夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

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カテゴリ: 映画 や行

映画 「予告犯」 (通常版) [DVD]
生田斗真
TCエンタテインメント
2015-12-04


 いやあ、なぜこの短期間にまたこの映画かと言うと、単純に日本映画専門チャンネルに引き込まれてしまったという他ない。
 この映画は何回か観て段々に良さがわかってくるものなのかもしれない。
 前回批判した戸田恵梨香様に関しては、今回はその評価が大幅に変わった。
 ああ言う人がいてもいいと思う。
 荒川良々という俳優もいい。
 下手にお笑いの誰々なんて言うよりきちんとした名前できちんとした演技をしているわけだから評価できる。
 生田斗真はなぜ一人で死ななければならなかったんだろうな。
 他の3人を助けたのはなぜだったろうな。
 この競争社会でうまく行く人いかない人様々だが、戸田恵梨香様は這い上がった成功者というわけで、その差は紙一重…なのかなあ?
 いずれ、競争というのは疲れる。なければいい。

野獣死すべし 角川映画 THE BEST [DVD]
松田優作
KADOKAWA / 角川書店
2016-01-29


 昭和55年の作品だそうだ。
 ラストの解釈について観客の感性に任せるという方法が取られている。
 したがって正解はない。
 普通に考えれば戦場カメラマンが精神に異常をきたし異常な行動に走ったということになろう。
 その結果あのラストシーンになる。
 そこで室田日出男が射ったのか、狙撃隊が射ったのかは不明だが、そんなことどうでもいい。
 急行八甲田で異常をきたした松田優作の演技が映画の中でまるで演劇のように過ぎ、ラストの前のシーンは完全に舞台であった。
 こういうのが日本映画だった。
 だからわかりにくくて観客数が伸びなかった。
 でも、こういう作品があるから今の日本映画があるとも言えよう。
 解釈は自由でいい。
 

映画 「予告犯」 (通常版) [DVD]
生田斗真
TCエンタテインメント
2015-12-04



 日本映画もここまで表現できるようになったんだなあとまずは無感量に浸る。
 こういう団体ものつまりチームワークに対し我々観客が熱くなれるのは邦画にはあまりなかった。
 だいたい洋画のチームワークものはそのチームが悪だった。 
 本作もそのとおり悪なのだが、その悪に対し観客がエールをやりたいと思う仕組みになっている。
 そう思わせる1つに戸田恵梨香の憎々しさがある。 
 それは生理的な肉肉しさで、私には到底受け入れられないものだった。 
 そこまで計算したものだったとすれば、本作は秀作である。

3
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収録時間:112分
レンタル開始日:2006-11-10

Story
東京国際映画祭で4冠を受賞した、根岸吉太郎監督による感動ドラマ。事業の失敗により妻も友も失った学は、故郷の帯広で兄の経営する“ばんえい競馬”で見習いとして働き始める。彼はそこで、まるで自分と同じように(詳細こちら

 結構退屈な映画だった。
 東京で企業経営に失敗し何年かぶりで故郷に帰ってきた主人公の話だが、企業倒産にしろ、ぼけた母親にしろ、ばんえい競馬そのものにしろ、きれいすぎる。
 映画であることを割り引いても、どうも合点がいかない。というよりも、映画だからこそ、もっとリアリティーがほしかった。
 映画は、芸術である。本作で最も芸術的なのは、ばんえい競馬に出る馬そのものだろう。
 馬を実にきれいに映像化したなと感心した。
 本作には、草笛光子、小泉今日子、吹石一恵の三世代に渡る女優が出演する。
 草笛光子は、実にうまい。自分の置かれている立場をきちんと演技していた。13年も故郷に帰らぬ息子のことなど忘れてしまうのはあたりまえのことだ。
 しかし、あたりまえと思いつつも、実は、彼女は、故郷を捨てた息子のことがわかっていながら、知らないふりをしたのではないかと思わせるだけの演技があった。素晴らしい。
小泉今日子は、年相応のどこにでもいる女性を演じきった。もはやアイドルではない。私は、女優だ!ということを演技で主張したように思う。
 パトロンと真に愛する男の間を揺れ動く女性の役がまるで自分のことのように演じていた。うまい。
 それに比べて吹石一恵は、もう少しなんとかならないのか。どうも邪魔な役だったなと言う感じがした。雲の上のような存在の天才騎手を父に持ち、自分も騎手になったというシチュエーションにもかかわらず、彼女に騎手をさせたら駄目じゃないかというくらいヘタだった。
 この騎手は何も若い女性でなくても良かったように思う。これから伸びる女優だろうから、今後に期待したい。
 せっかくばんえい競馬をバックにするのだから、初めての人でも分かるような仕組みの説明があっても良かったように思う。でないと、このゲームは、一体何だったのかと思わざるを得ないではないか。
 ここまでをまとめるとこうだ。
 冒頭に書いたとおり、退屈が全体を覆っていた。それは、ストーリーの振幅が少なかったからだろう。
 どうしてもこぶりな感じがしてならなかった。素晴らしい役者がそろっていただけに惜しい感じがした。

