2010年12月

2010年12月29日

2010年、一年分の感謝を込めて

今年も余すところあと2日・・・。
これがおそらく今年最後のブログとなりそうです。

2010年・・・走り続けた一年でした。
振り返れば、鈴鹿市教育委員会をはじめ講演が7回、そして旭川と富山での「氷点」など朗読公演が3回。
その間、東京では仕事をしつつ「氷点」の朗読CD制作に邁進しました。
かつて、こんなに人前に立った年も、こんなに原稿作りに追われた年も、そしてこんなに移動した年もなかったように思います。
それらを、一度も体調を崩さずに乗り越えることが出来たのは、本当に恵みとしか思えません。
とはいえ、後半は、神経の疲労を感じずにはいられませんでした。

そんな私に、まるで天からの贈り物のように届いたのが、NTTからの感謝状。
そして朝日新聞に掲載された「氷点」CD紹介の素晴らしい記事でした。

さらに昨日、私のもとに分厚い手紙が届きました。この秋「氷点」朗読講演会にいらした方からです。
「いつも心の中が真っ暗だった自分は「氷点」に共通点をみつけた。
人はなぜ淋しいのだろうか。その淋しさはどこから来るのだろうか。自分の心の中に氷点があった。なくてはならぬもの。生きる力がない。心が凍えた。これらは、私の心に問いかける言葉だった。あれから毎週教会に通っている。神と向き合う生活によって、こんなにも心に平安を覚えることが出来るとは!機会を見て洗礼を受けたい」という内容です。
三浦綾子さんの思いを伝えたいとの私の願いは、確実に伝わったようです。
このような充実感で年の瀬を迎ることが出来た私は、何という幸せものでしょう。

この一年、お招きくださった方々、お聴きくださった方々、助け手、祈り手となってくださった方々、そして、このブログをご支援くださったあなた・・・本当にありがとうございました。

来年も、既に都内をはじめ、広島、北海道、長野などからお招きをいただいています。
どの地にも、大いなる最高の助け手とともにうかがわせていただきます。

1月13日の、新宿朝日カルチャーセンターでの「氷点」公開講座は、あと10席ほど余裕があります。
詳しくは、右側ニュース欄をご覧ください。

それでは、どうぞ祝福に満ちた2011年をお迎えくださいませ。
1年分の感謝を込めて。God bless you !

写真は、12月25日に撮った皇居前のイルミネーションです。
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2010年12月21日

朝日新聞掲載~朗読で「氷点」の世界~

今朝の朝日新聞、東京版、多摩や武蔵野などの西東京版に
<朗読で「氷点」の世界~三浦綾子さんの思い伝えるCD~>
と題し私の朗読CD「氷点」のことが報じられました。
(地域によってタイトルが若干違います)

この記事の取材に訪れた千葉恵理子記者は、若くて、とても気さくで、スラリとした美人。
1時間半ほどの間、録音もせず、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりに花を咲かせたという印象でした。
ですから、記者さんによくある追加質問の電話などが全くないことを、ちょっと不安に思ったりしないでもなかったのです。
ところが、記事を見てびっくり!
私が伝えたいと思ったポイントが、なんと的確にまとめあげられていることでしょう!!

新聞を読んで・・・という反響が、東京のみならず、驚くことに他県からも寄せられいます。
朝日新聞での連載が終わって45年になった「氷点」を、再び朝日新聞でご紹介いただいた、このご縁に感謝でいっぱいです。

この記事は、アサヒコムでご覧いただけます。






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2010年12月16日

小さな町の小さな映画館

このタイトルをご覧になっただけで、ノスタルジーを感じられる方も多いことでしょう。
北海道浦河町に、そんな映画館が現存しています。
「小さな町の小さな映画館」は、大正8年に創業した「大黒座」を紹介するドキュメンタリー映画のタイトルなのです。
長年親しくお付き合いさせていただいている森田恵子さんが、2年間浦河へ通い続けて製作した素晴らしい映画です。実は私、先日このナレーションをさせていただきました。
今日は、心に残ったその内容をご紹介させていただきます。

「大黒座」の四代目のオーナー三上雅弘さんは大の映画好き。
「これだけは見て欲しいという映画が沢山ある」と、観客がたった一人の時も上映を続けています。

この映画の面白いところは、その観客をも追っているところです。
その中の一人、桜井さんは、愛知県で機械設計をしていましたが、生き方を見つめ直し、自然農をしたいと北海道にやって来て、浦河の奥の奥で、一人でにわとりを平飼いしています。
日本産の「モミジ」というにわとりに、北海道産の栄養たっぷりのえさだけを与えたたまごは、まるで芸術品のよう!でも1個40円という価格のせいで、なかなか思うように売れません。
テレビも新聞もない、撹拌器も買えない生活の中、400円のガソリン代をかけて、大黒座に通う桜井さんは言います。
「まあ、普通の人が考えたら、なにをやってるんだろう? となるのかな。そういうものじゃない。
生きているだけで幸せだ。
お金は道具だ。あればあったで、便利。
なきゃあないで、暮らせばいい。
それより、自分の生きたいように生きる方がいい」

また、映画館を続けて欲しくて三上さんと結婚した、妻の佳寿子さんは、こう言います。
「なんとしても映画館を続けたい、と思っていました。
しかし、今は、もし、お客さんが見に来てくれなくなれば、それは、もう、この町に、映画館は要らない、ということ意味しているのだと考えています。
いくら、やめたくない! やめたくない! と思っていても、映画を見に来てもらえなければ、映画館は続けられません。
それでも、映画館を続けられる間は、ずっと映画館の仕事をやっていきたいと思っています」

「あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労ははその日一日だけで十分である」(聖書:マタイの福音書6:34)というイエス・キリストの言葉を彷彿とさせられます。

この映画「小さな町の小さな映画館」は、1月末に試写会。2月に「大黒座」で2週間上映されます。
全国のみなさまにもぜご覧いただきたい映画です。


この映画の余韻に浸っているとき、金の先物取り引きへの勧誘電話がかかって来ました。
「私、お金でお金を増やそうということは、したくないんです」というと、「あなた、人はみんなお金を増やしたいと思っているんですよ!。50万円から出来ますから」
「私におっしゃっても無駄です。そんなお金ありませんから」と返す私に「50万がないなんてことないでしょう。50万もなかったら、この先老後をどうやって生きて行くんですか!?」
・・・人間というのは、なんと様々な世界に生きているものなのでしょうか。


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2010年12月09日

生きる喜びのパワーが宿る言葉!?

5日のブログでご案内したNHK富山「ニュース富山人『富山人に聞く』」
放送が終わって、地元から続々と反響が寄せられています。

この番組のロケは、11月9日のブログに掲載の写真の場所へ、笠井アナを案内する形で行われました。

「立山が教えてくれた生きる喜び」というタイトルをつけていただいたその内容を、ちょっとご紹介します。
富山県中新川郡立山町という、立山の麓の田園地帯で生まれた私ですが、高校卒業までの滞在中、立山に登ったことは一度もありませんでした。
何度も誘ってくれた同級生たち。でも、行くと迷惑をかける・・・運動コンプレックスが強かった私は、誘いを拒み続けていたのです。(もったいない!)
そんな私が初めて立山登山をしたのは、上京して20年余りが経ったとき。大病の翌年でした。
中学の担任だった山川幸子先生から「啓子ちゃん、立山に登らんまい」と、電話をいただいたのです。
「行きます!」私は即座に答えました。運動コンプレックスなどなんのその、退院後の私は、表を歩けるだけで胸が熱くなるほどの感謝を覚えていたのです。
初めて雄山山頂に立ったときの喜び!
ああ、健康を回復した!生きている!なんという大自然の美しさ!
そう、その日は目を見張るばかりの快晴で、立山連邦ばかりか、白山や富士山までも見渡すことが出来たのです。そのとき、私の胸に、生かされていることへの感謝と喜びが沸き起こって来ました。

それからというもの、私は毎年毎年、一人でも立山に登り続けました。

立山は、私にとって母のような存在。いつも傍にいたときには、当たり前に思っていたけれど、離れてみると、見えないことが淋しくて、その存在の大きさを思わされます。

と、こんな内容でした。

今朝のNHK富山のホームページを開いたら、笠井アナの取材メモが掲載されていました。

私の言葉には、生きる喜びのパワーが!?
それは、褒め過ぎとしても、日々生きる喜びを感じていることは確かです。


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2010年12月05日

明日のNHK富山「ニュース富山人」を!

明日12月6日(月)NHK富山18時10分頃「ニュース富山人『富山人に聞く』」のコーナーで、私が紹介される予定です。

私が『富山人だな~』と、思う瞬間は、なんと言っても「立山」を見るたびに覚える感動!
それには・・・・・な、わけがあるのです。
放送では、私の大好きな立山が見えるポイントへ笠井大輔アナを案内し、忘れられない思い出などを話します。
富山にお住まいの方は、ぜひご覧ください。

放送後は、NHK富山のホームページでもご覧いただけるそうです。


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2010年12月03日

NTTと私

10月22日(電電の日)付けで、NTTから感謝状をいただきました。
「NTTグループの各種音声サービスに対して明朗で親しみのある声を提供し、事業の発展に多大な貢献をした」との理由です。
私の方が、NTTに対してどれだけ感謝してもし尽くせないと思っていただけに、驚くやら感激するやらでした。

ここでちょっとNTTと私の関係をご紹介します。
私がNTTの声に選ばれたのは、1980年代の音声合成泰明期でした。
局アナや、よその事務所のナレーターなど、多くの声の中から、電話の周波数に最も合っていて、伝送過程で声が変わらないこと。発声が自然で長続きしそうなことなどの理由で選ばれたとうかがい、そんなに狭き門だったのかと、今頃になって驚いています。

その後、NTTの研究は、実用化に向かってひた走り、気がつけば、私の声は日本中に届いていました。
ちょっとウイキペディアから情報を拝借しますと、
117(時報)/104(番号案内)/115(電報受付)回線混雑時/116(注文・問い合わせ用電話受付センタ)
114(自動お話し中調べ)/113(オペレータ扱のお話し中調べ)/0120(フリーダイアル)受付時間外等/171災害伝言サービス
NTTドコモ携帯(各種音声ガイダンス及び留守番電話サービス時の電話番号読み上げ等)
NTTコミュニケーションズ/ナビダイアル(0570)の通話料と時間のガイダンス。ナビダイアル等の契約内容によっては利用先の名称ガイダンス。
と、言った具合です。

どこへ行っても、あ、あの声!?と親しんでいただけること。その他、NTTあっての今の私。
でも、3000ヘルツの声は、努力で作れるものではありません。
この声をくださった神様に、あらためて感謝です。

写真は携帯電話発祥の地横須賀名物(おみやげコンテスト入賞)携帯サブレー。
NTTSP研究所から「おもしろいものを」と、お送りいただきました。


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