夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

映画・読書・走る・仏教。 TB=コメント!コメなしTB大歓迎!どんどんTBください!

カテゴリ: 著者 わ行




 1996年(平成8年)第42回江戸川乱歩賞受賞作。
 主人公は万引きGメン。 

 3年前とことわっているところからして,おかちめんこで90キロの女というのはどうもこの私を指しているらしいと見当がついた。
  
 と,たぶん著者は自分自身を意識してヒロイン像を作り上げたのだと思う。
 実は本作は,題名の左手,の対語,右手がダイイングメッセージなのだが,これが最後にかなり粗い解釈になってしまうのだ。
 残念至極としか言いようがない。
 推理小説読みにとっては,ダイイングメッセージに対しもっと深い洞察をかけてほしかった。
 なにしろ,題名に左手がついているのだからねえ。
 みぎて,というのがダイイングメッセージだから,とうぜんここに犯人の名前が含まれるのだが,今はやりの東大生がらみのクイズ番組じゃあるまいし…。
 もっと読み手をびっくりさせてほしい。




 この本は、体の方から心を調節するということを主張している。
 体は 熱しにくいけれども冷めにくいのだそうだ。
 だから 体を調節すれば、心も 明るく軽くなるというわけである。
 このように体と心は密接な関係にあり、人間の健康の両輪とも考えられる。
 著者が警告しているのは心にばかり頼るというやり方である。
 心さえ整えば体も自ずとついてくるという考えは著者によれば横暴な考えというわけで、むしろ体を整えることにより心がついてくるという、いわば今までの考え方とは ちょっと違う、体第一主義とでも言うのだろうか、そのような考えである。
 この議論は卵が先か鶏が先か的なものであって、先ほど述べたように健康は心と体が両輪であるという以外に結論はないのではなかろうか。



綿本彰 

    心は熱しやすく冷めやすいもの。
    でも身体はと言うとその逆で熱しにくいけれども冷めにくいものなのです。
    ですからそんな身体を調整せずして心の調整だけを行うのは物事の表面しか捉えない浅はかな取り組みであると東洋思想では警告します。
    でもだからこそ逆に身体さえ変えてしまうと心もあっさり変わるものなのです。

そのひとクチがブタのもと
ブライアン・ワンシンク
集英社
2007-03-26

ブライアン・ワンシンク そのひとクチがブタのもと〜平均的に見てノースダコタ産ワインを信じて飲んだ人はカリフォルニアワインを飲んだ人より食事の満足度が低いと考えられます。ラベルに書かれていた州の名前を見て影響を受けたとあなたは思いますか。ほぼ全員が同じ答えを返す。いえ影響は受けない続きを読む


渡邉美樹 夢のスイッチ〜目標を実現するために何をすべきかを考える。具体的な行動計画を決める。スケジュール帳にその予定を1年分書き込む。続きを読む

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輪廻転生を考える―死生学のかなたへ (講談社現代新書―ジュネス)輪廻転生を考える―死生学のかなたへ (講談社現代新書―ジュネス)
著者:渡辺 恒夫
販売元:講談社
発売日:1996-05
クチコミを見る

 阿頼耶識につながって自我がある。阿頼耶識は,宇宙唯一の心である。私は,そこから派生している。そのことに早く気づくべきだ。続きを読む

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頭がよくなる大人のための超「勉強法」

すぐ結果が出る「15分」活用法

著者:和田秀樹
 
 和田秀樹の本を2冊読んだ。
 勉強法の本と時間の使い方の本である。
 同時に読んだので記憶が干渉しあっている。
 だから、両方あわせた分を書くことにする。
 15分という考え方だが、これは、なにも科学的な根拠があって書いているわけではない。
 いわゆる、隙間時間のことである。
 15分ぐらいあれば、隙間時間として使えるということ、したがって15分を1単位として行動してみたらどうかいう著者の提案である。
 このことに関しては、多くの人が論を寄せている。
 5分と言う人が一番多いのではなかろうか。
 15分というと、隙間時間というよりは、1つのことが成し遂げられる時間だものな。
 が、このことを応用してたとえば、仕事の合間に15分なり30分なりの勉強の癖をつけ、土日にドンと勉強するという方法を「超・勉強法」の方で紹介している。
 これは、土日の勉強が主で、むしろ、ウィークデーの方がその調整日だという考え方だ。
 著者の読書法で有名なのは、いわゆるつまみ食いだ。
 著者によれば、この読書法は、速読法とは、明確に違うというのだ。
 著者は、米国留学中に多くの文献を短時間に読まなければならないという訓練を課せられ、その結果、「つまみ食い法」を編み出したと言っている。
 要するに、その課題に必要な部分をつまみ食いのように読むというものだ。
 そうすることによって膨大な文献をものにし、そして、留学を終えて帰ってきたわけだ。
 そもそも自分の本もそのようにして読んでほしいと彼は言っている。正しい考え方ではなかろうか。
 ここまでをまとめるとこうだ。
 15分を1単位にした勉強法を考えること。
 その際、是非、徹底したつまみ食いを心がけること。


