2009年04月

2009年04月30日

清水由貴子さんの死に思う

昨夜は、介護に関するDVDの打ち上げがあった。
話題はおのずと清水由貴子さんのことに。
以前、何度かドラマで彼女と仕事したという監督は「明るくいい感じの人でしたよ」
DVD監修の介護施設長は「清水さんは、『大丈夫?』と聞かれ『ええ、なんとか』と答えていたそうね。この『なんとか』を、聞き逃しちゃいけないのよ」と。
要介護5の病人を家庭で看るのは、並大抵のことではないのは、私自身の経験からよくわかる。
脳出血で入院していた母が、家に帰って来る!希望に燃えてケアマネージャーとの打ち合わせをしたものの、はじまってみると、在宅介護は壮絶な戦いだった。
昼夜逆転した母の世話に一睡も出来ない日が続き、レギュラー番組のディレクターから「中村さん、来週録り直しましょうか。声に力がないんですよ」と言われたときの困惑・・・風邪なら来週になれば治るかもしれない。でも、来週には、もっと疲れているのでは?そう思うと「すみません。もう一度やらせてください」と、力いっぱい頑張るしかなかった。
1ヶ月もすると、私の疲労は限界に近くなり、血圧が下は40となってしまった。
引き受けていた月刊誌の原稿を、一行も書く事が出来ず、編集者に「書けません!」と頭を下げた。
これで年が越せるだろうか・・・師走の街角からケアマネージャーに電話した。「ショートステイをお願い出来ませんか?」来年までベッドの空きがないという返事に肩を落として眺めた神保町の灯りを、今も忘れることが出来ない。
「神様、助けてください!」泣きながら祈った翌日、母は心臓発作を起こし、救急車で病院へ運ばれた。
その後、母は労健の病院へ入り、月に一度、2泊3日で家に帰り、家族と過ごした。
介護ベッドを借りるのをやめ、昔と同じに畳で寝かせたら、母は朝までぐっすり眠った。
マニュアルにこだわり過ぎて、家でありながら家でないような環境を作ったことから、母は眠れなかったのかもしれない。
自分のベッドで朝まで眠る・・・それまで当たり前だったそのことが、どれだけの恵みだったかを、私自身もこの時に初めてわかった。
病院へ見舞いに行くと、母とゆっくり向き合える。今まで話したこともなかった深い思いを母は私に話してくれ、親子の絆が強くなって行く気がした。
在宅介護では、忙しすぎて、落ち着いて話し相手になることが出来なかったのだ。
良い時間を持てたあと、母は静かに召されて行った。
その母が眠る富士霊園で、清水由貴子さんが逝ってしまったとは・・・。
在宅介護支援サービスが出来、昔と比べると、介護環境は良くなった。しかし、家族は、病院なら3交代で行う看病を、交代なしでやり続けるようなものだ。
かつて日本を支えてきた人たちを、今度は、社会全体で支えて行くという考え方が出来ないものだろうか。
老人のベッド数を減らし、入院費用を引き上げて、在宅へ在宅へと誘うやりかたを、見直して欲しいと切に思う。




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2009年04月22日

PLATOnに出演

昨夜、J−WAVEの「PLATOn」にゲスト出演させていただきました。
生放送なので、どうなることかと思いながら行ったスタジオで、パーソナリティーの、アンジャッシュ/渡部健さんに会ったとたん私の心は解放されました。なんと爽やかな笑顔なのでしょう。それにテレビで見る以上のイケメン!
いざ本番が始まると、渡部さんの受け答えには温かさが溢れていて、楽しいトークにあっという間の1時間でした。

温かいといえば、スタッフのみなさんも、またしかり。
見学に同行した、私の甥っ子にも細やかな心配りをして下さり、彼もすっかりラジオの世界に魅了されたみたいです。

「声の仕事とは?」と言う質問に、とっさに答えた「お聞きくださっている方の、心との会話」は、私自身の指針になりました。お聞き下さった皆様、ありがとうございました。

timesignal_117 at 09:22|PermalinkComments(6)TrackBack(0)仕事 

2009年04月17日

ゴーヤーマヨチャンプルー

キューピーマヨネーズラジオCMは、私が25才だったときからのレギュラーです。
何年目って???
いえそんなことより、お料理情報、お料理情報!
今日録音したCMで紹介したのが、「ゴーヤーマヨチャンプルー」
ゴーヤーチャンプルーにマヨネーズを加えて炒めるんです。
家に帰って早速トライ!
ほんと〜!マヨネーズを加えることによって、ふんわりまろやか。
これはやみつきになりそう!
それに、ゴーヤーって、炒めてもビタミンCが損なわれないんですって。
これも、CMからの聞きかじり・・・いえ、読みかじりでした。

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2009年04月16日

ああ、消防設備点検!

