2023年12月12日
JR西日本宮島フェリーの10月以降前売り乗車券について
JR西日本とJR西日本宮島フェリー(以降、宮島フェリー)は2023年8月30日にICOCA導入と9月30日をもって連絡運輸の廃止を発表しました。
これに伴い、9月30日以前に10月1日以降の連絡運輸乗車船券(連絡券とします)を購入しようとした場合、10月1日以降の普通旅客運賃がマルス端末より削除されたため、通常の発売(金額入力を用いない方法)でマルス端末で発売できない状況になりました。(エラー内容、口座なし)
きっぷ購入顛末については、noteにまとめましたのでそちらをご覧ください。
まずは、西POS券についての発行例です。広島駅では現金払いであれば新幹線ラッチ内精算所にあるチケットプリンタ付きPOS端末にて乗車券を発売するかわり、係員氏が旅客が支払った現金をラッチ精算所に持っていく形として発売ができるようです。(たとえみどりの窓口で対応しようとも、売上集計は広島駅042POS端末に入れなければならないため)
この様に、西POS端末ではマルス端末と異なり、10/1以降の運賃が削除されていなかっため発売できた模様だ。
しかし、西POS端末にチケットプリンタがない駅では、出札補充券により発売するのが基本であったようです。これはnoteに書いた通り、JR西日本に問い合わせた内容によれば、「係員窓口のみの対応で、遠隔MVでは対応しない」旨の返事があったためでしょう。(遠隔MVでは金額入力による発売は可能である)
補充券の内容は審査側より提示してあったと思われ、記事欄に特徴的な注意事項が書かれていました。
一方で、この取扱についての周知徹底や通達はどの程度あったかわかりませんが、かなりこの内容に気づかなかったケースも多かったと思われます。
なお、JR西日本については
〜9/30まで:10/1〜の連絡券の発売、変更は可
10/1〜以降:宮島フェリーに関する乗車券類の変更は「宮島口発着」として取り扱い、宮島〜宮島口間は含まない形のみとする
とのことでした。(当方がJR西日本に問い合わせた内容の抜粋)
JR東海・東日本については、@471uzenkomatsuさん(よねさかさん)のTwitterツリーを御覧ください。JR四国、九州、北海道については、@Tokaidowoyukuさん(名無しさん)の関連ポストを御覧ください。
以上が宮島フェリーの連絡券の最末期の発売状況でした。ご参考になれば幸いです。
ところで、ブログ記事は大変ご無沙汰しておりました。
基本的にはTwitterにて投稿しておりますから、そちらをご覧いただき、トピックがあればnoteや当ブログにて記事化しようと思います。
なにかご連絡したいことがありましたら、TwitterでDMを送っていただければ幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
これに伴い、9月30日以前に10月1日以降の連絡運輸乗車船券(連絡券とします)を購入しようとした場合、10月1日以降の普通旅客運賃がマルス端末より削除されたため、通常の発売(金額入力を用いない方法)でマルス端末で発売できない状況になりました。(エラー内容、口座なし)
きっぷ購入顛末については、noteにまとめましたのでそちらをご覧ください。
まずは、西POS券についての発行例です。広島駅では現金払いであれば新幹線ラッチ内精算所にあるチケットプリンタ付きPOS端末にて乗車券を発売するかわり、係員氏が旅客が支払った現金をラッチ精算所に持っていく形として発売ができるようです。(たとえみどりの窓口で対応しようとも、売上集計は広島駅042POS端末に入れなければならないため)
この様に、西POS端末ではマルス端末と異なり、10/1以降の運賃が削除されていなかっため発売できた模様だ。
しかし、西POS端末にチケットプリンタがない駅では、出札補充券により発売するのが基本であったようです。これはnoteに書いた通り、JR西日本に問い合わせた内容によれば、「係員窓口のみの対応で、遠隔MVでは対応しない」旨の返事があったためでしょう。(遠隔MVでは金額入力による発売は可能である)
補充券の内容は審査側より提示してあったと思われ、記事欄に特徴的な注意事項が書かれていました。
一方で、この取扱についての周知徹底や通達はどの程度あったかわかりませんが、かなりこの内容に気づかなかったケースも多かったと思われます。
なお、JR西日本については
〜9/30まで:10/1〜の連絡券の発売、変更は可
10/1〜以降:宮島フェリーに関する乗車券類の変更は「宮島口発着」として取り扱い、宮島〜宮島口間は含まない形のみとする
とのことでした。(当方がJR西日本に問い合わせた内容の抜粋)
JR東海・東日本については、@471uzenkomatsuさん(よねさかさん)のTwitterツリーを御覧ください。JR四国、九州、北海道については、@Tokaidowoyukuさん(名無しさん)の関連ポストを御覧ください。
以上が宮島フェリーの連絡券の最末期の発売状況でした。ご参考になれば幸いです。
ところで、ブログ記事は大変ご無沙汰しておりました。
基本的にはTwitterにて投稿しておりますから、そちらをご覧いただき、トピックがあればnoteや当ブログにて記事化しようと思います。
なにかご連絡したいことがありましたら、TwitterでDMを送っていただければ幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
2009年12月26日
JR西日本新型駅POS端末
JR西日本では平成21年の冬以降、各駅の駅POS端末の更新が始まりました。
この駅POS端末の更新は発券端末のあるB-POS端末からというわけではなく、マルス駅もPOS駅も関係なく順番に置き換えられているそうで、呉線のB-POS駅では一番最初に広島に近い小屋浦駅が置き換えられました。(置き換え日は平成21年12月3日)
呉線では広島側から順番に1日1駅のペースで更新しているとのことでした。
画像の端末が新型の駅POS端末(係員の許可を得て撮影)です。
今までのPOS端末と同じようにデスクトップ型のパソコンを使用しており、一見して変わったところがないように思えますが、モニタが少し小さくなり、画面が明るくなっていました。
一番の大きな変更点はMR12のような大型な熱転写プリンタからMR32から定期券申込書読取機構を取り除いた小型の感熱プリンタになっています。
このPOS端末の更新で置き換えられたのは
・本体
・モニタ
・キーボード
・マウス
・チケットプリンタ
・レシートプリンタ
・レーザープリンタ
とほぼ総取換となっています。画像本体横にある日に焼けて少し黄ばんだ機器はICカードリーダで、これは置き換えられませんでした。
しかしながら、駅POSのソフトウェアにはあまり大きな変更はないようで、券は感熱になりましたが、券の表示内容、乗車券の発券画面に変更はなく、きっぷの発売に関しては特に新しい機能はないそうです。
駅POS端末が変わったので特に良いのは駅業務支援機能だそうで、だいぶ使いやすくなったとのことでした。
反面、このPOS端末はチケットプリンタに問題があるようで、呉線の他のPOS駅からも苦情が上がってるそうですが、回数券の発売をしたときに頻繁にプリンタ内できっぷが折れて券詰まりを起こしてしまい困ってるとのことでした。
今回のPOS端末の更新で気になるのはJR西日本宮島フェリーの宮島駅の端末がどうなったのか気になるところです。もし更新されたら宮島発の乗車券がPOSで発売できるようになったりしていたらいいなあと思うのですが…。
ところで、この端末が更新されたのは12月頭ですが、平成21年用の感熱定期券原紙は送られてこず、平成22年用の感熱定期券原紙を使用するよう指示があったそうで、新型POS端末駅では更新日から翌年の定期券原紙を使っているとのことでした。
宮島フェリーの分社化など、色々ありました平成21年ももう後1週間もなく終わりです。ちょっと忙しくて更新が止まってしまいましたが、これからもこんなペースでのんびりと更新していくと思います。
それでは来年もよろしくお願いいたします。
この駅POS端末の更新は発券端末のあるB-POS端末からというわけではなく、マルス駅もPOS駅も関係なく順番に置き換えられているそうで、呉線のB-POS駅では一番最初に広島に近い小屋浦駅が置き換えられました。(置き換え日は平成21年12月3日)
呉線では広島側から順番に1日1駅のペースで更新しているとのことでした。
画像の端末が新型の駅POS端末(係員の許可を得て撮影)です。
今までのPOS端末と同じようにデスクトップ型のパソコンを使用しており、一見して変わったところがないように思えますが、モニタが少し小さくなり、画面が明るくなっていました。
一番の大きな変更点はMR12のような大型な熱転写プリンタからMR32から定期券申込書読取機構を取り除いた小型の感熱プリンタになっています。
このPOS端末の更新で置き換えられたのは
・本体
・モニタ
・キーボード
・マウス
・チケットプリンタ
・レシートプリンタ
・レーザープリンタ
とほぼ総取換となっています。画像本体横にある日に焼けて少し黄ばんだ機器はICカードリーダで、これは置き換えられませんでした。
しかしながら、駅POSのソフトウェアにはあまり大きな変更はないようで、券は感熱になりましたが、券の表示内容、乗車券の発券画面に変更はなく、きっぷの発売に関しては特に新しい機能はないそうです。
駅POS端末が変わったので特に良いのは駅業務支援機能だそうで、だいぶ使いやすくなったとのことでした。
反面、このPOS端末はチケットプリンタに問題があるようで、呉線の他のPOS駅からも苦情が上がってるそうですが、回数券の発売をしたときに頻繁にプリンタ内できっぷが折れて券詰まりを起こしてしまい困ってるとのことでした。
今回のPOS端末の更新で気になるのはJR西日本宮島フェリーの宮島駅の端末がどうなったのか気になるところです。もし更新されたら宮島発の乗車券がPOSで発売できるようになったりしていたらいいなあと思うのですが…。
ところで、この端末が更新されたのは12月頭ですが、平成21年用の感熱定期券原紙は送られてこず、平成22年用の感熱定期券原紙を使用するよう指示があったそうで、新型POS端末駅では更新日から翌年の定期券原紙を使っているとのことでした。
宮島フェリーの分社化など、色々ありました平成21年ももう後1週間もなく終わりです。ちょっと忙しくて更新が止まってしまいましたが、これからもこんなペースでのんびりと更新していくと思います。
それでは来年もよろしくお願いいたします。
2009年11月07日
芸備商船[(広島)宇品〜(江田島)大須〜(沖美)三高]-1
芸備商船は、先月10月1日に民事再生手続きを開始した防予汽船(瀬戸内海汽船グループ)の子会社です。
現在芸備商船が保有する航路は、広島市にある宇品港から江田島市江田島町の大須(おおず)港を経由し、江田島市沖美町にある三高港を結ぶ航路(このブログでは三高航路と略すことにします。)のみです。
そのうち、途中の港、大須港を経由するのは1日6往復しかありません。
三高港は、江田島市沖美町最北端の三高地区(字名の三吉と高祖の複合地名)で、能美島から出る広島行き航路の中でもっとも短距離で走ることから、車で三高まで来て広島へ行く旅客も少なくないと思います。(特に江田島市企業局のフェリーは1隻体制とするため大減便を行いましたから)
ただ、最短と言っても宇品三高直行便でも35分、大人運賃は620円と江田島最北端の切串航路とは運賃も運行時間も長くなっていますが、単頭式で速力なんと14.5[kt]の快速フェリーが就航しています。以前は両頭式のフェリーを使用していたのですが、能美町交通局(→江田島市企業局)のように単頭式にしたのはやはり速力のためでしょうか。
さて、乗船券は画像のように小型の軟券で、色鮮やかな券を使用しています。この券は同じ江田島市を走るフェリーの中では少数派である乗船券のみの単券となっています。
社名は黒文字で入れるのではなく、券の下に地紋色の白抜きで入れられている凝った形になっています。
この航路は宇品と三高に券売機が設置されていますが、最安は180円の自転車券です。ただし、宇品では実使用として券売機で同じ乗船券を購入しています。なんとも不思議な用紙を利用しています。この航路の券売機券は正方形が他の大型ではなく、A型サイズとなっており、なかなか新鮮な感じがします。地紋をきっぷに敷き詰めず、このようにとびとびに配置した券は初めて見ました。
