2006年05月

2006年05月29日

不思議な一日

5月29日(月)
5/2916時、本間日臣医師の「若い医学徒への伝言」という本のCD録音の打ち合わせ。
本間日臣医師は、呼吸器内科の泰斗で、日本肺癌学会名誉会長だった方。
この本を発行なさったNPO法人PDNの二宮英温氏からCD化へのナレーションの相談を受けているうち、
「本間先生は、クリスチャンなんですよ。」「え!私もクリスチャンなんですよ。」「え!?じゃ、全部中村さんに読んでもらおう!」と言う具合で、トントンと話が決まってしまった。一見難しそうだが、読んでみると、感動の連続!この人の視点、知恵、寛容の精神にぐんぐん引き込まれて行く。医学を目指す人たちに、本間医師の言葉をかみしめてもらうことが出来たなら、日本の医学界の将来は明るいのではないかとさえ思えてきた。私のナレーションが、少しでもそのお手伝いになれば、こんなに幸せなことはない。「早くしたいんですよ!」青年医師だったご子息を32才で交通事故で失った二宮氏の思いは熱い。早速来週収録開始ということになった。


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19時、ドキュメンタリー映画「無名(むみょう)の人ー石井筆子の生涯」の試写会に行った。
この映画の宮崎信恵監督とは、もう長いおつきあいで、前作「風の舞」に続いて、今回もお招きいただいた。イメージカットでの石井筆子役は、OKEIKOの生徒酒井万里子。素晴らしいキャスティンングだった。
明治、大正、昭和にかけ、女性の社会的地位向上と障害者福祉の向上のために生涯を捧げた石井筆子。
知的障害の長女を持ち、夫と若くして死別。その筆子が、後半生、日本初の知的障害者施設・滝野川学園の創立者である石井亮一の協力者として、妻として、砕身粉骨するその人生には、何か見えざる神の設計図を感じさせられた。知的障害児に対する社会の理解も国策も皆無の時代、想像を絶する厳しい状況の中で、深い人間愛を持って邁進する二人もまたキリスト者だった。

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2006年05月28日

つつじの庭で

5月28日(日)

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母の病院の庭は、つつじが満開。種類が多いので見飽きることがない。
今までは、車椅子に乗せてもすぐに「もう帰りましょう。ベッドで寝たい。」
と言っていた母が、景色や風を楽しむようになり、「まだ居たい。」と言ったのには、
うれしくなった。自然の力は素晴らしい。

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2006年05月24日

いやしの森のスタジオ

5月24日(水)

5/24この写真、どこかのリゾート施設?って感じでしょう。
これは、私がライフワークとしてお手伝いしているクリスチャン番組「ハーベスト・タイム」のスタジオです。
月に一度、クリスチャン・ワールド・ニュースのボイスオーバーのために、ここを訪れます。
見えているのが、1Fのスタジオ。この脇からB1のオフイスへ降りる階段に立つ瞬間が至福のとき!
緑の梢を渡って来る清々しい風、鳥たちのさえずり・・・都会の喧噪から解き放たれ、身も心もスーッと癒されていくのです。
今日は、男性の声も必要とのことで、ナレーションスクールOKEIKOの生徒、だんな雄作さんと一緒。彼も、この風に歓声をあげました。
「ああ、こんなところに住みたい!」と。
生徒と一緒に仕事が出来るほど、私にとって幸せなことはありません。
彼は、東大法学部卒。見回すと、生徒たちはみんな私より高い教育を受けて来た人ばかりです。
そんな彼らが熱心に私の言葉に耳を傾け、確実に上達して行く姿に、ありがとう!と、頭が下がる思いの私です。

なかなかユニークな「だんな雄作」ホームページもぜひご覧下さい。

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2006年05月22日

オンラインCM録音

NTTDoCoMo四国のラジオCM録音のため、渋谷のマトリックスというスタジオへ行った。
そこで待っていたのは、二人のミキサーさんだけ。
?と思っていたら、「支持は、ヘッドフォンから流れますから」
なんと、ディレクターもクライアントも四国のスタジオにいて、オンラインでやりとりするのだ。
「おはようございます。中村さん。では、テストから。」「はい、OKです。おつかれさまでした。」と、こうしてお互い顔を知らないまま仕事が終わった。
こんな時代が来るとは思っていたけれど、もうやって来てたんだ!!
今や、いつでもどこでも世界中の人と一緒に仕事できるということ。
感動!!



