アナと雪の女王

今年もいよいよあと2日!2014年の映画の話題は何と言っても『アナ雪』の大ヒットに尽きるわけですが、その他の興行成績はどんな感じだったのでしょうか?

【2014年外国映画作品別興収上位10本】

1『アナと雪の女王』:254億7,000万円
2『マレフィセント』:65億3,000万円
3『GODZILLA ゴジラ』:32億円
4『ゼロ・グラビティ』:31億8,000万円
5『アメイジング・スパイダーマン2』:31億2,000万円
6『トランスフォーマー/ロストエイジ』:28億9,000万円
7『オール・ユー・ニード・イズ・キル』:15億7,000万円
8『猿の惑星:新世紀(ライジング)』:14億2,000万円
9『ホビット 竜に奪われた王国』:14億円
10『ノア 約束の舟』:13億7,000万円



【2014年邦画作品別興収上位10本】
1『永遠の0』:87億6,000万円
2『STAND BY ME ドラえもん』:83億8,000万円
3『るろうに剣心 京都大火編』:52億1,000万円
4『テルマエ・ロマエII』:44億2,000万円
5『るろうに剣心 伝説の最期編』:43億3,000万円
6『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』:42億6,000万円
7『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』:41億1,000万円
8『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』:35億8,000万円
9『思い出のマーニー』:35億3,000万円
10『ポケモン・ザ・ムービー XY/破壊の繭とディアンシー』:29億1,000万円


やはり『アナと雪の女王』は圧倒的な強さですねー。7月にブルーレイが発売されなかったら300億円を超えてたんじゃないかな?そのブルーレイも、初週の売り上げだけで150万枚を突破し、オリコン史上過去最高の売り上げを記録したそうです(ちなみにそれまでの記録は『千と千尋の神隠し』でした)。

また、サントラも累計100万枚近くを売り上げ、アルバムチャートに20周連続でランクインするなど、ぶっちぎりの大ヒットを記録。ケビン・コスナー主演の『ボディガード』が持っていた記録を21年ぶりに塗り替えたらしい。さらにレンタルの勢いも凄まじく、TSUTAYAではリリース直後のレンタル回数が54万回を突破し、史上最速記録を達成しました。


ただし、洋画の場合は『アナ雪』が飛び抜けている以外は、30億円以上を売り上げた作品が4本しかありません。数年前から洋画の不調は指摘されていましたが、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ホビット 竜に奪われた王国』などの超大作が20億にも届かないってのはちょっと寂しいですねえ。


それに対して、邦画は『永遠の0』と『STAND BY ME ドラえもん』、どちらも山崎貴監督作品が合わせて170億円の大台を記録し、『るろうに剣心』も2部作連続公開で計100億円近くの興収を叩き出すなど、全体的に絶好調でしたね。さらに30億円越えが9本も出るなど、ヒット作の差がはっきりと表れています。


ただ、その中身は「名探偵コナン」が2本、「ドラえもん」が2本、「ポケモン」が1本という具合に、約半分が子供向けのアニメで占められているため、単純に「邦画が大ヒットだ!」と喜んでいる場合じゃないんでしょうけど。ある映画関係者は、「アニメ以外はほとんど客が入らない状況がここ数年続いている。昔は映画といえば、さまざまな主張があり過激な表現が許されていたが、今はそういうものをやってもほとんど客が入らない。『アナ雪』みたいにみんなで歌ったり、映画館が子供向けのイベントみたいになってしまった」と嘆いているそうです。