この日は、私にとって恐怖です。
だって、寝室、洗面所、リビング、キッチン、クローゼット、押し入れにまで設置されている火災感知器、
そしてベランダの非難梯子の点検・・・。入らない部屋はトイレくらいでしょ。
逃げようが・・・いえ、隠しようがありません。
んもう、朝から片付けにおおわらわ。ようやく係の人が帰った今、脱力〜!
このマンションに移り住んだ頃は、いつ突然点検があってもいいくらいスッキリしていたのに、10年も経つと、どうしてこんなに物が増えるのでしょう。
ああ、捨てられる女になりたい〜><

さて、お掃除モードになったついでに、床みがきなぞしようかな。

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2009年04月14日

雨が似合う日

今日は、完全休日。
シトシトと控えめでやさしい春雨の音を聞きながら、来月、青山学院大学のチャペルで行うお話のタイトルと聖書箇所を考えました。
こういう時は、自分の頭で考えず、私は何をしに招かれたのか、聞いてくださる学生さんの必要は何なのかを祈り求めることにしています。
実は、数年前、フェリス女学院に招かれたとき、思いもかけない語りかけにハッとして「あなたは高価で尊い」というタイトルで話したところ、必要に的中した経験があるのです。
今回のタイトルは「自由の獲得」と決めました。
聖書箇所は、ヨハネの福音書8章31,32節「もしあなたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたはほんとうに私の弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」
これも、これまで自分で考えていたものとは全く違うテーマです。
でも、そう、あの窮屈だった私が、今はこんなに自由!と再認識。これなら、話せそうです。
この混沌とした時代に大学生活を迎えた若者たちが、本当の意味での自由を獲得し、自分にとっての最良の生き方を見つけてくれますようにと祈りつつ、これから内容の肉付けをしていきたいと思います。

ああ、なんと心静かないい一日だったのでしょう!こんな日には、雨が似合います。


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2009年04月08日

語らずに死ねるか!

先月「語らずに死ねるか!無名兵士たちの声」という映画のナレーションの仕事をしました。

今や戦場体験者は、80才代以上の方ばかりです。かつては口を閉ざしていた人たちも、今、その体験を話しはじめました。同じ歴史を繰り返さないための使命感に駆られて・・・。
3男1女の兄弟で、兄3人が戦死したという婦人の言葉が、強く私の胸に残りました。
「兄たちが軍人であることを誇らしいと思っていました。でも・・・犬死にでした・・・」
私をふくめ、戦争を知らない世代が圧倒的多数となり、社会が変貌しようとしている今こそ、積極的に彼らの声を聞きたいものです。

企画製作:株式会社ユニモト。共同製作:戦場体験放映保存の会。支援:文化庁のこの映画の上映会が近づきました。
上映日時:4月10日(金)19:00〜と、20:00〜。
     4月12日(日)14:00〜と、15:15
上映会場:なかのZERO本館視聴覚ホール
 入場料:1,000円
お問い合わせは、ユニモト TEL03-3314-7021 まで。



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2009年04月06日

偉大なる楽天主義

東京恵比寿で毎週日曜日と月曜日に開催されている「ハーベスト・フォーラム」
今、ここでは、ハーベスト・タイムの中川健一牧師が、旧約聖書の創世記を最初から順に講かいなさっています。今日の学びは、26章「イサクの歴史」
イサクとは、イスラエルの族長で、アブラハム(イスラエルの粗で「信仰の父」と呼ばれる人)とその妻サラに契約のしるしとして、神が与えた息子です。
この人は、「人間の持つ弱さにもかかわらず、神は守ってくださる」ということを信じているため、人生のさまざまな出来事に対し、一喜一憂しません。一つの扉が閉ざされれば、他の扉が開く。一つの井戸が塞がれれば、他の井戸がみつかる。そういう考え方なのです。
これを「偉大なる楽天主義」と、中川牧師はおっしゃるのです。

そういえば、私も、随分楽天主義になったなあ。

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2009年04月04日

古都の春

南禅寺の桜
高瀬川の桜1日から3日まで、京都へお花見にでかけました。今にも一雨来そうなあやしい雲行きの東京を離れ、京都のホテルに荷物を置いて表へ出たとたん、青空が顔を出し、3日間快晴!天が味方とは、このことでしょうか。
憧れの清水寺のライトアップは、桜がまだ開ききらず、夜風がちぶとおした。
2日目は、叡山電鉄で鞍馬へ。車窓からの長閑な春景色に頭が楽〜になって行くかんじ(普段、それほど使ってもいないくせに)鞍馬山の桜は、まだ蕾・・・軒下にはなんと、雪が残っていました!これまたちぶとおしたえ。
山を降りて訪れた南禅寺で、ようやくこんなにきれいな桜を見ることが出来ました。
ホテルへ向かって高瀬川の川べりを歩けば、春風が水面を揺らし・・・古都の春は、私をやさしく包んでくれました。おおきに。






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