夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

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カテゴリ: 著者 さ行



 まず
◎ アボカド納豆丼
 (アボカド1口大1/2個,納豆1パック,長芋50g,卵2個,ご飯280g,万能ねぎ適量,海苔佃煮小1)
1 納豆,海苔佃煮,ネギを混ぜ合わせる。
2 卵1個ずつ別々に割り入れ爪楊枝で1箇所穴を開けレンジ1分半(500w)。
3 ご飯,長芋,アボカド,納豆,温泉卵,刻み海苔。 
 
の手順。
 卵でレンジって大丈夫なのかな。
 爪楊枝で穴を開けると温泉卵になるのだろうか。
 次,
◎ 紅茶のフレンチトースト
1 ボウルに卵1個を割り入れほぐし,砂糖,ミルクティーを入れて混ぜ合わせる。
2 食パン(2枚)は耳を切り落とし4等分にしてバットに並べて1の卵液に浸し途中でひっくり返す。
3 フライパンにバターを入れ熱し2のパンを入れ両面をこんがり焼く。
  器に盛りフルーツを添える。

ちょっとうまそうだな。
 たまに朝パンを食べることがあるので,その時作ってみようかな。
 ところでいいパンは3日もするとカビが生えるのだ。
 だから1週間以上日持ちするパンなんて本当に信じられない話だね。
 この,紅茶のフレンチトースト,は作ったらブログにアップだね。 




 次のサンドイッチはすでに何回か作った。

◎ 海苔チーズサンド
1 食パンは2枚とも耳を切り落とし片面にバターを薄く塗る。
2 1の食パン1枚にプロセスチーズ,海苔を順に乗せ,もう1枚のパンを重ねる。
3 3等分に切る。


 耳を切るのはもったいないので切らないことにしている。

◎ 柿のフルーツサンド
1 食パンは2枚とも片面に無塩バター,紅茶クリームを順に塗る。
2 1のパン1枚に柿を並べもう1枚のパンを重ねる。
3 ラップフィルムで包み,冷蔵庫で15分ほど休ませる。
4 耳を切り落とし半分に切る。


 紅茶クリームはかなり探したが見つからなかった。
 料理はレシピはレシピとして自分流にアレンジするのがよいことがこのごろわかってきた。

訣別の森 (講談社文庫)
末浦広海
講談社
2013-11-22




 第54回(2008年)江戸川乱歩賞受賞作。
 ヘリコプター,鹿,狼,犬,元自衛隊員入り乱れての壮大なサスペンス。 
 でも人間ドラマはあるけれど,ミステリーとは認められないな。
 江戸川乱歩賞はいつからミステリーの賞ではなくなったのか。
 そんな感じがするなあ。
 壮大な人間ドラマならともかく,自衛隊の中にシャブが持ち込まれたり,その隊員が不穏な死を遂げたり,ヘリコプターが墜落したり,それをドクターヘリが発見したり,と実にくるくる話しが変わるのであるが,それだけの話。
 あー,今日も本当のミステリーが読みたい!




 第14回(2016年)「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
 株取引をメインにしたサスペンスもの。
 株取引素人には,えっ!,こんなことあり,みたいな感じ。
 わかっている人には,こんなことありえない,と言う感じか。
 いずれにしろ,読み手である私は素人なのでなるほどなるほど,面白いもんだねえ,なんて読み進んだ。
 登場人物の起死回生の行動で針路は大きく変わった。
 「このミステリーがすごい!」という感想が審査員にあったということでしょうが,ミステリーというカテゴリーに果たして本作が入るかどうかは疑問だ。

