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監督:李相日
収録時間:120分
レンタル開始日:2007-03-16

Story
『子ぎつねヘレン』の松雪泰子主演によるドラマ。昭和40年、閉鎖の迫る炭鉱を抱えた街を救うべく催される一大プロジェクト。その目玉となるフラダンスショーのために呼ばれた女ダンサーは、ド素人の炭鉱娘たちに嫌々(詳細こちら
 観てみると感動的な作品。
 これまたいい涙が出るよ。
 時代の設定が昭和40年代と言う、中途半端な感じもするが、常磐炭鉱とハワイアンセンターの相関関係を考えると、必然的な話である。
 短時間にこれだけのフラダンスを披露できるようになれるのは、踊っている人たちが役者さんだからか。
 が、それは素晴らしいフラダンスである。
 フラガールというだけあってフラダンスがきちんとしていなかったら、話にもならん。
 あのしずちゃんでさえ、きちんと踊るんだから、基本というものとか基礎というものあるいはコンセプトというものが如何に大事かということがわかる。
 そのしずちゃんであるが、まさか自分がしずちゃんで泣かされるとは、思ってもみなかったことだ。
 それは、誰だって自分はお笑いだからそれでいいなんて気持ちはないだろう。きちんとした映画に出る以上、自分は女優だというプロ意識は十分に持っていたろう。
 そのひたむきさ一生懸命さが十分に出ていた。監督がその素人っぽさをうまく引き出していた。
 富司純子は、ひときわ周囲からぬきんでいていた。
 大女優という貫禄であろう。素人っぽい人たちの集まりの中、一際プロ中のプロという感じであった。
 蒼井優は、どこにでもいるような姉ちゃんなのだが、本作では、フラダンスが際立ってうまいという感じだった。
 これからますます期待できる女優ではなかろうか。
 松雪泰子は、これらの個性あふれる女優たちの中にって、自分を主張できなかった。
 しかし、その設定のうまさから、自爆することもなかった。
 つまり、最初のアル中?らしき設定があったから、フラダンスの師匠としての個性が最後に生きてきたという感じである。
 だから、総じて監督の演出のうまさが際立った作品だったのではなかろうか。
 勿論最初のキャスティングから勝負は、はじまっているのだろうが、本作品は、監督の意図が十分に出ている作品だったように思う。