2008年08月

2008年08月30日

三浦綾子読書会 ふるさと富山で発足!

うれしいお知らせです。
かねてから、三浦綾子読書会朗読部門を、ふるさと富山でも立ち上げたいと願っていた私に、またとないチャンスが訪れました。
黒部で読書会が発足されることになったのです。
運良く第4週だけは、レギュラーの仕事から解放される私は、この時を逃すまいと、便乗することにしました。立山町の良峰というところで、素敵なログハウスに住む親友が、自宅を会場に提供してくれることになったことにも感謝です。
以下、募集要項です。部分参加もOKですので、地元の方々に、ぜひご参加いただきたく思います。
今回は、顔見せとして、私の朗読をお聞きいただき、次回からは、朗読をお教えしたいと思います。
(朗読だけお聞きになる方は、今回は、自由献金。次回からは、参加費をいただきます)

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  黒部読書会発足記念・黒部立山ツアー

 日 程  10月21日(火)〜23日(木)
 内 容 (21日)東京から長野経由で扇沢へ
          黒部立山アルペンルート観光
          18:30〜立山で中村氏の朗読会開催
     (22日)立山から黒部渓谷へ
          トロッコ電車乗車
          黒部で「塩狩峠」映画会&講演会
     (23日)宇奈月温泉から魚津、越後湯沢
          経由で東京へ
 リーダー 長谷川与志充氏(三浦綾子読書会代表)
 ゲスト  中村啓子氏(朗読部門コーディネーター)
 参加費  65000円(交通費、宿泊費等含む)
      ※東京以外から参加の方は要問合せ
 宿泊先 (21日)ホテル雄山(立山温泉)
 (予定)(22日)フィール宇奈月(宇奈月温泉) 
 申込&問合せ E-mail toyoshi@io.ocn.ne.jp  
        FAX 04−2939−8470
 申込締切   9月20日(土)


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2008年08月29日

北の大地から 続編

27日夜、北海道から帰りました。
現地から逐次送るつもりだった「北の大地から」が、1回で途絶えてしまいましたので、ここにまとめます。

26日。三浦綾子記念文学館での朗読会の前に、三浦光世さんや、特別研究員の森下辰衛先生たちに、昼食会にお招きいただきました。いつものやさしい笑顔で、妹や甥っ子たちに綾子さんとの思い出などを語ってくださる光世さん・・・なんと言う恵みなのでしょう!
お店を出て記念館まで、およそ10分の道程を、自転車を引いた森下先生と歩いたときの心地よさは、忘れることが出来ません。澄んだ空気、爽やかな風・・・とにかく湿気がないのです。それに、他に歩いている人がいないのです。旭川もまた、地方の御多分に漏れず車社会。日本中で一番歩いているのは、もしかしたら、東京人かもしれません。
訪れること3度目の文学館は、開館10周年を迎え、展示がすっかりリニューアルされていました。
朗読会は、6年前、思い出ノートにこっそり「病めるときものCDを出します」と書いて帰った2階のコーナーで、開かれました。感無量!
朗読した「藍色の便箋」から、特に心に残った文章をご紹介します。
夫婦の愛について〜「人間は誰しも孤独なのですよ。いつも誰かに自分をわかって欲しいと思っているものなのですよ。だから、その話し合いが出来なくなったということは、一番身近な人に責任があると考えるのが順当だと、私は思います」「自分が耐えていると思うとき、相手も耐えているのだという言葉もあります」
真実に生きること〜「誰もが迎えねばならぬこの死を、私たちは直視する生き方を深めるべきではないでしょうか。死という言葉をただやみくもに恐れずに、もっと希望を持って語り得るようになれないものでしょうか(中略)死から生に向かってスタートするかどうかで、生き方が変わるのではないでしょうか」
親の愛のありかた〜「自信過剰の人間は明らかに傲慢です。『自分は正しい』『自分は秀才だ』『自分は美人だ』と思っている人ほどみにくい存在はありません」
集まった方たちは、この身近な問題についての手紙文に熱心に聞き入ってくださいました。

夜は、新設の素晴らしい建物、市民交流センターで、「塩狩峠」の朗読指導。
みなさん熱心で、あと何回か続けることが出来たら、上達なさるだろうなと、後ろ髪引かれる思いで会場を後にしました。

