January 02, 2009

A happy new year, 2009!

去年は細木さん的には最悪の年のはずだったのですが、これまでの私の人生の中ではとても充実した一年でした。 占い・統計学から開放された人生ってなんかいいですね。

尊敬できる人たちとの出会い
形になった仕事
逃げ出していないトラブル
助けてくれる仲間
温かな家族が健康で暮らしていること
純粋な子供達に癒されること
今日も空が青いこと
太陽がいつも輝いていて、時には恵の雨が降って、平和な環境で暮らせていること

そんな2008年を終えて、また2009年という一年が始まります。
小さな自分でも、できることを精一杯こなして生きていこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします

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November 24, 2008

Carole King

土曜日にCarole Kingのコンサートに行ってきました

チケットも数日前にすんなりと取れ、「Carole Kingの生歌が聴けるというのに、即日完売しないのは日本くらいじゃないかなぁ...」などと思っていましたが、当日会場はやっぱり満席で、チケットが取れたのも実はとてもラッキーなことだと感じ、神様が今年頑張ったご褒美をくれたんだ! と素直に感謝しました

彼女は66歳だと言っていましたが、完璧な歌声とピアノ、ギターまでこなして、なんて素敵な女性なんだろうとただただ感動していました。
そして会場のファンの年齢層の高さにも少し驚きました。
人生でたった一度でも彼女と同じ空間にいられ、その歌声を感じることができて本当に幸せでした。

大好きな曲、「You've got a friend」は、アンコール拍手の中、「えーと、何か歌い忘れているような気がするわ」といって歌っていました。
スタンディングオベーションの中おじぎをする小柄なCarole Kingを見て、感動して涙が止まらなくなりました。
18年ぶりに単独公演を果たしてくれてありがとう!











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November 02, 2008

一人旅


岡山に木曜日から出張でした。

土曜日だけ一人旅の時間をつくり、初めての岡山を満喫しました。
正直、これほど一人の時間を満喫できるとは思いもしませんでした。

ひっそりと紅葉の山の頂に建つ松山城の澄んだ空気に癒され、漆黒の岡山城の広い敷地と歴史に興味をそそられ、コスモスの咲く旭川沿いの板橋を「瀬戸の花嫁」を歌いながら渡り、菊展の菊に、はじめてその花の美しさを理解し、後楽園の蓮の庭園を見ては、今度は夏に来ようと決心し、旭川の桜並木を見て、春にも来ようと誓い、倉敷に足を伸ばしては甘い地酒を買いました。

“日本ってまだまだ知らないいいところがたくさんあるんだろうなぁ” とか、“寅さんの気持ちがよくわかるなぁ” などと悦に入りながら興奮しているうちに疲れと合わさって頭痛に襲われたのですが、もう一ヶ所どうしても行きたいところがありました。 児島駅からバスに乗って行ける鷲羽山ハイランドから望める夕日の瀬戸大橋と島の数々です。
バファリンを飲み、予定の新幹線を遅らせ、車酔いに耐えて眺望台へ。
女一人が誰も降りない薄暗くなったバス停で一人降りようとすると、地元のおばちゃんが「帰りの時間わかるの?」と声をかけてくれました。

ガラガラと重いキャリアーを引っ張って展望台まで歩くと、そこには素晴らしい風景が広がっていました。 霧にかすむ黒い島の数々。
美しいフォルムの瀬戸大橋の向こう側にはオレンジ色の雲が空を照らしていました。
こんな風景をずっと見たかった気がしました。
何とも表現できない、旅の幸福感。

岡山が大好きになりました。




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June 29, 2008

デジカメムービーも進化した! EXILIM PRO EX-F1

カメラも進化してます。 その名も CASIO EXILIM EX-F1

いろいろな動きが超スローモーで見られたら、これまで見慣れていたものが全く違った世界になって現れます。
カメラムービーで登場し、誰でもその世界を撮れるようになったこともすごいですが、この先 軽量小型のメガネサイズになって、いつでもどこでも世界の動きを変えて見ることができるのも、そう遠い話ではなさそうですね。