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2006年05月19日

開通!ほっとライン

5月19日(金)

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17日の北日本放送ラジオ「ふるさとほっとライン」を聞いたと、富山からメールやら電話、手紙が続々。
今日、母校雄山高校放送部での恩師島崎先生からも手紙が届きました。
万年筆でしたためらた文というものを久しぶりに見た感!そこには、国語の先生らしい美しい文字が連なっていました。
「一言も聞き漏らすまいと、妻と二人、ボリュームを上げて、耳を澄まして聞きました。・・・・・・
傘寿に近くなってあちこち痛みはじめた身体になった私にとって、久しぶりに心の若返りをさせてもらって、思わぬ幸せを感じたひとときでした。」
80才を迎えようとするご夫婦が、膝を突き合わせてラジオに聞き入って下さった様子が目に浮かぶようです。

そして、更に目に浮かぶのは、放送部の活動に夢中だった高校時代のこと。

立山を仰ぐ田園地帯、県下一のグランドの広さを誇る雄山高校が、唯一全国一の栄冠に輝いたのは、運動部ではなく、放送部でした。
NHK全国放送コンテスト番組部門に応募した「万葉を訪ねて」が、全国優勝を果たしたのです。
このとき、越中にまつわる大伴家持の歌を見事に朗詠したのが、島崎先生でした。
優勝したのは、ほとんどこの先生の力によるものでしたが、私たち部員の士気は大いに上がったものです。
高2の夏、父が東京へ転勤になり、家族が東京へ越しても、私はこの部活を続けたくて富山に残ったほど。
ですから、放送を通して「島崎せんせ〜い!」と呼びかけたのです。

「ふるさとほっとライン」のおかげで、恩師にささやかな幸せをプレゼントすることが出来ました。
そして手紙をもらい・・・その名の通り「ほっとライン」の開通です。

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2006年05月18日

戦場のアリア

5月18日(木)

映画「戦場のアリア」を観て来ました。
第一次世界大戦中、1914年のクリスマス・イヴ。フランス・スコットランド連合軍、ドイツ軍の兵士による「クリスマス休戦」が行われたという実話です。
敵も味方も声を揃えて歌われた「聖しこの夜」・・・。
そして、スコットランドの神父のもと、礼拝が行われたそのとき、国も宗派も越えた「アーメン!」の声が雪のノーマンズランドに響き渡った瞬間の感動は、言い表しようがありませんでした。
国は戦争を求めても、人は、愛と平和を求めるものなのですね。
世界中の人々に観ていただきたい映画です。
シネスイッチ銀座、立川CINEMA・TWOで、26日まで上映中。

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2006年05月13日

平家夢幻再演決定!

5月13日(土)

4月27日に上演したコンサート(私は朗読で参加)「平家夢幻」は、想像以上の好評を得ることが出来ました。
「新平家物語」の作者吉川英治氏のご長男吉川英明氏、遠山敦子元文部科学大臣、講談社をはじめ、多くの方々からの感動に満ちたご感想、本当にうれしく、励まされました。
そこで、今回お招き出来なかった方々にもぜひご覧頂きたいとの願いから、10月20日(金)マチネで再上演することが決まりました。
会場は、同じく日々谷のスタイン・ウエイ・サロンです。

今回いらして下さいました、NTTデータの村上部長が、作品の情景を細やかに綴られたご感想をお寄せ下さいましたので、ぜひにとお願いし、ここにご紹介させていただきます。
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平家夢幻
先月27日「平家夢幻」というピアノ、バイオリン、語りのコンサートを聞きにいった。
この作品は吉川英治著「新平家物語」を題材にして作曲されたものである。
作曲者者は、斎藤友子。
この曲は12年前の平成5年に作曲したが、今回が2回目の公演だという。
斎藤さん曰く、「初演以降ズット気になってはいたが、
昨年のNHKドラマの刺激を受けて、
もう一度、世に出したいと思った」という。
今回も、初演の時から応援しているという
吉川英治の息子さん(吉川英明氏)も聞きに来られていた。

