夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記

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カテゴリ: 絵手紙

【バーゲンブック】 よくわかる水彩学校
ジェラルド・ウッズ
エム・ピー・シー
1998-05-01



 まあそれにしても水彩絵の具についての豆知識として

 ほとんどの色素はなかなか水溶液に溶けないので 雄牛の胆汁など他の湿潤剤とぼかしの過程を助長する 洗剤が必要となります。
 絵の具が 乾ききってしまわないように砂糖とグリセリンも入ります。

 などということ。
 いやあ,なんのこっちゃ,ということですなあ。
 そして絵の具は

 薄めた絵の具で画用紙の大きな一面をムラなく塗りつぶ せなければなりません。

なのだそうだ。
 つまり,絵の具というものの苦労とでもいうのかなあ,目の前にある絵の具の大変さ,そんなこと考えず絵を描いてきたけれど,実はそのチューブの中の物体には上記のような大変な思いが詰まっているのだということ,それも感じなければならないということでしょうか。
 いや,絵の具は,そんなこといちいち考えず絵を描けよと言うかもしれない。
 豆知識としてそっと知っていればいい事柄なのかもしれない。
  



 葉書サイズに景色を描くのは難しいことだが,あえて描くとすれば,

 空を先に仕上げる。
 風景画の場合は近景や中景を描き出す前に空の部分を早々に仕上げてしまうことが多い。
 空は明るい色が中心であるため,中景や近景を描き重ねる時邪魔にならない。

ということで,まず空を仕上げることが重要なのだそうだ。
 こういうことは全く知らなかったな。
 そもそも私の絵手紙は我流も我流,それこそ美術理論に反するようなことばかりをしているもんなあ。
 次,

 ホワイトを混ぜた不透明色を薄くといて空から描き始める。
 暗い部分を下塗りすると画面バランスがはっきりし骨組みが決まる。

と,暗い部分の下塗りに入る。
 何事も順番が重要なんですなあ。
 ホワイトを混ぜた空を仕上げ,暗い部分の下塗り。
 これが黄金順番です。



 さて最近はデッサンをせずに最初から筆で花などの形を描いている。
 これがまた面白い筆致で,鉛筆の線が残らないのが魅力なのだ。
 そのような絵を描く手順について今回は結構ためになる部分があったので抜き書きした。

透明水彩で描く手順
1 紙の白地を残して下塗りする。
2 乾いたあと上から色を薄く重ねる。
3 細部を描いて仕上げる。

 水彩絵の具はどうしてもにじむので

にじまない工夫
1 ウォッシュで塗る。
  水をたっぷり使ってウォッシュする。
2 ドライヤーで乾かす。
  完全に乾かせば次に塗った色がにじむことはない。
3 次の色を重ねる。
  3色目も4色目もこの要領で繰り返す。
 