鳥の飛び立つ瞬間、孵化する瞬間、欲を言えば流れ星などもゆっくりと見られたらいいなぁ...。 (夜は暗いから難しいかな)



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November 04, 2007

癒しの島、グアム

evening view

evening view1




グアムに一週間行って来ました
思っていたよりずっとのどかで綺麗な島で、自然の風景にとても癒されました。
宿泊した場所は、レオパレス・リゾート・グァム
株主でも何でもないですが、連山を臨める広大な敷地に静かに佇むこのホテルはとても快適で割安感もありお奨めです。
高級ホテルのようなゴージャス感はありませんが、広めの部屋に乾燥機つき洗濯機や電子レンジがあるのはとても助かりました。
何よりも窓から臨める緑の風景がとても綺麗で、日頃パソコンで酷使している目を休めて遠くを眺めていたら、少し視力が上がりました
他に、日本の修学旅行生や韓国のプロ野球選手団などが宿泊していました。


room.jpg

green view




久しぶりに写真も撮りました。
歴史、産業、文化...いろいろと考えるところもあって、グアムに来て良かったと思いました。

最北端にある、米軍施設内で一部の時間帯のみ開放しているビーチの美しさは、涙が出そうなほどに感動します。
シーズン・オフのためか、誰もいず、ただ波の音だけが聴こえ、透き通った青い海が視界に広がっているだけの世界です。
黒いアゲハ蝶が舞い、ヤドカリが一生懸命に白い砂の上を歩くそこは、まさに地上の天国でした。

夕陽もとても綺麗なグアム島、現地の人たちがずっともっと幸せでありますように。


beach heaven2.jpg

beach heaven

sunset

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October 27, 2007

こんな本読んでいます5

今日はせっかくの土曜日ですが大雨ですね。
でも、これだけたくさん降るとむしろ気持ちがいいかも。

しばらく日記がおろそかになってしまいましたが、読書のブログが別にあって、そちらはボチボチと更新していました。
(いったいいくつのブログがあるんだ?っていうハナシだけど
かなり偏りのある分野の本を読んでいますが、興味とお時間がありましたら是非訪ねてみてください
CURIOSITY -アダムとイブが食べたもの-

最近とっても嬉しかったことは、私の紹介した本の内容が著者の方の目に留まり、ご本人から温かなメールをいただいたことです。
その本は、『生命の暗号を聴く』というタイトルで、一歩先を見た科学の内容に真から感銘を受けたのですが、まさか著者の方と交信できるとは思ってもみませんでした。
ネットの世界はやはり繋がりの可能性を広げてくれるのですね

明日から1週間、グァムに行ってきます
新たな発見があるといいな!



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September 07, 2007

DAYS国際フォトジャーナリズム

国際フォトジャーナリズム2007












9月3日(月)〜9月16日(日)まで、DAYS国際フォトジャーナリズムの写真展 が横浜市にある赤レンガ倉庫1号館にて行われています。

今日は私も足を運んでみました
予想を遥かに超える展示写真の数々を見ていて、3度ほど涙が出そうになりました。

インドでは女児が生まれると多くが殺されてしまうという現実、

寒さと空腹感を抑えるためにコカインを幼児に飲ませる親、

人口過密のフィリピン、貧しさからの犯罪で6歳の子供まで収容されているという飽和状態の刑務所、

人身売買が深刻な問題となっている、ヨーロッパで最も貧しい国といわれているモルドバの女性たち。
彼女達は知らないうちに知らない国に売り飛ばされて、精神状態も健康状態もズタズタに壊れていました。

戦地では女性と子供が何の慈悲心も無く殺されています。

イラクの少女






DAYS国際フォトジャーナリズム大賞1位の作品、女児が血に染められて泣き叫ぶ姿の写真は、イラクでの米兵が夜間パトロールの際に、子供3人を乗せた一般家族の車を 敵軍の自爆車両と勘違いして父母を射殺した現場の写真でした。


毎月20日にDAYS JAPANからフォトジャーナリズム誌が発行されています。
世界のリアルな現状を写真と記事が教えてくれます。
目を覆いたくなるような写真は、21世紀今現在、世界のどこかで起こっている現実です。

