2010年05月

2010年05月31日

そこにいる幸せ

先週から今週にかけて、実に様々なことがありました。
その一部をご紹介します。
土曜日は、なんだか50という数字とご縁の一日。
先ずは、午後、三浦綾子作品を愛する人たちの集い、光綾の会50回記念に招かれ、綾子さんの初代秘書宮嶋裕子さんとのトークショー。同じ作家を敬愛する仲間がいる幸せを感じました。

夜は、私の所属事務所俳協の50周年記念パーティーで、仲間とともにその歴史についてのナレーション。
会員ニ百数十名ともなると、日頃顔を合わせる機会は皆無です。見た事もない若者達が増えたのにびっくり!
そして、爽やかに司会をこなすイケメンくんから、見事なトークで会場を魅了する先輩陣まで、その層の厚さを再認識し、1年半の歳月をかけて準備を重ねた仲間たちの尽力の感謝し、ここにいる幸せを感じたことでした。

さて日曜日の朝は、電話で目が覚めました。富山の氷見市に住む母の従兄弟Kさんが亡くなったというのです。生涯独身、建てたばかりの真新しい家で、突然倒れ、69才の生涯を閉じたのでした。
彼の人生を、人は寂しいというかもしれません。
でも、私は、10年ほど前、氷見で会ったときのKさんの言葉を忘れることが出来ません。
「漁に出て、水平線の上に浮かんどる立山連峰を観ると、なんちゅう幸せな人生かと思うよ」
富山湾の西北、能登半島の付け根に位置する氷見市は、海越しに立山連峰を眺めることが出来るという絶景の地。その景観を漁船から堪能し、浜に上がると獲ったばかり魚で晩酌。大自然に感謝しながら心豊な日々を送り、誰にも世話になることなく、静かに旅立って行ったKさん。
「俺は俺で幸せだったよ〜」と言っているに違いない気がするのです。
その魂は、きっと大満足で、大好きな海原を渡って行ったことでしょう。








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2010年05月20日

富山講演エトセトラ

思わぬ携帯破損アクシデントなどで、タイミングが遅れましたが、富山講演の報告です。

5月16日快晴。朝、富山市内のホテルからタクシーに乗った私の目に、青々とした山肌に真っ白な雪の筋が描かれた立山連峰が飛び込んで来ました。「わあ〜、立山、きれいですねえ!」思わず運転手さんに感動を伝えずにはいられません。父の転勤で東京に移り住んで以来何十経っても、立山を観る度に「帰って来た〜」とホッとした気分になる私は、やはり「富山人」なのですね。
向かった先は、鹿島町教会。日曜礼拝の会堂に美しく響く松原葉子さんのリードオルガン・・・その中で、祈りを捧げて午後の講演に臨めるのは、何と言う恵みだったことでしょう。

今回の富山県婦人会での講演のタイトルは「言葉は深い水のよう」聖書の箴言18章4節にあるこの言葉に出会ったとき、私は瞬時に魅了されました。これから先、全ての講演をこのタイトルで話したい!と思うほどに。
更に今回私は、「許し」をテーマにその言葉を考えたいという壮大(?)な計画を持っていました。
そこに「氷点」などの朗読を交えつつ。
さて、思いは熱いものの、私の生い立ちの話から、そこへどう繋げていけば良いのか・・・実は、当日まで悶々としていたのです。想いと時間はたっぷりあったのに原稿が書けない自分・・・本番直前までドキドキが続きました。
午後3時、遂に講壇へ!
ああ、婦人会のみなさんのにこやかな笑顔、輝く瞳・・・待っていてくださったのだ!
私の緊張は、一気にほぐれました。私のひと言に、笑い、そして、言葉が返って来る・・・。
そこに講壇と客席という隔たりはなく、まるで一緒にお茶を飲んで歓談しているかのように楽しく1時間が過ぎて行きました。
終ったあと、いつも私に付き添ってくれている同級生が言いました。
「啓子ちゃんじゃなあて、隣にいる誰かがしゃべっとられる気がしたよ」
「隣にいる誰か・・・」そのとき、私の肩から力がスーッと抜けて、楽〜になるのを覚えました。

