ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション

映画に関する事ならなんでもアリのブログです。かなりマニアックな仕様なので、取り扱いにはご注意下さい♪

クリストファー・ノーラン

『マン・オブ・スティール』映画レビュー3

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マン・オブ・スティール

■ストーリー『地球から遥か遠く離れたクリプトン星で生まれたその赤ん坊は、惑星の滅亡を悟った父に最後の希望を託され、地球へと送られた。地球にたどり着いた彼は、ジョナサンとマーサの夫婦に拾われ、クラーク・ケントとして育てられる。次第に超人的な能力に目覚めていく少年時代、養父からはその能力を使うことを固く禁じられていた。周囲との違いに孤独と葛藤を抱えながら青年へと成長したクラークは、やがて自分探しの旅に出て、自らの使命を確信する。そんなある日、クリプトン星の生き残り、ゾッド将軍がクラークの存在に気づき、彼を追って地球へと襲来。果たしてスーパーマンの運命は?DCコミックスが誇る最強のスーパー・ヒーロー“スーパーマン”を、「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン製作・原案、「300 <スリーハンドレッド>」「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督で装いも新たに再起動させたSFアクション超大作!』




『リターンズ』が失敗したために再びリブートされてしまったスーパーマンこと『マン・オブ・スティール』。もちろん、『リターンズ』の続編ではなく、完全に1から仕切り直した新作です(『リターンズ』の続きが気になってたのに〜)。それにしてもアレだね、もうすぐベン・アフレック主演で『バットマン』もリブートされるみたいだけど、ヒーロー映画がリブートされるサイクルがどんどん早くなってるよね。『バットマン』なんて、この前完結したばっかりじゃん!


いや、リブートするのは別にいいんですよ。いいんですが、「俳優を変えて同じエピソードを何度も作り直す」という手法にどうも最近、違和感を感じるというか。たとえば『アメイジング・スパイダーマン』だって、サム・ライミ版を観ていれば物語の流れは全部分かってるわけですよね。主人公がクモに噛まれるところとか、ベン叔父さんが死ぬところとか、ほとんど一緒だし。つまり、「金を払って同じ話をもう一度見る(見せられる)」という行為に”釈然としないもの”を感じるわけです。

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完全ネタバレ!『ダークナイト ライジング』映画レビュー3

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ダークナイト ライジング

■ストーリー『人々の尊敬を集めた地方検事ハービー・デントの罪を一身に被り、ゴッサム・シティから姿を消したダークナイト(=バットマン)。それから8年、ゴードン市警本部長は真実を心におさめ、街の平和のために尽力していた。そんな中、鋼のような肉体をまとった巨漢のテロリスト“ベイン”の登場で一変してしまう。街は次々と破壊され、無法地帯と化していく。人々の心が恐怖と絶望に支配され、ついにブルース・ウェインは自らの封印を解き、再びケープとマスクを身にまとうのだったが…。バットマン/ブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベイルはじめ、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンのレギュラー陣が再登場。さらに、最強の敵ベイン役のトム・ハーディのほか、アン・ハサウェイやマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新たに出演。アメリカン・コミックを原作としながらも、正義と悪を巡る根源的なテーマにも迫るリアルかつ重厚な世界観で世界中に衝撃を与えたアクション映画の金字塔「ダークナイト」の続編にしてクリストファー・ノーラン監督版“バットマン”三部作の掉尾を飾るシリーズ完結編!』




史上空前の大ヒットをぶちかました『ダークナイト』の続編であり、トリロジーの最後を飾る『ダークナイト ライジング』。クリストファー・ノーラン監督は前作で”ジョーカー”という強烈なキャラクターを登場させ、世界中の観客に衝撃を与えました。そして、ジョーカーとデントとバットマンを廻る複雑な物語は、観る者の善悪に対する価値観を揺さぶり、正義やヒーローの正当性を問いかけるという、アメコミ映画の概念そのものを根底から覆す重厚な人間ドラマへと昇華したのです。


そんな大傑作の続編となれば、皆が期待するのは当然と言えるでしょう。しかし、結果は意外と賛否両論。「面白い!」と絶賛する人もいれば、「映画秘宝」が毎年開催している”その年最もトホホでサイテーだった映画”を選ぶ「2012年度HIHOはくさいアワード」では堂々のワースト1位を獲得するなど、色々と物議を醸しました。結構評価が分かれる作品なんですよね〜。