きっとこういう場面に遭遇して被写体にカメラを向けるカメラマンやジャーナリスト、或いは一般人などは、
『なぜ自分はこんな写真を撮っているのか...。
何を撮って満足しようとしているのか...?』
と葛藤しているのに違いないと思う。

きっとその答えは、見る側の受け取り方、その反応のみに委ねられているような気がします。

子供の瞳に写る戦争というものほど、切ない風景はありませんね。

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2007年 07月号 [雑誌]
DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2007年 09月号 [雑誌]


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August 29, 2007

旅立ち

今日は相撲界の話題の人がモンゴルに旅立ちましたが、私の父も
オレゴンに旅立ちました。

今回の滞在は約1ヶ月半。
一人オレゴンの家での生活を再スタートします。
オレゴンでは毎週日曜日に教会に通っているので、幸運にも現地の親切な友人が数名待っていてくれます。 今回もロンさんというとても親切な父と同い年の友人が、空港まで出迎えてくれることになっていて、私としてはもう安心して父を見送ることができました。

でも今回の父はなんだか元気がなく、少し心配しました。
『年齢は人の気力を削いでしまうことが多いのかなぁ...。
もしそうだとしたら本人にとっても、周りの人間にとっても、歳をとるということは寂しいことだなぁ』
などと考えていたら、どうやら心配事のひとつが、入国審査がスムースにいくかどうかが不安だということでした。

日本人には少ないですが、アメリカに不法滞在して住みついてしまう外国人は少なくありません。 何度もアメリカを行き来していて、滞在期間が長かったりすると、入国審査官に怪しまれて、別室に連れて行かれ個別に滞在理由を質問されるのです。

父は何かこう、つっこみを入れたくなるような風貌というか雰囲気をかもし出してしまっている人で、これまでも何回か『別室組』として入国に時間がかかっていたのです。 最近はテロの影響もあって審査も慎重になっているようですので、英語が流暢ではない父にとっては、考えれば考えるほどに憂鬱になってしまうのでしょう

頑張れ、父! 負けるな、父! 幸運を祈る〜。

あまり元気のない父を、横浜駅までお見送りしました。
旅立つ人にとって旅立つ前というのは、なんだか寂しくなるものです。
日本がとっても居心地が良く感じられて、家族みんなの笑顔が浮かんでは消えていくのです。
近年ではいろいろな事故もあって、不安にも駆られます。

でも、いつも何か大きなエナジーを得て、笑顔で帰国する父がいることも知っています。
旅立つ理由が分からずに旅立ってみると、その実行分のリワードを得て帰ってこれるようにできていることが旅の醍醐味のように思います。

どれだけ歳をとっても、動ける心身の健康さが保てたのなら、それはとても幸せなことだと思う。

さぁ、あと数時間で父もオレゴンの空気を吸っているのかな

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August 04, 2007

地球交響曲 -第三番-

地球交響曲 -第三番







今日は渋谷の青山通り沿いにあるウイメンズプラザで行われた、
地球交響曲 -第三番- を観てきました。

7月15日の-第一番- の時と同じく自主上映でしたが、今回は精力的に自主上映の場を提供してくださっている青樹洋文氏 主催によるもので、昨年12月の上映会からは会場で使用する電力を風力発電によるエネルギーで賄っているのだそうです。
会場の灯りは充分に空間を照らしてくれて、温かな光だと感じました。

始めに会場でご挨拶された青樹氏は、とても朴訥な印象を与える男性で安心感を抱きました。

フィルムの始まる前には、オーストラリアの原住民アボリジニ族の楽器 “ディジュリドゥ” の演奏者である“KNOB” さんが登場し、演奏してくださりました。

...素晴らしかったです

私は過去に一人バックパッカーとして、バスでオーストラリアを一周したことがあるのですが、その時に見た赤茶けた風景と乾いた風、自然の中にポツンとあるバス停でバスを降り、永遠に続くとも思われる自然の中に歩いて消えていったアボリジニの末裔の姿などを思い出しました。

自然の真ん中に一瞬にして放り込まれたような感覚、 灼熱の太陽、 大地を這うような振動、 波動、 天の声、 大地の力強さ、それを覆う空の神秘... そんなものを心に響かせて届けてくれる演奏者でした。

