少年探偵 (一般書)
小路 幸也
ポプラ社
2015-01-14


 まあ、なんと言ったらいいのでしょうか、つまり江戸川乱歩のスピンオフ?
 小林少年はどうも微妙な境遇で、明智小五郎の種が入っているようないないようなそんなことを匂わせる記述もある。
 そして、ミステリーだもの、少し薀蓄を傾ける。

小路幸也
 その情報が爆発した時、闇は全部消えてしまうのだよ。
 覚えておきたまえ。
 知力は、頭をひねって、使って意味を持つのではない。
 情報と合わさって初めて大いなる力を得るのだよ。 

 なのだそうだ。
 つまり知力は、頭脳の問題ではなく、情報をいかに料理するかということを言いたいんだよねえ、作者は。
 私はその意見に賛成!
 さて、本件犯行であるが、

 真山。
 盗まれた大量の時計。
 消えていったたくさんの犬たち。
 そこに、もし、ダイナマイトの盗難が加わったとしたら君はどんな犯罪を組み立てる。

というのが最大のヒント。
 ミステリーはネタバレが怖いから、ここまでにしたい。