元々、原作のアメコミ自体が荒唐無稽な物語であり、リアルとは程遠い存在でした。なので、ティム・バートンが作ったマイケル・キートン版『バットマン』の時は、「ヒーローとはそもそも荒唐無稽なものである」と開き直り、闇に映える「ゴッサムシティの幻想性」を深化させ、作品全体を悪夢的なダーク・ファンタジーとして描き切ったのです。


それに対してクリストファー・ノーランは、「ヒーローの現実性」に焦点を当てました。ファンタジー的な側面を強調したティム・バートンとは対照的に、「もし現実にヒーローがいたらどうなるか?」という真逆の方向からアプローチをかけ、『バットマン ビギンズ』では文字通りブルース・ウェインの生い立ちを詳細に描いて見せたのです。主人公はあくまでも普通の人間であり、肉体と精神の改造プロセスを経てヒーローになる。スーツや武器などのガジェットも主人公が自ら加工する様子を克明に見せることで、揺ぎ無いリアリティを獲得したのですよ。


そして、続編の『ダークナイト』ではそのリアリティを更に強化。誇張した照明やわざとらしいスモークなどは排除され、画面は現代犯罪映画と何ら変わらないシャープなルックで統一されました。また、ヒーロー映画ではお約束の”まぬけな警察”も、確固たる存在を主張しています。それらに加えて宿敵ジョーカーの圧倒的な存在感!この時点で、『バットマン』はある意味”リアル・ヒーロー映画の頂点”を極めていたと言っても過言ではないでしょう。

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映画『インセプション』のラストシーンはこういう意味だった!

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インセプション


本日、日曜洋画劇場45周年特別企画として『インセプション』が地上波で初放送されます。レオナルド・ディカプリオ主演、クリストファー・ノーラン監督という最強タッグで作られた本作は、独創的な設定と複雑怪奇なストーリー展開で多くの観客を魅了し、日本を含む世界中で大ヒット。それと同時に、謎だらけの内容に関して大論争が巻き起こりました。


特に問題になったのがラストシーン。映画を観た人は分かると思いますが、あの結末の解釈をめぐって様々な議論が交わされたのです。果たしてアレは最後にどうなったのか?映像に秘められた衝撃の真相とは?などなど、色々な考察を繰り広げられるところも本作の魅力の一つと言えるでしょう。尚、僕の解釈は下記のエントリーにまとめてありますので、よろしければご覧くださいませ。



『インセプション』映画レビュー(完全ネタバレ編)

『インセプション』映画レビュー(ネタバレ無し)

「この映画って、もしかしてアレなんじゃないの?」 大ヒット作『インセプション』にまつわる”疑惑”の真相を徹底究明!果たして本当にアレなのか!?(アレってなんだ?)

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レオナルド・ディカプリオ

というわけで、映画『インセプション』の人気が相変わらず凄いです。しかも、日本のみならず、日米両方で大ヒット。全米では3週連続1位を達成した後2位に落ちたようですが、それでもまだまだ勢いに衰えは見られません。しかし、何事も油断は禁物。昔から大ヒットした映画には必ず”ある疑惑”が巻き起こるもので、『インセプション』に関しても例外なく”ある疑惑”が浮上しているようです。


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これが謎に包まれた映画『インセプション』の全貌だッ!クリストファー・ノーラン監督が観客に仕掛けた本物の”インセプション”の真相を完全解明!(できたらいいなあ)

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インセプション

というわけで一昨日の続き「ネタバレ編 その2」です。いよいよコブたちのインポッシブルなミッションがスタート!複雑怪奇なシナリオの全貌に迫ります。尚、くどいようですが完全ネタバレなので映画を観ていない方はご注意ください!



まず、現実世界は「飛行機の機内」で、ここを起点として全員が夢の世界へとダイブします。夢の第1階層は「架空のロサンゼルス」。ここでの目的は、「ロバートが父親との関係を見つめ直すよう誘導し、遺言の存在を意識させる」という内容です。

コブたちがタクシードライバーになり済まし、まんまとロバート誘拐に成功!と思いきや、いきなり巨大な貨物列車が街中に出現し、車に追突をかましてきました。更には、謎の武装集団がどこからともなく湧いて出て、銃を乱射してくるではありませんか!


