2012年11月

2012年11月23日

富弘美術館と鈴の鳴る道

今朝、東村の民宿で見た天気予報は、やはり一日雨。
でも、宿のおかみさんは言いました。「今朝はあったかくないから、雨にはならないよ」
その通り!遂に一度も傘をささずに「鈴の鳴る道散策」を堪能することが出来ました。
星野富弘さんが、三浦綾子さんと散歩した農道。高校性だった富弘さんが通りがかりに見た白い十字架。(そこに書かれた「労する者、重荷を負う者、我に来れ」の文字が心に響いた)。活発な少年だった富弘さんが小学校までわざわざ遠回りして遊びながら通った山に面した道。
実際にお会いしたわけではないのに、それらの道は、富弘さんにぐっと近づいた感覚を与えてくれました。

そして、去年の5月以来、再訪問を楽しみにしていた富弘美術館!
音声ガイドから流れる富弘さんご本人の詩の朗読・・・その、味わい深い抑揚は、片手に持ったノートには
書き表せません。
遂に私は、そのガイドを館内のカフェに持ち込みました。
草木湖に面したガラズ張りのこのカフェは、絶景で、一日中いたいくらいです。
終わりに近い紅葉を水面に映す湖を眺めながら、じっくりと聴く富弘さんの明るく暖かな声・・・至福のひとときでした。

わたらせ渓谷鉄道の車窓から、暮れ行く景色を眺めながら、やはり大きな愛の中にいるのだという幸福感が胸に広がった、今回の旅でした。

timesignal_117 at 23:40|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

2012年11月21日

200人をハグ!?

一昨日、ふるさと富山の機関誌の取材がありました。
富山から東京へ日帰りで取材に訪れた女性記者Jさんは「この人になら何でも聞いて欲しい!」と思わせる暖かさと感性の方。まるで旧友との再会のように話がはずみました。
なんと昨年富山鹿島町教会で開催された朗読会「星野富弘人と詩の世界」にいらしていたというJさん、そのときの感想を次のように語って下さいました。
「中村さんの朗読は、私ひとりに語りかけられてるようで、思わず泣いてしまって・・・でも、ふと気がついたら隣の席の人たちもみんな泣いとられるがだちゃ。何だか、200人みんなが中村さんにハグされてるみたいでしたよ」
私が200人をハグ!?なんという表現でしょう!かつて聞いたことのないその言葉に大きな感動を覚えた私でした。
でも、考えてみると、客席のみなさんは、星野富弘さんの作品に感動なさったのですから、ハグしていたのは、富弘さん。そしてその背後に富弘さんをハグし、私をハグし、200人のお客様全員をハグしていてくださっていた大いなる存在がある。そんな光景が、まるで絵のように浮かんで来ました。
そうだ!このイメージがあれば、この先安心して朗読が出来るにちがいない!
Jさん、ありがとうございました。

明後日は、富弘さんを囲む会主催の「鈴の鳴る道散策」があり、明日群馬県みどり市に向います。
23日は、お天気が荒れるとの予報・・・。でも、私たちは、ハグされながら歩くから大丈夫ですよね、神様!









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2012年11月05日

府中市美術館「ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅」

秋晴れの日曜日の昨日、色づきはじめた府中の森の木々の葉は、強い陽の光に輝いていました。
「府中市美術館」・・・2000年の開館以来、通い続けているこの美術館は、訪れる度に自然の息吹に触れることが出来る癒しのスポットでもあります。

今、開催されているのは、ベルギーのシュルレアリスム(シュールリアリズムというのは、英語的なのだそう)画家、「ポール・デルヴォー展」 
音声ガイドを担当している私は、いつもお世話になっている学芸員 音ゆみ子さんの講演に合わせ、会期も終わりに近いこの日を選びました。

この展覧会は、テレビや新聞など、メディアに取りあげられたこともあり、大変な賑わい。絵画が好きな日本人がこんなにいらしゃるのだと、なんだかうれしくなりました。

「夢に、デルヴォー」という今回のキャチコピーは、なんと適切にこの世界を現しているのでしょう!
そこに展開される超現実の世界にすっかり魅了され、まさに夢をめぐる旅をした心地でした。

そして、講演会場へ。15分前に入場したときには、すでにほとんどの席が埋め尽くされていて、ここでもその人気に驚きました。
1時間半に及ぶ音さんの解説の素晴らしさ!完全に聴き手の心を引きつけ続けました。やはり、この日を選んだのは正解でした。

会期は、今月11日まで。もっと早くにお知らせすれば良かったと悔やまれますが、残る1週間のうちに、ぜひご覧いただければと思います。

公園に面したティールームでのひとときや、府中の森の散策にも絶好の季節です。

timesignal_117 at 10:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2012年11月02日

記憶に自信がないと・・・

記憶力に自信がない私。
Mさんから「お願いした写真の件、よろしく」とのメールが届いた。???全く記憶にない。困惑しつつ思い切って返信した。「どうしましょう?この頃しばしば物忘れが・・・・」と。即座にMさんから電話が。「記念の出版物に掲載するための顔写真をFacebookのメッセージ欄でお願いしたんです」と。
私は、それを読んでいなかったのだ。ああよかった!危うく痴ほう外来へ行くところだった。
それにしても、返信の最後に書きかけたあの言葉、削除して送ってよかった!それは・・・「キリンのですか?」だった。

さてさて朗読会のご案内です。
<朗読とバイオリンによる「氷点」の新しい世界>
朗読:中村啓子 バイオリン:(元東京交響楽団)渡辺康子
日時:11月8日(木)11:00〜14:00(12:30からはランチ)
会場:日野キリスト教会(中央線日野駅徒歩5分)
会費:1000円
お申し込み:日野キリスト教会TEL:042-583-3680

私が通っている、とてもアットホームな教会です。
どなたでもお越しください。要予約です。




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