出演は、1stピアノ:斎藤友子、2ndピアノ:西まこと、バイオリン:東大路佳子、朗読:中村啓子である。
いずれもその道のそうそうたるメンバーによるコンサートである。

演目は、祇園精舎の・・・・で始まる平家物語・序から始まり、
都大路、厳島神社、雪が降る、童、月見の宴、壇ノ浦、大原御幸、水 の9章節からなっている。

平家物語は、どちらかというと少し暗いイメージのする作品と思っていたが、
なんと、ピアノの演奏によって随分と明るいイメージの作品であった。
洋楽器ピアノ、バイオリンによる演奏で華やかになりそうな雰囲気を中村啓子の「語り」によってぐっと引き締められていたように思う。
それぞれの曲の間や中に「語り」が織り込まれ、遥か彼方の想像の世界へと深くいざなっていた。

そう思って聞くと、
「都大路」では、平家の華やかかりし時代のイメージがピアノとバイオリンの軽いタッチで演奏された。
「厳島神社」では、海に浮かぶ大鳥居の中を平家公家集の載った船が通り、汐の満ち引き、汐の流れが巧く表現されていた。
「雪が降る」の場面では、平家の落ち武者が雪降る中を黙々と歩む姿が想像された。
「童」では、都の賑わいの中で子供達が戯れ遊んでいる姿が、また落ち武者が自分の若き頃を思い出しながら、夢の中を彷徨う姿を浮かび出していた。
「月見の宴」では、女御達と共に華やかな時に楽しんだ月見の宴を思い出す光景が浮かび、
「壇ノ浦」では、激しい源平の戦いの場面が想像され、
2台のピアノとバイオリンが激しく演奏され、最後は静かに収まっていく様が浮き出ていた。
「大原御幸」では、最後に残された姫が嘆く姿、山里奥の大原で亡くなった平家の武者を弔いながら日々暮らす様があり、当時の女性の嘆きが良く表れていた。
「水」では、最初の出だしのフレーズが演奏され、再び「祇園精舎の鐘の声、・・・・・」が琵琶法師の吟詠と共に悲しく耳奥に響く様があった。

普段はなかなか聞くことの出来ない取り合わせのコンサートであった。
潮騒の聞こえる場所で、中村さんの朗読と潮騒が重なり、
そこでピアノとバイオリンの響きが重なる。
こんなことが出来れば最高である。
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2006年05月12日

三津シーパラダイス

34f62bce.jpg5月12日(金)

昨日の裾野での収録のあと、大仁温泉に泊まり、帰りに伊豆・三津(みと)シーパラダイスへ行きました。
水族館って、何年ぶりかしら?そう!4年前、ニューカレドニアへ行ったとき以来です。

南の島が大好きな私は、珊瑚礁の林を行き来するカラフルな熱帯魚にウットリ。
ものすごいスピードで泳ぎ回るオオサマペンギン、初めて見る大きなラッコに興奮。
極めつけは、アシカ、トド、イルカのショー!
人と海獣との息ピッタリのショー・・・子供だけでなく、大人の私たちが見ても充分楽しい。
人に見せる、いえ魅せるには、どれだけの訓練を積んだことでしょう。
魅せること・・・それがプロというものですねえ。5/12

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2006年05月11日

世界の子供たちに愛の手を

5月11日(木)

キリスト教番組、ハーベスト・タイムで奉仕しました。
6月分、4本の収録でしたが、その中の第2週放送分(局により、曜日、時間が違います)は、「ワールド・ビジョン・ジャパン」の働きを紹介するものでした。

「ワールド・ビジョン」は、チャイルド・スポンサー・シップにより、世界の貧困で苦しんでいる子供や家族、地域の人々が、人間としての尊厳を取り戻し、希望を持って生きていけるよう地域に根ざした開発支援援助を行っている非営利活動法人です。

