妻が病院に運ばれ、私が着いたとき、妻は仕切りに「ごめんね、ごめんね」と言っていました。それがうつ病との出会いでした。妻の友達がうつ病になったということは聞いていました。更年期のものだということでした。
他人事でした。
発症は母のせいです。
妻は私と息子と家を守るために必死になっていました。
母は卑怯にも妻を恫喝しました。演技しました。妻は耐えられずリストカットしてしまいました。
それでも母は警察にも消防にも電話をしませんでした。
妻がリストカットする前に二男に電話とメールをしていて、二男から連絡を貰った長男が救急を呼びました。それは5月26日のことでした。
あれから4ヶ月になります。妻は約一月で退院しましたが、一月に一度大学病院に通っています。私の夜勤の時は眠れず、その事で薬が増えました。今2種類寝る前に飲んでいます。
この時期日の出が遅くなり、日が短くなってきて感じることはセロトニンが減っていると言うことです。逆に妻の様子が変わらないことから薬が効いているんだな、薬のせいでなんとかもっているなということです。
あの日を思う度健気な妻が気の毒でなりません。
そして気持ちがくずおれそうになります。
うつ病は移るのだろうかと思ってしまいます。
くずおれそうになりながら、仕事をしている自分が不思議でなりません。
今朝、妻が電車で来ます。一緒に墓参りをします。
2日間一緒にいます。一緒にいることがなによりの薬ですから。