地球交響曲 -第三番- は、自然写真家 星野道夫氏を中心として広がっていた、共通のマインド (地球(自然)に畏怖し、愛し、尊重し、その中で生きる人間の究極の悲しみと幸福を見つめて生きる) を持った人々との繋がりを教えてくれます。

1996年8月8日に星野氏は、ロシアのカムチャッカで取材中に彼が尊厳していた“熊”に襲われて死去しています。 41歳で結婚し42歳で息子を授かり、死去したのは44歳のときでした。

地球交響曲の監督である龍村 仁氏 は、生前の星野氏にこのフィルムに出演依頼をしていました。
テーマは、冬には−50℃を記録するアラスカに暮らす彼と彼を囲むアラスカの人々を取材して、『自分達のルーツを探る神話をつくろう』 というものでした。

しかし、突然星野氏はこの世からいなくなってしまった。
それでも龍村氏が、肉体としては見えないけれども生き続ける星野氏の魂と共に、フィルム作成を続行する決心をします。

そしてそれは、予想外の展開に広がり、龍村氏は様々な、さも偶然にやってきたかのような出来事や人々が、確実に1つの大きなメッセージとして繋がることに気づき驚愕するのです。
更にはそのメッセージは、星野氏が死去して11年が経った今、尚も現実の現象として動いていて、新たな出逢い、より強力な共感へと導かれています。

その繋がりは、残念ながらとても私の文章力ではお伝えできません。
すみません(´;ω;`)
是非、機会がありましたらフィルムをご覧くださいませ。
また、龍村監督と星野氏との繋がりが記されている『魂の旅』という本がありますので是非ご一読ください。

魂の旅地球交響曲第三番


最後に1つだけ。

フィルムではハワイの海洋カヌー航海者ナイノア・トンプソンという男性が出てきました。

ハワイでは一時期、祖先代々からのハワイ文化を嘲笑され、抹消・否定された統制時代がありました。
彼は、“何千年も前のハワイ人が、タヒチから自分で作った船でハワイまでやってきた” という否定され続けていた説を1976年に実践し、ハワイの先住民の人々にかってない勇気と誇りを与えた人でもあります。

彼が船を作る時に、船の本体部分にあてる巨大な木が必要だったのですが、ハワイにはそんな巨木はありませんでした。
そんな時、ハワイダンスで流れるチャント(歌詞)の中に、

『時々神が、波から大木を届けてくれる。

それでカヌーを作って旅に出よと』


というフレーズがあることに気がつき、大木が流れてくる元はアラスカに違いないと知るのです。

彼はアラスカに行って船を作るのに足りる大木があることを確認し、アラスカの人々の了解をも得ます。
ですがナイノア氏は、何百年、何千年もの月日をかけて天に伸びたアラスカの巨木を切り倒すことに胸を痛め、ハワイで1から植林して巨木を育てる という方向転換をします。
結局、アラスカの人々の思慮深い配慮によって、彼のプロジェクトにアラスカの一本の大木が寄与されるのですが、彼らが自然を慈しむ気持ちには深いものがあります。
奇遇にも、巨木の寄与に特に貢献されたアラスカに暮らすジャクソン女史は、生前の星野氏ととても深い交流をされていた人でした。

ナイノア氏はその木を使って船を作り、『ホクレア号』 と名づけました。
そしてホクレア号に乗ってハワイからアラスカまでの航海を果たしました
今年の4月にナイノア氏は、『ホクレア号』の舵を取り、沖縄、そして日本列島を航海しました。
沖縄に到着したのは偶然にも、龍村監督の誕生日でした。

生前の星野氏はナイノア氏の存在を知りません。
ですが、星野氏の最期の著書が 『旅をする木』 というタイトルだということに、龍村氏は一連の流れを通して見ても、何かの繋がりを感じずにはいられないといいます。

共に自然を愛する二人が龍村氏のなかで確かに繋がって、或いは、星野氏の魂があたかも関連する人々との出逢いに導いてくれたかのような体験を通して、私達多くの人間にたくさんのメッセージを届けてくれました。