最終日27日は、朝から雨。気温15度。寒い!Tシャツもジャケットも2枚重ね、首には、ストールを巻いて、傘を差しながら旭山動物園を巡りました。以前、テレビ朝日の番組で紹介ナレーションを担当して以来、ぜひ行ってみたいと思っていた夢が、ようやく実現したのです。東京は、ずっと雨だと聞いていたので、昨日まで晴天続きだったことに感謝して、ビショビショも我慢。
帰りの旭川空港で、人気の生キャラメルをゲット!千歳空港では3時間並ぶと聞きましたが、旭川では、すんなり買えましたよ。
かくて、4泊5日の北の大地の旅は、無事終ったのでした。

                                     おしまい



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2008年08月24日

北の大地から

987aec4b.JPG23日夕刻、末の妹家族と一緒に、北海道にやってきました。
新千歳空港へ出迎えてくれたすぐ下の妹夫婦の車で一路、安平町の妹宅へ。
日の沈む前にと、早速みんなで畑へ繰り出し、夕食用の野菜を収穫。
農業の経験も無かった2人が都会から引っ越して来て3年、よくこんなに広い土地を耕したものだと、ひたすら感心しました。あっぱれ!
無農薬採りたての、とうもろこし、トマト、きゅうり、ピーマン、枝豆のおいしかったこと。

そしてついに今日、憧れの富良野、美瑛へ。
車の窓に映し出される雄大な北の大地の景色を眺めていると心まで広ーくなる気がします。
こんなに広い所に住んでいる人って、きっと都会人とは何かが違うんだろうな〜っと思いながら、たどり着いた美馬牛の四季彩の丘。
色とりどりの花々の美しさは息をのむばかりでした。しかし寒い!
写真は、その四季彩の丘です。

明日は、札幌そして旭川へ向かいます。

timesignal_117 at 22:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) プライベート 

2008年08月21日

痛くないということ。

今日は、胆石の除去手術を受けた友人を見舞いました。
「まず、見る?」と差し出されたのは、3日前まで彼女の体内にいて、悪さしていた石2個。
こんなに小さいものが、あんなにひどい痛みを与えるなんて・・・人体って不思議。
でも、もうあの苦しみから解放されたんだと思うと、私もうれしい。

身体の中に異物がなく、どこも痛くないって、実はすごいことなのだなあと思わされたことでした。



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2008年08月17日

旭川公演への思い

来る26日、旭川で朗読公演をすることになりました。
旭川近郊の方、また、ちょうどご旅行中の方は、ぜひお立ち寄りください。
詳細は、以下の通りです。
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8月26日(火)

午後2時 三浦綾子記念文学館にて 朗読会 「藍色の便箋」から

午後6時半 神楽市民交流センターにて
 中村啓子「塩狩峠」朗読の夕べ
  内容 朗読指導・模範朗読・
「塩狩峠」解説 三浦綾子記念文学館特別研究員 森下辰衛氏

  入場500円(高校生以下200円)
  朗読指導希望者は入場料込みで2000円(同1000円)
  朗読指導は定員10名 希望者は事前申し込み

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私が、三浦綾子記念文学館とお近づきになれたのは、2002年に発売になった三浦綾子さんの小説「病めるときも」の朗読CDがきっかけでした。
このCDを聞いた「三浦綾子読書会」から朗読部門を立ち上げたいので、その講師をと依頼されたのです。
その後、この読書会を通じ、三浦光世さんをはじめ、記念文学館の方々とお会いするようになって行きました。