沈底魚 (講談社文庫)
曽根圭介
講談社
2013-11-22


 第53回(2007年)江戸川乱歩賞受賞作品。 
 これまた質の高い素晴らしいエスピオナージュ。
 新人賞を越しておりますなあ。
 作者の警察に対する取材力がしっかりしているので,あまり明らかにされていない公安警察の一端が垣間見える。
 女性理事官がキーだろうなあと思ったが…。
 こういうエスピオナージュは心理戦が多くて分厚い本をつまらないまま読み進めるのだが,本作は身内同士の暴力行為が入り,しかも階級が命の警察で警部補が警部に逆らったり…,様々な面白い動きが認められる。
 公安警察の結構深部まで立ち入った感があるが,Sの獲得方策糖具体的なところまでは入れなかったようだな。
 それにしても本当に面白い作品であった。
 本当にこんな暗闘があるのかなんて思ってしまうもんなあ。
 しかし世の中には本当にいろいろな小説があるものだなあと,日本推理作家協会賞受賞作や江戸川乱歩賞受賞作を立て続けに読んで思ったところである。
 

永遠の森 博物館惑星
菅 浩江
早川書房
2013-11-15



 第54回(2001年)日本推理作家協会賞受賞作品。
 短編連作で犯人捜しも何もないのでミステリーファンには肩透かしどころか全く要領を得ないまま読了。
 私には理解不能。
 しかし日本が誇る大賞を受賞したのだから,なにかいいものがあるんだろうな。
 そんなものわからない読み手が悪いと言われそうだが,でも今まで読んだ日本推理作家協会賞受賞作品の中では私的には全くだめというもの。
 読み手が何を感じようが勝手でありまして,わからんもんはわからんのです。

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)
桜庭 一樹
東京創元社
2013-08-09


 第60回(2007年)日本推理作家協会賞受賞作。
 非常に不思議な作品であった。
 しかも長編で二段組。
 ということで量的にかなり多い。
 しかし一気に読み進んだ。
 この小説は独特な世界の話だ。
 ミステリーといえばミステリー。
 主人公赤朽葉万葉の一言を孫の赤朽葉瞳子が 推理し結論付けて行く。
 その過程が非常に素晴らしく飽きずに読み進むことができた。
 まず面白いのは万葉が未来を透視できるところ。
 それが大きな話の幹になってこの小説は進んで行く。


 その瞬間に未来が見えた。
 雪かと思ったら薄桃色をした激しい桜吹雪が店に飛び込んできて万葉たちを包んだ。
 おもちゃのように曜司の首がちぎれてどこかに飛んでいく姿を万葉は見た。
 今背中に垂らされている曜司の髪はその未来の姿では後ろで結ばれ白髪も混じっていた。
 少し老いた曜司は笑いながら首がもげて飛んで切り口からの赤朽葉色の血しぶきも鮮やかに火を噴くロケットさながらの姿を一瞬見せた 。



 これは万葉の夫の死に姿を予言しているもの。

  知らんかった」
 低い声が聞こえた。
 私は耳を澄ました。
 「だって恥ずかしかったけん…黙っとった」
 一体誰と話しているのだろう?
 私はこっそり見ているのが悪くなってそうっと障子から顔を離した。
 そうして一度自分の部屋に戻った。
 

 これは本作品でとても重要なところである。
 ここをきちんと読み解かないとこの作品の良さを理解するとはできない。

 「そんなことない。おばあちゃんがいなくなったら私はどうしたらいいかわからないよ。本家の女は私だけになってしまう。おばあちゃんみたいにはなれないのに一人で残されるのは怖いよ」
 (略)
 「おまえだけに言うけれどね」
 ゆっくりと目を閉じながら万葉が細い声を絞り出すようにして言った。
 「わしは昔人を一人殺したんよ。誰も知らないけれど」
 「えっ?」
 「だけど憎くて殺したんじゃないんだよ…」
 それが万葉の最期の言葉だった。