 


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自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」技術
著者:
和田 秀樹

  読書をしたり人の話を聞いたり映画を観たりした時のまとめのあり方の本である。

 まとめということは、まことに重要なことである。うまくまとめることで、たとえばこのブログの記事にしても私が何を言いたいか分かるものになる。

 まとめるにあたっては、メモをしろという。メモをすると言うことは、書くことであるが、書くことの効用は、素晴らしいものがあるらしい。

 書くことは、アウトプットである。つまり定型的には、インプットしたものを脳内で処理し、それをアウトプットするというわけだから、読んだこと聞いたことをコメントにまとめるなどと言うことも当然アウトプットの一種である。

 その前段階のメモつまり、インプット前のものを忘れないためにメモするという本来のメモも、手を動かし、目で見ることで感覚が動員されると言うことで脳に深く記銘されるというから、重要なことに違いない。

 著者は、速読論者で、速読にあたっては、重点読みとかとばし読みを奨励している。

 しかし、たった一回の読みでおわすことのないようにと警告する。何回も何回も読むこと。それが理解を高め、深く脳に記銘されるというわけだ。

 そこで、私なりに本の読み方を考えてみた。まず、重点読みでいい。分厚い一冊の本など読めるわけがないもの。まずその部分を立体視でぺらぺらめくりながら読む。そして、そのあとまたゆっくりゆっくり読む。このようなのが勉強をする場合には、必要な読み方になるのではあるまいか。

 さて、その後のアウトプットのあり方であるが、コメントを出す場合、ひな形を作っておくと便利だという。

 たとえば、「皆さんは、・・・・とお考えでしょうが・・・・じつは、・・・・です」のような形だという。

 この型を見ると、樋口式もひな形として適している様な気がする。

 ここまでをまとめるとこうだ。

 読みっぱなし、観っぱなし、聞きっぱなしはだめだ。何らかの形でアウトプットする癖が必要だ。

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USEN宇野康秀の挑戦!カリスマはいらない。

著者: 和田

 

 USENが宇野社長を中心にGyaoで旋風を巻き起こそうとしているという話。

 今まで、ホリエモン、ハゲタカ村上、楽天三木谷等様々な時代の寵児ともてはやされた人物が出てきた。

 宇野氏は、彼らとはまた異質の人である。

 明治学院卒、大阪有線社長の息子で、違法状態にあった有線の状態をなおし、称号もUSENとして、寵児に上りつめた。

 二世である点、前出の者達とは、明らかに違う。

 鎌田という片腕がいるらしいが、なにより、宇野氏のやり方は、「子どものサッカー」つまり、誰もが球に群がるものなのだそうだ。おかげで、ビジネス界では、忌避されている長い会議が重要視されているという。

 この辺をとらえて、カリスマはいらないという表現なのだろう。

 企業の経営というのは、どうしてもカリスマ経営者のもと突き進む形になりやすい。

 USENもきっとそんな形なんだろうと思っていたら、「子どものサッカー」だという。

 が、Gyaoという、インターネットでテレビという発想を出したのが社長自身という点、あるいは、有線という名からUSENに変えたようなところを見ると、部下からの意見を多く聞くスタンスは分かるが、やはり、社長自身の能力に依存している感じはする。

 しかし、その歩む道は、独自だと感じる。ホリエモン問題でガタガタになったlivedoorとの関係をチョイスしたというのも、うん?という感じだが、目の付け所は、しっかりしているのではなかろうか。

 私は、Gyaoでテレビ界に戦いを挑んだのではなかろうかと思っているのだが、どうだろうか。

 残念ながら、パソコンでテレビを見ようとか映画を観ようなどと言う気に私もならないくらいだから、まだまだ普及はしないんだろうが、未来に期待できる分野であることは間違いあるまい。

