夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

映画・読書・走る・仏教=江戸ハブ、でしたが、走る、は、泳ぐ、に変わっております。そのほか、ギター弾き語り、絵手紙、料理、が主な趣味です。最近は、神道の勉強もしております。

August 2017

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 イモ天一階の無尽蔵で昼食をとった。
 麺は太麺。
 スープは濃いめの 魚介だし。
 なかなか美味であった。
 どちらかと言うと中華つけ麺はこのような魚介だしの濃いめのスープが多い。
 私の夕顔亭芋庵のは醤油系でもやしとニラ、豚ひき肉をポイントとしている。
 隠し味は秘伝である。
 無尽蔵の麺は前述の通り太麺でもちもちしており大変美味しかった。
 調子に乗ってスープ割りで スープを飲んだがあまり飲み過ぎずに後味を楽しむべきだった。

 毎日2.4キロ泳いでいる。
 約50分である。
 クロールである。
 長く泳ぐにはキックを抑える。
 バランスの調整くらいだ。

下山好充

 太ももから伝えた力を最後に推進力に変えるのは足首です。
 ムチでもしなやかな棒でも当たると一番痛い部分は先端です。
 しなやかなものを伝わった力は最後に先端部分から解放されます。

 ということで最近キックも意識することがある。
 推進力は最終的に足首なのだとこの本を読んでわかった。 

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 豚丼は牛丼よりリーズナブルだが、唯一の客である妻は「こっちの方が美味しい。私は豚丼の方が好きだ」と言ってくれた。
 ということで当分の間、豚丼になりそうだ。
 ポイントは秘伝の味付けもあるが、米も大きな要素だろうな。
 肉はあくまでも国産で。

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 中華つけ麺の作り方に慣れてきた。
 思い起こせば厨房に立って中華つけ麺を作るようになって20年以上になるが、手際良くなったのはつい最近のこと。
 今回も麺は揖保製。
 味も安定してきた。

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 ダージリンセカンドフラッシュはいい水色をしています。
 紅茶は知的飲物だと思います。
 良い紅茶を出すためにしていることは、器、湯、茶葉に気を遣うということ。
 紅茶の器は水色の確認のため内側が真っ白なカップがベスト。
 湯はフッレッシュボイルドウォーター、つまり沸騰したてのもの。
 茶葉はルピシアから買っています。
 



 俳句は単なる言葉遊びなのだろうか。


宮坂静生

 「歯が抜けてしまえば春の雀かな」伊藤四郎

 寒中の羽根をふっくらさせた雀がふくら雀。
 春の雀はげっそり痩せこけて見える。
 伊藤四郎は私の半生に出会った忘れがたい俳人の一人だ。
 寡黙な人であった。
 土地の人が奥の細道と呼ぶ仙台郊外に当たる十符の菅の里に住んだ。

 この句に人生の機微を感じはしないか。
 はたまた言葉遊びか。
 有名な俳人の作だと人生すら感じ、名もなければ単なる言葉遊びとして添削しまくる。
 そういう風潮がありはしないか。
 森村誠一が句会には入らない理由にそんなこともあるのではなかろうか。
 いずれにしろこの句に自分が重なり、いつかは、そんなに遠くない将来、自分も春の雀になってしまうのだろうかと衝撃を受けたところである。 

名句に学ぶ俳句の骨法 下 (角川選書)
斎藤 夏風
KADOKAWA/角川学芸出版
2001-04-28



 切れ字の1つに「よ」があるという。


斎藤夏風

 「よ」は、や・かな・けり以外では 比較的使われている言葉だと思います。
 的確に使っているのが中村草田男の 
○ 蜻蛉行く後ろ姿の大きさよ 
永田耕衣の 
○ 夢の世に葱を作りて寂しさよ
です。
 石塚友二の 
○ 山独活を掘りて賜ひし大き手よ
も尊敬しながら親しみを込めているよです。
 「や」とはまた違った内容を持っているように思います。

 上記の代表的な句はいずれも「よ」を下五に置いている。 
 「や」が大体上五に置かれるのと比べると面白いと思う。 
 「や」と「よ」ではニュアンスが違う。
 「よ」には季語を使わず、季語と対比する物、形容詞を表すとどうやら効果的なようだ。 

名句に学ぶ俳句の骨法 上 (角川選書 (323))
斎藤 夏風
KADOKAWA/角川学芸出版
2001-04-28



 俳句を型にはめたくなかったら自由詩を書けという人もいる。
 著者の一人は添削の5つのポイントを次のとおり上げている。 

斎藤夏風

 添削の5つのポイント。
 僕が仲間の人たちの句を添削するときはこういうことを考えますという添削のポイントがあるんです。
 1 意味が通るか。 
 2 古めかしくないか。新しいか。
 3 季語が働いているか。 
 4 姿が良いか。
 5 頭語(判断語)を避けよ。
です。
 この中の4の姿が良いか良くないかということの中には五七五のリズムをちゃんと踏まえているかということが入っていると思うんです。

 文章にすればこのとおり簡単なのだが、実際このポイントに合わせて句作をするのは実に難しい。
 言葉が出てこないし、五七五のリズムを考え、切れ字の制約もあり、本当に難しい世界である。 