今から6年前、2002年の9月、私はひっそりと、この記念文学館を訪れました。CD録音開始を目前に、三浦綾子さんの世界に触れておきたかったのです。そして、来館者ノートの隅っこに「今度『病めるときも』の朗読CDを出します」と、小さく書いてその場を去りました。
録音初日、CDの監督、近藤紀久夫氏から「文学館でCDが出来たら置かせてって言って来た?」と言われ、折角旭川まで行きながら、ひと言も言えなかった自分を不甲斐なく思ったものでした。
このCDは、東京AVセンター出版の朗読ライブラリーの一環で、私の朗読の恩師小林恭治氏がご紹介下さったものでした。当初、他の奔放な女流作家の小説の予定でしたが、私の「三浦綾子さんでは」との希望を、快く受け入れてくださったのです。
録音に当たっては、当時の社長鶴田氏が、自らミキシングをご担当くださいました。
3日がかりの録音が終わり、社長、監督、私の3人で、近くの神田明神の境内を散策したときのことを今でも忘れることが出来ません。まるでお二人のような穏やかでやさしい夕日が私たちを包みました。
その監督と、師小林恭治さんが、昨年相次いで亡くなり、先頃、鶴田氏もまた帰らぬ人となられました。
6年後にこの世に残っているのは私だけだなんて、あのときには、どうして考えられたことでしょう。
私は、この朗読公演を、敬愛する亡き3人の恩師にも捧げたいと思います。
先生、先日も記念館からCDの注文が来ましたよ!もう何回目でしょう。
記念館では、私の朗読を大歓迎してくださり、ホームページでもPRしてくださっていますよ!
引っ込み思案な私ですが、神様が、ちゃんと道を備えてくださいましたよ!
本当にお世話になりました。本当に本当にありがとうございました!!

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2008年08月12日

オリンピックと戦争

世界が見守る「平和の祭典」が始まると同時に勃発した、ロシア・グルジア戦争。
10日のTBSサンデーモーニングが、オリンピック報道を差し置き、冒頭でこの戦争について取り上げたのは、良い選択だったと思います。人の命にかかわることほど重大なことはありませんから。
国家の首相が、華やかなオリンピックに出席中に、血を流し、泣き叫ぶ人々・・・。
戦争を指示する人は、手を汚さず、犠牲になるのは、いつだって国民です。
家族が目の前で殺される悲しみは、どんなでしょう。前線で戦う兵士たちの緊張、恐怖はどんなでしょう。自分の身に置き換えてみると、一日で胃に穴が開き、白髪頭になりそうです。
この戦争もまた、理由は、お決まりの国益のため。
もし、国民全員が戦争に反対し、出征を拒んだら、政治家たちは前線で戦うのでしょうか。
世界中の人々が本気で戦争には絶対加担しないと心に決めたらどうでしょう。
国策に従う人が大半を占めるために、従わない人は「非国民」などとののしたれてきたのではないでしょうか。
たとえどんな理由があるにせよ、人が人の命を奪うなんて、間違いでないはずがありません。
そんな基本中の基本の正義感くらい、揺るがすことなく持っていたいものです。
戦争の被害は、その時代だけに留まりません。
事実、私も今年、被爆2世だった身内をがんで失いました。51才でした。
原爆は、まだ終っていないのです。
じわりじわりと、どこまでも染み通っていくのが、戦争の怖さなのです。

そんなことを考えているとき、射撃女子のメダリスト、ロシア代表とグルジア代表の選手が抱き合って讃え合う姿が目に焼き付きました。
二人は、様々な大会で顔を合わせるうち、親友になったそうです。
そのコメントを、忘れることが出来ません。
「どんなことがあっても、私たちの友情はくずれない。戦争を起こすのも止めるのも政治家だ」


