監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 真野響子
収録時間:99分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
マドンナに真野響子、特別ゲストで大御所・嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや”の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そこへ、大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して…。 (詳細はこちら
 第19作。
 アラカンがいなければ本作は成り立たないと言えるくらいの存在感で,マドンナ真野響子,はなんの役?と言う感じでしたな。
 作品群のオーソドックスな型にしっかりはまっているのだが,どうもしっくりしない。
 アラカンの存在感と真野響子の不存在感のせいである。
 冒頭の夢,江戸川河原でのドタバタ,とら屋での喧嘩,そして寅の失恋までいつもの型なのだが,特にさあ,そりゃあ真野響子が悪いわけじゃあるまいが,思わせぶりをさせといて実は別に男がいるでは,さくらがいつもいう,お兄ちゃんがかわいそうになってしまう。
 寅がかわいそう,そういう終わり方でしたな。
 寅も身を固めていればこれほど長きにわたりシリーズを渡り歩くこともなかったろうに…。
 いつからこのシリーズに出演する女性をマドンナということになったのかは知らないが,今回はマドンナとしての働きが不合格と言わざるを得ないね。