夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

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カテゴリ: 映画 あ行

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 吉岡秀隆、 都はるみ
収録時間:101分
レンタル開始日:2004-12-23

Story
当時芸能界を引退する直前だった都はるみをマドンナ役に配したシリーズ第31作目。“普通のおばさん”になりたくて佐渡へ失踪して来た演歌の女王・京はるみ。そんなこととは知らずに寅次郎は、傷心の彼女を元気づける。 (詳細はこちら
 第31作。
 ちょっとお休みねと、箸休め、の感もある。 
 確かに本線からはそれているが、だからといって寅のお約束は守られ、なのに一つの作品として独立している。
 当然大スターがマドンナになりうるわけがないが、それでも観客にそんなことあるかもしれないよと言う思いをさせるあたりはテクニシャンだねえ。
 寅は相手が大スターだと知っていながら知らないふりをして普通に接する。 
 その辺が寅の偉大なところ。
 寅の新鮮さがだんだんなくなってきて、逆にいぶし銀的な寅が現れている。
 いよいよ寅コーチの本格的出番か。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 吉岡秀隆、 田中裕子
収録時間:106分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
人気「男はつらいよ」シリーズ第30作。大分で知り合った気の弱い青年・三郎は動物園の飼育係。やはり同宿したOLの蛍子に一目惚れするが、なかなか一歩が踏み出せないでいた。そこで我らが寅次郎の恋愛指南となる。 (詳細はこちら

 第30作。
 特に芸能人のゴシップになど興味はないが、本作の二人は本物の夫婦であり、不倫報道もされていたらしいので、どうも気にかかる。
 田中裕子の方は今NHKBS3で朝、おしん、に出ているが、本当にどうでもいいことだけど、寅の時かおしんの時かと気にかかる。 
 それはともかく、いよいよ寅は恋のコーチに成り果てたのだ。
 現役引退ですなあ。
 がっかりしてしまうが、そのほうが自然だと言うわけだ。
 寅、の映画は偉大なるマンネリかそうでないか、といえば、マンネリなどとんでもない、本当に丁寧に良くできた映画だ、と私は思う。
 1作1作に何らかの主張が込められている。
 1作も抜けがない。
 本当に素晴らしい。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 吉岡秀隆、 音無美紀子
収録時間:101分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
人気シリーズの劇場版第28作目。九州路の日田で知り合った若い娘・愛子に商売のサクラを務めてもらった寅次郎。病気で寝ている昔の仲間から、自分が死んだら女房をもらってくれと言われてドキれてしま…。 (詳細はこちら
 
 第28作。
 前回の、浪花の恋の寅次郎、から、吉岡秀隆、が光男役を演じている。
 彼は最後の方で重要な役を引き受けることになる。
 それはともかく、本作はまた異色、と言えるものだろう。 
 寅は、まともな結婚を望んでいないのだろうか。
 今回もまた寅はふられていない。
 音無美紀子が寅の意思を確認した段階で、寅がOKを出していたらどうなったのか。
 寅は音無美紀子の気持ちを、汲んだのか、逃げたのか。
 これに岸本加世子やら地井武男やらが絡むという出演者に関しては豪華な感じの作品であった。
 このシリーズの魅力はなんといってもブレのないこと。
 だから観客は先が読める。
 それが大きな魅力なのだ。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 伊藤蘭
収録時間:98分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
人気シリーズの第26作目。北海道・江差で仲間の墓参りをした寅次郎は、その娘・すみれと出会い、東京での勉学の世話をすることになった。定時制高校に通うすみれの活き活きとした姿を見た寅次郎は自分も入学願書を出すが…。 (詳細はこちら
 第26作。
 伊藤蘭もこの作品の頃は若々しかったが、今や還暦を数年すぎ、そういう寅はその娘の親代わりで面倒をみるというパターンですな。
 このシリーズはいわば寅の老化との戦いでもあったようで、まあそれでもとにかく49作まで行ったのだから大したものだ。
 恋をして恋に破れを繰り返す寅、やはりサライですかねえ、まあ今回は恋にならぬというほかないので、別品、とでもいったらどうだろうかねえ。
 もう50年近く前の世の中がこうして映画で観ることができるということがわかった。
 映画はその時だけのものではない。
 その後にも延々と生き続ける代物なのである。
 したがって中途半端な作品は作れないということでしょうなあ。
 今は年老いた人たちや亡くなった人たちがいきいきしている姿をみると、本当に映画というものは素晴らしいものだなあと思えてしまう。
 

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 浅丘ルリ子
収録時間:104分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
旅回り歌手・リリーから“沖縄で入院中”との便りが届き、寅次郎は急遽沖縄へ。看病した甲斐もあって快方に向かい、ふたりは夫婦気取りの生活を始めるが…。『寅次郎相合い傘』に続いて浅丘ルリ子が3度目のマドンナ役を演じる。 (詳細はこちら
 
 第25作。
 本当のターニングポイント作品。
 ちょうど折り返し点。
 それがこのリリーもの。
 寅の恋路はこの一作に収斂される。
 何はともあれこの作品としか言いようがない。 
 この作品を深読みすれば、お互い自己をわきまえていたということかなあ。
 好きあっている、引きあっている、のはわかっていながら、その先もわかっている、だから、一緒にならない。
 そういう生き様なんだよ、寅もリリーも。
 そのことも観客もわかっているから、一時の、二人の夫婦模様、を楽しんだ、ということである。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 香川京子
収録時間:104分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
ビタミン剤のセールスマン・マイケルは遠くアリゾナからやって来たが、品物がまったく売れず行き倒れ寸前。そこで、“とらや”の人々が面倒をみることになるが、寅次郎はアメリカ嫌い。そこへ美しい英語の先生が寅の下を訪れ・・・。 (詳細はこちら