今回のゲスト、ゴスペル歌手の森祐理さんは、タイ南部にの津波被災地を巡って、現地の子供達と交流しました。
ある学校へ入って驚いたのは、机の上にズラリと新しいパソコンが並んでいたことでした。
近づいて見ると、その一台一台に「ワールド・ビジョン」のラベルが貼られていたそうです。
そのような働きもしているんだ!チャイルド・スポンサーの一員である私は、感動を新たにしました。

森祐理さんは、阪神大震災で弟さんを亡くされました。その悲しみの体験が、被災地を巡り、歌で子供達を励まそうという奉仕の精神を駆り立てています。
そして、チャイルド・スポンサーも4人目とか。
また、もう一人のゲスト、野田敬輔さんは、1993年に当時1歳4ヶ月になる長男を、腎不全で亡くされました。
それから5年後・・・ワールド・ビジョンのスタッフとして働きはじめました。
一人の息子を失うことを通して、数千、数万の子どもたちを養子に迎える働きに加わるようになったのです。
家族を失った悲しみが、家族という枠を越え、人種の枠も越えて、世界の人々への愛の実践へと発展して行ったのです。

チャイルド・スポンサーは、月々4,500円。私たちが一度食事に行けば使ってしまう額です。
私も、これを機に2人目の子供の母になることにしました。
ワールド・ビジョン・ジャパン 支援者サービスの直通電話は、03-3367-7621




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2006年05月08日

ふるさとホットライン

5月8日(月)
「北日本放送から出演依頼です。」デスクの声を聞いたとたん、心は飛行機に乗って神通川河川敷にある空港に着陸しそうになっていた。
「富山へ行くの?」「いえいえ、電話で生出演です。」飛行機、Uターン・・・。

ONAIRは、5月17日(水)16:50〜17:00
KNBデイリーウエイブ「ふるさとほっとライン」コーナー。
これは、富山県出身で、県外や海外で活躍する人を紹介するコーナーとか。
放送の最後に、富山にいる友達や知り合いにメッセージをどうぞ!ということだ。
だれにしよう?
放送部の島崎先生、竹越先生、洋子ちゃん、村井君、藤本君〜!部活、楽しかった〜!あれが私の原点だわ!
同級生のきっこちゃん、よく田んぼ道行ったり来たりしたね。絹ちゃん、今や立山の顔だね。また山岳警備隊のごはん炊き、手伝いに行くよ。
椙田さん、プロジェクトX、感動だったよ!遂に隊長だね!それにしてもようテレビに出るねえ〜。
こんないっぱい言えないから、今のうちに言っとこう。
みんな元気でね〜!

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2006年05月07日

Mouth is guidance.

5月7日(日)

今日の教会での礼拝メッセンジャーは、牧師さんの娘婿、エベン・カーマイケルでした。
ハワイの教会で、礼拝音楽とメッセージを勤める30才の若き牧師。
おばあさんが日本人というクオーターで、そのルックスたるや、トム・クルーズをソフトにしたような・・・
牧師さんの次女しのぶさん、ハワイへ留学したばかりに、こんなナイスガイと結婚することになったんです。(これぞ導き!)
見ているだけでも恵み・・・あ、いえいえそのメッセージは、恵みに溢れているんです。
ちょっとその内容をご紹介しましょう。
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テーマ:聖書の箴言18章21節より「死と生は舌に支配される」

私たちの言葉は、私たちの人生の船舵です。
Mouth is guidance. (口が、導くのです。)

ポジティブな言葉ばかりを口に出す人と、ネガティブな言葉ばかりを口に出す人がいます。
怒りを表す人は、一緒に怒ってくれる人を求めているのです。
しかし、その怒りが、その人自身をネガティブな人生へと導くのです。
聖書、ルカの福音書6:45 
「なぜなら、人の口は、心に満ちているものを話すからです。」

聖書、詩編
「あなたに罪を犯さないため、私はあなたの言葉を心にたくわえました。」(あなた=神)
私たちは、聖書によって、神の言葉で心を満たしましょう。
He was cool.(He=Jesus Christ)
イエス・キリストは、とても冷静な方でした。決して大ゲサなパフォーマンスをする方ではありません。
いつも落ち着いて、穏やかに私たちを見つめていらっしゃいます。