この集団は何者だ?と思ったら、ロバートの潜在意識が生み出した「自己防衛機能」ということが判明。コブはアーサーに対して「何故、攻撃があることを予測できなかったんだ!」と怒りますが、そりゃそうです。サイトーの夢にも複数の護衛が登場していたのですから、こうなることは事前に分かっていたはずで、うっかりするにも程がありますよ。

もう、この辺でかなり雲行きが怪しくなってきましたが、お話はまだまだ終わりません。続いては、夢の第2階層「ホテル」。ここでの目的は「法律顧問のブラウニングが遺言を狙っているとロバートに思わせ、更に深く潜在意識へ侵入する」という内容です。


しかし、ここでもまた予期せぬ事態が勃発!第1階層の武装集団の攻撃が激し過ぎて、予定時刻よりも前にキックが作動。そのため、着水までの時間差が想定外の「無重力状態」を生み出し、第2階層の「ホテル」に影響を及ぼすことになったのです。

当初の計画では、ホテルの床を爆弾で爆破し、落下の衝撃でキックを作動させる予定でしたが、無重力になってしまったために実行不可。なのでアーサーは、仕掛けていた爆弾をあわてて取り外し、エレベーターに設置し直すハメになってしまいました。ああ、ややこしい。


でも、ここでの「無重力アクション」は本当に凄い!一応、撮影スタイルが2パターンに分かれていて、第1のパターンでは巨大なホテル廊下内のセットを丸ごと回転させ、その中で俳優やスタントマンがグルグル回りながらアクションするという、昔からあるオーソドックスな映像トリックです。しかし、第2のパターンでは、セットの中を人間が浮遊し、縦横無尽に飛び回っている(ように見える)のですよ。すげえ!

おそらく、セットを縦に配置し、スタントマンを上からワイヤーで吊り下げ、カメラを下から撮影すればあのような映像が撮れるハズです(『2001年宇宙の旅』の無重力シーンも同様の方法で撮影された)。しかし、これだけでは説明できないカットもいくつかあって、総合的にどうやって撮ったのかは良く分かりませんでした(メイキングを見たい!)

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完全ネタバレ『インセプション』ストーリー解説!これを読めば全ての謎が解ける!(かどうかは分かりません)

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インセプション

というわけで、本日は映画『インセプション』レビュー「ネタバレ編」です。と言っても既にネットやブログ等で様々な解説や謎解きが列挙されているようなので、ここではストーリーを詳細に検証しつつ、映画のラストシーンにはどのような意味が込められているのか、また何故こんなに大ヒットしているのか、その秘密を探ってみたいと思います。尚、文章が長くなりすぎたために前編と後編に分けて書いておりますので、悪しからずご了承ください。


※言うまでもありませんが、まだ映画を観ていない人は読まない方がいいです。読む時は自己責任でお願いします。

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『インセプション』映画レビュー(ネタバレなし編)3

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インセプション

■ストーリー『ドム・コブ(レオナルド・デカプリオ)は、他人と夢を共有する事で、アイディアを盗み取る特殊な産業スパイ。だが、彼は妻殺しの容疑をかけられた逃亡者でもある。かつてコブは、妻のモル(マリオン・コティヤール)と共に夢の深層へのダイブを繰り返していたが、やがて夢と現実の区別がつかなくなったモルは自殺し、コブは故郷のアメリカに幼い二人の子供を残して流浪の生活を送ることに。そんな彼に巨大企業を率いるサイトー(渡辺謙)が、新たな仕事を依頼してきた。その内容は、アイディアを盗むのではなく、ライバル企業の後継者であるロバート(キリアン・マーフィー)の夢に侵入し、自分から会社を解体する様に“アイディア”を植えつけるという、極めて危険で困難なミッションだった。だが、自らの犯罪歴の抹消を条件に依頼を引き受けたコブは、作戦を成功させるためにスペシャリストで編成されたチームを集結する。そして、計画通り”夢の世界”へ侵入するメンバーたち。しかし、予想外の事態が発生し、突然窮地に立たされてしまった!果たして彼らは無事にミッションを達成して現実の世界に帰還できるのか?稀代のヒットメーカー:クリストファー・ノーラン監督が贈る新世代SFアクションエンターテイメント超大作!』