三高港でも最安は自転車180円です。
こちらは地紋がない代わりにコピーガードのみの用紙を使用していました。
券売機券でも芸備商船株式会社という社名が一番下に入れられているのは常備券からの伝統なのでしょうか。
芸備商船は鉄道っぽい券を使用しているのでなかなか集めがいがあります。
次回は芸備商船の江田島側の港の券について紹介していきたいと思います。
◎参考URI
芸備商船株式会社
http://www.boyo.co.jp/geibi/index.html
【芸備商船:船の紹介】
[船名]シャトルえーす
[読み方]しゃとるえーす
[所属]芸備商船
[由来]シャトルは前代フェリーから
[同型船]シャトルすたー
[船籍港]広島市
[速力]14.5[kt]
[担当航路]芸備商船航路
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。
[船名]シャトルすたー
[読み方]しゃとるすたー
[所属]芸備商船
[由来]シャトルは前代フェリーから
[同型船]シャトルえーす(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]14.5[kt]
[担当航路]芸備商船航路
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。
※お盆の臨時便では以下の船が使用されました
[船名]シーフレンド
[読み方]しーふれんど
[所属]山陽商船
[由来]
[同型船]第七さんよう、第十二やえしま等
[船籍港]竹原市
[速力]11.5[kt]
[担当航路]瀬戸内海汽船グループの共通予備船
[備考]神出鬼没。本当にどこにいるかわからない船です。宮島花火大会でもチャーターで使用されていました。
※山陽商船は防予汽船傘下の会社で、芸備商船とは兄弟会社になり、船舶の移籍がよくあります。
現在芸備商船が保有する航路は、広島市にある宇品港から江田島市江田島町の大須(おおず)港を経由し、江田島市沖美町にある三高港を結ぶ航路(このブログでは三高航路と略すことにします。)のみです。
そのうち、途中の港、大須港を経由するのは1日6往復しかありません。
三高港は、江田島市沖美町最北端の三高地区(字名の三吉と高祖の複合地名)で、能美島から出る広島行き航路の中でもっとも短距離で走ることから、車で三高まで来て広島へ行く旅客も少なくないと思います。(特に江田島市企業局のフェリーは1隻体制とするため大減便を行いましたから)
ただ、最短と言っても宇品三高直行便でも35分、大人運賃は620円と江田島最北端の切串航路とは運賃も運行時間も長くなっていますが、単頭式で速力なんと14.5[kt]の快速フェリーが就航しています。以前は両頭式のフェリーを使用していたのですが、能美町交通局(→江田島市企業局)のように単頭式にしたのはやはり速力のためでしょうか。
さて、乗船券は画像のように小型の軟券で、色鮮やかな券を使用しています。この券は同じ江田島市を走るフェリーの中では少数派である乗船券のみの単券となっています。
社名は黒文字で入れるのではなく、券の下に地紋色の白抜きで入れられている凝った形になっています。
この航路は宇品と三高に券売機が設置されていますが、最安は180円の自転車券です。ただし、宇品では実使用として券売機で同じ乗船券を購入しています。なんとも不思議な用紙を利用しています。この航路の券売機券は正方形が他の大型ではなく、A型サイズとなっており、なかなか新鮮な感じがします。地紋をきっぷに敷き詰めず、このようにとびとびに配置した券は初めて見ました。
三高港でも最安は自転車180円です。
こちらは地紋がない代わりにコピーガードのみの用紙を使用していました。
券売機券でも芸備商船株式会社という社名が一番下に入れられているのは常備券からの伝統なのでしょうか。
芸備商船は鉄道っぽい券を使用しているのでなかなか集めがいがあります。
次回は芸備商船の江田島側の港の券について紹介していきたいと思います。
◎参考URI
芸備商船株式会社
http://www.boyo.co.jp/geibi/index.html
【芸備商船:船の紹介】
[船名]シャトルえーす
[読み方]しゃとるえーす
[所属]芸備商船
[由来]シャトルは前代フェリーから
[同型船]シャトルすたー
[船籍港]広島市
[速力]14.5[kt]
[担当航路]芸備商船航路
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。
[船名]シャトルすたー
[読み方]しゃとるすたー
[所属]芸備商船
[由来]シャトルは前代フェリーから
[同型船]シャトルえーす(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]14.5[kt]
[担当航路]芸備商船航路
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。
※お盆の臨時便では以下の船が使用されました
[船名]シーフレンド
[読み方]しーふれんど
[所属]山陽商船
[由来]
[同型船]第七さんよう、第十二やえしま等
[船籍港]竹原市
[速力]11.5[kt]
[担当航路]瀬戸内海汽船グループの共通予備船
[備考]神出鬼没。本当にどこにいるかわからない船です。宮島花火大会でもチャーターで使用されていました。
※山陽商船は防予汽船傘下の会社で、芸備商船とは兄弟会社になり、船舶の移籍がよくあります。
2009年10月12日
江田島市企業局(広島宇品〜高田〜中町〜能美ロッジ)
江田島市企業局は、合併により旧能美町交通局が改組・改名したものです。江田島市交通局とはなりませんでした。(企業局は他に上下水道関係のこともやっていますが、課が異なります。交通事業は企業局の交通課が行っています。)
今在籍している船舶・運行している航路は江田島市企業局の前身の能美町交通局時代から受け継いだもので、江田島市になってから作られた船舶や開航されたものはありません。また、江田島市でも旧能美町の航路ですから、旧能美町以外の桟橋に寄港する航路はありません。
乗船券類は度重なる運賃改定などで全て江田島市のものとなっていると思われます。
あまり江田島市の券は集めていないのですが、これは江田島市航路は市営交通らしく、島の桟橋は端末(チケプリ・券売機)が入っており、特に集めるような券がなかったからでした。
しかし宇品の窓口では他の航路同様、常備券が使われています。といってもタイミングの都合で宇品ではこの高田・中町ゆきフェリー乗船券しか購入していません。
乗船券の様式は、以前紹介しました上村汽船の乗船券によく似ており、サイズもほぼ同じです。
乗船券と上陸券が分かれておりますが、乗船時にはきっぷの回収を行いません。下船時のみにきっぷの回収を地上係員が行います。
運賃は620円ですから、現行(平成21年4月改正)の最新券となっています。
高速船の普通乗船券についてはこれとは異なる券が使われておりますが、購入していませんのでまた今度ご紹介いたします。
画像の券は、江田島市能美町にある、能美海上ロッジのフロントで発売された広島宇品行き高速艇※乗船券(回数券を普通乗船券として代用)です。
※高速船のことを江田島市企業局では高速艇と呼んでいます。
能美ロッジは国民宿舎で、温泉施設やそばには海水浴ができる施設があり、中町桟橋の近くにありますが、少し距離があるので、広島からは午前に1便、広島へは午後に2便ずつ能美ロッジ正面の桟橋から高速艇が発着します。
当然運賃設定には同じ島内の高田・中町の各桟橋からの運賃が設定されていますが、能美ロッジには広島ゆきの乗船券しか設備されていません。
小児券もありますが、小のゴム印と運賃を訂正してあるだけです。
船舶の回数券といえばJRの回数券のような短冊式が一般的ですが、運賃が高い高速船ではこのような冊子式の立派な回数券も存在します。能美のものは初めて見ましたが、ファーストビーチでは江田島宇品航路が確か冊子式であったと思います。(呉江田島航路の高速船は単価が530円と安い部類なので、横綴りの短冊式です)
普通乗船券としての代用発売ですから、当然回数券の冊子から切り離されるので、1冊まるごと購入するのでしたら、おそらく宇品で発売しているのでそちらで買うことをお勧めします。ただし、11枚つづりで10300円もしますが。
この回数券はいまだに乗船券と上陸券が分かれていますが、高速艇は乗船時に券を回収しますので、フェリー乗船券同様、乗船券と上陸券が分かれている意味はありません。
次回は能美島のもう一つの航路、芸備商船の乗船券をご紹介します。
◎参考URI
江田島市役所ホームページ - 時刻表一覧 - 江田島市の案内 > 時刻表 - 掲載記事
http://www.city.etajima.hiroshima.jp/cms/modules/smartsection/item.php?itemid=343
【江田島市企業局航路:船の紹介】
○フェリー
[船名]レインボーのうみ
[読み方]れいんぼーのうみ
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]なし
[船籍港]広島 江田島市
[速力]14[kt]
[担当航路]江田島市企業局フェリー便
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。
[船名]ドリームのうみ
[読み方]どりーむのうみ
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]なし
[船籍港]広島 江田島市
[速力]14[kt]
[担当航路]江田島市企業局フェリー便
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。江田島市企業局一番新しい船舶。
○高速艇
[船名]ニュー千鳥
[読み方]にゅーちどり
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]スーパー千鳥
[船籍港]広島 江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局高速艇便
[備考]大型双胴高速艇。可動式タラップ付。ニュー千鳥はネームシップ。
[船名]スーパー千鳥
[読み方]すーぱーちどり
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]ニュー千鳥(ネームシップ)
[船籍港]広島 江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局高速艇便
[備考]大型双胴高速艇。可動式タラップ付。傭船・チャーターでよく見かける。
[船名]ロイヤル千鳥
[読み方]ろいやるちどり
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]うずしお(旧広今あきなだ高速)
[船籍港]広島 江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局高速艇便
[備考]元広今あきなだ高速の「わかしお」。能美町交通局が購入。可動タラップがなく座席数が少ないので半予備船。
今在籍している船舶・運行している航路は江田島市企業局の前身の能美町交通局時代から受け継いだもので、江田島市になってから作られた船舶や開航されたものはありません。また、江田島市でも旧能美町の航路ですから、旧能美町以外の桟橋に寄港する航路はありません。
乗船券類は度重なる運賃改定などで全て江田島市のものとなっていると思われます。
あまり江田島市の券は集めていないのですが、これは江田島市航路は市営交通らしく、島の桟橋は端末(チケプリ・券売機)が入っており、特に集めるような券がなかったからでした。
しかし宇品の窓口では他の航路同様、常備券が使われています。といってもタイミングの都合で宇品ではこの高田・中町ゆきフェリー乗船券しか購入していません。
乗船券の様式は、以前紹介しました上村汽船の乗船券によく似ており、サイズもほぼ同じです。
乗船券と上陸券が分かれておりますが、乗船時にはきっぷの回収を行いません。下船時のみにきっぷの回収を地上係員が行います。
運賃は620円ですから、現行(平成21年4月改正)の最新券となっています。
高速船の普通乗船券についてはこれとは異なる券が使われておりますが、購入していませんのでまた今度ご紹介いたします。
