ゴールデン・ウィーク真っ只中ですが、僕には全く縁の無いイベントです、トホホ〜。


スリザー

本日は『スリザー』ですよ。

■ストーリー『アメリカ南西部の静かで平和な田舎町。ある日、森の中に隕石が落下する。町の有力者グラントは、たまたま昔の女友達ブレンダとその森に来ていて不気味な物体を発見。すると、その物体から何かが飛び出し、グラントの体内に侵入してしまう。その日を境に、町では行方不明者が続出。やがてグラントは、体にできた醜い腫れ物が巨大化していくに従い、行動が凶暴化していく。警察署長のビルは、グラントの妻スターラと共に一連の事件との関連を調べ始める。そして、グラントを追って森へとやって来た警官たちは、そこですっかり変わり果てたブレンダを発見した。その直後、突然ブレンダの体が破裂し、無数のナメクジ状生命体(スリザー)が溢れ出し、警官たちに襲いかかる!スリザーは口から侵入を図り、寄生した人間たちの脳を支配するのだ。寄生された人間は、今度は自分がゾンビ化して生存者を襲い始める。こうして平穏だった小さな町は、瞬時にして”ゾンビだらけ”と化してしまった!B級カルト・ムービー制作会社“トロマ”の出身で、「スクービー・ドゥー」や「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本で頭角を現わした俊英ジェームズ・ガンが、記念すべき監督デビューを果たしたSFホラー・コメディ。』


スリザー プレミアム・エディション


もっとコメディっぽいホラーを予想していたのだが、意外とホラーの比率が高かった。7:3でホラーの方に傾いている印象である。登場人物の中にコメディを担当するキャラがいなかった所為もあるかもしれないが、基本的に怖くて気持ち悪い映画だ。しかも、CG全盛のご時世に特殊メイクをフル活用した”キタナイ系”のビジュアルが炸裂。寄生されたグラントのグチャグチャドロドロな造形などは、まさに『遊星からの物体X』を彷彿とさせるようなグロテスクさで観る者の度肝を抜きまくる、オエー。


エリザベスバンクス

主人公のスターラを演じた女優はエリザベス・バンクス。ホラー映画のお約束”エロ・パート”を果敢に担当(笑)。中々の美人であり、『シービスケット』『40歳の童貞男』にも出演している。更に、『スパイダーマン』の全シリーズにレギュラー・キャラとして登場しているらしいのだが、全く気付かなかった。役名は”ミス・ブラント”だそうだが、それって誰だっけ?