Thunder_hiroの部屋

人それぞれいろんな部屋を持っています。 その内のひとつです。

2008年08月

昨日は馬鹿な事をした。

天気予報もよく確かめないまま、腰痛には温泉、温泉なら隼温泉と短絡思考。

子供に行くか?と声を掛けると、五年生の次男が乗り気で行く!と言って来た。
空は曇りだし、涼しそうだから暑くなくていいぞ、などと言っていた俺は、濡れるとは考えておらず、カッパも持たずに出て来てしまった。
子供はプロテクタ類が嫌だと言って付けなかったし、水を弾くウインドブレーカーとグローブ程度の余りに軽すぎる装備。
馬鹿としか言いようがない。
時既に11時を過ぎている。

首都高C2に乗り、間もなく霧雨になったが、やめる程の雨量ではない。
C2は5号との合流部分で炎上事故があり、通行止が続くため渋滞している。
雨も止みその脇で止まって、子供に事故が有ったことを教えたが、余り感心は示さなかった。
ついでにこのまま行くか確かめたが、野球でずぶ濡れになった事があり平気だから行ける所迄行こうと言う。頼もしい事を言ってくれる奴。

だが、この後のリスクを気にしつつ、天気予報で50%の降水確率を確認してもなお、心配せず行ってしまったのは、単純に出る時は降ってなかったからに尽きる。


首都高は都心部がタンデム走行禁止なので、一旦下りる。
昼飯は、中央道に乗る前にR20号脇でラーメンを食べた。
食後、目的地を変更せずに行く事を、二人で再度決意を確認する。


そういえば、今回初めてのタンデム高速走行だ。

中央道に上がり、しばらく車のペースで巡航すると、最初の石川パーキングまでが結構遠い気がした。
そのうち後ろで寝ている気がして、途中の石川とその次のパーキングにも停まる。
雨は段々と本降りになってきたが、子供の意思は変わらない。

このまま車と同じペースではかったるく、子供も居眠りしてしまいそうで心配だ。
路面は完全にウェットだが、排水性の良い路面で余り不安感がなく、ペースアップすることにする。

ペースアップすると、目が覚めたらしく、後ろからコーナーのイン側を見るタイミングで、ちょうど良い具合にインに切れ込んで行き走りやすい。


最後のトンネルを抜けると晴れ間が見えてきて、なんとも気持ちが良い。
勝沼インターの料金所を通過し空を見ると、進行方向の北に黒雲があり不気味だ。
雲底はまだはっきりしていてすぐには降らないだろう。

地図を見ながらもたもたして温泉のパーキングに3時頃到着し、バイクを停める。

温泉の建物は何処かな?
雨がぽつりぽつりと落ちて来た。
これはすぐに土砂降りになると直感し、取り敢えず雨宿り出来る所へ避難する。

そこで温泉の場所を教えてもらい、更に親切にも傘を貸してくれて、温泉の入口に辿り着いた。
入ると、濡れている親子二人を見てまたもや親切にもタオルを貸してくれた。

2時間以内大人500円と小学生?円を払い、更衣室へ。
俺は肩から上半身濡れたが、子供は傘をさして走った時に濡れた足以外は、ほとんど濡れていなかった


ようやく温泉に浸かる。
Ph9.9のアルカリ性の泉質とある。
熱めの内湯で温まり、雨の露天風呂で頭を冷やした。

子供は先に上がったが、しばらく腰から下を温め、風呂からあがる。
腰は温めると痛みが取れる。

5時前になり、漸く雨が止んできた。

傘の御礼と土産を少し買って出発だ。
せっかく、はやぶさ温泉の看板の前に止めたのに、記念撮影を忘れた。

帰り道は東名なら雨は降っていないようだが、南の御坂越えは雨だし、時間が掛かる。

雨のタンデムなら、最短距離でロスが少ない中央道で帰ることにした。


中央道を目指し南へ行くと、雨が降り出したが構わず行く。

途中給油して、勝沼インターから中央道に上がる。

明るいうちに距離を稼ぎたいので、ガンガン行くが後ろで寝始めた。
子供は腹が減ると元気がなくなるらしい。

藤野パーキングで食わせてからは元気になった。

ここは既に渋滞区間で、ハザードを点けながらスリ抜け敢行。
一発で子供に大怪我させてしまうが、雨でずぶ濡れになって冷え切った筋肉が動かなくなりそうな予感がして、スリ抜けを止められない。

