3/24のツーリング中に見つかったリアタイヤの亀裂

Image152







購入したモトマップ店経由で、ブリジストンに原因確認を依頼していた。

確か4月に1回目の面談による報告があり、外周上の別の箇所にも発生していた事を知らされた。
この時報告に来た営業も見た事もないレアケースにもかかわらず十分な検証がされておらず、口頭で外傷によるものと言われても納得できず、再度報告を依頼していた。

また、類似報告による重大事故発生を懸念していたので、ブリジストンでの外傷発生の基礎実験データや、外傷の検証方法、対外傷の安全性評価方法、類似の外傷報告頻度、空気圧設定についてのコメントも求めていた。

7月に2回目の面談で、文書による報告があった。

裂傷の原因は、金属等の硬いものが突き刺さった外傷によるものと断定された。
断定理由は、外周方向から線条痕が見られる事

以下分析報告文書

1/4・・・現状確認
img008






2/4・・・亀裂1の分析
img009







3/4・・・亀裂2の分析
img010







4/4・・・結論
img011






以下は、口頭によるコメント
ブリジストンでの外傷発生の基礎実験データ:外傷に関してなし
外傷の検証方法:別紙の通り
対外傷の安全性評価方法:外傷に関してなし、
溝があり、傷がない状態であれば、安全性は十分確保されていると言う事のみ
類似の外傷報告頻度:なし
空気圧設定:スズキ設定のためノーコメント

今迄、ラジアルタイヤの大型車で10万キロ弱公道を走ってきた。
今迄何度も異物を踏んで傷だらけだったが、こんなにも裂けた事は一度もなかった。
また、店の人やブリジストンの営業もレアケースと言っている。
ブリジストンは今回が始めてのタイヤだった。
不幸にも3000km余りで亀裂が生じたため、ロットによる裂けやすいモノが有るのかと疑ってしまった。

今回のケースは、スチールベルトまで達する傷であったが、この場合は急激にバーストする危険はない状態であった事が、タイヤの解剖で判明した。
しかし、外からは傷の深さは判断できず、エア漏れが有るか無いかしかわからない。
基本は交換だが、大丈夫と言われても怖くて使えない。

安全性が高いタイヤは、既に研究されていると思う。
とにかく、こんなに裂けないタイヤを作って欲しいといいたいのだが、なんだか歯がゆい。