2005年10月

2005年10月31日

震災一年魚沼米自信作!

魚沼産10月31日(月)

知らない名前の男性から贈り物が届きました。
首をかしげながら開けてみると、中から出てきたのは、新米!魚沼産こしひかりです。
添えられた手紙には、「震災から1年、どうにか安寧な日々を取り戻し、心にも余裕を感じられるようになって来ました。お礼に今年採れたお米を・・・。Sの兄」と書いてありました。そうだったんだ!
S君は、私が主宰するナレーションスクールの生徒です。と言っても、役者として数々の舞台に立っているプロですが、ナレーションを学びたいと言って、熱心に通っています。
そのS君の実家が新潟県十日町。
昨年の中越大地震のときには、実家に住む聾唖のご両親が、車での生活を余儀なくされました。ただでさえ不安な状況下、情報を聞き取ることが出来ないご両親は、どんな思いでいらっしゃるのだろう。何か出来ることは?と思った私は、教室のドアに「救援袋」を下げました。
すると、全員がそこに気持ち分を入れてくれ、授業が終わってみると、結構な金額に達していたのです。
生徒のほとんどはプロですが、アルバイトなどしながら、必死でブラッシュアップしている状態です。そんな中、クラスメイトを助けたいと献金するその心をとてもうれしく思いました。
こんな暖かい気持ちを持った生徒達に囲まれていることが、私の誇りです。

S 君はと言えば、震災を機に、驚くほど前向きになり、ナレーションの上達ぶりもさることながら、先日は、手話通訳士の1次試験にパスしました。2次試験は、合格率10%とか。難関です。でも、がんばれ!
いつの日か、彼が手話ニュースなどに登場することを夢見ている私です。

あのひび割れた土地に、ふたたび根を張り、実を結んだ、天下一品の魚沼産こしひかり。
「自信作」と銘打ったそのお米が、大空に向かって胸を張っているように感じられました。

今度の授業には、このお米で、みんなにおにぎりを作って行ってあげましょう。

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2005年10月27日

朗読セラピー

931c86d1.jpg10月27日(木)                  どこのギャラリー?と思われるかもしれないこの写真、実は、母が入院中の病院です。この夏から、母は全身のかゆみに襲われ、精神の安定を欠いて、次第に認知症状が進んで来ていました。ところが、最近、背中を掻いてあげながらも朗読すると、ちゃんと聞いていて、感想を言うばかりか、日が経っても覚えているんです。そして驚いた事に、正常な感性と会話力も戻ってきました。そういえば、昨年、極度の認知症で、会話も出来ない伯父に「葉っぱのフレディー」を読んであげたら、ツーッと涙を流したっけ。夕方、病室を訪れると、母は眠っていたので、隣のおばあさんのところへこの「フレディー」の本を持って行きました。この人は、ほとんど見舞う人もなく、いつもブツブツ「わからない」と言う言葉だけを繰り返しているんです。ところが、朗読を始めると、とたんに真剣な眼差しになり、要所要所で深く頷くではなりませんか!しまいには、片手で私と一緒に本の端を持ち、指差しはじめ、「おしまい」と言うと、細い両手をすり合わせるのです。拍手のつもりでしょう。声で何かが出来る!素敵な予感がしてきました。

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2005年10月12日

北の国旅行記4日目

0f69049e.jpg2005年10月12日(水)
今日は、作家三浦綾子さんの召天日。病と闘いつつ、数多くの小説やエッセイを残して、遂に天に旅立たれてから6年の歳月が流れたのです。
朝9時、私は旭川行きの特急列車に乗りました。
11時半に三浦光世さんのお宅へうかがう約束をさせていただいていたのです。
車窓からの広々とした田園風景を眺めていると、3年前、初めてこの景色を目にした時のことが思い出されました。

三浦綾子記念館続きを読む

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2005年10月11日

北の国旅行記3日目

10月11日(3日目) あくせくしない旅に憧れていた。今日はホテルで手紙を書き、読書しよう…しかし、外は抜けるように高い青空!ここでホテルの決定的弱点を発見。窓が開かないのだ。外の空気が吸いたい!デパ地下で買った750円の蟹弁当を下げて、私は地下鉄東西線に乗った。2駅目の南郷18丁目に、妹が家が建つまで仮住まいしている。アパートの前は、鉄道跡のサイクリングロード。暑いくらいの陽射しを受けて、ベンチでランチ。見上げると、黄色やピンクに葉を染めた「かつら」が見事な美しさだった。北の国では、こんな小さな公園でも紅葉が始まっていて、その下で、姉妹二人での巡る人生の話は尽きなかった。?北の国

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2005年10月10日

北の国旅行記2日目

e0228d7b.jpg建築中の妹の家を見に行きました。千歳空港から車で約30分。勇払郡追分と言う所です。長年横浜でサラリーマンをしていた妹の夫は、歌志内出身。昨年、Uターンの夢を果たすべく、会社を辞め、家を売り払って、北の大地にやって来ました。横浜の小さな家を売ったお金で、1000坪の土地を買い、家を建てる事が出来たと言うから驚きです。ここで二人で農園をやって行くのが夢だとか。生活は大変になっても、夫の夢を自分の夢として、仲良く、心穏やかに暮らしている妹を見て、どう生きても人生。こういうのもいいなと、今までの心配が吹っ飛びました。いつかここに私の小屋も建てさせてもらおうかな。

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2005年10月09日

北の国旅行記

fe84e841.jpg10月9日(1日目) 一人旅がしたい。でも食事には会話が欲しい。そこで、昨年、妹夫婦が移り住んだ札幌へ飛び立ちました。なんと、なんと、同じ飛行機に、元祖便利屋で有名な右近勝吉さんとそのお弟子さん、そして右近さんの体験を描く映画「ふうけもん」のプロデューサー、金珍姫が乗っていらっしゃいました。右近さんも金さんもクリスチャンです。金さんから、朗読の持つ力について熱く語られた私は、これから何をすべきかを祈り求めたくて来たこの旅が、神の導きの中にある事を感じました。着いた札幌は、雨模様の東京とは打って変わった晴天!ホテルからの宝石箱のような夜景を眺めつつ、感謝が胸に溢れました。

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