監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 香川京子
収録時間:104分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
ビタミン剤のセールスマン・マイケルは遠くアリゾナからやって来たが、品物がまったく売れず行き倒れ寸前。そこで、“とらや”の人々が面倒をみることになるが、寅次郎はアメリカ嫌い。そこへ美しい英語の先生が寅の下を訪れ・・・。 (詳細はこちら

 第24作。
 アメリカ人がマジにさくらを好きになってしまう話。
 寅は、林寛子では無理で、香川京子、がマドンナになるという、老化が進んだことも否めない作品にもなった。
 そういう意味では異色。
 それからアメリカ人が鴨居に何度も頭を打ち付けるシーンは大阪の新喜劇的でもある。
 やはり品の良いご婦人は寅には無理か。
 ご婦人からすれば寅はちょうどいい下僕なんでしょう。
 寅のコピーは実は、源、なのだ。
 そんなこと気づいている人はあまりいないだろうが、源、の動きを見ていれば、つまり、寅は源、ということがわかってくる。
 源の姿が寅の姿。
 寅に納得したり反駁したりしながらこのシリーズのターンである。
 1作、1作、が個性があって同じではない。
 マンネリでもない。
 そうしない努力がしっかりなされていることに気付かされた今回の視聴感である。