画像の券は、江田島市能美町にある、能美海上ロッジのフロントで発売された広島宇品行き高速艇※乗船券(回数券を普通乗船券として代用)です。
※高速船のことを江田島市企業局では高速艇と呼んでいます。
能美ロッジは国民宿舎で、温泉施設やそばには海水浴ができる施設があり、中町桟橋の近くにありますが、少し距離があるので、広島からは午前に1便、広島へは午後に2便ずつ能美ロッジ正面の桟橋から高速艇が発着します。
当然運賃設定には同じ島内の高田・中町の各桟橋からの運賃が設定されていますが、能美ロッジには広島ゆきの乗船券しか設備されていません。
小児券もありますが、小のゴム印と運賃を訂正してあるだけです。
船舶の回数券といえばJRの回数券のような短冊式が一般的ですが、運賃が高い高速船ではこのような冊子式の立派な回数券も存在します。能美のものは初めて見ましたが、ファーストビーチでは江田島宇品航路が確か冊子式であったと思います。(呉江田島航路の高速船は単価が530円と安い部類なので、横綴りの短冊式です)
普通乗船券としての代用発売ですから、当然回数券の冊子から切り離されるので、1冊まるごと購入するのでしたら、おそらく宇品で発売しているのでそちらで買うことをお勧めします。ただし、11枚つづりで10300円もしますが。
この回数券はいまだに乗船券と上陸券が分かれていますが、高速艇は乗船時に券を回収しますので、フェリー乗船券同様、乗船券と上陸券が分かれている意味はありません。
次回は能美島のもう一つの航路、芸備商船の乗船券をご紹介します。
◎参考URI
江田島市役所ホームページ - 時刻表一覧 - 江田島市の案内 > 時刻表 - 掲載記事
http://www.city.etajima.hiroshima.jp/cms/modules/smartsection/item.php?itemid=343
【江田島市企業局航路:船の紹介】
○フェリー
[船名]レインボーのうみ
[読み方]れいんぼーのうみ
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]なし
[船籍港]広島 江田島市
[速力]14[kt]
[担当航路]江田島市企業局フェリー便
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。
[船名]ドリームのうみ
[読み方]どりーむのうみ
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]なし
[船籍港]広島 江田島市
[速力]14[kt]
[担当航路]江田島市企業局フェリー便
[備考]乗船タラップは前後にあるが、単頭式。江田島市企業局一番新しい船舶。
○高速艇
[船名]ニュー千鳥
[読み方]にゅーちどり
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]スーパー千鳥
[船籍港]広島 江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局高速艇便
[備考]大型双胴高速艇。可動式タラップ付。ニュー千鳥はネームシップ。
[船名]スーパー千鳥
[読み方]すーぱーちどり
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]ニュー千鳥(ネームシップ)
[船籍港]広島 江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局高速艇便
[備考]大型双胴高速艇。可動式タラップ付。傭船・チャーターでよく見かける。
[船名]ロイヤル千鳥
[読み方]ろいやるちどり
[所属]江田島市企業局
[由来]
[同型船]うずしお(旧広今あきなだ高速)
[船籍港]広島 江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局高速艇便
[備考]元広今あきなだ高速の「わかしお」。能美町交通局が購入。可動タラップがなく座席数が少ないので半予備船。
2009年10月03日
ファーストビーチ(4)-2デイパスポート
広島湾には観光名所と呼ばれるようなところが多くあり、その観光名所へのアクセスとして、2日間有効のフリー乗船券を発売しています。
有効日数が2日間で、3200円とかなりお高めですが、実際に使うとしたら本当にこれほどおトクなきっぷはありません。それだけ普通運賃がバカ高いということですが…。
乗船券はピンク色の用紙に青刷りという普通の乗船券とは少し異なる様式です。地紋も広島湾と宮島、江田島、能美島を模った社紋(なんでしょうか?)になっています。また、イラストもふんだんに使われており、記念券チックですが、記念券にしては多少地味です。
裏面には注意事項が書かれています。
また、利用可能な航路が掲載されていますが、広島宇品〜切串航路はファーストビーチ運航便であっても乗船することができませんから、ファーストビーチ全航路に乗船できるわけではありません。
また、呉へ行くにも当然ですが広島〜呉を直行する高速船(スーパージェット)やフェリーに乗船することはできませんので、広島から呉へ行かれる場合は小用港のりかえとなります。実際そのように利用している方を何度も見たことがあります。
この券の最大の特徴(?)は押印される日付印でしょう。
鉄道などではこういう乗船券類には有効期間最終日までの日付を入れるのがスタンダードだと思いますが、ここでは有効期間2日分の日付を入れれる特殊な日付印を使用しています。
かなり特殊な印ですが、こんな印を使ってるところは他にもあるのでしょうか。
次回は能美島の航路の乗船券をご紹介したいと思います。
○参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
有効日数が2日間で、3200円とかなりお高めですが、実際に使うとしたら本当にこれほどおトクなきっぷはありません。それだけ普通運賃がバカ高いということですが…。
乗船券はピンク色の用紙に青刷りという普通の乗船券とは少し異なる様式です。地紋も広島湾と宮島、江田島、能美島を模った社紋(なんでしょうか?)になっています。また、イラストもふんだんに使われており、記念券チックですが、記念券にしては多少地味です。
裏面には注意事項が書かれています。
また、利用可能な航路が掲載されていますが、広島宇品〜切串航路はファーストビーチ運航便であっても乗船することができませんから、ファーストビーチ全航路に乗船できるわけではありません。
また、呉へ行くにも当然ですが広島〜呉を直行する高速船(スーパージェット)やフェリーに乗船することはできませんので、広島から呉へ行かれる場合は小用港のりかえとなります。実際そのように利用している方を何度も見たことがあります。
この券の最大の特徴(?)は押印される日付印でしょう。
鉄道などではこういう乗船券類には有効期間最終日までの日付を入れるのがスタンダードだと思いますが、ここでは有効期間2日分の日付を入れれる特殊な日付印を使用しています。
かなり特殊な印ですが、こんな印を使ってるところは他にもあるのでしょうか。
次回は能美島の航路の乗船券をご紹介したいと思います。
○参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
2009年09月23日
上村汽船・ファーストビーチ共同運航航路(江田島切串⇔広島宇品)
上村汽船(かみむらきせん)は江田島市江田島町の北端、切串西沖桟橋と広島市宇品港を結ぶ航路で、江田島から広島へは最短の航路です。
大きな地図で見る
以前は切串と宇品を結ぶ航路は2つあり、googleマップのAピン、西側の桟橋が西沖桟橋と呼ばれ、ここから上村汽船が広島へ向けて、Bピンつまり東側の桟橋が吹越桟橋と呼ばれ、ここからファーストビーチ(旧江能汽船)が広島へ向けてフェリーが運航していました。
しかし、吹越桟橋から呉ポートピアを結ぶ航路(一真海運、旧せとうち物流から今年の5月に運航会社が変更になっています。当ブログの今回のシリーズでは紹介いたしません。)が出来てからは江田島呉航路も減便となっており、ついにファーストビーチは平行して走る上村汽船と共同運航となりました。
共同運航とは言うものの、普通乗船券は共通になっていないような感じです。
画像の券は大人の乗船券ですが、黄色の乗船・上陸券が綴りになったタイプの千切り式で、瀬戸内航路でよく見かけるタイプのものとなっています。
運賃は運賃改正に対応できるようにするためか、印刷はせずゴム印押しとなっています。裏面もナンバリングは印刷ではなく、ゴム印で押したようなタイプとなっていますが、5桁まで十分回っています。
大人券は運賃が印刷されていないので、小児券は大人券に○小を押したものかと思ったのですが、ちゃんと乗船・上陸券ともに■小が印刷されていましたが、こちらも運賃は空欄でゴム印で補充していました。それほど現在の状況では運賃がこの先どうなるかわからない状況なのでしょうか、以前購入した乗船券(上陸券)は車両航送時に船内で購入したものです。この時は運賃が印刷されていたのですが…。
裏面のナンバリングは少し位置がずれていました。大人券に比べるとそんなに進んでいませんね。
宇品港には券売機が設置されていますが、この券売機はファーストビーチのもので、券売機傍の案内にはファーストビーチの券売機で購入した切串航路の乗船券・航送券(自転車・バイクに限る)は上村汽船便では使用できない旨が書かれていました。
この券売機では江田島小用ゆき高速船の乗船券も発売していますが、あまり使用頻度は高くないようで用紙の端が黄ばんでいました。
なお、上村汽船の券売機は設置されておらず、窓口販売のみとなります。対岸の切串ではどのような乗船券が発売されているのか、まだ収集目的では訪問したことがないのでわかりません…。地元の人間でも切串にはあまり行く機会がありません。
次回は、ファーストビーチの周遊乗船券を紹介する予定です。
【参考URI】
上村汽船
http://kamimurakisen.qee.jp/
ファーストビーチ 広島港〜江田島 切串港 フェリー航路時刻表
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/cruisefhe.htm
【切串宇品航路:船の紹介】
○上村汽船
[船名]第八きりくし
[読み方]だいはちきりくし
[所属]上村汽船
[由来]きりくしは江田島市江田島町切串より
[同型船]第五きりくし
[船籍港](広島)江田島市
[速力]12[kt]
[担当航路]切串宇品航路のうち上村汽船便
[備考]上村汽船他に2隻船舶を所有していますが、撮影出来ませんでした。
○ファーストビーチ
[船名]入船
[読み方]いりふね
[所属]ファーストビーチ
[由来]呉市の入船山より
[同型船]古鷹
[船籍港]広島市
[速力]12.5[kt]
[担当航路]切串宇品航路のファーストビーチ便
[備考]元江田島呉航路。高速船就航・フェリー減便に伴い第五はつひ置換えのため航路異動。入船山のある呉港には入港しなくなった。
ファーストビーチ便のドック時代船は「シーフレンド」、上村汽船は予備船「第十二きりくし」を使用する模様です。
大きな地図で見る
以前は切串と宇品を結ぶ航路は2つあり、googleマップのAピン、西側の桟橋が西沖桟橋と呼ばれ、ここから上村汽船が広島へ向けて、Bピンつまり東側の桟橋が吹越桟橋と呼ばれ、ここからファーストビーチ(旧江能汽船)が広島へ向けてフェリーが運航していました。
しかし、吹越桟橋から呉ポートピアを結ぶ航路(一真海運、旧せとうち物流から今年の5月に運航会社が変更になっています。当ブログの今回のシリーズでは紹介いたしません。)が出来てからは江田島呉航路も減便となっており、ついにファーストビーチは平行して走る上村汽船と共同運航となりました。
共同運航とは言うものの、普通乗船券は共通になっていないような感じです。
画像の券は大人の乗船券ですが、黄色の乗船・上陸券が綴りになったタイプの千切り式で、瀬戸内航路でよく見かけるタイプのものとなっています。
運賃は運賃改正に対応できるようにするためか、印刷はせずゴム印押しとなっています。裏面もナンバリングは印刷ではなく、ゴム印で押したようなタイプとなっていますが、5桁まで十分回っています。