 この万葉の最期の言葉を瞳子が推理していくことになる。
 瞳子の推理の物語がこの作品をミステリーに仕上げている。

 そこにふわりと誰かが浮かんでいた。
 天気の良い午後でミツバツツジの濃いピンクの花びらが風に舞い上がって水色の空を水玉模様のように彩っていた。
 空に浮かんでいるのは中年の男だった。
 枯れ葉色の服は元は葉っぱの色した職工の作業服が古びて変色したものとわかった。
 男の左目はとても優しそうだったけれど右目は無残に潰れて皮膚とほとんど同化して一本の長い皺のようになっていた。
 豊寿さんだとわかった。
 傍らの万葉を見るとぼーっとして空に浮かぶおじさんを見上げていた。
 私には見せたことのない柔らかで幸福そうな表情を浮かべていた。



 万葉が見た未来を夢で瞳子もまた見ることになり,空を飛んでいる豊寿の姿についてある推理をすることになる。

 そうしておそらく穂積豊寿の死体は今もまだあの冷たくなった溶鉱炉の中で眠り続けているはずだ。
 祖母が生きている間は取り壊されることのなかった廃工場の中心地にあるあの巨大な溶鉱炉の中に。


 これはとっても大きなヒントである。
 それにしても素晴らしい大河小説である。
 これだけのストーリーを紡ぐことができる ことは素晴らしいことだ。
 様々な想像を思い巡らして矛盾のない話を淡々と書き上げていった作者に脱帽する。

マッチメイク (講談社文庫)
不知火京介
講談社
2012-10-18


 第49回江戸川乱歩賞受賞作品である。
 2003年(平成15年)の作品だ。
 父が亡くなった年の受賞作である。
 本を手にし表紙を見ると,あるいは題名を見れば,それがプロレスの話なんだろうなということはうすうす分かるのだけれども,プロレス業界のことをこれだけ詳細に取材して書けるというのは並大抵のことではないだろう。
 それにミステリーというものを掛け合わせたのだからさすがに江戸川乱歩賞ということになるのだろうが,私はどうも釈然としない。
 本作の構成はある意味意表をついているけれどもその意表をもし審査員が評価しただけあれば,受賞作 とは私は認めたくないのだ。
 さて本件殺人事件であるが

 佐々木さんの死因は蛇毒による中毒死だった。
 死体の切り口から静脈に入り込んだ蛇毒が佐々木さんを死に至らしめたのだ。
 抗毒血清が間に合えば助かったらしいが,試合中に起きた異変とあってまずそういう発想が浮かばなかったのだろう。
 蛇毒の疑いを持った時はすでに手遅れだったらしい。
 蛇の種類についての発表はまだなかった。
 種類の特定ができていないのか情報が伏せられているのかはわからない。

と,プロレスの試合中に蛇毒が使われたものである。
 そして 本件舞台は

 本庄が戻ってきたのは11時を過ぎていた。
 俺は本庄の部屋で道場破りの話を聞かせていた。
 俺の部屋にもポスターはあるが,本庄の部屋は壁が見えないぐらいポスターが貼られている。
 しかも何の統一性もない。
 広末涼子のポスターの隣にボディビルダー時代のアーノルド・シュワルツネッガーのモノクロのポスターがあり,その横には機動戦士ガンダム,ハローキティと続くのだ。
 何もないのは窓と天井だけ。
 それに加えてパステルトーンの座卓や置時計だ。
 よくこんな部屋で寝起きして錯乱しないものだと俺はいつも不思議に思っている。

 という時代のもの。
 さらにもしかしたら自分も被害者になったかもしれないなどということを

 俺はあれで自分の指先をついているのだ。
 あれがもし佐々木さんのものであったなら,俺はそこまで考えて慄然とした。
 俺はヤマカガシの毒で死んでいるのだ。
 俺に限らず誰にでもその危険があったことになる。
 そんな危険なものを洗面台の棚に放置しておくはずがない。
 やはりあれは関係なかったのだ。
 誰のものにせよ梱包物の紐を切ったりするのに使っているものなのだろう。

