2009年08月

2009年08月26日

誤読

今日は、私たちの仕事の流れをご紹介します。
先ず、「受注」これが意外に間際になって決まります。
早くて2種間前。前日に決定ということも、そう珍しくありません。
ですから、会社務めの友人などから「いついつ空いてる?」と、1ヶ月くらい先のことを聞かれると戸惑ってしまいます。その時は、空いていても・・・。
昔は「仕事が入ったので」と、よく約束をキャンセルしたものですが、今振り返ると、随分失礼なことをしてきたものだと反省しきり。
そこで、今では、約束をした以上、仕事は極力NGにすることにしています。
おのずと、最近の事務所のスケジュール表はNGだらけ。マネージャーから「何をしているのかと思いましたよ」と言われてしまいました。いえ、別に逃走ではありませんので。

さて、仕事を受けると、3日前〜前日くらいまでに、原稿が届きます。
下読みでは、まず、何を伝えたいか、文脈を読み取り、誤読、アクセントの間違いがないよう、また、イントネーション、文節での立て方などを把握し、マーキングします。

今日午後の仕事は、医療機器の取り扱い方。
切り方一つで、意味が違って聞こえるので、細心の注意が必要です。
読みトチリもなく、OK!と思いきや、ディレクターから「すみません。録り直させてください」の声。???「『麻薬の針』と読まれました」ええっ!原稿に目をやると、そこに書かれていたのは「麻酔の針」!
耳慣れるって、怖いですね!
最近のテレビ番組、麻薬報道が多過ぎません?


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2009年08月22日

結婚とは?

ナレーションスクールOKEIKOの期末ミーティングを行いました。
この教室を始めて、ちょうど15年になろうとしていますが、これは初めての試みです。
OKEIKOは、入学希望者の増加から今学期から4クラスになったため、初顔合わせというメンバーも多く、胸にネームプレートをつけての新鮮な雰囲気。
サプライズで結婚のお祝いもあったことから、今回のテーマは「結婚」です。
参加者16名全員が、「結婚」についての思いを1分間のスピーチにまとめました。
メンバーの大半は、既婚者または結婚経験者ですが、その経験から滲み出る言葉の深さに唸らされました。
結婚とは・・・「会話」「絶対別れないという決意」「献身」「それぞれが半分になってひとつの体となること」
ひとり、ひとり、全ての言葉が胸に響きました。
このように真剣に結婚ということを捉え、意志を持って良い関係を築いている、または築こうとしている彼らに、いい知れぬ誇りと喜びを感じた私です。
そして、みんなきっと素晴らしい表現者になると確信しました。
表現は、愛であり、最も身近な人を愛せずして、本当の意味で他人を愛することは出来ないのではないかと思われるからです。
とは言え、身近だからこそ、怒りや憎しみが最も芽生えやすいことも確か。
最後に上級クラスの3人によって行われた朗読は、そのテーマに迫りました。
妻の友人との不倫を、妻に告白した夫。それに対して妻は・・・・。そして、夫に癒しが訪れる。
妻の言葉とは「もう一度やり直しましょう。なんとか二人で解決しなければ。そこにしか希望はないと思うわ」
これはデビッド・アウスバーガー著「赦しー新しい人間関係を生み出す」(発行:東京ミッション研究所、発売:いのちのことば社)の中の「謝罪と告白についてはどうか」という章に載っている一例です。

充実したミーティンブでした。
帰り道、素晴らしい仲間達が与えられていることへの感謝の思いが胸にあふれました。

「妻たちよ。あなたがたは、主に従うように夫に従いなさい」(聖書:エペソ人への手紙6章22節)
「夫も自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する者は自分を愛しているのです。だれも自分の身を憎んだものはいません。かえって、これを養い育てます」(同28,29節)




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2009年08月18日

新朗読×杉山直の舞台

番組でご一緒している音声さんが、新朗読の舞台の仕事をしていると聞いて、出かけてみました。
杉山直さんの新朗読というものを聞くのは、初めてです。
会場は、三鷹芸術文化センター。家から近いというのは、いいものです。お風呂に入って、軽い食事をして夕暮れの涼風に吹かれながら劇場に向かう・・・これだけで既に満ち足りた気分♪

会場に入り、先ず驚いたのは、案内、受付、場内アナウンスまで、全て小学生が行っていたこと。
杉山さんは、「読み聞かせ学習」にも積極的に取り組んでいらして、今回も、主催:チエリーキッズ(小学生を中心に自然体験活動を行っている)後援:三鷹市、三鷹市教育委員会となっていました。
どうりで、場内のほとんどが親子連れです。