大人券は運賃が印刷されていないので、小児券は大人券に○小を押したものかと思ったのですが、ちゃんと乗船・上陸券ともに■小が印刷されていましたが、こちらも運賃は空欄でゴム印で補充していました。それほど現在の状況では運賃がこの先どうなるかわからない状況なのでしょうか、以前購入した乗船券(上陸券)は車両航送時に船内で購入したものです。この時は運賃が印刷されていたのですが…。
裏面のナンバリングは少し位置がずれていました。大人券に比べるとそんなに進んでいませんね。
宇品港には券売機が設置されていますが、この券売機はファーストビーチのもので、券売機傍の案内にはファーストビーチの券売機で購入した切串航路の乗船券・航送券(自転車・バイクに限る)は上村汽船便では使用できない旨が書かれていました。
この券売機では江田島小用ゆき高速船の乗船券も発売していますが、あまり使用頻度は高くないようで用紙の端が黄ばんでいました。
なお、上村汽船の券売機は設置されておらず、窓口販売のみとなります。対岸の切串ではどのような乗船券が発売されているのか、まだ収集目的では訪問したことがないのでわかりません…。地元の人間でも切串にはあまり行く機会がありません。
次回は、ファーストビーチの周遊乗船券を紹介する予定です。
【参考URI】
上村汽船
http://kamimurakisen.qee.jp/
ファーストビーチ 広島港〜江田島 切串港 フェリー航路時刻表
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/cruisefhe.htm
【切串宇品航路:船の紹介】
○上村汽船
[船名]第八きりくし
[読み方]だいはちきりくし
[所属]上村汽船
[由来]きりくしは江田島市江田島町切串より
[同型船]第五きりくし
[船籍港](広島)江田島市
[速力]12[kt]
[担当航路]切串宇品航路のうち上村汽船便
[備考]上村汽船他に2隻船舶を所有していますが、撮影出来ませんでした。
○ファーストビーチ
[船名]入船
[読み方]いりふね
[所属]ファーストビーチ
[由来]呉市の入船山より
[同型船]古鷹
[船籍港]広島市
[速力]12.5[kt]
[担当航路]切串宇品航路のファーストビーチ便
[備考]元江田島呉航路。高速船就航・フェリー減便に伴い第五はつひ置換えのため航路異動。入船山のある呉港には入港しなくなった。
ファーストビーチ便のドック時代船は「シーフレンド」、上村汽船は予備船「第十二きりくし」を使用する模様です。
2009年09月20日
ファーストビーチ(3)(広島宇品⇔元宇品・プリンス⇔宮島)
ファーストビーチでは唯一の生活航路でない、どちらかと言えば観光航路である広島宇品⇔宮島航路(宮島航路と略します)はかなり特異な様式の乗船券を使用しています。
乗船券は昔は乗船時に「乗船券」を回収し、下船時に「上陸券」を回収する方式となっていましたが、現在は「乗船券」と「上陸券」が一体となり、乗船時か下船時のどちらかで一度に回収してしまうので、「上陸券」というものはほとんど存在していません。
そのため、ファーストビーチでは基本的に乗船券単独券が発売されているのですが、この宮島航路は旧江能汽船航路ではなかったためか?それとも観光航路であるためか?「乗船券」と「乗船証」の2片綴りになっています。
乗船証には緑色の大きな厳島神社の鳥居が描かれており、インパクトがあります。また、きっぷにも英語表記があるのは、この航路の特殊性を表しているのもお分かりになると思います。
小児券は古い券を使用しており、大人券とは様式が異なっています。
大人券にある鳥居は、白抜きで乗船券・乗船証にまたがっており、手元に残る乗船証には半分しか鳥居が残りません。
運賃料金は750円と大人1500円時代の券になっています。
また、ファーストビーチの乗船券では小の影文字は赤印刷されていますが、これは名鉄の硬券入場券のように○小と黒印字されています。
宮島航路では乗船券の販売は券売機で行っておらず、すべて対面販売になります。これは、乗船手続きを必要とするためで、乗船券購入した際、カードを交付されます。このカードは使いまわしのプラスチックのカードです。
そのため、広島宇品、プリンスホテル、宮島の各港でこの常備乗船券を販売しています。予算の都合で宇品、プリンスホテルの券は購入していませんが、おそらく同様式のものだと思われます。
宮島航路は、広島宇品港を出港したのち、元宇品(プリンスホテル)を経由し、宮島へ行きますが、宮島からは、広島を経由したのちプリンスホテルへ到着する行程になっています。途中の港、広島からは宮島への旅客が乗船します。
つまり、山手線のように広島宇品→プリンスホテル→宮島→広島宇品→プリンスホテル→宮島→…と、「広島宇品→プリンスホテル→宮島→広島宇品」で環状経路を作っています。
そのため、宮島17:00発の最終便に限り、宮島を出港したのちプリンスホテル経由広島宇品17:31着となります。(そのあと、広島宇品17:40発江田島小用ゆきになります。継続乗船可能です。)
宮島水中花火大会が行われる8月14日や正月三が日は特別な臨時ダイヤとなっており、多数の臨時便が設定されています。
先日行われた宮島水中花火臨では、午後より臨時が設定されたのち、花火開始前までは広島宇品港を10分おきに出港していた時間帯もありました。
次はファーストビーチと共同運航をしている、上村汽船の紹介をいたします。
◎参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
広島〜宮島:高速船 ファーストビーチ
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/kousoku.htm
【宮島航路:船の紹介】
○高速船のみの航路です。
[船名]おやしお
[読み方]おやしお
[所属]ファーストビーチ
[由来]親潮による。
[同型船]はやしお(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]ファーストビーチ全航路
[備考]宮島航路はおやしおのみ使用
◎8月14日宮島花火臨にチャーターされた船舶(通常運行されません)
[船名]はやしお
[読み方]はやしお
[所属]ファーストビーチ
[由来]速い潮の流れによる
[同型船]おやしお
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]チャーター(貸切船)・予備船
[備考]船内にジュースの自販機あり。基本的に予備船です。
[船名]スーパー千鳥
[読み方]すーぱーちどり
[所属]江田島市企業局(旧能美町交通局)
[由来]千鳥が能美町交通局の高速船代々のネーミング
[同型船]ニュー千鳥(ネームシップ)、ロイヤル千鳥
[船籍港]江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局航路
[備考]江田島市企業局は自局で予備船を持っているので、傭船で使用されることがよくあります。
[船名]道後
[読み方]どうご
[所属]瀬戸内海汽船
[由来]愛媛県松山市の道後温泉より
[同型船]宮島(スーパージェット)
[船籍港]広島市
[速力]34[kt]
[担当航路]広島松山航路のスーパージェット便
[備考]通常運用終了後の臨時便。宇品17:15、18:15の臨時便に使用。宮島発も2便担当。
[船名]入船
[読み方]いりふね
[所属]ファーストビーチ
[由来]呉市の入船山より
[同型船]古鷹
[船籍港]広島市
[速力]12.5[kt]
[担当航路]江田島切串⇔広島宇品航路のファーストビーチ便
[備考]宮島20:50の1便のみ充当。
正月3が日に関しては、江田島呉航路の高速船が運休、宇品航路の高速船が1便使用になるため、「おやしお」「はやしお」「和加」、「スーパー千鳥」の4隻使用になると思われます。
乗船券は昔は乗船時に「乗船券」を回収し、下船時に「上陸券」を回収する方式となっていましたが、現在は「乗船券」と「上陸券」が一体となり、乗船時か下船時のどちらかで一度に回収してしまうので、「上陸券」というものはほとんど存在していません。
そのため、ファーストビーチでは基本的に乗船券単独券が発売されているのですが、この宮島航路は旧江能汽船航路ではなかったためか?それとも観光航路であるためか?「乗船券」と「乗船証」の2片綴りになっています。
乗船証には緑色の大きな厳島神社の鳥居が描かれており、インパクトがあります。また、きっぷにも英語表記があるのは、この航路の特殊性を表しているのもお分かりになると思います。
小児券は古い券を使用しており、大人券とは様式が異なっています。
大人券にある鳥居は、白抜きで乗船券・乗船証にまたがっており、手元に残る乗船証には半分しか鳥居が残りません。
運賃料金は750円と大人1500円時代の券になっています。
また、ファーストビーチの乗船券では小の影文字は赤印刷されていますが、これは名鉄の硬券入場券のように○小と黒印字されています。
宮島航路では乗船券の販売は券売機で行っておらず、すべて対面販売になります。これは、乗船手続きを必要とするためで、乗船券購入した際、カードを交付されます。このカードは使いまわしのプラスチックのカードです。
そのため、広島宇品、プリンスホテル、宮島の各港でこの常備乗船券を販売しています。予算の都合で宇品、プリンスホテルの券は購入していませんが、おそらく同様式のものだと思われます。
宮島航路は、広島宇品港を出港したのち、元宇品(プリンスホテル)を経由し、宮島へ行きますが、宮島からは、広島を経由したのちプリンスホテルへ到着する行程になっています。途中の港、広島からは宮島への旅客が乗船します。
つまり、山手線のように広島宇品→プリンスホテル→宮島→広島宇品→プリンスホテル→宮島→…と、「広島宇品→プリンスホテル→宮島→広島宇品」で環状経路を作っています。
そのため、宮島17:00発の最終便に限り、宮島を出港したのちプリンスホテル経由広島宇品17:31着となります。(そのあと、広島宇品17:40発江田島小用ゆきになります。継続乗船可能です。)
宮島水中花火大会が行われる8月14日や正月三が日は特別な臨時ダイヤとなっており、多数の臨時便が設定されています。
先日行われた宮島水中花火臨では、午後より臨時が設定されたのち、花火開始前までは広島宇品港を10分おきに出港していた時間帯もありました。
次はファーストビーチと共同運航をしている、上村汽船の紹介をいたします。
◎参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
広島〜宮島:高速船 ファーストビーチ
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/kousoku.htm
【宮島航路:船の紹介】
○高速船のみの航路です。
[船名]おやしお
[読み方]おやしお
[所属]ファーストビーチ
[由来]親潮による。
[同型船]はやしお(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]ファーストビーチ全航路
[備考]宮島航路はおやしおのみ使用
◎8月14日宮島花火臨にチャーターされた船舶(通常運行されません)
[船名]はやしお
[読み方]はやしお
[所属]ファーストビーチ
[由来]速い潮の流れによる
[同型船]おやしお
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]チャーター(貸切船)・予備船
[備考]船内にジュースの自販機あり。基本的に予備船です。
[船名]スーパー千鳥
[読み方]すーぱーちどり
[所属]江田島市企業局(旧能美町交通局)
[由来]千鳥が能美町交通局の高速船代々のネーミング
[同型船]ニュー千鳥(ネームシップ)、ロイヤル千鳥
[船籍港]江田島市
[速力]26[kt]
[担当航路]江田島市企業局航路
[備考]江田島市企業局は自局で予備船を持っているので、傭船で使用されることがよくあります。
[船名]道後
[読み方]どうご
[所属]瀬戸内海汽船
[由来]愛媛県松山市の道後温泉より
[同型船]宮島(スーパージェット)
[船籍港]広島市
[速力]34[kt]
[担当航路]広島松山航路のスーパージェット便
[備考]通常運用終了後の臨時便。宇品17:15、18:15の臨時便に使用。宮島発も2便担当。
[船名]入船
[読み方]いりふね
[所属]ファーストビーチ
[由来]呉市の入船山より
[同型船]古鷹
[船籍港]広島市
[速力]12.5[kt]
[担当航路]江田島切串⇔広島宇品航路のファーストビーチ便
[備考]宮島20:50の1便のみ充当。