 

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監督:三池崇史
収録時間:124分
レンタル開始日:2006-02-03

Story
三池崇史監督、水木しげる、京極夏彦らによるプロデュースチーム「怪」が手掛け、人気俳優が多数出演した冒険物語。神木隆之介演じるいじめられっ子の少年がひょんなことから正義の味方となり、日本の妖怪たちと力を(詳細こちら

 夏休みのお子ちゃま用の映画といえばそれだけだ。
 だが、映画を観るものとして、それで終わりにしてはいけない。それなりのコメントをつけなければ。
 それにしても、水木しげる氏、荒俣宏氏、宮部みゆき氏、京極夏彦氏とそうそうたるメンバーが仕切りながら、不完全燃焼なのはなぜか。
 お子ちゃま用だからだけではなくて、妖怪の真髄を表現し切れなかったからではないのか。
 妖怪のおどろおどろしさがなくて、ただただ現代人が納得するように作られた話にしか過ぎないから、つまらなかったのだと思う。
 しかし、CGがひどすぎる。最初からCGとわかる映画というのも久しぶりに見た。メークもひどすぎる。芸術性から見ると明らかに落第点だ。
 かなりいい俳優さんが出ているのにね。
 栗山千明と高橋眞唯の尻と横脚だけが見所では、やはりこの映画は救われない。これから地上波に戻ってもきっと視聴率は取れまいよ。
 岡村の小豆爺の最後の一粒というのがどうも理解しきれないんだが、誰かご教示あれ。
 薄汚い昔風のというかチャップリンのモダンタイムズのような機械でなんであのような素晴らしい技術ができるのか不思議だ。ともかく、機械と妖怪が合体すること自体納得できないのだが。
 そのような中、子役の神木隆之介くんが奮闘していた。
 子役は大成できないというジンクスもあるようだから、神木くんよ、あまりがんばるなよ。
 冒頭に書いたとおり、本作は、お子ちゃま用なのだが、だから、お子ちゃま用に手を抜いてはいけないと思う。お子ちゃまにこそリアリティーをみせてほしいものだ。まさに、本作のような映画を子供だましというのだろう。
 子供ですら、拒否してしまうんじゃないのか。
 妖怪が出るのなら、妖怪についてきちんと子供にもわかるような話がほしいものだ。その意味で本作は失敗作だと思う。
 水木氏には、もう一度がんばって心に残る妖怪映画の監修をしてほしい。

 

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監督:塩田明彦

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SMAPの草なぎ剛主演によるファンタジードラマ。阿蘇地方で、死んだ人間が甦るという奇妙な現象が起きる。厚生労働省勤務の川田平太は現象を解明すべく、現地へと赴くのだったが…。...(詳細こちら

 この映画の芸術性は、敢えて言えば、人かな。

 竹内結子とか石田ゆり子という当代きっての女優に、アイドル俳優、そしてお笑い芸人。

 彼らが一生懸命自分の役に挑んでいる。

 そこが魅力だ。

 たとえば、極楽とんぼの山本圭壱は、お笑いとは思えない存在感をもっていた。

 比べてはなるまいが、トミーズ雅よりはずっと役になっていた。

 剛は、相変わらず、草だ。

 役柄ではなくて、草その者だ。その点で、吉岡秀隆的でもある。

 死んだ人に会えるというのは、娯楽的にどうなのか。

 私も、死んだ人で会ってみたい人はいる。

 父とか祖父とかかな。

 現実にそのようなことを考えると、大変だと思う。

 会いたくない人にも会ってしまうようなことにもなるだろうな。

 やはり、死んだ人とは、心の中でだけ会っていればそれで済むよな。

 それにしても竹内結子は、なぜ、このような陰の薄い役回りばかりなんだろう。

 実に不思議である。

 心霊的に、そのようなものに取り憑かれたりしないだろうかと心配だ。

 役的に彼女は、もう少し上品な方があっているような気もする。

 いずれにしろ、さまざま役をそつなくこなしている女優である。

 石田ゆり子の不機嫌な顔が本作も冴え渡った。

 彼女は、背中でも演じることが出来るんだな。

 ラーメン屋のシーンで、彼女は、後ろ姿から登場するの   だが、この後ろ姿が実にすてきであった。

 話がSFっぽい。現実離れしている。

 そこのところを、観衆に感情移入させると言うことは実に難しいことではないのか。

 特に、心霊的になると、どうしても、見ながら、こんな話ないよななんて思ってしまう。

 映画のテーマ選びは、それほど難しいと言うことか。

 