旅をする木 (文春文庫)


上映が終わると、龍村監督が自転車で会場に駆けつけて、お話もしてくださりました。 (ご近所に住んでいらっしゃるのだそうです )
才能だけでなく、気さくでユーモアのある方でした。

今日も最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました


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July 16, 2007

地球交響曲 -象のエレナ-5

昨日観たフィルムの感想の続きです。

動物保護活動家 ダフニー・シェルドリック女史

350万年前までさかのぼれるという人類の起源に対して、象の起源は6000万年前とも言われているそうです。
象の脳の皺の数は人間とほぼ同じで、高い知能と感受性を持っているそうですが、身軽で、手足が自由に使える人間とは生き方の方向性に大きな差がつきました。
では象は、その高い知能をどのように利用しているのでしょうか?
このフィルムをとおして、象が非常に愛情に満ち、自己犠牲を払ってでも自然に調和して生きる動物だと知りました。

アフリカの象の実に10万頭あまりが、これまで人間の狩猟の犠牲になっているそうです。 家のインテリアや人間の装飾品のために、象の牙が死骸から抉り取られるのです。
シェルドリック女史は、親が狩猟で殺されてしまった孤象を育て野生に還す活動を30年以上も続けている人です。 夫と共に活動してきた彼女は、夫が亡くなってからもずっと活動を続けてきました。 夫の死の哀しみは、ストイックに死を受け止める象たちの生き方に徐々に癒されていったのだと語ります。
彼女の孤象たちを見つめる瞳は、人間の子供を見る眼差しと何ら変わるものはありませんでした。

彼女が育てた“エレナ”というメスの象は、野生に還ったあともシェルドリック女史を大いに助けるパートナーとなっていました。 エレナは自らがシェルドリック女史に育てられている頃から、死にかけた象を見つけると施設に連れて帰り、自分で育てていたそうです。
エレナが17才の頃、乱獲された象の中に仲間の象が混じって殺されていました。 エレナは死骸から象牙だけを取り出して砕き、遠くの森に隠して埋めてしまったそうです。 仲間の象に対する尊厳の表現なのでしょう。
象はまた、仲間が亡くなった場所を何度も訪れるのだそうです。
シェルドリック女史が育てた孤象が時期に達すると、野生に戻ったエレナが引き継いで面倒を見てくれます。
まさに、人間と象がタッグを組んだ愛情実話です。

象がとても愛しく思えました。 人と同じように心を持ち、高い知能を自然や仲間のために使っているのです。

オアシスで水浴びをした後には、他の動物達が水を飲み易いように自分の身体を横に倒して地面を固めてからその場を去ります。

目の前で親を亡くした小象は、夜中 泣き続け、傷が癒えるまでに3〜4ヶ月かかるそうです。 そして傷が癒えても一生覚えているのです。

赤ちゃん象はメスの象が助け合って育て、オスもとても優しいといいます。
オスの小象はある時期に達すると自ら群を離れ、父親象の元で生き方や威厳を教わります。

鼻は地面の臭いを敏感に嗅ぎ取り、数分前にどんな昆虫や動物が通ったのかを知ることができます。
また大きな耳は、低周波を使って遠くの仲間と交信しているといいます。

年をとった象は何でも知っていて賢く、目が見えない あるメスの象は、リーダーとして30年間 群を導いたそうです。

象の生き方、そして死に方には、自然に対してとても謙虚で、同時に威厳のある叡智を感じます。
一日に非常に大量の食料を必要としますが、食べたものの60%はそのままの状態で、遠く離れた場所に糞として自然に還元します。
食べ物が無くなった時には、動物の中でも一番最初に死んでしまうといいます。 そして食料が一日生きるのに足りないと判断すると、自ら食べることを止めて死を待つのだそうです。

シェルドリック女史の言葉が心に残りました。
『エレナはすべてを知っています。 それでも人間を愛してくれるのです』

地球交響曲第一番の感想はここで終わりとします。
日本各地で自主上映 されていますので、機会がありましたら是非ご覧ください。
読み難い文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました


thunt at 10:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日記