正月3が日に関しては、江田島呉航路の高速船が運休、宇品航路の高速船が1便使用になるため、「おやしお」「はやしお」「和加」、「スーパー千鳥」の4隻使用になると思われます。
2009年09月17日
ファーストビーチ(2)(江田島小用⇔広島宇品航路)
江田島小用⇔広島宇品航路(宇品航路と略します)は江田島より広島へ一番早く行ける(22分)航路ですが、ご覧の券のように、運賃が非常に高いのが難点です。
度重なる運賃改定により、ついに1030円となりました。広島へは呉・JR線経由ですと、ファーストビーチ高速船530円+JR480円=1010円です。フェリーの利用ですとさらに150円安くなりますから、江田島の人間でもなかなか乗りにくい航路です。しかしながら、通勤通学には大変便利です。JRでしたら、呉⇔広島間は日中の快速でも35分もかかります。
さて、この券は江田島呉航路の高速船乗船券と様式は同じですが、色が濃いオレンジ色となっており、かなり鮮やかな券になっています。
小児券も同様に、濃いオレンジ色の券です。
さて、前回の江田島呉航路の記事では触れませんでしたが、江田島呉航路の運賃込大人乗船券と、それ以外の券では様式が異なっていますが、題名が「乗船券(高速船)」、区間・運賃の部分の地紋が省略されていないタイプの券が現行様式で、小の影文字も江田島呉航路のものと異なっています。
運賃改定が平成20年8月なので、それ以降に出た運賃改正印のない美しい券です。
これらの券は宇品港の乗船窓口で発売されているものです。宇品港と言えばこの近辺で一番大きな港ですが、なぜ窓口でいまだに常備券を発売しているのでしょうか。その理由は定かではありませんが
・自動券売機の設置箇所が高速船のりばから離れている
・あまりにも多くの航路が発着しているので案内のため
などがあると思います。券売機で買える券を窓口で頼んでも、券売機に誘導されることは決してありません。
残念ながら江田島小用港は自動券売機のみでの対応となっています。
普通券に関しては、さらに「宇品→切串」の口座があるはずですが、買いもらしています。おそらく同じような様式の券ですが、1日夜間の1便(休日は2便)しか寄港しないので、結構古い券を使用していると思います。
また、1日1便、元宇品(プリンスホテル)を経由する便があります。
ファーストビーチでは、江田島呉航路の回数券・定期券を所持する場合、宇品航路の乗船券が、所持する回数券・定期券の普通運賃分割引されます。(回数券の場合は回収されます。)
画像の券は江田島呉航路のフェリー回数券を使用した場合の割引乗船券です。
この券はかなり古い券で、「運賃 570円」から運賃改正印で650円に訂正されています。
運賃570円とは、宇品航路が「870円」で江田島呉航路が「300円」の時代で、3年以上前に作成された券です。未だにこんな券が残っているとは、それほど割引乗船券を利用する旅客が少ないということですね…。
この券は趣味購入でも回数券等が必要ですから、収集ハードルはかなり高いと思われます。この券は宇品港で発行されたものですが、江田島小用港でも全く同じ券が発売されており、窓口のみでの発売です。
割引乗船券は江田島呉航路の高速船回数券・定期券を使用したもの、上村汽船・ファーストビーチの運航する江田島切串⇔宇品航路の定期券・回数券を使用した割引券(ただし、切串⇔宇品のみで、江田島小用⇔宇品の割引はありません。)がそれぞれ存在しますが、ハードルが高く未だに購入していません。特に、前者の江田島呉航路の高速船定期券を利用した割引券は実使用したことがありますが、ピンク色の美しい券でした。
次は、ファーストビーチ宇品⇔宮島航路をご紹介いたします。
◎参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
ファーストビーチ:広島港〜江田島小用港 高速船航路時刻表
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/hokousoku.htm
【宇品航路:船の紹介】
○高速船のみの航路です。
[船名]おやしお
[読み方]おやしお
[由来]親潮による。元三原今治→広今あきなだ高速
[同型船]はやしお(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]ファーストビーチ全航路
[備考]宇品航路は3往復(休日2往復)のみ担当
[船名]和加
[読み方]わか
[由来]不明。御教示願います。
[同型船]瀬戸
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、宇品航路
[備考]瀬戸内海汽船移籍後は宮島航路を担当していました。
[船名]瀬戸
[読み方]せと
[由来]地形の瀬戸によるものと思われます
[同型船]和加(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、江田島宇品航路
[備考]広島今治高速船より、江能汽船移籍した船です。
なお、高速船のドック時の代船はそれぞれ「はやしお」が代走します。
度重なる運賃改定により、ついに1030円となりました。広島へは呉・JR線経由ですと、ファーストビーチ高速船530円+JR480円=1010円です。フェリーの利用ですとさらに150円安くなりますから、江田島の人間でもなかなか乗りにくい航路です。しかしながら、通勤通学には大変便利です。JRでしたら、呉⇔広島間は日中の快速でも35分もかかります。
さて、この券は江田島呉航路の高速船乗船券と様式は同じですが、色が濃いオレンジ色となっており、かなり鮮やかな券になっています。
小児券も同様に、濃いオレンジ色の券です。
さて、前回の江田島呉航路の記事では触れませんでしたが、江田島呉航路の運賃込大人乗船券と、それ以外の券では様式が異なっていますが、題名が「乗船券(高速船)」、区間・運賃の部分の地紋が省略されていないタイプの券が現行様式で、小の影文字も江田島呉航路のものと異なっています。
運賃改定が平成20年8月なので、それ以降に出た運賃改正印のない美しい券です。
これらの券は宇品港の乗船窓口で発売されているものです。宇品港と言えばこの近辺で一番大きな港ですが、なぜ窓口でいまだに常備券を発売しているのでしょうか。その理由は定かではありませんが
・自動券売機の設置箇所が高速船のりばから離れている
・あまりにも多くの航路が発着しているので案内のため
などがあると思います。券売機で買える券を窓口で頼んでも、券売機に誘導されることは決してありません。
残念ながら江田島小用港は自動券売機のみでの対応となっています。
普通券に関しては、さらに「宇品→切串」の口座があるはずですが、買いもらしています。おそらく同じような様式の券ですが、1日夜間の1便(休日は2便)しか寄港しないので、結構古い券を使用していると思います。
また、1日1便、元宇品(プリンスホテル)を経由する便があります。
ファーストビーチでは、江田島呉航路の回数券・定期券を所持する場合、宇品航路の乗船券が、所持する回数券・定期券の普通運賃分割引されます。(回数券の場合は回収されます。)
画像の券は江田島呉航路のフェリー回数券を使用した場合の割引乗船券です。
この券はかなり古い券で、「運賃 570円」から運賃改正印で650円に訂正されています。
運賃570円とは、宇品航路が「870円」で江田島呉航路が「300円」の時代で、3年以上前に作成された券です。未だにこんな券が残っているとは、それほど割引乗船券を利用する旅客が少ないということですね…。
この券は趣味購入でも回数券等が必要ですから、収集ハードルはかなり高いと思われます。この券は宇品港で発行されたものですが、江田島小用港でも全く同じ券が発売されており、窓口のみでの発売です。
割引乗船券は江田島呉航路の高速船回数券・定期券を使用したもの、上村汽船・ファーストビーチの運航する江田島切串⇔宇品航路の定期券・回数券を使用した割引券(ただし、切串⇔宇品のみで、江田島小用⇔宇品の割引はありません。)がそれぞれ存在しますが、ハードルが高く未だに購入していません。特に、前者の江田島呉航路の高速船定期券を利用した割引券は実使用したことがありますが、ピンク色の美しい券でした。
次は、ファーストビーチ宇品⇔宮島航路をご紹介いたします。
◎参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
ファーストビーチ:広島港〜江田島小用港 高速船航路時刻表
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/hokousoku.htm
【宇品航路:船の紹介】
○高速船のみの航路です。
[船名]おやしお
[読み方]おやしお
[由来]親潮による。元三原今治→広今あきなだ高速
[同型船]はやしお(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]ファーストビーチ全航路
[備考]宇品航路は3往復(休日2往復)のみ担当
[船名]和加
[読み方]わか
[由来]不明。御教示願います。
[同型船]瀬戸
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、宇品航路
[備考]瀬戸内海汽船移籍後は宮島航路を担当していました。
[船名]瀬戸
[読み方]せと
[由来]地形の瀬戸によるものと思われます
[同型船]和加(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、江田島宇品航路
[備考]広島今治高速船より、江能汽船移籍した船です。
なお、高速船のドック時の代船はそれぞれ「はやしお」が代走します。
2009年09月14日
ファーストビーチ(1)(江田島小用⇔呉航路)
まず最初は、江田島市江田島町小用にある江田島小用港と呉市宝町にある呉中央桟橋を結ぶ航路(これ以降江田島呉航路と略します。)の乗船券についてご紹介します。
江田島呉航路は瀬戸内海汽船(略称SKK)の航路でしたが、2002年(ごろ)に江能汽船と瀬戸内海汽船近距離航路がファーストビーチになりました。
移管直後はフェリーのみでしたが、移管1年後の改正で高速船が就航し、現在とほぼ同じ運航体制になりました。
昔から瀬戸内海汽船・江能汽船ともに各港には券売機が設置されていましたが、なぜこのような常備券が出たのでしょうか。それは、フェリーと高速船の乗船券集札方法に違いがあるからです。
フェリーでは、下船時に乗船券を海運会社の係員さん(車両航送券を船内で販売するため便乗している)が回収しますが、高速船は高速船の乗組員(機関長)が乗船時に回収します。そのため、必ず船に乗り込む前までに乗船券を購入していないと面倒になるため、きっぷうりばと距離がある「呉港で高速船発着直前に限って」きっぷを立ち売りしています。そのため、自動券売機が存在する呉港で常備券が発売されています。
以前もこの券は紹介しましたが、運賃改定があったので新たに購入してみました。残念ながら新券は出ておらず、運賃改正印で対応していました。
しかし小児券は、この乗船券類購入時まで存在を知りませんでした。
と言いますのも、実はこのような常備券は江田島小用港でも発売していました。それは小用港改良工事のため、一時期きっぷうりばと桟橋が非常に離れていたためで、その後プレハブの待合室に券売機を設置されたため常備券はなくなり、現在は小用港の改良工事が終了されたので今後も設備されることはありません。
しかし、小用港で常備券を発売していた時、小児券はなぜか設備されておらず、呉港でも存在しないものと思っていました。
そのため、小児の券を収集したのはこれが初めてです。
ところで、高速船とは、江田島の航路では「急行料金を必要とする便」のことです。江田島呉航路では、フェリーと高速船が存在し、高速船はフェリーの運賃380円に150円の急行料金が加算されています。当然ながら、定期券も回数券もそれぞれフェリー用と高速船用があり、フェリーの券で高速船に乗船する場合は「急行券」を購入することになります。
そこで、立ち売りにはこのような「急行券」が存在します。案内では「急行券」ではなく、追加料金券と案内しています。
なお、券売機でも発売していますが、江田島小用港ではどうだったか記憶がありません(たぶん発売していたと思います)。
この「急行券」にも小児専用券が存在しました。小児の回数乗船券は存在しないので、小児用の定期券と併用する場合に使うのでしょうか。
この「急行券」は原券なしでも購入できました。