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監督:佐々部清

Story
朝倉卓弥原作の同名小説を、吉岡秀隆と石田ゆり子の共演により映画化したファンタジックラブストーリー。不慮の事故により夢を絶たれたピアニストの男・如月敬輔と、落雷事故により4日間の命と診断された女性・岩村...(詳細こちら) 

 吉岡秀隆という役者は、吉岡秀隆以外の何者にもなり得ないんだなと言うことを本作でも強く感じた。
 大概俳優は、与えられた役になりきるものなのだが、吉岡に関しては、吉岡が如月敬輔になるということはなく、如月が吉岡秀隆に過ぎないという結果になるのである。
 彼の場合、始まりは、「北の国から」なんだろうが、なんと言っても彼と役が一致したのは、「寅さん」の満男だろう。あのときから彼は何ら変わりない。だから、今回も満男が如月になったと感じるだけだった。
 それはともかく、今回の女優陣の真面目さには、心が打たれた。
 まず子役、尾高杏奈、障害者の演技が実にうまい。これから先どれだけの役者になることやら。
 松坂慶子も凄い。寝たきりであれだけの演技が出来るのだから。
 そして、なんと言っても、石田ゆり子。存在感が出てきたな。彼女は、脚で演技が出来る数少ない女優だと思う。前回の解夏で見た時の力強い脚は、今回、内股のひ弱な脚に変わっていた。
 日本を代表する女優さんに対して貧乳等という形容詞を与えていいものかどうか迷うが、胸のない女性というのは、実にすてきな感じがする。もちろん大きな胸の女優もすてきだが。
 本作は、話が実に不条理だなと感じた。その不条理な中を俳優陣もまた原作の中の人々もけなげに生き続ける。そして、落雷事故だろう。なぜ彼女があそこで落雷事故に遭わなければならないのだろうか。
 母を失い、父を失い、子が出来ないことから嫁ぎ先に離別された不幸な女、ここまで不幸でいいのだろうか。
 主人公もまた、なぜ、天才ピアニストの名をほしいままにしていながら、左手を拳銃で撃ち抜かれたりするのか
 また、なぜ、医師の妻が突然の交通事故で寝たきりになってしまうのか。
 そして、なぜ、基督教なのか分からなかったのだが、でも、泣きに泣けた珠玉の名作であることは間違いない。
 映画の総合力が出ていたと思う。出演者達の紛れもないチームワークの賜という感じがした。

 

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 9月7日(木)、午後「容疑者 室井慎次」を見た。 なんとなく、見てみたくなったのだ。 それよりも、ネットで券が買えるということに感動した。 http://webjpn00.warnermycal.com/wm/app?JobID=pc.perform&siteID=811017&displayID=PC0301

 ワーナーマイカルシネマズでは、e席リザーブという方法でネットで席を予約できる。

 ネットで予約し、映画館の発券機にvisaカードを入れると、予約した席の入場券が出てくる仕組みなのだ。

 すごいね、これ。本当に感動してしまった。

 それに引き換え、映画のほうは、専門家の目から見ればあまりにもめちゃくちゃで、これまでの湾岸署もののほうが、どこで見ていたのか、警察署の中がリアルに描かれていたものだから、この映画の評価は、マイナスとしかいえない。

 まず、法の解釈があまりにもめちゃくちゃだ。室井管理官を特別公務員暴行凌逆罪の共同共謀正犯で告訴するなら、実行犯をまず逮捕しなければならないはずなのにしていない。

 きっと、映画の中に出ていないが、そんなことは既になされているのだなどときっと言い訳するんだろうが、それじゃ、実行犯は誰?

 この映画をよくするつもりだったら、もう少し、法律を吟味してほしかった。

 大体3アミーゴスが出たところが一番沸くような映画では、テレビのワイド劇場にもかなわないんじゃないか。

 

カミカツ

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