夜は、マンテンホテルの「鯛や」で故郷の味に舌鼓。
ちょうど旬のほたるいかのお刺身は、絶品でした!
そして、初めて口にした山菜の昆布〆め。昆布の香りに包まれた山の幸・・・これまた忘れられない味となりました。
海の幸、山の幸、そして人の幸・・・故郷富山は、私にとって最高のリフレッシュゾーンです。




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2010年05月19日

失われたデータが帰って来ました!

昨日は、破損による携帯データ失効のお知らせで、大変お騒がせ致しました。
今日、ドコモショップへ前々回の携帯を持参し、データを転載したあと、「バックアップサービスには、電話帳も入っていると思っていましたのに」と言ったところ、テキパキとお客捌きをしていた受付係の女性が「え?ちょっとお借りします」と、私の新携帯からお預かりセンターに繋ぎ、いとも簡単にダウンロードしてくれました。ああ、消えたと思った私の電話帳!!
前々回の携帯から今回までの間に新たに登録した150件も、見事に蘇りました!
「良かったですね!この150件の差は大きいですものね」と女性。
「本当に!でも、人によっておっしゃることが違うとは・・・」という私にひたすら「すみません」と彼女。
今回は、メモリバックアップCD-Rにも焼いてもらい、バックアプは万全!
それにしても、失ったと思っていたものが帰って来たのはうれいいものです。

親身になってすぐにメールをくださった皆様、本当にありがとうございました。
(昨日のブログは、混乱を防ぐめ消去しました)

註:ドコモの「ケータイデータお預かり」は、利用機種により、預かることが出来る項目が異なるそうです。


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2010年05月13日

風の言葉

ああ、なんとおいしい空気!朝、窓を開けたとたん思わず大きく深呼吸しました。
昨日の雨が、全ての汚れを取り去ってくれたようです。
いちごとヨーグルトでいそいそと朝食をすませた私は、ジーンズにスニーカー履きで、お気に入りの雑木林に出かけました。
サワワ、サワワ、サワワ・・・若葉をそよがせる風の音。
それは、講演を3日後に控え、緊張が高まって来た私の心をほぐし、はげます言葉となって耳に伝わって来ました。
「風光る」「風薫る」「風青し」・・・春から初夏にかけて新緑の香りを乗せて吹き抜ける風を表した言葉のなんと美しいことでしょう。

日曜日、私の講演をお聞きくださる富山県婦人会の皆様の胸を薫風が吹き抜けますように♪

午後、CMの仕事の現場で、ディレクターから「啓子さん、今日声の調子いいね!」と言われ、「やっぱり自然回帰が一番!」と、思ったことでした。

故郷の、あのシットリした空気・・・楽しみです♪



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2010年05月11日

今日のいい言葉「心待ち」

「次回のお越しを心待ちに致しております」
行きつけのお店で、見送りに出たスタッフの言葉です。
「心待ち」・・・この言葉が胸に残りました。
「お待ちしています」にはない、温もりと奥床しさを感じませか?

「心」で始まる、文字通り心惹かれる言葉は、「心配り」「心尽くし」「心根」などいろいろ・・・。

まいて「心深し」「心床し」「心を以て心に伝う」など、いとおかし・・・。

「心内にあれば色外にあらわる」心はまた隠す事の出来ないものでございます。

然れば今宵はこれにて・・・
          次なるお越しを心待ちに致しております。


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2010年05月07日

今日のいい言葉

<今日のいい言葉その1>
「神が差した!」
今朝のNHK「ゲゲゲの女房」で、漫画「墓場鬼太郎」再出版が決定したのを喜んだ水木しげるの言葉。
「魔が差したの反対」とは、しげるさんの弁。いい言葉ではありませんか!
「神が差した!」そんな瞬間、ありますよね。
また、最悪と思ったことが、あとで振り返ると、神が差した瞬間だったということも・・・人生、長い目で見ないとわかりません。