と,主人公が話している。
 準主人公としてもう一人出てくるのだが,この二人がそれぞれに本件事件を推理していく。
 プロレス会社内部のミステリーで警察などが入ってこないのが面白い。
 そしてこの二人は本編中盤くらいで犯人を指摘するのである。
 本作は 推理小説なのでこれ以上書けばネタばらしになるので書かないけれども,ミステリー論というものは昔からあり,例えば探偵が犯人であってはならないとか,登場人物のうち執事などを犯人にしてはならないということが取り決めされているにもかかわらず最近は探偵が犯人にもなるし執事が犯人にもなる ということがある。
 ルールを厳粛に守るというのは古今東西それこそそれが本物のルールだということだろう。
 いや私は本編がルール違反だなどということを話しているのではない。
 ある意味これらのルール違反には抵触しない意表,それは意表を突いたトリック,ではなく,構成上の意表というやつなのだけれども,それ以外この作品を評価するものは前述の詳細なプロレス業界に関する取材力くらいではなかったか。



 さて最近はデッサンをせずに最初から筆で花などの形を描いている。
 これがまた面白い筆致で,鉛筆の線が残らないのが魅力なのだ。
 そのような絵を描く手順について今回は結構ためになる部分があったので抜き書きした。

透明水彩で描く手順
1 紙の白地を残して下塗りする。
2 乾いたあと上から色を薄く重ねる。
3 細部を描いて仕上げる。

 水彩絵の具はどうしてもにじむので

にじまない工夫
1 ウォッシュで塗る。
  水をたっぷり使ってウォッシュする。
2 ドライヤーで乾かす。
  完全に乾かせば次に塗った色がにじむことはない。
3 次の色を重ねる。
  3色目も4色目もこの要領で繰り返す。
 

 ドライヤーの登場だ。
 これは使えそうだ。

 影の部分に色を重ねる。
 影の部分に重色していくとその部分の発色が沈んで見えるので立体感が出せる。
 
 影も重要な要素だ。
 立体感を出すためには本当は省略できないのだが,そんなに重要視していなかったな。
 反省すべき点だ。





 廃藩置県後今度は道州制などという考えが出され始めたが,

 道州制と違ってこれが可能なのは300というと江戸時代の藩の数に近く歴史的にそういう区分がなされかつ伝統文化も地域ごとに引き継がれてきたからです。

 などと廃県置藩を語る人もいる。
 どっちにしろ必要な制度なのかもしれない。の
 その一番大きな要素は少子高齢化。
 とにかく子供が少なくなった。
 寂しい限りだ。
 その結果人口が激減。
 つまり,少子高齢化の別名は,人口激減社会なのだ。
 小県では行政が機能しなくなるのではないかと思えるほど人が減っている。
 人口減少は税収が入らないということでもある。
 そこで道州制という考えに至ったのだろう。
 その前,平成の大合併は,廃県置藩を画策したものだったろうが,見事に失敗した。
 その行政を司るスーパーエリートは
 

 法律,経済,行政の区分のみで見るとわずか5,000人。
 この5,000人がエリートとして日本の行政機構の中枢にいるわけなのです。


なのである。
 しかしこの人たちの言いなりで私たちはいいのだろうか。
 今までいやというほど痛い目にあってきたのではないのか。
 人口激減などという現象は早くから予測していたはずなのになぜ食い止めることができなかったのだ。
 だから国民は政治主導を望んだのではなかったか。
 ここにきてまた官僚主導か。
 なにはともあれこの人口激減社会に歯止めをかけるのが最大の行政課題ではないのか。
 まあそれにしても著者はかれらスーパーエリートに対しさらに

 
 優秀な人材を確保するためには給与以外の待遇面の配慮をせざるを得ません。
 それがキャリア制度です。
 ある程度の昇進を約束し,しかも再就職の面倒をみるということで人材を確保する。

などというこの国の流れと真逆の考えを展開しているのだが,はたして正しいことなのだろうか。

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