夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

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カテゴリ: 映画 た行

監督:山田洋次
出演者:橋爪功、 吉行和子、 西村まさ彦、 夏川結衣、 中嶋朋子、 林家正蔵、 妻夫木聡、 蒼井優、 藤山扇治郎、 広岡由里子、 北山雅康、 大沼柚希、 小林颯、 小川絵莉、 徳永ゆうき、 小林稔侍、 風吹ジュン、 木場勝己、 立川志らく、 笹野高史、 笑福亭鶴瓶
収録時間:123分
レンタル開始日:2018-11-07

Story
「主婦への賛歌」をテーマに山田洋次監督がメガホンを取ったシリーズ第3作。家事の合間、うとうとしている隙に泥棒に入られ、へそくりを盗まれた史枝。夫・幸之助からへそくりについて嫌味を言われた史枝は不満が爆発し、家から飛び出してしまう。 (詳細はこちら

 いかにも山田洋次作品だが男はつらいよシリーズのようなキレはなくなった。
 しかしこのシリーズは家族がテーマであり,家族に何かあれば家族が集まって様々にからんで物語が進む。
 今回が第3作なのであるが, 寅さん同様マンネリがほのぼのとあるいはほっとする家族のあり方を感じて幸せな気持ちになれるのである。
 今回は夏川結衣が家出をするのだが,私は 西村まさ彦の夫としての在り方に疑問を持った。
 このような,主婦を理解しない夫がまだこの世に存在するのであろうか。
 今や離婚天国の日本。
 このような夫はすぐに離婚されてしまうのではなかろうか。
 またいわゆる専業主婦というのがどれほど日本にいるのかわからないけれども私自身定年退職後ボランティア的な仕事をしながら逆に妻が正職に就くというような事態の中,主夫業も少ししているのだが,確かに家事というのはとても大変なことなのだと感じている。
 そのことについてはきちんとした理解が必要だと思う。
 少なくとも,お前は家にいて何もしてない,とか,のんびりしているんじゃないか,などという言い方はありえない話だ。
 これからは専業主婦などという仕事はだんだん減って行くのではなかろうか。
 仕事に生きがいを感じればいわゆる家事は夫婦で分担すべきものに変化していくに違いない。
 そういう意味でこの家族には何か違和感を感じる。

ちょっと今から仕事やめてくる 通常版 [DVD]
福士蒼汰
KADOKAWA / 角川書店
2017-12-08



 吉田鋼太郎のパワハラぶりが恐ろしい。
 いまどきあれだけのバカはいないと思われる。 
 少しでも気に入らないことを上司がすれば,それはパワハラだからだ。
 でもできない部下に強い言葉をかけることはあるよね。 
 それにしても,黒木華,は下手だ。
 この映画では重要な役割なんだが,この映画を消化しきれていない。
 福士蒼汰は順調だ。
 工藤阿須加もおもしろい。
 それだけに黒木華の下手さが目立ってしまった。
 まあ面白い話だったが,墓場の鬼太郎,的なシーンはいかがなものか。



 うーむ、何も悪くはない。
 悪くはないのだが、沈黙、を観たあとなのでなんと稚拙なのかというのが感想。
 堺雅人も高畑充希も悪くはない。
 いやいいだけだ。
 が、沈黙、のようないい作品を観たあとはだめなんですなあ、奇をてらいすぎると。
 いいんですよ、昔の江ノ電が黄泉行きなんてのは。
 泣けるんですよ、生まれ変わり死に変わりしてもいつも一緒になっている夫婦、今回は、更に年齢差を付けたのにまた一緒になっているなんて、そんな話を聞くと私も妻も泣けるんですよ、だってそ言う意識強すぎ夫婦ですから。
 ○付けますよ、この作品には。
 沈黙、観ても観ていなくても、鎌倉物語、は、鎌倉物語、です。

沈黙-サイレンス- [DVD]
アンドリュー・ガーフィールド
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2017-08-02



 こんなに真面目な映画を観た記憶がない。
 遠藤周作、の、代表作なのだが、その原作もまだ読んでいない。
 そもそも狐狸庵先生シリーズなどというものばかり読んで、本当はこの、沈黙、に代表されるカトリックものがその本線だったのだ。
 そのうち狐狸庵先生は亡くなられるし。
 そして先生のことは忘れてしまったし。
 何気なくひかりTVを観ていたらこの作品にあたった。
 信仰というものの尊さ。
 いわゆる宗教の自由ですか、字面だけではだめだよ。
 映画の中で日本人は真のキリスト教を理解していないようなことを説いているシーンがあったが、そのとおりだろう。
 真のキリスト教を理解していたならばキリスト教を邪教などということはなかったのだ。
 だって仏教をすんなり中に入れてしまったではないか。
 この映画を観て私なりに考えたことは、相手の国の言葉も覚えずして無理に教義を押し付けてきたことで無理が入ったんだろうなあ。
 神が沈黙していたのではなく、神は沈黙するもの、なのだろうか。
 遠藤周作の原作をじっくり読むことにした。
 