私たち自身が人生のコースを決めないなら、環境がそれを決めてしまいます。
自分のコースを変えるのは、自分自身です。
私たちの口から出たものがコースを変えるのです。
自分の口から死を語るのを止めましょう。
私たちは、神の宝物です。
私たちは、神の瞳。
神は誰よりも私に好意をかけていて下さっているのです。
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確かに、ものすごく頑張っているのに、空回りしている人がいます。
そういう人の口から出る言葉は、批判、悲観、自己主張などです。
反対に、心を清くして感謝している人は、だんだん神様と気が合って来て、人生が好転するような気がします。

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2006年05月04日

動くことは出来なくても

9b644246.jpg5月4日(木)

午後2:40日野を出発。午後:3:30、母は再び病室の人となった。
「おうちは、よかったでしょう?」と駆け寄る看護師さんに、母は「家に帰れば、病院が懐かしいわ〜。またよろしくお願いしますね。」と答えた。
「うまいね〜!」と目をまんまるにする妹。「まったくボケてるのかボケてないのかわからないね。」と笑い合う。「この看護師さんは、やさしいから大好きなの。」「看護師さん、きれいね〜。」母は、いつも周囲の人をハッピーにする言葉しか口にしない。
だからどこへ行っても愛される。
動くことは出来なくても、人を幸せな気分にすることは出来るのだ。
五月晴れ・・・相模湖は満々と紺碧の水をたたえ、新緑が水面に映えていた。
ふと、母は、この湖みたいな人だな。と思った。そんな母に育てられたことに感謝。
これからも、神がいつも母と共にいて下さいますようにと祈って、帰路についた。5/4

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2006年05月03日

5月3日(水)

704dadd5.jpg5月3日(水)

昨夜7時から、おむつ替えにも体位交換にも気づかず熟睡していた母は、朝7時パッチリ目を開けた。
第一声が「啓子さんが側にいてくれると思うと安心だわ。」
全身の緊張感がほぐれ、身も心も休まっている様子に、在宅介護にもどしておげたい気持ちが沸き上がる。

座椅子に移し、テレビの前に座らせると、ちょうどNHKの朝ドラ「純情きらり」の総集編が放映されていた。
母にとっては、久々のテレビ・・・
昭和12年、卒業式で女学生たちが「花」を歌うシーンを見たとたん「女学校で歌った」と泣き出した。
そのあとは、私の粗忽ぶりに「話題がつきないね。」と、大笑い。
熟睡したあとの母には、豊かな感情が蘇ったようだ。

午後、近所を散歩。
車椅子を押す小学生の甥、先導する父・・・輝く緑の中、幸せな昼下がりの光景ではある。5/3

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2006年05月02日

フリージアの君

5588a07c.jpg5月2日(火)

黄色いフリージア…父が近所の花やさんに取り寄せてもらってまで入手した花が、病院から4ヵ月ぶりに 帰る母の枕元に飾られた。 両親を結んだ思い出の花なのだ。戦後間もない富山県の片隅…勤めていた製紙会社の社報に、母は「フリージアの花」の詩を載せた。その詩に返歌を寄せたのが父だった。以来、社の廊下ですれ違いざまに父が落として行く恋文を素早く拾い、隠れ読んだ母…やがて二人は結ばれた。瞬時に情報交換出来る現代人には、気の遠くなるような話だけれど、なんとも奥床しい。「いつしかと聞かまほしく、奥床しき心地するに」昔習った大鏡の序がよみがえる。

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2006年05月01日

水と緑と人間と

aa18dd5e.jpg5月1日(月)

5月・・・カレンダーをめくるのがこんなにうれしい月はありません。
緑滴る季節!
緑って、夏の季語なんですね。
そうと知ってか知らずか、カレンダーをめくったとたん、夏の暑さが訪れました。
富山から上京した中学の恩師と会うため武道館へ行き、妹と一緒に北の丸公演でお弁当。
ベンチの下では、猫がお昼寝です。
この水辺の緑の輝き!このところ、人間関係で心身共に疲れ果てていた私の心が、スーッと癒されていきました。
水と緑の力ってすごい!人間にも、こんな人がいたらいいな。なれたらいいな。5/1

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