ローランド・エメリッヒ

ローランド・エメリッヒ監督といえば、SF超大作『インデペンデンス・デイ』などの大ヒット作で知られていますが、20年ぶりの続編として制作した『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』について「作るべきではなかった」と心境を告白したそうです。いや、今さらそんなこと言われても…(^^;)

『インデペンデンス・デイ』(1996年公開)は、地球に攻めてきたエイリアンと人類の激突を描いたSF映画で、それから20年後を舞台にした続編では、ジェフ・ゴールドブラムやビル・プルマンなどオリジナルキャストが再集結したものの、前作主演のウィル・スミスは出演しませんでした。

この件についてエメリッヒ監督は「Yahoo Movies」のジャーナリストのハンナ・フリントとのインタビューで以下のように語ったそうです。

僕はただ、第1作と全く同じ映画を作りたかったんだ。でも、制作の途中でウィルが抜けてしまった。彼は『スーサイド・スクワッド』をやることにしたから。その時点で『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』をやめるべきだったんだ。なぜなら、僕たちの手にはずっといい脚本(ウィル演じるヒラー大尉をメインに据えたバージョン)があったんだ。しかし、企画はすでに動き出していたので中止はできない。そこで、ものすごく急いで脚本を書き直さなければいけなくなった。そんなことでいい映画なんか出来るわけがない。あの時、僕は「ノー」と言うべきだったんだよ。

結果、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は世界中で酷評されまくり、「Rotten Tomatoes」では批評家の支持率が35%、一般観客の支持率は46%と低評価を下されてしまいました。

ローランド・エメリッヒ監督は、ウィル・スミスが降板した後もそのまま制作を進めた当時の判断を後悔しているようですが、あまりこういうことを話す監督っていないんですよね。たとえ観客から「失敗作」の烙印を押されても、自分でそれを認める監督はほとんどいません。

まあ、マイケル・ベイ監督は『トランスフォーマー2』を撮った後に「あれは駄作だ」「脚本がひどすぎる」と自ら批判していましたが(笑)、普通は自分の失敗を認めたがらないものなんですよ。そういう意味ではローランド・エメリッヒ監督って「本音を語れる人なんだなあ」と思いました(^.^)