<今日の言葉、その2>
「いい日だったなあ」
病院の外来受診のあと、ガラス張りのレストランから庭の新緑を堪能した父が、ケアハウスの自室へ戻って開口一番に発した言葉。付き添った私も、なんだか幸せな気分になりました。
これからも毎日が「いい日だったなあ」で終りますように♪

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2010年05月06日

学びと癒しのGolden week

あっという間にGWが終りました。いかがお過ごしになりましたか?
私は、前半は、ナレーションスクールOKEIKOや、聖書の学びなどに費やしたため、4日、5日は、家にいることを死守(?)しました。
今の私のテーマは「氷点」を学ぶこと!三浦綾子研究家森下辰衛先生や長谷川与志充先生の講演テープを聴きながら部屋の片付け・・・は、なかなか手が進みません。え?なるほど!そうか!なんてノートに手が伸びることが多過ぎて、家事は予定の半分も捗りませんでしたが、心はたっぷり充たされました。
この「氷点」と「続氷点」によって、「人間」というものと「生きることの意味」が明確になる気がします。
やはり、三浦綾子さんは、素晴らしい作家です!
ところで「氷点」の朗読CDは、7月に完成予定でしたが、やんごとなき事情で大幅に制作が遅れいています。
でも、これは、私がもっと深く「氷点」を知る為に与えられた時間だと捉え、「その時」を、自分自身楽しみにしています。

そして、GW最後の夜、家を抜け出した私が行った先は・・・4月22日のブログに書いたタイ式マサージのお店。なんと、あの翌日のブログへの書き込みに、話題にした施術者Kさん本人から「お世辞ではありませんよ」との書き込みがあったのにはびっくり!「私も富山出身です」に、またまたビックリの私でした。
ブログのことなど、何もお話ししていなかったのに、検索してくださったとは・・・。
予約の午後8時
「彼氏を待つみたいに楽しみにしていましたよ!」とKさん。「私も!きれいにしていかなくちゃとお風呂に入って来ちゃった!」と私。お互いの富山弁に「本物だ!」と大笑いの再会でした。
きけば、Kさんは滑川(なめりかわ)の出身とか。なんとそれは私の父の実家があった海辺の町なのです。
滑川・・・・
祖母の家で水着に着替え、裏口から出て小道を抜けると、目の前に開けた日本海。
浜辺の玉砂利が夏の陽に焼けて、「アッチィ、アッチィ」と飛び跳ねながら水辺へと走った幼かった兄弟。
この海が遊び場だった父が、沖に向かって悠々と泳いで行く姿を頼もしく見つめたこと。
ホタルイカ漁の船上からエメラルドを鏤めたような煌めきを眺めたときの感激。
古き良き日の思い出が次々に蘇りました。
時間が終ったとき「癒されました〜」と言ったのは、今度は私が先!
「氷点」を学び、同郷の癒し手と幼い日の自分に出会った、文字通りのGolden weekでした。
感謝♪





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2010年05月05日

品位の結晶「五線譜」

4月27日の朝日新聞「五線譜」に掲載された「祈りのオルガン まだ弾ける」は、それは素晴らしい記事で、周囲からも大きな反響を呼んでいます。

「生き方を考えさせられた」「疲れただけで右往左往する怠惰な自分が恥ずかしくなった。慰められ、励まされた」「美しく素敵な文章」「記者の書き残したいという思いが伝わる」という声が続々と届いています。
この記事は、書かれた人と書いた人、つまり、松原さんと舩越記者双方の品位の結晶と言えるでしょう。

新聞に、日々のニュースだけでなく、このように人の心を潤す記事が掲載されることに拍手を送りたい気持ちです。






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