 第24作。
 アメリカ人がマジにさくらを好きになってしまう話。
 寅は、林寛子では無理で、香川京子、がマドンナになるという、老化が進んだことも否めない作品にもなった。
 そういう意味では異色。
 それからアメリカ人が鴨居に何度も頭を打ち付けるシーンは大阪の新喜劇的でもある。
 やはり品の良いご婦人は寅には無理か。
 ご婦人からすれば寅はちょうどいい下僕なんでしょう。
 寅のコピーは実は、源、なのだ。
 そんなこと気づいている人はあまりいないだろうが、源、の動きを見ていれば、つまり、寅は源、ということがわかってくる。
 源の姿が寅の姿。
 寅に納得したり反駁したりしながらこのシリーズのターンである。
 1作、1作、が個性があって同じではない。
 マンネリでもない。
 そうしない努力がしっかりなされていることに気付かされた今回の視聴感である。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 桃井かおり
収録時間:107分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
北海道で出会った一人旅を楽しむ娘。その後、彼女は会社社長令息との結婚式を途中で抜け出し、寅を頼って柴又までやって来てしまった。当時の女優であった桃井かおりをマドンナに起用した人気シリーズ劇場版の第23弾。 (詳細はこちら

 第23作。
 シリーズもほぼ半ば。 
 寅も桃井かおりすら恋人にできず、つまり桃井かおりすら小娘になってしまうという重大な事実に気づいてしまう私なのだった。
 桃井かおりは一息ついてまた同じ人つまり布施明と結婚してしまうという話でちょっとこれまでの話とは流れが違うのである。 
 木暮実千代なんて懐かしい女優がねえ、本当にいい味を出していましてねえ、映画の人というのは死ぬことがないんですよねえ、本当にうらやましいこってす。 

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 大原麗子
収録時間:104分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
旅先で人生のはかなさに思い至った寅次郎は柴又に立ち寄り、修行の旅に出ることを宣言する。しかし、“とらや”のお手伝い・早苗の姿を見るや否やそんな決意はどこへやら。夫と別居中という彼女に同情する寅に、周囲の反応は…。 (詳細はこちら
 第22作。
 怒涛の寄りですな。
 おかげで,ぽすれん,は今月制限枚数を超えてしまいました。
 それはともかく,このシリーズ,ホラーも感じますね。
 そう,大原麗子さん,今回の寅の夢は,寅観音で僧形,映画の中では,人間は結局死ねば骨になる,だったか,骨しか残らない,だったか,ともかく,大原麗子さんの最期はそんな感じだったですよねえ…,ご冥福をお祈りします。
 寅のふられ方も様々あるが,相手に男がいる,というのが観客は一番スッキリするような気がするし,その男に寅がアドバイスする,事情を寅がよく理解しているとなると,それ以上は問題がないということになりましょうな。
 今回はいとこどうしなどという問題もありますが,寅が理解を示していることでもありますから,良かったということになります。
 ただ,都市伝説と言うかホラー話というか,このシリーズは本当にいろいろありますね。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 真野響子
収録時間:99分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
マドンナに真野響子、特別ゲストで大御所・嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや”の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そこへ、大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して…。 (詳細はこちら
 第19作。
 アラカンがいなければ本作は成り立たないと言えるくらいの存在感で,マドンナ真野響子,はなんの役?と言う感じでしたな。
 作品群のオーソドックスな型にしっかりはまっているのだが,どうもしっくりしない。
 アラカンの存在感と真野響子の不存在感のせいである。
 冒頭の夢,江戸川河原でのドタバタ,とら屋での喧嘩,そして寅の失恋までいつもの型なのだが,特にさあ,そりゃあ真野響子が悪いわけじゃあるまいが,思わせぶりをさせといて実は別に男がいるでは,さくらがいつもいう,お兄ちゃんがかわいそうになってしまう。
 寅がかわいそう,そういう終わり方でしたな。
 寅も身を固めていればこれほど長きにわたりシリーズを渡り歩くこともなかったろうに…。
 いつからこのシリーズに出演する女性をマドンナということになったのかは知らないが,今回はマドンナとしての働きが不合格と言わざるを得ないね。

監督:山田洋次
出演者:渥美清、 倍賞千恵子、 前田吟、 佐藤蛾次郎、 下條正巳、 笠智衆、 木の実ナナ
収録時間:107分
レンタル開始日:2004-11-25

Story
人気シリーズ「男はつらいよ」第21作目。さくらの幼馴染みの踊り子・奈々子に夢中になった寅次郎は、浅草国際劇場へ通い詰める。そこへ、九州で知り合った青年が寅を頼って上京。彼も一緒になってレビュー狂いになってしまう。 (詳細はこちら
 第21作。
 ちょっと疲れたかな,と言う感じか。
 言いたいことはわかるがきちんと描ききれていない歯がゆさ。
 跡継ぎとして期待されていた寅次郎が結局フーテンの道を歩みますという静かな宣言的な作品だと思う。
 そんなにひどくない見合い相手,先方も寅の素性を知っておりながらOK,寅も自分の立ち位置について,もう恋だのなんだのと言ってもいられないといって一気に落ち着こうとするのだが…。 
 それにしても次から次へと出てくる寅のマドンナはどうしてあーも寅さんをその気にさせてふってしまうんだろうな。
 観客も気持ち良いフラレを期待している。 
 だからすれ違いで別れたり,どっちつかずで別れたりする終末はあまり観客は好まない。 
 そういう意味で今回は普通のふられ方であった。

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