無事に中央道を下り、環八、環七経由で、給油、バイク拭きして帰った。

無事に帰れた事な感謝。

もう、タンデムでスリ抜けはしたくないので、遠出は難しいな。

するもんじなゃい。

帰り道もずっと睡魔に襲われ続け、途中何度も15分睡眠でしのいで漸く帰った。
無事で良かったよ、全く。

そもそも睡眠不足を解消したつもりだったが、やはり3時間でも先に寝ないと駄目だと言うことだ。
もう若くないと自覚せねば。

約18時間で400km
半分は寝てるか、休憩でバイクに乗っていなかったはず。

バイク屋に頼んでおいた○-TECHのFRP製の黒むくのヒートガードの現物を見て驚いた。
余りに傷だらけで付けたくないぞという物だった。
取説には塗装が必要とあり、ベース素材ということらしい。
ただその事はホームページにも記載はないし、店から問い合わせて貰った時も言及されていない。バイク屋の人もこれ程傷物も見たことが無いと言うことで、取付は止めにした。
それにフレームとタンクやカウルとの隙間から凄い熱気が出るのだが、この隙間を埋める大きさがではなく、ガードできそうにない事が分かり、期待していただけにガッカリといったところ。

西湘パーキングで15分ねようと寝転がった。
そしたら、なんと散歩に連れられた犬に踏まれて跳び起きた。
たった10分くらい寝ただけだったが、少しはスッキリした。
渋滞の海沿いを避け、箱根新道から登ったが、箱根峠から湯河原峠は濃霧で、その先の伊豆スカを諦め、椿ラインを目指した。

リスキーで苦手な椿ラインなので一本目はビビりながらだったので、体の動きがこれでもかという程固い。
苦手意識だけなので、ライン取りをスムースにすることだけ意識して走りやすい下側をもう一本だけ無理せず走り、終わりにする。

Uターンポイントをパスすると赤いビューエルが上り車線のアウト側側溝に落ちていた。
誰も通らず怪我してるか気になって停まったが、バイク屋にも連絡が付きたいした怪我もなく笑っていたので安心した。

腹も減ったが、ガス給油と水分補給して、八王子のバイク屋を目指す。

眠い。
途中R1でガス補給。燃費15km/L。ほとんど飛ばしてないのに、Aモードだと燃費悪い。
真っすぐは、もう飛ばす気になれず、いつもの倍位時間を掛けて辿り着いた。
眠いと駄目だ。

用賀PAでトイレに行った後、かつてこれ程ゆっくり走った事がないという位、車に合わせてしばし走った。
C1外回りでR32が事故ってた。

サイティングラップはクリア状態でソコソコのペースで走っていると後ろに一台。
9号から湾岸に出て前に出られてみるとCB1300スーパーフォアだった事に驚いた。左の親指を上に立てて来たので自信があるらしい。
この後の東京湾トンネルで、ふゆわオーバー迄出ているので、CBでそこまで出るんだっけ?と更に驚いた。
1号上りへの分岐でトラック2台と交差し、置いて行かれてしまったが、これでよかった。これ以上絡むと死ぬ。

その後は逆8の時でC1内回りをまたツーリングペースで回るが、既に車が多くて、いい時間帯は終わっていた。

仕方がないので、第三京浜に向かう。

燃費走行ばかりしているとまた眠くなり、保土ヶ谷で寝ようと思い停まるが、今は少し目が覚めて来た。

さて、早く出ないと西湘が混んでしまう。

7/20に腰を痛めて以来三週間、バイクに乗る気力が失せていたが、漸く復活できた。
まだ治った訳ではなく、乗りたい気持ちが上回っただけで、痛みも続いている。
やっぱりまだ長時間は無理な気がするし、ワインディングで腰を左右に動かし続けられるのか心配だ。

久々に乗るため、バイクを垂直に立てたり、押したり、跨がって支えてみても支障はなく、安心した。

いつも通り足のストレッチをしてから走り出し、極低速でもふらつかず体のバランスも大丈夫だった。

最初はゆっくり走っていたが、交差点や歩行者のいない区間では回してみた。
久々なので期待したが、パワーを感じなくてガッカリしてしまった。

予定通り、先ず2時までやっているスタバを目指す。
出た時は眠気はなかったが、慎重に走り過ぎたのか、1時間走ったら眠くなった。

眠気覚ましに大きめのトールサイズのカップにしたが、眠くて駄目だ。
最初の予定ではここから首都高に入り、腰の様子見をして、眠くなければそのまま明け方箱根まで行きたかったのだが、無理かな?

夜風が涼しくて心地良いのだが、こんな夜でも回すと熱いから、このままでは夏の真昼間はホントに走れない気がする。

明日、ヒートガードを付ける予定だか、効果があると期待しよう。

さて、そろそろ出るか。

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