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■番組内容:『2人の人物を主人公に、その絆を描く新しいドキュメンタリー「ふたり」。今回のふたりは、アニメーション映画の巨匠・宮崎駿さんと、その息子で同じくアニメーション監督の宮崎吾朗さん。この夏、公開されるスタジオジブリの新作「コクリコ坂から」は、吾朗さんが監督を務め、父・駿さんが脚本を担当。ふたりの合作ともいえる作品だ。しかし、父と子の間には、長い間、人知れぬ深い葛藤があった。6年前、吾朗さんは父の反対を押し切ってアニメーション映画の監督になるが、そんな息子を駿さんは認めていなかった。そんななかで始まった今回の映画作り。番組は10か月にわたって、アニメーション制作の現場に密着した。幾度も衝突する父と子。カメラは、2人の葛藤を丹念に追っていく。主人公「海ちゃん」のキャラクター設定をめぐって始まった壮絶なバトル。途中、公開延期の危機さえ訪れた。そして、制作の山場に起こった「東日本大震災」。映画はがけっぷちの状況に追い込まれる。70歳にしてなお、映画への情熱をたぎらせる父。偉大な父と比較される宿命を負いながらも、挑戦を続ける息子。ぶつかりあい、反発しながらも、「映画を創る」という同じ目標に向かって情熱を燃やす、父と子の物語!』




昨日、NHKにて『コクリコ坂から』の特別番組をやっていたので見てみましたよ。相変わらず宮崎駿監督の傍若無人な発言が炸裂していて面白すぎます(笑)。

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番組は、基本的に「宮崎吾朗監督が『コクリコ坂から』を制作している様子」を中心に映しているのですが、そこに毎回絡んでくるのが白ヒゲのお父さん:宮崎駿です。とにかく、パパに邪魔されたくないので必死に絵コンテを隠そうとする吾朗さんに対し、どうにかして絵コンテを見ようとする宮崎駿。でも、息子に尋ねる時の言い方が凄い。


「ちょっと監督さま」

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自分の息子にこんなイヤミな言い方しますか?普通。


また、壁に貼っているキャラクターのイメージ画を見て、「これの原案を描いたのは吾朗か?じゃあ最低だな。キャラが死んでるよ」とバッサリ。


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更に、吾朗さんの仕事ぶりについて聞かれた宮崎パパは、「全然ダメだね。(監督に)向いてないんだよ。やめた方がいい」などと散々な発言を連発します。


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ついには、「映画の冒頭シーンが気に入らない」などと言い出し、こっそり主人公の動きを変更しようとする有様。その様子を撮影していた番組スタッフに気付き、「なにを映してるんだ、お前は!」とキレる宮崎駿監督。酷い親父だなホントに(笑)。


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挙句の果てには、「もう俺が監督をやろうか?」と鈴木プロデューサーに提案する始末。これを聞いた鈴木さんは思わず苦笑い。なぜなら、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』など、宮崎駿は過去にも若手監督から作品を取り上げた”前科”があるからです。


結局、『コクリコ坂から』は宮崎吾朗監督作品として無事に完成しましたが、試写を観た宮崎駿は憮然とした表情で一言。「少しはこっちを脅かしてみせろって!」


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それに対して、「ちくしょうクソ親父!(それまで)死ぬなよ!」と答える吾朗さん。海原雄山と山岡士郎みたいな親子だなあ(笑)。