8e9948dc.jpg1　目的､目標、集中力
1.1　目的､目標をどのように持つか
 　　まず目的をもって､目的をもったら､目標を持つ｡
 1.2　集中力
 　　僕は､どうしても集中力にムラがある｡集中力が続くときは､とんでもない､信じられないいい仕事をするのに､集中力がなくなると､不幸のどん底だ｡
　そこで、とにかく､普通の仕事をするためにも､一つ一つ丁寧につぶすがごとく進めていくよりほか方法はないのだと思う｡ 　
　一つ一つ丁寧につぶすということを､イメージしながら進行すべきなのだと思う｡
1.3　ルーチンワークと自律
 1.3.1　ルーチンワークに対する基本的な考え
 　　　私というものは､とてもルーチンワークが苦手だ｡決まりきったことをやろうとすると､必ず私のどこかに巣くっている天邪鬼が出てきて､反対のことをやろうとするのだ｡だから、私は､成功しない｡ 　
　　　思えば､それが顕著になったのは､間違いなく昭和45年5月19日だった｡あれから35年の月日が過ぎようとしている。35年間､つまり私は成功がないまま生きてきた計算になる｡
　　　ところで、この5月19日の｢19｣という数字、
 　　　�　‐赦�42年2月19日母方の祖母死亡
 　　　�◆‐赦�43年3月19日父方の死亡
 　　　��　昭和45年5月19日私虫垂炎手術
 　　　�ぁ‐赦�50年2月19日明治大学不合格
　 などなど､とにかく不吉な数字だった｡そして､平成17年1月19日までなんらかの　不吉な出来事が会ったのだった｡
 　　　ところが、平成17年2月19日にして､しっかりと何事もなく推移したのだ｡この日の午前0時から翌日の午前0時までの間､何事もなく推移した。
 　　　19の呪縛から解き放たれたと考えてよいのではなかろうか｡
 　　　さて、話題はルーチンワークでしたな｡
 　　　その昭和45年5月19日までは、私は､秀才でした｡間違いない｡
 　　　前年の1学期の期末テストでは学年1位をとったことがあるし､10位からくだったことがなかった｡平均すれば5位以内というところだったのだ｡
 　　　そして、2年生の1学期中間試験に向けて粛々とルーチンワークを実施し､きちんと試験勉強をしていたところ､突然の虫垂炎でダウンである｡私は､あの時、主治医に何とか試験だけは受けさせてほしいと願い出たのだがだめだった｡
　　　　あれ以来､頑張る気持ちになれなくなった｡たまに､根をつめれば、プチ成功の時があったわけだが､それきりで長続きしない｡
 　　　あの日を境に自分は変わってしまったのだとしか思えない｡
 　　　今更､ルーチンワークに従える自分とは思えない｡たとえば､何かの資格をと　ろうとか思っても邁進できるとは思えない。
 　　　なぜなら、ルーチンワークがとても苦手だからだ｡
 　　　結局私は､何もものにできないまま､つまり、成功することがないまま､人生が　終わってしまうのだろうか｡
 　　　何とか自分では成功してみたいと思っているのだが｡
 　　　何事も三日続けられれば､継続できるのだという｡つい最近､いやあ雪中を走るのは気持ちいいなどと話していながら､なんと、この二日､走るのをサボっている私である｡
 　　　どうしてこうも続けることができないのか｡吾ながら情けない｡しかし､それが吾でもある｡
　 　　継続は力なり｡わかっていても、私は､昭和45年5月19日以来､継続できない呪縛にとらわれたままだ｡ 　
　人生は､潜在意識が司っていると言われている｡
 　　19の呪縛こそ潜在意識なのかもしれない｡
  1.3.2　自分を律することができないのは
 　　　さて、このごろ良く思うことは、私の人格が2つあるのではないかと言うこと｡なぜかと言うと、自分で決めたことを自分が守れないからだ｡たとえば、体重を落とすべく、食事の制限をしようとしたり、運動をしようとしたりするのだが、なんともならないのだ。自分が自分のいうことをきかないということが続いているのだ｡
 　　　　　そのことは、随分前からあったことだが、最近つくづく気づいてきた次第なのだ｡
 　　　そのことが特にひどくなったのは、大学に入ってからだ｡でも、その前兆は、あった｡昭和45年5月19日以降だと思う｡つまり､自分が盲腸手術を受けたときからだと思う｡それ以前は自分で自分を律していた｡私は、直前まで中間試験の勉強を計画的に続けていたのだ｡そういう自分が、あのときから崩れ始め、そして、中学3年生、高校時代と続くにつれ、だんだん自堕落になり、そんなときに、狐狸庵先生のグータラ〇〇などと言う書物におぼれ、ますます、とんでもない人間に成り下がったのだ｡そして、結局大学もなんと言うこともなく過ぎ、ただ、怠惰な生活を続け、4年生になって、教職課程を取っていたら、とても卒業できないなどと言うことに気づき、大変なことになったと自覚したのだが、それはとても遅いことなのだった｡
　　　結局、その結果がこのような就職とその後の26年間になったのだ｡
 　　しかし、自分の息子を見ていると、自分が如何に運がよかったのかと思うこともある｡息子も自分と同じような大学生活を送ったようだ｡ただ､自分よりも就職に関するモチベーションが低かったと思うのだが、その結果、今もって就職できないでいる｡
 　　　ところで、息子は、東京都のある職員に受かったのだが、今回は断念した｡　　　自分のアドバイスを受けてのことだ｡自分は、今ここが正念場だと思ってアドバイスしたのだが、果たして、息子のためによかったのかどうか｡
 　　　でも、一昨年建てた墓を守ってほしい一念から息子を引きとめてしまったといえよう｡
 　　　とにかく、自分の人格が複数あることで、特にこのごろ、自分が決めたことを　自分が実行できないことが多々あり、何とかしたいと思っているのだ｡しかし、その処方が決まらない。