先日、国内の映画週末興行成績ランキングが発表され、映画『インセプション』が『借りぐらしのアリエッティ』『トイ・ストーリー3』『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』を抑え、堂々の1位に躍り出たことがわかった。また土日2日間の興行成績でも、3億9,428万6,800円を記録し、『タイタニック』の3億8,400万円を超え、ディカプリオが主演した映画の中で国内興収歴代トップを記録した。

映画『インセプション』は、『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取り、アメリカのレオナルド・ディカプリオ、日本の渡辺謙、そのほか世界各国の名優たちが共演した次世代エンターテインメント超大作である。国内興行成績が、先行上映された7月17日、18日、19日で、2億9,078万2,400円、初日3日間(7月23日、24日、25日)で、4億8,856万7,500円、合計7億7,934万9,900円を記録した。

また、3日で60万人を動員しており、この夏の他の3強作品と比べると『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』が公開3日目、『借りぐらしのアリエッティ』公開3日目、『トイ・ストーリー3』が6日目で動員100万人を突破しており、スタートダッシュはゆっくりめだが、ほかの作品の動員を食っていることと作品の自体の評判のよさから口コミも期待できることに加え、世界観の斬新さから、2度観、3度観のリピーターが見込めるためこのまま伸び続ける可能性は高い。

また『インセプション』は、全米週末興行成績ランキングでも、アンジェリーナ・ジョリーの映画『ソルト』を抑えて、2週連続1位を獲得。ディカプリオ主演作としても、映画『シャッター アイランド』(2010年2月19日全米公開)のオープニング3日間記録4,160万ドル(約37億4,400万円 1ドル90円計算)を抜いて歴代トップを記録した。衝撃のラストシーンに、革新的な映像、更にその斬新な世界観でブログやツイッターでも話題を集めている『インセプション』。渡辺謙も物語の中心人物として大活躍している。(シネマトゥデイより)



というわけで、絶賛公開中の『インセプション』を観て来ましたよ。『ダークナイト』の記録的大ヒットに引き続き、またしてもメガヒットをぶちかましたクリストファー・ノーラン監督!2作品連続でヒットさせる事も驚きましたが、もっと驚いたのは作品の評価のされ方です。「めちゃくちゃ面白い!」とか「ノーラン監督の最高傑作だ!」など観た人の反応はどれもこれも絶賛の嵐ばかり。これはちょっと意外でしたね。なぜなら、本作は決して「分かりやすい映画」ではないからです。

通常、映画がヒットする条件はいくつかありますが、不特定多数の観客から支持を得るためにはまず第一に「誰が観ても楽しめる内容」でなければなりません。そのためには、できるだけ分かりやすい作品にする必要があるのです。

つまり、『インセプション』の場合は「他人の夢の中へ侵入する」という特殊な設定を用いているため、普通の映画に比べてハードルが高いはずなのですが、そんなハンデをモノともせずに多くの観客の支持を勝ち取ったノーラン監督の力量は「大したもんだ」と敬服するしかありません。

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ダークナイト3

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ダークナイト

■ストーリー『ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。だがある時、白塗りの顔に裂けた口の“ジョーカー”と名乗る正体不明の男が闇の世界で頭角を現わし、バットマンを嘲笑うかのごとく次々と凶悪事件を引き起こしていく。そんな中、新しく赴任した地方検事のハーベイ・デントは正義感に燃え、バットマンとも協力して犯罪の一掃を強力に進めていく事を表明。それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。果たしてバットマンはジョーカーの魔の手からゴッサムシティを救い出すことができるのか!?「メメント」「プレステージ」のクリストファー・ノーラン監督がクリスチャン・ベイルを主演に迎えて贈る新生「バットマン」シリーズの「バットマン ビギンズ」に続く第2弾。狂気の悪“ジョーカー”の登場により自らの存在意義そのものを問い直されることになる闇のヒーロー、バットマンの心の葛藤と、正義を守るための決死の戦いをリアルかつダークに描き出す。尚、そのジョーカーを圧倒的な存在感で怪演したヒース・レジャーは、本作撮影終了直後の2008年1月に28歳の若さで惜しくもこの世を去った。』


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