ファーストビーチの航路は基本的に乗船人員は乗船時にチェックするため(定期券が存在しますから)乗船券の趣味購入には大変寛容です。
残念ながらフェリーに関しては常備乗船券は存在しません。先に述べたようにフェリーは下船時に乗船券を回収するので、立ち売りの必要もなく、またフェリーは場所に余裕があるので、券売機を船内に設置しています。
なお、江田島小用港、呉中央桟橋ともに自動券売機は設置されておりますが、様式はそれぞれ異なっておりますが、収集用に購入していないのでご紹介できません。
次回はファーストビーチ、江田島小用⇔広島宇品航路(略称宇品航路)の乗船券をご紹介します。
◎参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
ファーストビーチ:呉港(中央桟橋)〜江田島小用港 フェリー&高速船時刻表
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/cruisefkk.htm
【江田島呉航路:船の紹介】
きっぷとは関係ありませんが、鉄道と違って情報があまりない船のご紹介をいたします。
○フェリー
[船名]古鷹
[読み方]ふるたか
[所属]ファーストビーチ
[由来]江田島の古鷹山より
[同型船]入船(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]12.5[kt]
[担当航路]江田島⇔呉のみ
[備考]ドック時には代船「シーフレンド」(山陽商船予備船)
○高速船
[船名]おやしお
[読み方]おやしお
[所属]ファーストビーチ
[由来]親潮による。元三原今治(SKK)→広今あきなだ高速
[同型船]はやしお(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]ファーストビーチ全航路
[備考]主体は宇品宮島航路
[船名]和加
[読み方]わか
[所属]ファーストビーチ
[由来]不明。御教示願います。
[同型船]瀬戸
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、江田島宇品航路
[備考]ネームシップ。瀬戸より長尺。元広島今治高速船→SKK宮島航路
[船名]瀬戸
[読み方]せと
[所属]ファーストビーチ
[由来]地形の瀬戸によるものと思われます
[同型船]和加(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、江田島宇品航路
[備考]短尺なため、江田島宇品航路が主体です。元広島今治高速船→江能汽船。
なお、高速船のドック代船はそれぞれ「はやしお」が代走します。
運用に関しては、後日紹介します。
江田島呉航路は瀬戸内海汽船(略称SKK)の航路でしたが、2002年(ごろ)に江能汽船と瀬戸内海汽船近距離航路がファーストビーチになりました。
移管直後はフェリーのみでしたが、移管1年後の改正で高速船が就航し、現在とほぼ同じ運航体制になりました。
昔から瀬戸内海汽船・江能汽船ともに各港には券売機が設置されていましたが、なぜこのような常備券が出たのでしょうか。それは、フェリーと高速船の乗船券集札方法に違いがあるからです。
フェリーでは、下船時に乗船券を海運会社の係員さん(車両航送券を船内で販売するため便乗している)が回収しますが、高速船は高速船の乗組員(機関長)が乗船時に回収します。そのため、必ず船に乗り込む前までに乗船券を購入していないと面倒になるため、きっぷうりばと距離がある「呉港で高速船発着直前に限って」きっぷを立ち売りしています。そのため、自動券売機が存在する呉港で常備券が発売されています。
以前もこの券は紹介しましたが、運賃改定があったので新たに購入してみました。残念ながら新券は出ておらず、運賃改正印で対応していました。
しかし小児券は、この乗船券類購入時まで存在を知りませんでした。
と言いますのも、実はこのような常備券は江田島小用港でも発売していました。それは小用港改良工事のため、一時期きっぷうりばと桟橋が非常に離れていたためで、その後プレハブの待合室に券売機を設置されたため常備券はなくなり、現在は小用港の改良工事が終了されたので今後も設備されることはありません。
しかし、小用港で常備券を発売していた時、小児券はなぜか設備されておらず、呉港でも存在しないものと思っていました。
そのため、小児の券を収集したのはこれが初めてです。
ところで、高速船とは、江田島の航路では「急行料金を必要とする便」のことです。江田島呉航路では、フェリーと高速船が存在し、高速船はフェリーの運賃380円に150円の急行料金が加算されています。当然ながら、定期券も回数券もそれぞれフェリー用と高速船用があり、フェリーの券で高速船に乗船する場合は「急行券」を購入することになります。
そこで、立ち売りにはこのような「急行券」が存在します。案内では「急行券」ではなく、追加料金券と案内しています。
なお、券売機でも発売していますが、江田島小用港ではどうだったか記憶がありません(たぶん発売していたと思います)。
この「急行券」にも小児専用券が存在しました。小児の回数乗船券は存在しないので、小児用の定期券と併用する場合に使うのでしょうか。
この「急行券」は原券なしでも購入できました。
ファーストビーチの航路は基本的に乗船人員は乗船時にチェックするため(定期券が存在しますから)乗船券の趣味購入には大変寛容です。
残念ながらフェリーに関しては常備乗船券は存在しません。先に述べたようにフェリーは下船時に乗船券を回収するので、立ち売りの必要もなく、またフェリーは場所に余裕があるので、券売機を船内に設置しています。
なお、江田島小用港、呉中央桟橋ともに自動券売機は設置されておりますが、様式はそれぞれ異なっておりますが、収集用に購入していないのでご紹介できません。
次回はファーストビーチ、江田島小用⇔広島宇品航路(略称宇品航路)の乗船券をご紹介します。
◎参考URI
ファーストビーチ 広島港近郊航路
http://www.setonaikaikisen.co.jp/main2.html
ファーストビーチ:呉港(中央桟橋)〜江田島小用港 フェリー&高速船時刻表
http://www.setonaikaikisen.co.jp/jikoku/cruisefkk.htm
【江田島呉航路:船の紹介】
きっぷとは関係ありませんが、鉄道と違って情報があまりない船のご紹介をいたします。
○フェリー
[船名]古鷹
[読み方]ふるたか
[所属]ファーストビーチ
[由来]江田島の古鷹山より
[同型船]入船(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]12.5[kt]
[担当航路]江田島⇔呉のみ
[備考]ドック時には代船「シーフレンド」(山陽商船予備船)
○高速船
[船名]おやしお
[読み方]おやしお
[所属]ファーストビーチ
[由来]親潮による。元三原今治(SKK)→広今あきなだ高速
[同型船]はやしお(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]26[kt]
[担当航路]ファーストビーチ全航路
[備考]主体は宇品宮島航路
[船名]和加
[読み方]わか
[所属]ファーストビーチ
[由来]不明。御教示願います。
[同型船]瀬戸
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、江田島宇品航路
[備考]ネームシップ。瀬戸より長尺。元広島今治高速船→SKK宮島航路
[船名]瀬戸
[読み方]せと
[所属]ファーストビーチ
[由来]地形の瀬戸によるものと思われます
[同型船]和加(ネームシップ)
[船籍港]広島市
[速力]24[kt]
[担当航路]江田島呉、江田島宇品航路
[備考]短尺なため、江田島宇品航路が主体です。元広島今治高速船→江能汽船。
なお、高速船のドック代船はそれぞれ「はやしお」が代走します。
運用に関しては、後日紹介します。
2009年09月13日
船で旅に出ませんか?
瀬戸内海では離島が多いことから海上交通が盛んな地域ですが、近年架橋や過疎化、昨今の状況などによって閉航・減便・値上げされるケースも多くあり、決して将来は明るいものではありませんが、しかし今でも架橋されていても海上交通のほうが定時性、速達性に優れている地域もあり、一日10〜20往復程便数が確保されている航路もあります。
特に広島宇品港では毎日多くの船舶が入出港しており、宇品港で暇をつぶせば、未だに航路が重要な交通機関であることが分かると思います。まさに鉄道やバスのように、航路が地元の人間の「足」になっています。
これからしばらくの間、当ブログではきっぷをメインに、私の地元である江田島市の航路を紹介して行きます。(全て紹介できませんが…)
なかなか「船」というものは縁がない方が多いと思います。ここをご覧の皆様も一度、一泊するような長距離ではなく、電車やバスのような地元の足の短距離航路で旅をされてはいかがでしょうか。なかなか面白いですよ。
【画像詳細】
上:江田島→呉(ファーストビーチ)のフェリー上で広島宇品方を望む
下:同じフェリーから、江田島小用方を望む
撮影日:共に2008年(平成20年)7月26日
2009年09月12日
広島交通回数乗車券
可部線に乗っていると並行して走る国道54号線でよく見かけるオレンジ色のバスが広島交通、通称「広交(ひろこう)」です。
オレンジ色のバスなので、回数券もオレンジ色なのでしょうか。オレンジ色の回数券を使っているのはここだけで、サイズはやはり共通回数券サイズです。
券は金額のある中央部分のみ地紋が切れており、いいアクセントになっています。
広交には11枚つづりのほかに、52枚分の運賃で60枚券があるという60回券があります。
60回券は流石に短冊式ではなく、冊子式となっており、1枚当たり5つの単券があります。60回券なので、12枚綴じてあることから、意外と分厚くなっています。
冊子を開くとこのような感じになっています。流石に共通回数券サイズではなく、1枚の券がだいぶ小さくなっています。地紋も11枚つづりの券とは異なる模様で、色も芸陽バスのような緑色となっています。
広島バスセンターでは、これまでに紹介した4社5種類の10円回数券を販売していますが、広島電鉄バスは「1冊3000円のセット回数券のみ」しか販売しておらず、ブランク回数券というタイプについては広電バスの営業所等で販売していると思われます。(詳細不明です)
これらの回数券は今年(平成21年)の10月31日までの販売となっており、場合によっては販売終了日より前に売り切れてしまうと、そのまま口座落ちとなる可能性が高いので(バスカードではすでに在庫切れ→発売終了というケースがあるようです)、早いうちに収集されることをお勧めします。
また、広島バスセンターではいつも混雑していますし、発売した回数券の券番・発売枚数・発売金額を控えるので、少し時間がかかります。
高速バス発車間際に購入というのは間に合わないこともあるかもしれませんので、時間には余裕を持って収集されることをお勧めします。
オレンジ色のバスなので、回数券もオレンジ色なのでしょうか。オレンジ色の回数券を使っているのはここだけで、サイズはやはり共通回数券サイズです。
券は金額のある中央部分のみ地紋が切れており、いいアクセントになっています。
広交には11枚つづりのほかに、52枚分の運賃で60枚券があるという60回券があります。
60回券は流石に短冊式ではなく、冊子式となっており、1枚当たり5つの単券があります。60回券なので、12枚綴じてあることから、意外と分厚くなっています。
冊子を開くとこのような感じになっています。流石に共通回数券サイズではなく、1枚の券がだいぶ小さくなっています。地紋も11枚つづりの券とは異なる模様で、色も芸陽バスのような緑色となっています。
広島バスセンターでは、これまでに紹介した4社5種類の10円回数券を販売していますが、広島電鉄バスは「1冊3000円のセット回数券のみ」しか販売しておらず、ブランク回数券というタイプについては広電バスの営業所等で販売していると思われます。(詳細不明です)
これらの回数券は今年(平成21年)の10月31日までの販売となっており、場合によっては販売終了日より前に売り切れてしまうと、そのまま口座落ちとなる可能性が高いので(バスカードではすでに在庫切れ→発売終了というケースがあるようです)、早いうちに収集されることをお勧めします。