タイトルは「太宰治の世界」。(黄金風景)(海)(走れメロス)と、約1時間半、台本を持たずに、声はもちろん、体と表情を駆使して表現する杉山さんは、流石5才から舞台を踏んでいる役者さん。指の先まで計算され尽くした動きです。
加えて、舞台中央の映像には、太宰と妻美知子の言葉や、評論のテロップが表れ、居ながらにして太宰治について学ぶことが出来ます。国文科で、太宰についての講義は相当聞いたはずの私ですが、実は知らないことだらけだったことに気付かされました。
そして、バックに流れるモーツアルトの曲が、舞台の格調を高めます。これは「音楽はモオツアルトだけですね」と、「渡り鳥」の作中で語った太宰の言葉によるとのこと。
五感の全てに訴えかける舞台にただただ圧倒されました。
そして、ひとつの舞台にこれほどまでの力を注ぐということに大きな刺激も受けました。
それだけに観客の少なさが勿体ない。近いからと一人でぶらっと出かけたけれど、もっと人を誘えば良かったと悔やまれたことでした。
「良い舞台を観たあとは、誰とも話さず、ひとりで帰りたい」そう言った人がいましたが、今夜私はまさにそんな気分。駅までバスで3停留所分を、歩いて帰る私の傍を、秋の気配の涼風がそっと渡っていきました。




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2009年08月14日

補い合う脳

「道ありき」の収録をようやく終えて、今はいろいろと書く作業に集中しています。
お尻が痛くなるほどPCに向かっているので、メールが届くとすぐにキャッチ!そんな私の目を奪ったのが、
北原脳神経外科のメールマガジンです。公表されているものですので、ここにご紹介させていただきますね。

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★補い合う脳★
脳の左右一方が脳梗塞を起こして一部の機能を失っても、反対側の脳が神経回路を組み替えて機能を肩代わりする例があることを、自然科学研究機構生理学研究所がマウス実験で突き止め、12日付の米科学誌に発表しました。
マウスの実験では、左半身の感覚をつかさどる右脳部分で人工的に脳梗塞を起こし、左前脚は無反応の状態にしました。
この後、左脳の一部で神経細胞情報をやりとりするシナプスの組み替えが1、2週間で活発化して、4週間後には、機能を失った右脳部分と同様の活動パターンが観察され、左前脚も動かせるようになったそうです。
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人体のみならず、小さなマウスの脳の中でさえ、瞬時にこのような組み替え作業が行われるなんて、なんという神秘!全ての生物のひとつひとつにこのような機能を与えるなんて、人間に出来る技ではありません。
こういう不思議を知る度に、偉大な創造主の存在を信じずにはいれない私です。





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2009年08月05日

額のトゲを

「失言」ブログに、何人もの方からメールをいただきました。
ご心配をおかけし、すみませんでした。
昨夜は、整体に行き、今日は一日家にいたら、すっかり回復しました!
家にいれば居るで、原稿をプリントアウト中に、プリンターが紙詰まりを起こすわ、FAXを受信中にインクリボンがなくなるわ、ハプニング続出でしたが・・・。

今回、特に感謝だったのは、書き込みをいただいた、聖書の詩編139篇
「主よ、あなたは私を探り、私を知っておられます。あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ私の思いを遠くから読み取られます」には、励まされました。
一人じゃない。すべてを知っていてくださる方がある。何があっても、聖書の言葉に支えられる私はは幸せです。

そう言えば、今朝不思議な夢を見ました。
母の白い割烹着の胴に手を回し、抱きついていて、母の顔を上を見上げる私。
その私の額の真ん中にあるトゲを、抜いてくれようとしている母・・・。
亡き母が抜いてくれたトゲって、何だったのでしょう?








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2009年08月02日

失言

疲れるというのは、いけませんね。
昨日のナレーションスクールで、つい、教師としてあるまじき言葉を吐いてしまいました。
後頭部がジンジンしびれ、感情がコントロール出来ない状態でした。

いつまで経っても大人になりきれない自分を見せつけられた思いです。
じっと耐えて付いて来てくれている生徒たちの方が、大人なのかもしれません。

人間だれしも完全になると言う事はあり得ない・・・
だから、謙虚な気持ちでいることが大切なのでしょう。
そうすれば、人をゆるすことも出来るはず。
まずは、私をゆるしてください!


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