アレック・ボールドウィン
東宝
1995-02-01

 こういう丁寧な作品が私は好きだ。
 11分ルールもきちんとしている。
 すなわち冒頭11分にこの映画の出演者が揃う。
 何が始まるかはわからないが、誰が何なのかがはっきりわかる。
 女子大生被害の連続レイプ事件が縦糸である。
 でもそれは見せ糸で実は大きな意味をなさない。
 でも一種の伏線ではある。
 本当にいいよね、いいよねと何回も言いたくなるような映画。
 私はこれだといくら眠くなっても寝ることはないよ。
 しかしね、妊娠促進剤なんて昔はあったんだねえ。
 四半世紀前の話だ。
 25年前私もまだ30代その頃の話。
 いやあ本当にいい映画でした。
 感動した。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 通常版 [DVD]
大泉 洋
アミューズソフトエンタテインメント
2013-11-01


 大泉洋は北海道にこだわりすぎていてあまり好きじゃない。 
 またこのシリーズも騒がしすぎて好きじゃない。 
 が、松田龍平がいて 全てを中和している。
 彼の役割はこのシリーズでは大である。
 またこのシリーズの2は秀逸ではないか。
 ストーリーもきちんとしているし 最後には感情移入してしまって涙まで 出してしまった。
 大泉洋とか煩雑な アクションを差し引いてもこの作品は素晴らしい。
 What a wonderful cinema!

ちょっと今から仕事やめてくる 通常版 [DVD]
福士蒼汰
KADOKAWA / 角川書店
2017-12-08


 職場のいやらしさが十分出ている。
 こんな職場多分ザラだろうが、この吉田鋼太郎のようなパワハラ上司は糾弾される時代だ。
 それにめげない明日香君がとても新鮮だ。
 死ぬか逃げるかか。
 あるいはズルもあり。
 そんなのみんな見え見えの中不思議な存在の福士蒼汰、ここだけなんかふわっと現実離れしていて、双子の存在を疑いつつ現代の幽霊話かなんて期待をこめながら観ていた。
 結論は冒頭に行き着くわけで大団円シャンシャンは日本映画のお約束か。
 でもやっぱり、What a wonderful cinema!
  今日も愉しませてもらった。
 映画、ありがとう! 

 

殿、利息でござる! [DVD]
阿部サダヲ
松竹
2016-10-05


 時代劇で泣くとは思わなかった。
 私は、全編泣いていた。
 映画の大事な部分、感情移入ですなあ。
 目が見えない弟ですか。
 羽生結弦の殿様に拍手喝采。
 彼は、オリンピック後間違いなく俳優になるのですな。
 山崎努はあまりにも達者だ。
 あの、小銭だめ、彼ならあり得る話だ。 
 
のぼうの城 通常版 [DVD]
野村萬斎
Happinet(SB)(D)
2013-05-02



も観ましたが、こっちは途中で寝てしまった。
 それだけつまらなかった。
 殿、利息でござるは、本当によくできた映画で、本当に感動した。

超高速! 参勤交代リターンズ [DVD]
佐々木蔵之介
松竹
2017-02-08



 連作もので、あとのほうが出来がいいというのは珍しいが、本作はその珍しいほうである。
 前の作品をきちんと理解していないと後の作品の良さがわからない。
 また、前の作品との整合性がなければおかしくなる。
 それらがきちんとしているから、本作が生きているということになろう。
 陣内孝則の悪役ぶりが凄い。
 本当に憎くなる。
 佐々木蔵之介以下の強さが際立っている。
 たまに深キョンが主張するのもいい。
 だから、安心して観られる。
 まさに映画とは娯楽である。
 観ていて応援したくなる。
 つまり、映画とは、感情移入でもある。
 

超高速! 参勤交代 [DVD]
佐々木蔵之介
松竹
2014-11-12


 いやあ、良かったですなあ。
 大名が強すぎるのはいかがなものかと思うものの、何しろ映画は楽しくなければいけない。
 そこに、横糸で入る深キョンも良し。
 佐々木蔵之介の雰囲気も実によい。
 陣内孝則の憎々しさも感情移入できるくらいだ。
 つまり、観客の心を鷲摑みしているのである。
 今更映画論でもないが、私は、映画の要素の一つに感情移入というのがあると思う。
 感情移入というのは、観客の共感ということである。
 つまり、次がどうなるかという期待があって、その期待通りにことが運べば、観客は湧くのである。
 私は、本作では、佐々木蔵之介と深キョンの恋に一番注目していた。
 これまでの歴史認識ではありえない恋であり、どうなることかと期待しながら観ていた。
 あとは、ネタバレになるので、これ以上は書かないけれど。
 冒頭の感想が全てである。
 

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