また、広島バスセンターではいつも混雑していますし、発売した回数券の券番・発売枚数・発売金額を控えるので、少し時間がかかります。
高速バス発車間際に購入というのは間に合わないこともあるかもしれませんので、時間には余裕を持って収集されることをお勧めします。
2009年09月10日
中国ジェイアールバス回数乗車券
青色のツバメマークが入った中国ジェイアールバスは、市内では主役というほどでもなく、どちらかというと脇役的存在な気がしますが、回数券には存在感のある共通回数券サイズの単券いっぱいにCとJRロゴを組み合わせたマークが印刷されています。
中国ジェイアールバスはJR地紋ではなく、CとJRを組み合わせたロゴが地紋になっており、JR地紋とは違ったあっさりとした券で、JRロゴはあるものの、きっぷとしてはサイズも様式もどれもJRらしさが一つもない券になっています。
この回数券も2つ折りで渡されるので、芸陽バスの券に比べて小さく持ち運びしやすくなっています。
CとJRのロゴは券面にいいアクセントを与えており、秀逸なデザインだと私は思います。
裏面には地紋はなく10という文字が大きく印刷されていました。
ところで、単券には「中国JRバス」ではなくただ単に「JRバス」となっています。
他のJRバスの回数券は詳しく知りませんが、いわゆるJRバスの「特殊回数券」に相当するタイプとなっており、ほかに区間式がどうもあるようですが、私は買い逃しています。
中国ジェイアールバスはJR地紋ではなく、CとJRを組み合わせたロゴが地紋になっており、JR地紋とは違ったあっさりとした券で、JRロゴはあるものの、きっぷとしてはサイズも様式もどれもJRらしさが一つもない券になっています。
この回数券も2つ折りで渡されるので、芸陽バスの券に比べて小さく持ち運びしやすくなっています。
CとJRのロゴは券面にいいアクセントを与えており、秀逸なデザインだと私は思います。
裏面には地紋はなく10という文字が大きく印刷されていました。
ところで、単券には「中国JRバス」ではなくただ単に「JRバス」となっています。
他のJRバスの回数券は詳しく知りませんが、いわゆるJRバスの「特殊回数券」に相当するタイプとなっており、ほかに区間式がどうもあるようですが、私は買い逃しています。
2009年09月08日
広島バス回数乗車券
広島市は路面電車(広島電鉄)がとくに有名ですが、それに負けず劣らずバスもかなりのもので、かなり多くの路線があり、市内の人間でない私にはどこに連れて行かれるのか、全くわかりません。
広島市のバス会社には大手が5社(広島電鉄バス、広島バス、広島交通、芸陽バス、中国ジェイアールバス)があり、その中でも市内では一段と存在感の強い赤色のバスが「広島バス」です。略称は「広バス(ひろばす)」です。
回数券のサイズは、芸陽バスに比べて大きく、以前バスの回数券を記事にしたときにコメントで頂いたのですが、所謂昔の「共通回数券」のサイズだそうです。
11枚つづりですが、このサイズだと芸陽の券よりはるかに長くなりますが、既に折ってあるので、かなりコンパクトな印象があります。
地紋は表面全面に「H」と「BUS」を組み合わせ、広島バスの前面にもついている社紋が赤色で印刷されています。
単券が大きいので裏面には広告が入っています。広告の下には券を裏にして運賃箱に入れても分かるように、地紋の上に金額が入っています。
広島市のバス会社には大手が5社(広島電鉄バス、広島バス、広島交通、芸陽バス、中国ジェイアールバス)があり、その中でも市内では一段と存在感の強い赤色のバスが「広島バス」です。略称は「広バス(ひろばす)」です。
回数券のサイズは、芸陽バスに比べて大きく、以前バスの回数券を記事にしたときにコメントで頂いたのですが、所謂昔の「共通回数券」のサイズだそうです。
11枚つづりですが、このサイズだと芸陽の券よりはるかに長くなりますが、既に折ってあるので、かなりコンパクトな印象があります。
地紋は表面全面に「H」と「BUS」を組み合わせ、広島バスの前面にもついている社紋が赤色で印刷されています。
単券が大きいので裏面には広告が入っています。広告の下には券を裏にして運賃箱に入れても分かるように、地紋の上に金額が入っています。
2009年09月06日
芸陽バス回数乗車券
まずは、片道乗車券と回数券が廃止される芸陽バスです。
芸陽バスは東広島市に本社を置くバス会社ですが、広島市にも路線を持っており、広島バスセンターにも乗り入れているため、バスセンターでも回数券を取り扱っています。
回数券は小型の券片11枚と表紙から成り立っており、折りたたまれずに発売されるタイプです。券番は表紙にはなく、画像にはありませんが、最下段の券片(綴1)裏面にナンバリングされています。
地紋は券全体にはなく、後日紹介予定の広島電鉄市内線回数券のように両脇に印刷されています。
裏面には金額と会社名が印刷されています。また表面同様、券の四隅に金額が印刷されています。
芸陽バスは東広島市に本社を置くバス会社ですが、広島市にも路線を持っており、広島バスセンターにも乗り入れているため、バスセンターでも回数券を取り扱っています。
回数券は小型の券片11枚と表紙から成り立っており、折りたたまれずに発売されるタイプです。券番は表紙にはなく、画像にはありませんが、最下段の券片(綴1)裏面にナンバリングされています。
地紋は券全体にはなく、後日紹介予定の広島電鉄市内線回数券のように両脇に印刷されています。
裏面には金額と会社名が印刷されています。また表面同様、券の四隅に金額が印刷されています。
2009年08月30日
10月31日広島県共通バスカード発売終了
お久しぶりです。前回の更新から大変間が空いてしまいました。
といいますのも、宮島の記事を書ききった後しばらくきっぷ収集もしていなかったのと、宮島の記事が相当な量になってしまったので(2〜3月分ぐらいを一気に書いた気がします)しばらく勝手にお休みしていました。
当然ながら休んでるのは自分だけで、その間に地元のきっぷ事情は大きく変化しようとしていました。
広島県共通バスカードの老朽化に伴い導入されたPASPYが、今年10月でついに導入予定路線すべてに導入されることになりました。
PASPY公式ページ:PASPY導入拡大スケジュールについて
http://www.paspy.jp/enterprise/press20090715a.html
また、それに合わせて広島県共通バスカードの販売終了となりますが、意外にも紙の回数券についても廃止する会社が出てきました。
広島電鉄:★パセオカード(バスカード)・回数乗車券の販売終了について
http://www.hiroden.co.jp/what/new/topic.htm#090715_paspy1
広島バス:バスカード及び、回数券の販売停止について
http://www.hirobus.co.jp/new/buscard_ticket_stop.html
広島交通:■■■ バスカード・回数券 販売終了のご案内 ■■■
http://www.hiroko-group.co.jp/kotsu/jyousyaken/bus-card.htm
芸陽バス:バスカード・回数券・片道乗車券(準硬券)の販売終了について
http://www.geiyo.co.jp/Unyu/buscard.htm
備北交通:お知らせ欄にバスカード廃止の案内
http://bihoku.ken-system.co.jp/Magic94Scripts/Magic.dll?APPNAME=WebTimeTable&PRGNAME=MainMenu
中国ジェイアールバス:バスカード・回数乗車券の販売終了について
http://www.chugoku-jrbus.co.jp/annai/topics/0907-buscard.htm
広島エリアのバス会社のPASPY導入会社のほとんどで回数券の販売をバスカード販売終了とともに廃止することになります。
また、芸陽バスでは片道乗車券(準硬券=金額式の半硬券のこと)も廃止になるとのことです。
また、広島電鉄では、バスだけでなく、市内電車回数券(市内・白島線)も廃止になります。
市内電車回数券は広島駅案内所(紙屋町方面のりば先の窓口、定期売り場ではないところ)や市内線運転士・車掌、宮島線車掌が販売していますが、白島線の回数券は白島線の運転士しか発売しておらず収集するのに少々難儀です。
広島エリアでバス回数券を購入できる便利な窓口として、広島バスセンターがあります。
広島バスセンターでは、
○広電バス(セット式回数券3000円のみ)
○広島バス(金額式回数券10円11枚綴り〜)
○広島交通(金額式回数券10円11枚綴り〜、10円60枚綴り〜)
○芸陽バス(金額式回数券10円11枚綴り〜)
○中国JR(金額式回数券10円11枚綴り〜)
の取り扱いがあります。
中国ジェイアールバスでは、区間式回数券も廃止とありますが、これはJR様式の補回を使用しているのでしょうか。広島では広島駅新幹線口のスワロートラベルで発売しているのでしょうか…。これは買いもらしてしまいました。
次回以降、広島バスセンターで購入した回数券について記事にしていきたいと思います。
といいますのも、宮島の記事を書ききった後しばらくきっぷ収集もしていなかったのと、宮島の記事が相当な量になってしまったので(2〜3月分ぐらいを一気に書いた気がします)しばらく勝手にお休みしていました。
当然ながら休んでるのは自分だけで、その間に地元のきっぷ事情は大きく変化しようとしていました。
広島県共通バスカードの老朽化に伴い導入されたPASPYが、今年10月でついに導入予定路線すべてに導入されることになりました。
PASPY公式ページ:PASPY導入拡大スケジュールについて
http://www.paspy.jp/enterprise/press20090715a.html
また、それに合わせて広島県共通バスカードの販売終了となりますが、意外にも紙の回数券についても廃止する会社が出てきました。
広島電鉄:★パセオカード(バスカード)・回数乗車券の販売終了について
http://www.hiroden.co.jp/what/new/topic.htm#090715_paspy1
広島バス:バスカード及び、回数券の販売停止について
http://www.hirobus.co.jp/new/buscard_ticket_stop.html
広島交通:■■■ バスカード・回数券 販売終了のご案内 ■■■
http://www.hiroko-group.co.jp/kotsu/jyousyaken/bus-card.htm
芸陽バス:バスカード・回数券・片道乗車券(準硬券)の販売終了について
http://www.geiyo.co.jp/Unyu/buscard.htm
備北交通:お知らせ欄にバスカード廃止の案内
http://bihoku.ken-system.co.jp/Magic94Scripts/Magic.dll?APPNAME=WebTimeTable&PRGNAME=MainMenu
中国ジェイアールバス:バスカード・回数乗車券の販売終了について
http://www.chugoku-jrbus.co.jp/annai/topics/0907-buscard.htm
広島エリアのバス会社のPASPY導入会社のほとんどで回数券の販売をバスカード販売終了とともに廃止することになります。
また、芸陽バスでは片道乗車券(準硬券=金額式の半硬券のこと)も廃止になるとのことです。
また、広島電鉄では、バスだけでなく、市内電車回数券(市内・白島線)も廃止になります。
市内電車回数券は広島駅案内所(紙屋町方面のりば先の窓口、定期売り場ではないところ)や市内線運転士・車掌、宮島線車掌が販売していますが、白島線の回数券は白島線の運転士しか発売しておらず収集するのに少々難儀です。
広島エリアでバス回数券を購入できる便利な窓口として、広島バスセンターがあります。
広島バスセンターでは、
○広電バス(セット式回数券3000円のみ)
○広島バス(金額式回数券10円11枚綴り〜)
○広島交通(金額式回数券10円11枚綴り〜、10円60枚綴り〜)
○芸陽バス(金額式回数券10円11枚綴り〜)
○中国JR(金額式回数券10円11枚綴り〜)
の取り扱いがあります。
中国ジェイアールバスでは、区間式回数券も廃止とありますが、これはJR様式の補回を使用しているのでしょうか。広島では広島駅新幹線口のスワロートラベルで発売しているのでしょうか…。これは買いもらしてしまいました。
