パラノーマル・アクティビティ

■ストーリー『ケイティとミカは平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。しかし、ケイティは自分の周囲で起こる奇妙な出来事に悩まされていた。恋人のミカは、ケイティの悩みを解決するために、自分たちの家に起こっている“何か”をはっきりさせようと、生活の一部始終をビデオカメラで撮影する。真夜中、2人が眠りについた後、カメラが捉えた映像には、奇妙な物音が聞こえたり、ドアが勝手に開閉したり、ケイティが異常な行動を見せる様子が収められていた。怯えたケイティは心霊研究家に家の中の調査を依頼するが、彼は悪魔研究家に依頼するように勧める。そして、2人に本当の恐怖が襲い掛かってきた…!』


たった135万円の製作費で153億円を稼ぎ出したフェイクドキュメンタリー映画である。個人的には『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』等を含めてこの手の映画にはあまり関心がない。似たような内容ばかりで作り手の創意や工夫が見えないからだ。『クローバー・フィールド』ぐらい手間暇が掛かっている映像なら観ていてワクワクするんだけどなあ。

しかも、ケイティの体格がゴツすぎて”霊に怯えるか弱い女性”という設定に説得力がまるでない。オバケが出て来ても素手で撃退できそうだw


ただし、DVDには特典映像として“稲川淳二と観るパラノーマル・アクティビティ”というコンテンツが収録されていて、これが意外に面白かった。オーディオコメンタリーなんだけど普通の音声解説じゃなくてストーリーの途中に「そう言えば、このあいだロケに行った時の話なんですけどね…」と、いきなり映画の進行とは無関係な恐怖話を喋り出すのである。

稲川淳二

しかも、最初は画面の隅の方に小さく表示されていた稲川淳二の顔がだんだん大きくなり、ついには逆転してしまうのだ。完全に「稲川淳二劇場」だよ(笑)。間違いなく本編よりこっちの方が面白いぞ。