坐禅ガール
田口ランディ
祥伝社
2014-03-11


 田口ランディは個性的な作家だ。
 東根市立図書館でふと目についたので読んでみた。
 まず書き手が不思議な女を見つける。
 その女は東京都仙台の遠距離恋愛中だ。 

 仙台と東京を行き来する回数は最初は月に2回,そのうち月1回になり,とうとう2ヶ月に1回になった。 
 理由は金銭的な問題もあるけれど,それ以上にお互いの予定をすり合わせることができなくなったから。


 とまあ遠距離恋愛というのはそんなもんでしょうなあ。
 そんなことで彼女は年下の男と二股をかける。
 ところがその仙台の彼がどうやらあの巨大地震に巻き込まれたみたいで…。 

 「彼女とは別れる」と彼は言いました。
 「うん」
 「約束するから」
 年下の彼はそう言ってわたしを抱きしめた。
 なぜだろう。
 その日は一日心が壊死したみたいでした。

 心が壊死,って一体どんな感じなんだろうな。
 でもすごい表現だなと思って書き抜いた。
 書き手は女に坐禅を進める。
 書き手はどうやら日蓮宗の信者らしいのだが,外人の坐禅インストラクターに女を預ける,なんて話がダラダラと続く。
 1回読んだくらいではこの小説の真意はわからんねえ。
 だからといってまた読みたいとも思わない。
 不可思議な小説…。