夢の動物園 旭山動物園の明日
坂東 元
角川学芸出版
2008-12-25



 北海道の旭山動物園は一時期話題になったが、話題になる裏には語られない努力があるのである。

坂東元

 信用していないやつ(僕のこと)の前でぷっと吹き矢を吹かれて気絶する。
 考えてみたらこれほど怖いものはない。
 それでも僕はやり続けた。
  膀胱結石を治してやりたい一心だった。
 ところが1週間目吹矢が突き刺さった瞬間狼はショック死してしまった。
 恐怖のあまりにショック死したのだ。

 動物は実にデリケートなものだ。
 人も含めて動物は恐怖で死ぬことがあるのだ。 
 恐怖の感情というのは、人間が一番なのかどうかはわからない。
 昔飼っていた真っ白な十姉妹 鳥籠の中で死んでいたのを見たことがある。
 私は最初一緒に飼っていた普通の色の十姉妹からいじめられて死んだのではないかと憶測を立てたが、その後どうやら猛禽類がやってきてその恐怖のあまり死んだのではないかという推測に変えた。
 口から内臓まで飛び出ている状態だったからだ。
 恐怖というのは凄まじいものである。 

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 この日は午前10時30分に孫達が帰り、妻が勤務日で、急ぎ素麺を出した。
 ゲソ天とネギが残っていたので助かった。
 最後の三輪素麺3束。
 三輪素麺はおかげさまで完食。
 贈ってくれた二男の妻の両親に感謝。

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 フレンチプレスで淹れたものです。
 とても良い味に仕上がりました。
 豆の種類が豊富な分、だんだん劣化するのでその計算がなかなか難しいのです。
 しかも一気になくなるので、この辺時間差を考えなければなりません。

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 土曜日ですがランチあり。
 とん八です。
 外食ということは孫が来たということです。
 この日は盆礼墓参り、そして遅くなりましたが、孫の誕生祝いと超多忙。
 でもとっても楽しかったです。

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 絵夢cafeで使っているコーヒー豆は、「スイカフェ」「狸森焙煎」「じゃらんじゃらん」「蔵王の森焙煎」「NAKAO」「コメダ」「タリーズ」「カルディ」の8種類。
 これらを使っているうち、余りが出てくる。
 そこで9番目として「松原マイルドブレンド」として余りを全てブレンドしたものを開発したというわけ。
 余り具合で味が違うことになろうが、そこはご愛嬌ということで勘弁願います。

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 そばは飯豊の百合根そば。
 天ぷらはヨークベニマルの海老天と野菜かき揚げ。
 この頃コツを覚えたか、かなりシステマティックに作業が進むようになりました。

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 東京駅前古奈屋で食べたカレーうどんが忘れられず、カレーうどんには必ず海老天をつけたいと思っていた。
 ところが近くのヤマザワには売っていなくて何回か悔しい思いをした。
 昨日は意を決してヨークベニマルに行った。
 売っていた。
 うどんは飯豊の百合根うどん。
 こっちは、温かい内に湯を切ってと思っていたら、くっついてしまって、1回温水で洗ってからの方がいいと気づいた。
 これまた妻に好評。

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 盆の13日延徳寺に墓参りに行く前に新富に入り天ざるを食べた。
 この日は 長男も同行してくれた。
 長男は久しぶりの墓参りとなった。
 新富は以前は50メートル位北の方に店を構えていたが、大はやりしたのだろうか今の場所に結構広めの店舗を構えて営業している。
 いつもはテーブル席とカウンター席しか開けていないのだが、この日は盆の13日ということで宴会場もあけてくれ私達は座敷で天ざるを堪能することができた。
 ここのそばは少し固めの田舎風ではあるがそこまではいかないという独特の風味をもつもので、私は好きだ。

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 妻が今年もケアマネに挑戦中で問題集がなくなり、また、七日町マイルドブレンドも少なくなってきたので七日町に買い出しに。
 生きのいいコーヒーはご覧の通りモッコリでっせ。
 このコーヒーはリーズナブルで美味しい。
 店主がインドネシアに行って買い付けてくるらしい。
 今年も9月末から10月初めにかけてインドネシアに行くとか。
 それで小物類が15パーセントオフになっているよ。

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 写真にあるとおり、あの辛子は「和辛子」というものだそうです。
 たまたまテレビを見ていたら、鶴岡市の寝覚め屋半兵衛が映っていて、そこの若大将が説明してくれました。
 早速スーパーで探したらありました、ありました。
 うーむ、この味と妻と舌鼓を打ったところです。

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 豚丼は狂牛病騒ぎの時吉野家が牛丼の代わりに出していた。
 今回夕顔亭芋庵で初めて作ってみた。
 これもまた美味しい。
 OKである。

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 いいコーヒーはやはり、モッコリします。
 今、コーヒーは4種類の方法で淹れていますが、原理的にこのステンレスのドリップとペーパーのそれとは違わないはずなのに、ステンレスのはなかなか盛り上がらず、なんでだろうなんて思い悩んでいたのですが、結局豆の新鮮さに帰着した訳です。

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