2012年08月

2012年08月31日

夏の終わりに

8月も今日で終わりです。

今日は朝から、9月14日に開催予定の音楽と朗読による「新・平家物語」の練習(詳しくはニュース欄をごらんください)、ナレーションの仕事、ソニープラザで約束の食事、そして、中央線に揺られ日野市役所〜特養へ、父の施設移動の手続き・・・と、相変わらず暑さの中を動き回りました。

毎日大汗をかきながらも体調がどんどんUPして来ているのを感じ、うれしくてなりません。
9月は、公演が3つ。西へ東へと、また忙しくなります。
大変ねと、人には言われますが、私はどうも旅が好きなよう。
ANAからの確認メールに目をやりながら、緊張と期待が入り交じったワクワク感を覚えています。

喉の調子が悪かったときは、人の言葉が必要以上に心につきささったものです。
「声、どうしたの?」「まだダメだね」「声、ヘンよ」「今ひとつね」etc。
それも、今思えば、みんな心配してのこと。
身体が弱っているときというのは、心も脆くなっているのですね。
自分が一番気にしていること、分かりきっていることを指摘されることへの気持ちが分かったのは、良い経験だったと思います。
苦しみと、だからこそ、普通でいられることがどんなに恵みであるかを知った、貴重な春〜夏でした。

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2012年08月14日

声は人格、言葉は知性

昨日、富山から帰りました。
2日間に及んだ全国高総文祭放送部門の審査員の仕事は、朗読部門、アナウンス部門合わせて約300名分を採点し、感想を書き、講評を述べ、賞状を授与するというハードワーク。夕方近くなると後ろ頭がジンジンしびれてくるのを感じました。

総合点で最高賞の文部科学大臣賞に輝いたのは、地元富山県。
ひいき目でなく、そのレベルの高さに驚愕しました。あっぱれ富山!
(私の高校時代、母校雄山高校はNHK放送コンテスト番組部門で全国優勝を果たしました)

言葉で表現することにひた向きに取り組む高校生たち、そしてずっと寄り添って指導なさって来た先生方・・・その情熱と師弟愛から受けた感動は、私にとって、一生忘れられないものとなりそうです。

「声は人格、話し方は品格、言葉は知性、表情は心」という格言を教えてくださった方がいます。

昨今、日本では、声の出し方や言葉づかいなど、話し方にあまり意識が置かれていないことを残念に思っていた私は、この全国の高校生たちの姿勢に明るい希望を見いだすことが出来ました。
「みなさんが中心となって、日本に美しい言葉を広めて行ってください」講評の最後に述べた言葉は私の切実な願いです。




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2012年08月08日

第36回全国高等学校総合文化祭in富山

オリンピック・・・ひたむきに技を競う選手達の姿に感動の連続です。

そして思うのです。高文祭に出場する生徒さんたちも、今頃は最後の調整に懸命なのだろうと。
今年の全国大会の舞台は富山県。
そこで、富山出身の私に放送部門の審査員をとのオファーをいただいたのは2年前のことでした。
2年先の夏・・・生きているのかしら?などと思いながらお受けしたその日が、遂に3日後に迫りました。
この春からの不調で、発表中に咳き込んだらどうしよう?との不安がありましたが、おかげでその心配もなくなり、コンディションが整ったところで出発出来ることに、ただ感謝です。
今まであたりまえに思っていたことが、どんなに大きな恵みだったか!それに気づいた良い経験でした。

出場する生徒さんの中にも、コンディションを崩している人もいるかもしれません。
本番では、自分の声にとらわれ過ぎず、心をこめて伝えることに専念して欲しい。
丸二日の審査は、ハードですが、若いみなさんの努力の結晶を聴かせていただくを楽しみにしています。



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