2008年12月02日

私はヤング@青い鳥になりたいネス

☆11月24日

『私は貝になりたい』

私は貝になりたい

 BC級戦犯を題材にした映画です。
 フランキー堺主演のオリジナルは観てませんけど、20年くらい前だかに所ジョージが主演してたTVドラマ版はかすかに記憶にありました。
 ラストの独白といいますか、遺書といいますか、には滂沱の涙が流れます。
 でも、今作、オリジナルがオリジナルですし、題材が題材なので、かなり心にドスンとくるものはあるんですけど、どこかヘンです・・・。
 やっぱ中居くんと仲間由紀恵が主演ってことで、なんだか庶民感が薄いといいますか・・・。高知の人たちが土佐弁をしゃべってなかったりとか、美術がどことなくアメリカ映画の中の日本って雰囲気が漂ってたりとか、いかに山中とは言え、豪雪の高知県とか、なんだか現実感のなさに、しばしば興醒めさせられてしまいました。
 60数年前のことですら、日本人スタッフの時代考証がアヤしくなるほどの歴史になったということのようです。
 昔々のその昔に、日本でこういうことがありましたとさ、と若い人たちに知ってもらうきっかけにはなるのかも知れませんね。

満足度:★★★☆(3.5点)


☆11月27日

1本目

『ヤング@ハート』

ヤング@ハート

 アメリカで活動する平均年齢80歳のコーラス隊を追ったドキュメンタリーです。
 おじいちゃん、おばあちゃんのグループとは言え、彼らのレパートリーはロックやパンクです。
 ジェームス・ブラウンとかボブ・ディランみたいなちょい古い曲もありますけど、コールドプレイみたいな最近のバンドの曲も歌っちゃいます。
 まぁ、選曲してるのは50代のグループの指揮者なんですけど、最初、なんじゃこりゃ?みたいな感じで新しいレパートリーになる曲へのリアクションをするメンバー達が、徐々に曲に馴染んでいく様が面白いです。
 みなさんかなりのお歳ですし、大病抱えているメンバーもいたりして、コンサート前にお亡くなりになられる方もいたりして、それでも元気に歌い続けるご長寿さんたちに、拍手喝采したくなります。
 何より、ご長寿のお茶目さが満載の、かわいいドキュメンタリーでございます。
 ロックやパンクというのが、さらにお茶目さ倍増のような気がいたします。
 ホント、疲れたとか言っちゃいかんな、という気になります。

♪I feel good! I knew that I would now !

満足度:★★★★★(5点)・・・ドキュメンタリーに満足度はつけない方針でしたが、思わず・・・。


2本目

『青い鳥』

青い鳥

 いじめでの自殺未遂事件が起こったクラスと、心労で体調を崩した担任の代わりに、担任となった吃音の教師のお話です。
 阿部ちゃん演じる無口で不器用な村内先生ですが、一見「でくのぼう」っぽいけど、一切ぶれない芯を持ってます。なんとなく、イメージ的に遠藤周作のイエス・キリスト像と重なってしまいました。
 教師が人にものを教えることなんてできないけど、一緒にいてやることで、運が良ければ、何かを伝えることが出来るかもしれない・・・って、最後のセリフがまさに、寄り添うイエスを思い出させます。とは言え、まさに仰るとおりだと思います。
素直に心に沁みました。イロモノキャラを演じることの多い阿部ちゃんですけど、いい俳優さんですねぇ。
 そういえば、次の大河では上杉謙信ですな。

満足度:★★★★☆(4.5点)


☆11月30日

『ブラインドネス』

ブラインドネス

 突然、蔓延する失明する病。
 世界がエライことになります。
 とは言え、大半は隔離施設が舞台です。
 人間の汚い部分が露わになります。餓鬼道とはこれか!って感じっす。
 あの結末からして、人間の本性を試すための神の実験という視点で描かれた物語のようですね。
 予告からして、M・ナイト・シャマラン的な、アイデア先行のオカルトものかと思ってましたが、そっちじゃなかったので、自分的には予想外に面白かったです。

満足度:★★★★(4点)



ti728 at 08:38│Comments(0) 映画(2008年) 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