次回以降、広島バスセンターで購入した回数券について記事にしていきたいと思います。
2009年05月02日
広島の車内改札印
JR西日本の広島エリアに車掌が配置されている乗務員区は、在来線が広島車掌区、新幹線が広島新幹線車掌所です。
広島新幹線車掌所は昨年(H20.10)のJR西日本の組織改正で広島車掌所から名称変更?された乗務員区です。
JR西日本の車内改札印は日付が入れられたタイプが多かったので、このような日付なしの改札印は少し違和感があります。
改組前の広島車掌所時代は、このような車内改札印でした。
JR西日本でよく見かける日付入りの車内改札印ですが、この車内改札印には車掌の所属する支社が書かれていません。
これは新幹線の乗務員が支社所属ではなく、本社直轄となったときに登場した車内改札印で、あまり使用期間は長くなかったと思われます。
広島車掌所が広島支社であった時代では、JR西日本と表記されている部分が支社の表記になっていた、JR西日本でよく見かけるタイプの車内改札印が使用されていました。
車内改札印の作成時期のためか、広島支社の表記に違いがあるものがありました。
在来線の乗務員区である、広島車掌区でも同じような車内改札印があります。広島車掌区の車内改札印も新幹線と同様に、広島支社の表記方法が違うスタンパーが存在しています。
広島車掌区は広島エリアで車掌が配属されている唯一の区で、乗務範囲は広範ですが、残念ながらみよし廃止で優等を受け持っていません。
しかし、改札印は瀬戸内マリンビューなどで常用しており、ローカルのみ受け持ちの区としては意外と遭遇しやすい方だと思います。
車掌さんによっては、快速列車で車内改札をすることがあり、ただの乗車券に改札印が入れれられたりすることもあります。
余談になりますが、快速列車というと特定区間だけノンストップで突っ走るタイプの快速列車ばかりであった広島エリアでは、広島〜呉・西条間のノンストップ区間では、かなりの確率で車内改札に遭遇することができました。
昨今快速列車のワンマン化や、停車駅増によって車内改札がめっきり少なくなりましたが、現在でも矢野〜呉間で車内改札に遭遇することがごく稀にあります。
広島新幹線車掌所は昨年(H20.10)のJR西日本の組織改正で広島車掌所から名称変更?された乗務員区です。
JR西日本の車内改札印は日付が入れられたタイプが多かったので、このような日付なしの改札印は少し違和感があります。
改組前の広島車掌所時代は、このような車内改札印でした。
JR西日本でよく見かける日付入りの車内改札印ですが、この車内改札印には車掌の所属する支社が書かれていません。
これは新幹線の乗務員が支社所属ではなく、本社直轄となったときに登場した車内改札印で、あまり使用期間は長くなかったと思われます。
広島車掌所が広島支社であった時代では、JR西日本と表記されている部分が支社の表記になっていた、JR西日本でよく見かけるタイプの車内改札印が使用されていました。
車内改札印の作成時期のためか、広島支社の表記に違いがあるものがありました。
在来線の乗務員区である、広島車掌区でも同じような車内改札印があります。広島車掌区の車内改札印も新幹線と同様に、広島支社の表記方法が違うスタンパーが存在しています。
広島車掌区は広島エリアで車掌が配属されている唯一の区で、乗務範囲は広範ですが、残念ながらみよし廃止で優等を受け持っていません。
しかし、改札印は瀬戸内マリンビューなどで常用しており、ローカルのみ受け持ちの区としては意外と遭遇しやすい方だと思います。
車掌さんによっては、快速列車で車内改札をすることがあり、ただの乗車券に改札印が入れれられたりすることもあります。
余談になりますが、快速列車というと特定区間だけノンストップで突っ走るタイプの快速列車ばかりであった広島エリアでは、広島〜呉・西条間のノンストップ区間では、かなりの確率で車内改札に遭遇することができました。
昨今快速列車のワンマン化や、停車駅増によって車内改札がめっきり少なくなりましたが、現在でも矢野〜呉間で車内改札に遭遇することがごく稀にあります。
2009年04月21日
宮島フェリーのJR端末券
JR宮島フェリーの券で、のせわすれと、記事作成後に新たに購入した券がありましたので、ご紹介します。
まず最初の券は阿品駅発行の宮島ゆきマルス券です。
宮島フェリーに分社化されたため、ワンタッチ登録にある宮島ではエラーが出たため、「宮島(社)」、「山陽本線-JR宮島フェリー」(経路入力のところはあいまいですが)と入力して発券されていました。
経由表記が今まで「山陽・宮島航路」となっていたのが、「山陽・宮島口」と接続駅表示に変わりました。
JR西日本では「接続駅+路線名」という表示が多いのですが(例:岩徳・川西・錦川鉄道)、宮島フェリーでは「宮島口」のみとなりました。これは会社名(路線名?)が長いため省略したものと思われます。
それでは、B-POS券も同様に接続駅だけかと思っていたのですが、こちらは経由表記の記載がとても律儀なB-POSらしく、「山陽・宮島口・宮島フェ」となりました。なんだか「宮島フェ」というのは面白い表示ですね。
ところで、路線名にカタカナがゴシック体になっていますが、B-POSで経由線名にカタカナが入るのはこれが初めてでしょうか。経由欄にカタカナが入る券はなかなかないので、新鮮に感じます。
最後に、まだ分社化の話はあったものの、公告が一切出ていなかった3月1日発行の宮島航路単独券です。
現在宮島フェリー単独券の発行は禁止されているそうです。
まず最初の券は阿品駅発行の宮島ゆきマルス券です。
宮島フェリーに分社化されたため、ワンタッチ登録にある宮島ではエラーが出たため、「宮島(社)」、「山陽本線-JR宮島フェリー」(経路入力のところはあいまいですが)と入力して発券されていました。
経由表記が今まで「山陽・宮島航路」となっていたのが、「山陽・宮島口」と接続駅表示に変わりました。
JR西日本では「接続駅+路線名」という表示が多いのですが(例:岩徳・川西・錦川鉄道)、宮島フェリーでは「宮島口」のみとなりました。これは会社名(路線名?)が長いため省略したものと思われます。
それでは、B-POS券も同様に接続駅だけかと思っていたのですが、こちらは経由表記の記載がとても律儀なB-POSらしく、「山陽・宮島口・宮島フェ」となりました。なんだか「宮島フェ」というのは面白い表示ですね。
ところで、路線名にカタカナがゴシック体になっていますが、B-POSで経由線名にカタカナが入るのはこれが初めてでしょうか。経由欄にカタカナが入る券はなかなかないので、新鮮に感じます。
最後に、まだ分社化の話はあったものの、公告が一切出ていなかった3月1日発行の宮島航路単独券です。
現在宮島フェリー単独券の発行は禁止されているそうです。
2009年04月16日
宮島連絡船分社化による券売機改修工事
呉駅ではすべての券売機がHT-30型になっていたため、3月31日は20時より券売機を停止し、臨時きっぷうりばを設置するとのことで、21時ごろに行ってみたところ臨時きっぷうりばが設置されていました。
宮島水中花火の宮島口の臨時発売所では前置きしたチケプリ券を発売していましたが、今回は前置きもありましたが、チケプリ自体も臨時きっぷうりばに持ってきていたため、どのような端末かがわかりました。
やはり、以前の宮島口も、今回呉駅にあったこのチケットプリンタで発売された思われます。
上記URLの記事の105系F11様コメントにもありますように、アーバン地区で使われているようですから、広島地区にも自動改札化された際に新たに臨発用として設備したものと思われます。
呉駅は3月中旬にHT-30型券売機が導入されたことは以前の記事で触れましたが、きっぷ画像を紹介していなかったため、ここに掲載しておきます。
なお、呉駅だけでなく近くの広駅などタッチパネル券売機のみしかない中小駅では、すべての券売機を止めて、車掌または着駅精算で対応したようです。広島駅などでも臨時のきっぷうりばを設置したのでしょうか。
また、宮島駅の掲示によれば、宮島駅では3月31日は19時できっぷの発売をやめ、現金のみでの対応となったようです。
また、宮島連絡船分社化によって小児運賃が変更される区間が発生することからか、精算機の方も停止したのか、呉駅では臨時の精算所も設置されていました。
宮島分社化関連のシリーズはこの記事が最後です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
宮島水中花火の宮島口の臨時発売所では前置きしたチケプリ券を発売していましたが、今回は前置きもありましたが、チケプリ自体も臨時きっぷうりばに持ってきていたため、どのような端末かがわかりました。
やはり、以前の宮島口も、今回呉駅にあったこのチケットプリンタで発売された思われます。
上記URLの記事の105系F11様コメントにもありますように、アーバン地区で使われているようですから、広島地区にも自動改札化された際に新たに臨発用として設備したものと思われます。
呉駅は3月中旬にHT-30型券売機が導入されたことは以前の記事で触れましたが、きっぷ画像を紹介していなかったため、ここに掲載しておきます。
なお、呉駅だけでなく近くの広駅などタッチパネル券売機のみしかない中小駅では、すべての券売機を止めて、車掌または着駅精算で対応したようです。広島駅などでも臨時のきっぷうりばを設置したのでしょうか。
また、宮島駅の掲示によれば、宮島駅では3月31日は19時できっぷの発売をやめ、現金のみでの対応となったようです。
また、宮島連絡船分社化によって小児運賃が変更される区間が発生することからか、精算機の方も停止したのか、呉駅では臨時の精算所も設置されていました。
宮島分社化関連のシリーズはこの記事が最後です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
2009年04月15日
JR西日本宮島フェリーの乗船券類(特別補充券)
宮島駅には、出改札補充券と料金補充券が引き続き新会社になっても設備されました。
様式はJR西日本の最新様式で、表面の事由は4つ、連社1・2、裏面の注意事項は新加美駅の記載があるものです。
やはりこれも常備券と同様に、発区分記号が削除され、新会社名がフルで表記されているため、冊番号の位置が一段下がっています。
個人的に意外だったのが、料金補充券の設備でした。
こちらも出改札補充券同様にJRの最新版そのままの様式を、発区分記号削除と新会社名がフル表記されています。
料金補充券の設備の意図がよく分かりませんが、JRの料金券を発売する契約があるのでしょうか。しかし、入場券で発売している(いいのでしょうか。新会社ではOKなのかもしれませんが)ので、JR料金券では出せないのでしょうか。それだと事由に並べてる券種すべて使えないということになりますが。
なお、特別補充券ともに発行箇所は印刷されていますので、宮島口桟橋には設備がなく、宮島のみの設備だと思われます。
他にも補充券類は記補回があるようですが、購入はしていません。(続)
2009年04月14日
JR西日本宮島フェリーの乗船券類(常備回数券)
宮島フェリーでは、JR直営時代と変わらない回数券を引き続き発売しています。
瀬戸内海の航路では、日付を入れないタイプの回数券が一般的なのですが、分社化後も鉄道と同様に3箇月有効の11枚綴りのものを発売しています。
宮島フェリーの常備普通券は大人小児用が消滅したのですが、回数券はJR時代と同様大人小児用です。さすがに小児専用は作らなかったと思いますが、確認はしていません。
回数券も、発区分記号が削除され、表紙は他の常備券のように会社名がフルで、各券片は「JR宮島フェリー」と券売機のように略した社名が入っています。
また、普通券と同様に「下車前途無効」の文言が削られた他、のりこしの注意書きも削除され、注意書きが少なくなってあっさりした感じがします。
少し大きめの画像です。
拡大したものをご覧になったらお気づきになる方もおられるかもしれませんが、特によくわかるのがバーコードの部分です。
→JR直営時代の回数券はここをクリックしてご覧ください
比較してご覧になるとよくわかるかと思われますが、印刷方法が変わったように思います。
JR直営時代の回数券は、簡易委託駅に置かれている常備片道券のような印刷方法だったと思われますが、この宮島フェリーの回数券は、直営・業務委託駅に置かれていたような常備片道券の印刷方法になったものと思われます。
そのため、全体的にしっかりとした感じがする券になっています。
(続)