 ドライヤーの登場だ。
 これは使えそうだ。

 影の部分に色を重ねる。
 影の部分に重色していくとその部分の発色が沈んで見えるので立体感が出せる。
 
 影も重要な要素だ。
 立体感を出すためには本当は省略できないのだが,そんなに重要視していなかったな。
 反省すべき点だ。

 妻が介護福祉士の仕事をしていたが、 この度介護支援専門員つまりケアマネージャーの試験に受かり、介護福祉士として勤めていた前の職場を7月いっぱいで退職して、8月中旬からケアマネージャーとして今の職場に勤め始めた。
 私が退職し、半年金生活者になったことから、妻はキャリアアップを希望し、パートからフルタイムに変わった。
 今回描いたバラとラベンダーはその前の職場から妻が記念にもらってきたものだ。
 キッチンに大事に飾ってある。
 今年の8月初め妻と孫と東京旅行をしてきた。
 ジブリ美術館に行った際、ジブリの背景画には輪郭がないことに気づいた。
 そうか、絵には輪郭のないのもあるんだ。
 私は輪郭のない絵が描きたくなってしまった。
 どのように描いたらいいかはさっぱりわからなかったが、絵手紙のことを考えるたび今度は輪郭を出さないで描いてみようと思ったのだ。
 そしてついにその日が来た。
 私ははがきに筆で色を塗ってみた。
 今まで通り赤、青、黄の三原色が元であるが、既に橙色であるとか緑色、紫色も作ってあったのでそれらを利用しながら10枚ほど描いてみた。
 そのうちのできのいいのがこのバラとそれからラベンダーの絵である。
 見て分かる通り輪郭は全くない。
 コツは筆使いだと思う。
 つまり水墨画もそうであるように筆でいかに対象を表現するかが基本である。
 さらにはいたずらに水でぼかすなどの細工はしない方がいいようだ。
 はがきの上で混合するのが好きな私ではあるが、今回は敢えてできている色を使うことの方がいいのかなと思った。
 鉛筆 4本で輪郭を作るのもいいが、このように 筆一本で 花を楽しむというのもいい方法だなあと感じた。
 これからもこの方法を使って絵手紙をどんどん描いてみたい。

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 いよいよ我が家の庭の薔薇も美しく咲き始め、絵手紙描きに拍車がかかる。
 絵手紙も今年は2Bで配置を決め、4Bで概要を描き、6Bで詳細を決める。
 パレットには、赤、黄、青の3色のみ。
 紙上で混色。
 ドライヤーで乾かし、8Bで輪郭を描く。
 
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鈴木輝實
青竹
1 レモンイエローを下塗りし節は白く残します。
2 ウルトラマリンやセルリアンブルーをにじませます。
3 細い枝や葉を線や点で加えます。

などと紹介されている。
 絵手紙は、様々な表現があっていい。
 同じ青竹を私が描くなら、2Bで配置の線を描き、4Bで曲線を出し、6Bで細部を描き、着色(この頃紙上で、青、赤、黄を混色)、ドライヤーで乾かし、8Bで輪郭を描いて出来上がり。
 絵手紙のコンセプトが、ヘタウマ、というのが何よりなのだ。
 みんなで楽しもう、絵手紙を。

 銀座クラシックホールでのオープニングパーティーのあと第7ギャラリーで個展を見てきた。
 奥の細道は卒業し、故郷山形県、とりわけ置賜の風景を中心に精力的に描いている。
 下の絵は、最初が飯豊町の白河湖畔を描いたもの。
 数多の緑が鮮やかだ。
 その下の絵は、「2016年F100 第3回日展 峠・光る道」。
 置賜の冬の峠道。
 雪と光の表現がこの画家独特のものである。
 いま沖津画伯は水の表現に邁進されておられる。
 点描はさらに精緻になり、今後また人の心を打つ作品が描かれそうな予感がする。
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20180526_161348_Burst01 福島市の四季の里のバラである。
 いよいよバラの季節になってきた。
 山形県では村山市の東沢公園と南陽市の双松公園が有名だ。20180529_071443

今回は、紙上で混合してみた。
 これもまた面白い。
 


           
  やっと風景画が描けました。
  風景画はやはり難しいです。
  でも水平線と消失点を意識してみました。 
  最後に輪郭を入れることの是非についてはまだわかりません。
  花の絵と比べるとまだまだです。
  でも最初の一歩だと思います。
  これからも一生懸命描いて増やして行きたいと思います。
  それから花の絵も一生懸命描き続けます。
  花の絵はすぐに描けるのに今回のこの金閣寺は結構かかりました。
  でも描き続けるより他に何ものもないのです。

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  連続テレビ小説、「半分、青い。」を観ていたら、クロッキーの猛練習のあと秋風先生が「とにかく描きたいものを描け!」などと言っていて、それに触発され、久しぶりに描いた。 
 今回は着色のあと、8Bで輪郭線を描いてみた。
 絵手紙を休んでいる暇はない。

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