっと捻挫を疑ってたくらいだし。とはいえもう二度とゴメンなので、とりあえず今日から酒は極力控えて水をもっと飲むようにします。
火曜日に部下から「痛風じゃないですか?」と半笑いで言われていて半ば信じたのは事実。なぜかというと、ぶつけたり捻ったりした覚えが全くないから。それを正直に伝えると、その医師はろくに患部も触りもせず
「あー、そうですかー、じゃあ痛風ってことでいいですかね?」
とのコメント。いいですかね?って何だよ。…いや、それを診てもらいに来てるんですが、とやっとの思いで伝えると、炎症止めの点滴をして、そのあいだに血液検査しときましょう、とのこと。
最終的には尿酸値は基準値を上回っていたので、疑いは強いね、ということで落ち着いた。ただし腫れている今やれることは痛みと炎症を止めることだけ、と飲み薬も処方される。
僕的には予防法も聞きたい。シンガポールに来て尿酸値が上がった要素なんてひとつしか考えられない。ホッピー+焼酎からタイガービールへの急激なシフトだ(補記しておくが僕はエビ・カニはほとんど食べない)。ところが、医師からは僕の聞きかじった「定説」を次々と覆していく。
・尿酸値は参考値でしかない。確かに高いとリスクは上がるかもしれないが、高いから発症するわけではない。発症との直接の因果関係は分からない。
・むしろ仕事のストレスが関係することも多い。シンガポールの日本人によくあるのは頻繁に海外出張して会食が続くパターン。
・したがって、今日の時点で尿酸値を下げる薬は投与しない。どうしても欲しければ腫れが引いてからまた来て欲しい。腫れているときにその薬を飲むと逆効果だというのが最大の理由だけど。
・今後の予防といっても、尿酸値を下げることが発作を止める直接的な原因とは言えないので、特にない。
・プリン体は体内でも自然に作られるし、エビ・カニだけでなく肉や魚にも入っているから、どうせ摂取する。ビールは確かに数値が高いかもしれないが、ビールを断てばリスクが大きく下がるとも言えない。
・再発のサイクルも不明なので、最善の策は、ちょっとでもヤバいなという痛みを感じたらすぐ痛み止め、炎症止めの薬を飲むこと。早めの措置が大切。
どうしていいのか分からない。僕は、僕のままでいい、ってことなのかな、ドクター? っていうか僕は本当に痛風なの?
とりあえず薬と湿布をもらって今日のところは退散。でも点滴と最初の薬の効果は抜群だったようで、オフィスを出る頃にはほとんど普通に歩けた。医学って凄い。
痛風って「内側を針で刺されているような」とか「足の指の付け根を万力で締め付けられているような」とか「骨折より痛い」ってよく聞いてた。それらのいずれの経験もしたことのない僕だけど、火曜日の夕方から水曜日の朝にかけての痛みは、それらではなく、「サッカーで試合続行不可能になるくらい強く捻挫をしたとき」に近く、想像よりは痛くない感じ。実際、人に痛風を疑われるまでずっと捻挫を疑ってたくらいだし。とはいえもう二度とゴメンなので、とりあえず今日から酒は極力控えて水をもっと飲むようにします。