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2010年07月06日

日英・英日翻訳を中国人に外注(ビジネス最新事情?)

rice field中国に事務所を構えた(後に現地法人化)日本の翻訳会社の社長の説明文から、次のような箇所が目にとまった。昨今のレート安値化・品質劣化にまつわる残念に思える諸現象の一因になっている可能性もあると思い、興味深かったので、一部転載しておく。末尾には、参照【URL】も示す。みなさん、どう思います?

中国人スタッフが行っているのは中国語関連の翻訳だけではない。日英/英日翻訳もこなす………

「大連でやっている翻訳業務の半分以上は、英日/日英翻訳です。そのため中国人スタッフは日本語も英語もできる優秀な人材を採用している。大連には21以上も大学があるし、日系企業に就職したいという人も多いので採用には困らないんです。簡単なものから始めて、1年経つと日本の新人翻訳者並みにはできるようになります」

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以下、個人的感想。

日英は特に難しいと思う

自分でも(過信かな?)解釈に困る和文原稿が多いのに………それを非ネイティブの中国人が読み取れるのかな? でも、標準化された分野の文章なら支援ソフトの力を借りて何とかなるのかもしれない。そういうジャンルなら、あとは仕事に対する熱心さと注意力だけの問題となり、ハングリーさというか、コスト満足度の高い方が良い成果を出すだろうから、日本人翻訳者は苦しくなるのか???


英日なら何となく想像できないこともない

というのは、日本語が堪能な中国人を何名か知っているから。といっても、特殊な経歴を持つ人ではなく、せいぜい2,3年の日本滞在経験で結構そつなく日本語を話せる。流暢とか発音がうまいというのではなくて、要領良く考えをまとめ、相手にわかるように話す力があるって感じ。。。

こういう力がある人なら、語彙は限定的だろうだし、こなれた日本文ではないかもしれないが、英語の内容を推し量れる程度の日本語を作成する能力は比較的短時間に身につくと想像。

でも、商品にするには、日本語ネイティブがチェックする必要があるんだろうけど、トータルコスト的にペイするのかな〜? (あっ、それで、最近極安価のチェック作業依頼が舞い込んでくるのかな?)

でも、ある品質レベルを超えていれば和文チェックはそれほどパワーを要しない。むしろ、英語が読めておらず、日本語作成能力も雑な日本人翻訳者の訳文よりはマシ………ということは、あり得るようにも思う。(でも、分野は限られるだろう。いや、限られるはずだ。(無理にでも)そう思いたい

総合的感想

でも、このように非ネイティブ言語間の翻訳で生計を営むようなビジネスモデルが定着する前に、早く中国の賃金・物価が上がって、優秀な中国人は語学スキルを基盤にして別の専門業種で活躍するようになってほしい、そして我々に翻訳を外注する側になってほしいものだ。
彼らにしたって、一生これで食っていこうとも思わないだろうし………

最後に、転載した文章が掲載されていたサイトはコチラです。




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この記事へのコメント
こんにちは。

読んですぐコメントしようと思ったのですが、
感じていることをうまく表現できず…

あきーらさんのおっしゃるとおり、英日ならありうるかも、
と思います。
英文を解釈して、標準的な日本語に直す。

原文が日本語だと難しいかもしれません。
でも、中国人は案外とうまくやっているのかもしれません。
実態を知りたいですね。

日英翻訳を日本人で独占したいと思ったら、日本語原稿を思いっきり意味不明に書くしかないかも。
半分やけくそですが…
個人レベルでできることは、「低レベル安価なチェック作業は受けない」ことでしょうか。
Posted by たえ at 2010年07月07日 15:26
この件についてちょっと思うことがあったので、自分のブログのほうに記事を書きました。

「中国人による英日翻訳・日英翻訳」
http://buckeye.way-nifty.com/translator/2010/07/post-fe24.html

トラックバックを送ったのですが、どうもうまくいかないようなので、コメントで紹介させていただくことにしました。
Posted by Buckeye at 2010年07月07日 16:34
たえさん、コメントありがとうございます。

< 実態を知りたい >

うん、そうですね。でも、全体状況を知るのは困難だろうから、個人的にそのような非ネイティブ言語の翻訳にチャレンジする真面目で実力のある中国人とお付き合いしてみたいな〜。。。

(その方が将来中国語ベースで大活躍できることと、日本語ベースの翻訳者が張り合いのある収入を確保できることを祈りつつ)


「低レベル安価なチェック作業は受けない」 ← これについては、業界動向への抵抗というよりは、自分の精神を荒ませないための自己防衛という意味の方が強いかもしれませんね。

ま、活路を求めていろいろやってみましょう!
Posted by あきーら at 2010年07月08日 07:03
Buckeyeさん、コメントありがとうございます。

Buckeyeさんのブログの記事も興味深く読ませていただきました。今回取り上げた記事の執筆者と面識があり、実際のビジネスを知っていれば、別の考察内容も出てくるでしょうね。

日本の翻訳者のピークと裾野への影響という観点、興味深いです。

日英翻訳作業に関しては、インド人の影響も視野に入れる必要がありそうですね。

ま、いろんなところで情報入手しながら考え続けたいと思います。
Posted by あきーら at 2010年07月08日 07:08
チラリ、となんですが、現在の日英翻訳市場
には、日本で勉強する韓国からの留学生さん
を翻訳者として雇うアジア圏の翻訳会社が
多く参入している、と聞きました。

その方々が安い労働力でどんどん作業をする
ので、日本の翻訳会社は今厳しい状況にあり、
単価引き下げ交渉なんかにつながっている、と。

もしそういったアジア圏の日英/英日翻訳者
さんが低単価高品質で訳文をあげているのだと
したら、私たち日本人翻訳者にできることって
なんだろう、ってちょっと思ってみたり、です。
Posted by +M+ at 2010年07月08日 13:45
最近、中国の某翻訳会社から北京で働かないか?と言われました。
ほかにもっといい人材がいるだろうにと思いました。

Native Japaneseも必要としているみたいですね。

でも、中国にはダルマ人間の話があるので怖いですね。

夏のホラー「ダルマ人間(達者)」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314200203

http://saruda.at.infoseek.co.jp/folklore/travelfolk/daruma2.htm
Posted by Superluminal at 2010年07月08日 15:20
+M+さん、コメントありがとうございます。

韓国からの留学生さんか〜〜、

そういえば日本語がうまい実習生がいたな〜(ちょっと遠い記憶)。。。

でも、中国やインドの場合に比べれば、日本との物価の差はそんなにないような気もするけど。。。

中抜きして、ソースクライアントと密にお付き合いすることが解決策と思います。少なくとも年間受注量(金額ベース)の半分以上を直接受注にしたい。

そしてできれば、翻訳会社の閑散期に直接受注ルートから100%より軽い負荷の長期案件を請けたい。。。

書くは易く、実現するは難し………



Posted by あきーら at 2010年07月08日 19:02

1)「品質保持」も配慮している様です。

http://www.tomita-dl.com/j_index.asp

2)大連は、日本の進出企業も多いと。
戦前より、日本へのシンパシイが強い。

3)中国人の英語に対する学習熱は、ガッツやハングリー精神で努力するので、決して過小評価できないと。
(千元・イーアクセス会長ほか)
Posted by snowbees at 2010年07月24日 13:22