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2008年08月08日

さりげなく思いやる男性

昨日は、裾野市のスタジオで、テレビ番組「ハーベスト・タイム」の収録がありました。
30分番組4本の録りは、かなりハードです。
その帰り道・・・
中央線は、いつものごとく(?)事故で遅れて超満員。そんな中、ドア近くで父親に抱かれた2才くらいの女の子が大声で泣き叫んでいました。子供のパワーってすごいですね。よくもこんなに長時間大声を出し続けられるものだと感心するくらい、泣き止むことがありません。疲れた身には、結構辛いものがありました。私が立っていたのは、プライオリティーシートの前。座席には、中学生と高校生と見られるガッシリした男の子二人と、その母親が座っていました。そのとき、老婦人の声がしました「かわいそうに、席を変わってあげればいいのに」繰り替えされるその言葉に促されたのでしょう。一番奥にいた母親が席を立ち、大きな男の子たちが順に席を詰めました。女の子の父親は、誰に礼をいうわけでもなく、泣き叫ぶ子供を席に座らせましたが、女の子は、ますます暴れます。「ママー!!」その子は、座りたかったのではなく、ママが恋しかったのでしょう。「いいかげんにしろ!」父親にぶたれて、ますます火がついたように泣き叫ぶ子供・・・それを愛おしそうに見守りながら座席脇のバーにつかまって立っている小柄な老婦人は、70代後半でしょうか。
優先順序が完全に狂っています。
このところ頓に気になるのが、もう大人と認めていい息子に対して過保護な母親!
本当の愛とは、その子供が、自立し、人格を持った大人になるよう、先を見据えた教育をすることでしょうに。
そのとき、中央線に乗る前の新幹線での出来事を思い出しました。
夕方の上り新幹線は、いつも混んでいますが、この日は、1席も空いていませんでした。しかたなくドアを入ってすぐのところに立っていたところ、しばらくして、一番近くの座席で文庫本を読んでいた30代後半くらいの男性が、スッと席を立ち、出て行きました。空いた席に座った私は。あれ?と首を傾げました。
列車は止まる気配がありません。それもそのはず、これは「ひかり」新横浜までノンストップなのです。
デッキを振り返ると、件の男性は、そこに立って本を読み続けているではありませんか。そうか!私は、思わずデッキへ出て行きました。「もしかして、席を譲って下さったのですか?すみません」すると、彼は本から目を上げて柔らかい声で「僕ではありませんよ」というのです。いいえ、その人の白地に黒のストライプのワイシャツ、手にしていた文庫本を、私はちゃんと覚えていました。私に気を遣わせまいと、声をかけずに、降りるふりをして出て行った男性・・・そのあと40分近く立ち続けなければならないことを承知の上で。
あんなにさりげなく人に親切に出来る人って、きっと本当の愛を知っている人なのだろうな。
大きな泣き声が、だんだん遠ざかっていくように感じられました。




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2008年08月04日

いつか償える?

15年前、一緒に洗礼を受けたY子さんのお母様が天に召されて、今日、前夜式(仏式で言えばお通夜にあたる)が行われました。62才という早い召天でした。

私がクリスチャンになって、素晴らしいと思ったことのひとつに、教会式の葬儀があります。
そこでは、死者は、天に凱旋したとして、永遠のいのちについての祝福のメッセージが語られます。
そして、もうひとつ感心したのは、教会員の奉仕によって、式が執り行われること。
葬儀の段取り、牧師による司式、奏楽、受付、アッシャー、台所、道案内や駐車場の案内etc・・・全てが奉仕です。私は、もっぱら朗読係。
葬儀にお花料などは、一切持って行きません。働くことや寄り添うことで、その気持ちを表すのです。
みんなそれぞれ、そうして仕えることに喜びを感じて・・・。
ですから、基本的に教会への葬儀代は、かかりません。霊柩車などにかかる葬儀やさんへの最低限の費用と、祭壇のお花代など、実費のみ。戒名もつけず、本名のまま天国へ行きます。
つまり、斎場などでの人件費は、教会員の心で賄われているわけです。
結婚式もしかり・・・。
お金ではなく、心で行われる式、素敵です!

さて、今日の前夜式で、故人の思い出を語ったお友達が、叫ぶようにおっしゃた言葉が印象的でした。
「いつもいつも相談にのってもらって、いつか償おう思ってたのに、償えなくなっちゃったじゃないの!」
いつか、いつか、と思っているうち、いつ会えなくなるかわからない私たち。
出来るときに償わなければ・・・心にしみたひと言でした。

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2008年08月01日

完全OFF

久々に一日家にいました。
洗濯、諸々の連絡、暑中見舞いの返事・・・返事だけで精一杯で、こちらからのものはなかなか書けない私です。
圧力鍋で1時間かかる五穀玄米ごはんを炊いて、遅い昼食。
月末に、三浦綾子記念文学館で行う朗読会での作品選び。明日のOKEIKOの教材準備。
あっという間に一日が終わりました。
片付けたいと思っていたことの半分くらいしか出来ていない気がします。
週に1日は、こういう日を持ちたいと思いますが、最近では月に一日くらいでしょうか。

完全OFF・・・必要ですよね。

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