 その一つのコンテンツとして「プロ野球」を選んでいるのも私は、正しいチョイスだと思う。

 ジャイアンツの放送を大きく減らした関連会社の日テレが、このGyaoに足をすくわれる日は近いのではなかろうか。

 私は、Gyaoをはじめとするインターネットテレビというのは、もう一押しで、あるいは、もう一つ何かを加えれば、大成功するような気がするのである。

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つきあいきれない韓国人
著者:
渡部 昌平

 

 著者は、厚労省の職員で、韓国の日本大使館に勤務した人である。

 その際、自助努力をし、韓国語をマスターした。日常会話はおろか、韓国語で書かれた新聞も読めるのだという。

 それ以上に、韓国人と現場で生で付き合ってきたのであり、そこで感じたことをこのようにして本にして出しちゃいましたーと言うものだから、ほとほと感心する。

 著者が感じた韓国人は、巷間噂されているようなものだ。噂は、間違いないと言うことの追認になった。

 まず、勝利への飽くなき執念。日本人には、「ま、いいか」の精神があるが、韓国人は、とにかく勝利への飽くなき執念があるとのこと。なるほど、国際試合を見ていると、そのような執念がほとばしっているもの。日本人は、特に、第二次世界大戦敗戦後、何もかも平和主義になってしまって、勝利への飽くなき執念がなくなってしまったのだ。

 韓国人は、縁を大切にする。

 まず、血縁である。俗な言い方をすると、「血が濃い」とでもいうのか。著者は、一昔前という言い方をしていたから、今は、そうではないのだろうけれど、男女は同姓で結婚できないというくらい血が濃いのだそうだ。

 地縁や学閥というものも実に重要らしい。が、社会とか公共とかいうものには疎いのだという。だから、街が汚いと言うことになるのだろう。

 従って、著者の目から見ると、韓国人は、自分、家族、親戚が続き、その先に、社会、公共、友好国が存在せず、世界につながるのだそうだ。

 そのほか、韓国の女性は、日本の女性より胸が小さいとか男は男気があるとか書いてあったが、私たち日本人と何もいがみ合わなければならない仲ではないと思う。

 むしろ、著者のように我々も韓国語を覚えて積極的に韓国人と交流を重ねていかなければならないと思う。

 隣国同士で分かり合えなければ、平和が訪れることはないだろう。

 まず、両国の首脳がもっともっと濃い関係になるべきだ。そのためにもまず、韓国の左翼政権は、崩壊しなければならないものと考える。

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日本史の法則―明日を予見する歴史の読み方

著者: 渡部 昇一

 

 日本は、歴史的に40年ごとに変わるのだという。

 日本には、和を尊ぶものと奇抜な天才が交互に現れてリードするのだという。

 その意味で、日本の総理大臣は、長い間和を尊ぶものだったような気がするが、このたびの小泉純一郎は、奇抜な天才だったような気がする。

 それによって、私たちは、どうも、格差社会という負の遺産をもらってしまったようにも思うが。

 そのあとの安倍総理大臣は、また従来型だろうから、一体どのような歴史をたどることになる事やら。

 しかも、ここにいたって、国際的にも大きな問題が出ているのであり、のんきなことは行っていられないような状況下にある。

 日本は、神随(かんながら)と仏の融合した国であった。

 それが、明治維新で大きく崩れた。廃仏毀釈で特に、仏教が廃れてしまった。

 が、私は、それで良かったような気もする。

 神随と仏では、根本的なポリシーが違う。仏教は、神道的になってはならないと考える。

 その意味で、廃仏毀釈というのは、今日的に考えると、とても良かったことのようにも思う。

 それは、結果論でもある。今日、仏教がこれまでの隆盛を誇ることになろうとは、実は、廃仏毀釈の段階では、誰も思っていなかったことではないのか。

 それはともかく、制度的には、廃仏毀釈であっても、現実には、日本人は、神も仏も同じような感じでとらえている。

 お寺で手をたたくなどという不届きものがとても多いことからも分かる。

 日本人は、無宗教だなどと言うが、実は、著者の言うように今もって神随と仏が融合した日本独特の宗教に頼っていると言うことが言えるのかも知れない。

 そのような宗教観を持つようになったのは、科学的には、持統時代から今日までか。

 いずれにしろ、持統時代をきちんと考えないと、今日の日本の歴史を論ずることはできまい。

 

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