庵野秀明

どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。

さて本日、スタジオカラーの公式サイトにて庵野秀明さんが紫綬褒章を受章したことが発表されました。

「紫綬褒章」とは、学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・芸術文化分野などで優れた業績を挙げた人に政府が授与するものです。

アニメーション監督としては過去に高畑勲さん、大友克洋さん、原恵一さん、湯浅政明さんなどが受章していますが、ここに庵野さんの名前も載ることになったわけですね。おめでとうございます!

なお、庵野さんは今回の受章について公式サイトで以下のようなコメントを発表しました。

文化庁の方から御連絡を頂くまで勲章と褒章の区別も曖昧で、勲章と言えば1966年の『ロボタンの歌』と『ロボタンマーチ』が真っ先に浮かんでしまう、如何しようもないオタクな自分が、この様な名誉をいただいて良いものか戸惑いましたが、他界した両親と祖母が喜ぶかと思い、ありがたくお受けすることにしました。

この様な褒章を頂けるのも、妻や友人、映像関係のスタッフやキャスト、そしてアニメや特撮を支えて下さっているファンの皆様のお陰です。有り難う御座います。

これからもアニメや特撮文化に御恩返し出来る様、面白いアニメや特撮映像作りに携わり、アーカイブ事業を推し進めていこうと思います。よろしくお願いします。

ちなみに、去年は富野由悠季さんが文化功労者に選ばれ、「ぼく以後の後進のために大変嬉しいことだと思っています。この種のジャンルの創作者、アーチストにとって励みになるからです。本当にありがとうございました」とコメントしています。

なお、2012年には宮崎駿さんが文化功労者に選ばれてるんですけど、実は宮崎さんは最初「辞退しよう」と考えていたそうです。

ところが鈴木敏夫さんが「宮さん、文化功労者って年金が付くそうですよ」と教えたら「えっ?いくら?」と興味を示し、結局もらうことになったらしい。鈴木さん曰く、「あの人は”お金”に目がくらんだんですよ(笑)」とのことですが、宮崎さんも頑張ってきたんだからそれぐらいいいでしょ(^^;)